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その後、1929-30シーズンに再昇格すると1953-54シーズンに降格するまでトップリーグでの地位を保った。
その後、1929-30シーズンに再昇格すると1953-54シーズンに降格するまでトップリーグでの地位を保った。
しかし、1954-55シーズン以降は2部において昇格争いに加わることなく、1965-66シーズンには3部まで降格した。1年で2部に昇格したものの1974-75シーズンにトップリーグ昇格をするまで2部で長きを過ごした。1981-82シーズンに2部に降格すると1985-86シーズンには再び3部降格するなど低迷を極めた。1986-87、1987-88と2シーズン連続で昇格し、1年で降格したもののトップリーグ復帰を果たす。3年間2部で戦った後、1992-93には前年にプロサッカーリーグの改編に伴い新設された[[プレミアリーグ]]へ初昇格した。その後、1992-93、1996-97と[[フットボールリーグ・チャンピオンシップ]]へ2度の降格を経験したものの、1998-99シーズンに昇格以降は、2004-05シーズンのプレミアリーグ発足後最高の7位終了や、2003-04シーズンに現在までクラブ唯一のタイトルであるリーグカップ獲得。更には2005-06シーズンのUEFAカップ準優勝などプレミアリーグでも中堅クラスのチームとなった。
しかし、1954-55シーズン以降は2部において昇格争いに加わることなく、1965-66シーズンには3部まで降格した。1年で2部に昇格したものの1974-75シーズンにトップリーグ昇格をするまで2部で長きを過ごした。1981-82シーズンに2部に降格すると1985-86シーズンには再び3部降格するなど低迷を極めた。1986-87、1987-88と2シーズン連続で昇格し、1年で降格したもののトップリーグ復帰を果たす。3年間2部で戦った後、1992-93には前年にプロサッカーリーグの改編に伴い新設された[[プレミアリーグ]]へ初昇格した。その後、1992-93、1996-97と[[フットボールリーグ・チャンピオンシップ]]へ2度の降格を経験したものの、1998-99シーズンに昇格以降は、2004-05シーズンのプレミアリーグ発足後最高の7位終了や、2003-04シーズンに現在までクラブ唯一のタイトルであるリーグカップ獲得。更には2005-06シーズンのUEFAカップ準優勝などプレミアリーグでも中堅クラスのチームとなった。

しかし、2008-09シーズンは5戦連続負けなしなど一時的に浮上の兆しを見せたものの、シーズンを通じ下位に低迷。最終節の[[ウェストハム・ユナイテッドFC|ウェストハム]]戦に敗れると翌シーズンは1997-98シーズン以来、フットボールリーグ・チャンピオンシップで戦うことが決まった。2009-10シーズンは、サウスゲートが解任され、新監督に[[ゴードン・ストラカン]]が就任。冬の移籍市場では[[セルティックFC|セルティック]]時代の教え子である[[スティーヴン・マクマナス]]、[[クリス・キレン]]などを獲得したが11位となり1年でのプレミアリーグ復帰はならなかった。2010-11シーズンも12位。2011-12シーズンは7位で惜しくもプレミアリーグ復帰はならなかった。2012-13シーズンは16位、2013-14シーズンは12位だった。
しかし、2008-09シーズンは5戦連続負けなしなど一時的に浮上の兆しを見せたものの、シーズンを通じ下位に低迷。最終節の[[ウェストハム・ユナイテッドFC|ウェストハム]]戦に敗れると翌シーズンは1997-98シーズン以来、フットボールリーグ・チャンピオンシップで戦うことが決まった。2009-10シーズンは、サウスゲートが解任され、新監督に[[ゴードン・ストラカン]]が就任。冬の移籍市場では[[セルティックFC|セルティック]]時代の教え子である[[スティーヴン・マクマナス]]、[[クリス・キレン]]などを獲得したが11位となり1年でのプレミアリーグ復帰はならなかった。2010-11シーズンも12位。2011-12シーズンは7位で惜しくもプレミアリーグ復帰はならなかった。2012-13シーズンは16位、2013-14シーズンは12位、2014-15シーズンは4位([[フットボールリーグ・プレーオフ2015|プレーオフ]]の末、3位・[[ノリッジ・シティFC|ノリッジ]]に敗戦)だった。2015-16シーズンは2位でフィニッシュし、2008-09シーズン以来8年ぶりの1部昇格を果たした。


== タイトル ==
== タイトル ==

2016年5月15日 (日) 03:12時点における版

ミドルズブラFC
原語表記 Middlesbrough Football Club
愛称 ボロ(Boro)
クラブカラー 赤と白
創設年 1876年
所属リーグ フットボールリーグ
所属ディビジョン チャンピオンシップ
ホームタウン ミドルズブラ
ホームスタジアム リヴァーサイド・スタジアム
収容人数 35,049
代表者 イングランドの旗 スティーブ・ギブソン
監督 スペインの旗 アイトール・カランカ
公式サイト 公式サイト
ホームカラー
アウェイカラー
テンプレート(ノート)サッカークラブPJ

ミドルズブラ・フットボール・クラブMiddlesbrough Football Club [ˈmɪdəlzbrə]))は、イングランドミドルズブラに本拠地を置くサッカークラブ。

2015-16シーズンはフットボールリーグ・チャンピオンシップに所属していたが、2016-17シーズンからはプレミアリーグに復帰する予定。

2003-04シーズンはリーグ戦で11位ながらも、フットボールリーグカップで優勝を果たした。2005-06シーズンはリーグ14位に終わるも、UEFAカップでは準々決勝・準決勝と奇跡的な大逆転劇を続けざまに演じ英国中のファンを湧かせた。決勝でセビージャFCに敗れたものの、準優勝を果たした。

歴史

1876年、ミドルズブラ・クリケットクラブによってアルバートパークホテルでの会議によって創設された。

1903年にトップリーグを昇格を果たすと第一次世界大戦での中断時期を挟んで1923-24シーズンに降格するまで優勝するには至らないがトップリーグを戦いの場としていた。 その後、1929-30シーズンに再昇格すると1953-54シーズンに降格するまでトップリーグでの地位を保った。 しかし、1954-55シーズン以降は2部において昇格争いに加わることなく、1965-66シーズンには3部まで降格した。1年で2部に昇格したものの1974-75シーズンにトップリーグ昇格をするまで2部で長きを過ごした。1981-82シーズンに2部に降格すると1985-86シーズンには再び3部降格するなど低迷を極めた。1986-87、1987-88と2シーズン連続で昇格し、1年で降格したもののトップリーグ復帰を果たす。3年間2部で戦った後、1992-93には前年にプロサッカーリーグの改編に伴い新設されたプレミアリーグへ初昇格した。その後、1992-93、1996-97とフットボールリーグ・チャンピオンシップへ2度の降格を経験したものの、1998-99シーズンに昇格以降は、2004-05シーズンのプレミアリーグ発足後最高の7位終了や、2003-04シーズンに現在までクラブ唯一のタイトルであるリーグカップ獲得。更には2005-06シーズンのUEFAカップ準優勝などプレミアリーグでも中堅クラスのチームとなった。

しかし、2008-09シーズンは5戦連続負けなしなど一時的に浮上の兆しを見せたものの、シーズンを通じ下位に低迷。最終節のウェストハム戦に敗れると翌シーズンは1997-98シーズン以来、フットボールリーグ・チャンピオンシップで戦うことが決まった。2009-10シーズンは、サウスゲートが解任され、新監督にゴードン・ストラカンが就任。冬の移籍市場ではセルティック時代の教え子であるスティーヴン・マクマナスクリス・キレンなどを獲得したが11位となり1年でのプレミアリーグ復帰はならなかった。2010-11シーズンも12位。2011-12シーズンは7位で惜しくもプレミアリーグ復帰はならなかった。2012-13シーズンは16位、2013-14シーズンは12位、2014-15シーズンは4位(プレーオフの末、3位・ノリッジに敗戦)だった。2015-16シーズンは2位でフィニッシュし、2008-09シーズン以来8年ぶりの1部昇格を果たした。

タイトル

国内タイトル

国際タイトル

なし

過去の成績

シーズン ディビジョン FA
カップ
リーグ
カップ
欧州カップ その他 最多得点者
リーグ 順位 試合数 得点 失点 勝ち点 選手 得点
1992-93 プレミア 21位 42 11 11 20 54 75 44 4回戦敗退 2回戦敗退 ポール・ウィルキンソン 15
1993-94 ディビジョン1 9位 46 18 13 15 66 54 67 3回戦敗退 3回戦敗退 アングロ=イタリアン・カップグループステージ敗退 ジョン・ヘンドリー 20
1994-95 ディビジョン1 1位 46 23 13 10 67 40 82 3回戦敗退 3回戦敗退 アングロ=イタリアン・カップグループステージ敗退 ジョン・ヘンドリー 17
1995-96 プレミア 12位 38 11 10 17 35 50 43 4回戦敗退 4回戦敗退 ニック・バーンビー 9
1996-97 プレミア 19位 38 10 12 16 51 60 39 準優勝 準優勝 ファブリッツィオ・ラバネッリ 31
1997-98 ディビジョン1 2位 46 27 10 9 77 41 91 4回戦敗退 準優勝 ポール・マーソン 16
1998-99 プレミア 9位 38 12 15 11 48 54 51 3回戦敗退 3回戦敗退 ハミルトン・リカルド 18
1999-2000 プレミア 12位 38 14 10 14 46 52 52 3回戦敗退 準々決勝敗退 ハミルトン・リカルド 14
2000-01 プレミア 14位 38 9 15 14 44 44 42 4回戦敗退 3回戦敗退 アレン・ボクシッチ 12
2001-02 プレミア 12位 38 12 9 17 35 47 45 準決勝敗退 3回戦敗退 アレン・ボクシッチ 8
2002-03 プレミア 11位 38 13 10 15 48 44 49 3回戦敗退 3回戦敗退 マッシモ・マッカローネ 9
2003-04 プレミア 11位 38 13 9 16 44 52 48 4回戦敗退 優勝 ジュニーニョ・パウリスタ 9
2004-05 プレミア 7位 38 14 13 11 53 46 55 4回戦敗退 4回戦敗退 UEFAカップベスト16 ジミー・フロイド・ハッセルバインク 16
2005-06 プレミア 14位 38 12 9 17 48 58 45 準決勝敗退 3回戦敗退 UEFAカップ準優勝 ヤクブ・アイェグベニ 19
2006-07 プレミア 12位 38 12 10 16 44 49 46 6回戦敗退 2回戦敗退 マーク・ヴィドゥカ 19
2007-08 プレミア 13位 38 10 12 16 43 53 42 6回戦敗退 3回戦敗退 スチュワート・ダウニング 10
2008-09 プレミア 19位 38 7 11 20 28 57 32 6回戦敗退 3回戦敗退 トゥンジャイ・シャンル 8
2009-10 チャンピオン 11位 46 16 14 16 58 50 62 3回戦敗退 2回戦敗退 アダム・ジョンソン 11
2010-11 チャンピオン 12位 46 17 11 18 68 68 62 3回戦敗退 2回戦敗退 スコット・マクドナルド 14
2011-12 チャンピオン 7位 46 18 16 12 52 51 70 4回戦敗退 3回戦敗退 マルヴィン・エムネス 18
2012-13 チャンピオン 16位 46 18 5 23 61 70 59 5回戦敗退 準々決勝敗退 スコット・マクドナルド 13
2013-14 チャンピオン 12位 46 16 16 14 62 50 64 3回戦敗退 1回戦敗退 アルバート・アドマー 12
2014-15 チャンピオン 4位 46 25 10 11 68 37 85 5回戦敗退 3回戦敗退 パトリック・バンフォード 19
2015-16 チャンピオン 2位 46 26 11 9 63 31 89

現所属メンバー

2016年1月18日現在

注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。

No. Pos. 選手名
1 GK ギリシャ ディミトリオス・コンスタントプロス
2 DF スペイン ダミア・ペレス
3 DF イングランド ジョージ・フレンド (第3主将)
4 DF スペイン ダニエル・アジャラ
5 DF ベネズエラ フェルナンド・アモレビエタ ()
6 DF イングランド ベン・ギブソン
7 MF イングランド グラント・リードビター ()
8 MF イングランド アダム・クレイトン
9 FW スペイン キケ
10 MF ウルグアイ カルロス・デ・ペナ
13 GK スペイン トマス・メヒアス
15 DF イングランド アレックス・バプティスト
16 DF イングランド ジャック・スティーヴンス
No. Pos. 選手名
18 FW ウルグアイ クリスティアン・ストゥアニ ()
19 MF イングランド スチュワート・ダウニング
23 FW スペイン キケ・ソラ
24 FW 赤道ギニア エミリオ・エンスエ ()
25 GK イタリア ミカエル・アガッツィ
26 DF チェコ トマーシュ・カラス
27 MF ガーナ アルバート・アドマー ()
31 FW イタリア ディエゴ・ファッブリーニ
34 MF イングランド アダム・フォーショウ
35 FW イングランド デヴィッド・ニュージェント
39 DF イングランド ジョナサン・ウッドゲート
-- FW スコットランド ジョーダン・ローズ

※括弧内の国旗はその他の保有国籍を、星印はEU圏外選手を示す。

ローン移籍選手

in

注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。

No. Pos. 選手名
5 DF ベネズエラ フェルナンド・アモレビエタ (フラム)
16 DF イングランド ジャック・スティーヴンス (サウサンプトン)
23 FW スペイン キケ・ソラ (アスレティック・ビルバオ)
No. Pos. 選手名
25 GK イタリア ミカエル・アガッツィ (ミラン)
26 DF チェコ トマーシュ・カラス (チェルシー)
31 FW イタリア ディエゴ・ファッブリーニ (ワトフォード)
out

注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。

No. Pos. 選手名
11 MF ガンビア ムスタファ・カラヨル (リーズ)
12 GK イングランド コナー・リップリー (マザーウェル)
14 DF オーストラリア リース・ウィリアムズ (チャールトン)
17 DF イングランド ジェームズ・ハズバンド (ハダースフィールド)
No. Pos. 選手名
20 MF イングランド アダム・リーチ (プレストン)
28 MF イングランド ブライン・モリス (コヴェントリー・シティ)
36 DF イングランド ブラッド・ハリディ (ハートリプール)

2015-16シーズン移籍

歴代監督

歴代所属選手

関連項目

脚注

外部リンク

公式
ニュース
その他