ハル・シティAFC

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動
ハル・シティAFC
原語表記 Hull City Association Football Club
愛称 The Tigers(タイガーズ)
クラブカラー     オレンジ・    黒(ブラック)
創設年 1904年
所属リーグ フットボールリーグ
所属ディビジョン EFLリーグ1
ホームタウン キングストン・アポン・ハル
ホームスタジアム KC North Stand.JPGKCOMスタジアム
収容人数 25,586[1]
代表者 エジプトの旗 アッセム・アラム
監督 北アイルランドの旗 グラント・マッキャン
公式サイト 公式サイト
ホームカラー
アウェイカラー
サードカラー
テンプレート(ノート)サッカークラブPJ

ハル・シティ・アソシエーション・フットボール・クラブHull City Association Football Club[2])は、イングランドヨークシャーキングストン・アポン・ハルをホームタウンとするプロサッカークラブである。愛称は「タイガーズ(The Tigers)」。

概要[編集]

1904年に創立した。現在のホームスタジアムはヨークシャーキングストン・アポン・ハルKCOMスタジアム(収容人員は25,450人)。クラブカラーはオレンジと黒。黄色地に黒の縦縞が特徴的なユニフォームを使用しており愛称は「タイガーズ(The Tigers)」。チームロゴにも虎が描かれている。

歴史[編集]

1904年に創設された100年以上の歴史を持つサッカークラブ。当時ハルの本拠地であるキングストン・アポン・ハルのあるヨークシャー州ハルFCハル・キングストン・ローヴァーズといったラグビーリーグチームの人気が支配的で、FAはそこにサッカーを導入しようとする計画を立てていて、その一環として1904年7月創設された。1905年にFAに加盟。1930年代はカップ戦でのアウトサイダーとして鳴らしたがそれもチームの3部降格で消えた。その後5、60年は大きなタイトルは全くと言っていいほど獲得できず、長く下部リーグ(主に3部)を主戦場にしてきたが、近年では、2003-04、2004-05シーズンに2シーズン続けて昇格する躍進も見せている。

2005-06シーズンから参戦しているチャンピオンシップでは、2シーズン連続でリーグ残留を果たし、3シーズン目となった2007-08シーズンでは強豪を押しのけ、クラブ創設以来最高位となる3位でシーズンを終え、プレミアリーグへの昇格プレーオフ進出の権利を獲得した。ホーム・アンド・アウェー方式で行われた昇格プレーオフでは、初戦でワトフォードに、2試合合計6-1と快勝し、続くプレーオフ決勝ではこちらも創設以来初めてとなるトップリーグ昇格を狙うブリストル・シティと対戦、試合は地元出身の大ベテラン、ディーン・ウィンダスのゴールでブリストル・シティを1-0で破り、ついにクラブ創設以来初となるトップリーグ昇格が決定した。チーム創設からプレミアリーグ初昇格までの期間としてはレディングに次いで2番目に遅い記録である。

初のトップリーグとなった2008-09シーズンの序盤は、アウェイでニューカッスルアーセナルトッテナムを破った他、これまたアウェイで敗れはしたもののマンチェスターU相手に3-4と好勝負を演じるなど旋風を巻き起こし、一時は3位まで上り詰めた。しかし、選手層の薄さや対戦相手に研究され始めたことから、シーズン中盤から後半戦はほとんど勝つことができず、残り2試合の時点で降格圏内の18位にまで順位を落とした。更に、勝てば残留となるホームでの最終節でも敗れた。しかし、序盤に獲得した勝ち点と残留を争っていたニューカッスルとミドルスブラが共に敗戦という状況にも助けられ、辛うじて残留を果たすことができた。ところが、翌2009-10シーズンは19位となり、2部に降格した。

2010年末よりエジプト人アッセム・アラムがオーナーに就任。徐々にチーム力を高め、2013-14シーズンには4季ぶりにプレミアリーグへ復帰した。2013年にオーナーのアラムが独断に基づき「ビジネス的に響きがいい」という理由でクラブ名を「ハル・タイガーズ」に改名する申請を行ったが[3]、伝統を重んじるサポーターから猛反発を受けた。2014年4月9日、FAは名称変更を求めたハル・シティの申請を棄却したことを発表した[4]。同年5月17日には110年のクラブ史における初の主要タイトル獲得をかけ、アーセナルFAカップ決勝を戦ったが、2点のリードを守りきれず2-3で敗れ準優勝に終わった[5]

2014-15シーズンは18位となり、チャンピオンシップ降格が決まった。2015-16シーズンはチャンピオンシップを4位で終えたが、昇格プレーオフで5位ダービー、6位シェフィールド・ウェンズデーを相次いで破り、1年でプレミアリーグ復帰を果たした。2016-17シーズンは18位となり、プレミアリーグからの降格が決定した後の2017年5月25日、マルコ・シウバ監督が辞任した。[6]2017-18シーズンは6月9日、レオニード・スルツキーが就任したが、[7]低迷が続き、12月3日、双方の合意により、アシスタントコーチのオレグ・ヤロヴィンスキーと共にクラブを退団した。[8]12月7日、ナイジェル・アドキンスがアシスタントコーチのアンディ・クロスビーと共に1年半契約で監督に就任し、[9][10]最終的に18位でシーズンを終えた。

タイトル[編集]

国内タイトル[編集]

  • フットボールリーグ・サードディヴィジョン1:1回
    • 1965-66
  • フットボールリーグ・サードディヴィジョン・ノース:2回
    • 1932-33, 1948-49

国際タイトル[編集]

なし

過去の成績[編集]

シーズン ディビジョン FAカップ リーグ
カップ
その他 最多得点者
リーグ 順位
1993-94 ディビジョン2 46 18 14 14 62 54 68 9位 2回戦敗退 1回戦敗退 フットボールリーグトロフィー 北セクショングループステージ敗退 ディーン・ウィンダス 24
1994-95 ディビジョン2 46 21 11 14 70 57 74 8位 1回戦敗退 1回戦敗退 フットボールリーグトロフィー 北セクショングループステージ敗退 ディーン・ウィンダス 17
1995-96 ディビジョン2 46 5 16 25 36 78 31 24位 1回戦敗退 2回戦敗退 フットボールリーグトロフィー 北セクション2回戦敗退 ディーン・ウィンダス 8
1996-97 ディビジョン3 46 13 18 15 44 50 57 17位 2回戦敗退 1回戦敗退 フットボールリーグトロフィー 北セクション2回戦敗退 デュアン・ダービー 20
1997-98 ディビジョン3 46 11 8 27 56 83 41 22位 1回戦敗退 3回戦敗退 フットボールリーグトロフィー 北セクション2回戦敗退 デュアン・ダービー 15
1998-99 ディビジョン3 46 14 11 21 44 62 53 21位 3回戦敗退 2回戦敗退 フットボールリーグトロフィー 北セクション2回戦敗退 デイビッド・ブラウン 14
1999-00 ディビジョン3 46 15 14 17 43 43 59 14位 3回戦敗退 2回戦敗退 フットボールリーグトロフィー 北セクション準々決勝敗退 ジョン・エア 12
2000-01 ディビジョン3 46 19 17 10 47 39 74 6位 1回戦敗退 1回戦敗退 フットボールリーグトロフィー 北セクション1回戦敗退 ジョン・エア 7
2001-02 ディビジョン3 46 16 13 17 57 51 61 11位 2回戦敗退 2回戦敗退 フットボールリーグトロフィー 北セクション準決勝敗退 ガリー・アレクサンダー 23
2002-03 ディビジョン3 46 14 17 15 58 53 59 13位 1回戦敗退 1回戦敗退 フットボールリーグトロフィー 北セクション1回戦敗退 スチュアート・エリオット 12
2003-04 ディビジョン3 46 25 13 8 82 44 88 2位 1回戦敗退 1回戦敗退 フットボールリーグトロフィー 北セクション2回戦敗退 ベン・バージェス 18
2004-05 リーグ1 46 26 8 12 80 53 86 2位 3回戦敗退 1回戦敗退 フットボールリーグトロフィー 北セクション1回戦敗退 スチュアート・エリオット 29
2005-06 チャンピオン 46 12 16 18 49 55 52 18位 3回戦敗退 1回戦敗退 スチュアート・エリオット 7
2006-07 チャンピオン 46 13 10 23 51 67 49 21位 3回戦敗退 3回戦敗退 ディーン・ウィンダス 8
2007-08 チャンピオン 46 21 12 13 65 47 75 3位 3回戦敗退 3回戦敗退 フレイザー・キャンベル
ディーン・ウィンダス
15
2008-09 プレミア 38 8 11 19 39 64 35 17位 6回戦敗退 2回戦敗退 ジェオヴァンニ 8
2009-10 プレミア 38 6 12 20 34 75 30 19位 3回戦敗退 3回戦敗退 スティーヴン・ハント 6
2010-11 チャンピオン 46 16 17 13 52 50 65 11位 3回戦敗退 2回戦敗退 マッティ・フライアット 9
2011-12 チャンピオン 46 19 11 16 47 44 68 8位 4回戦敗退 1回戦敗退 マッティ・フライアット 16
2012-13 チャンピオン 46 24 7 15 61 52 79 2位 4回戦敗退 2回戦敗退 ロベルト・コレン 9
2013-14 プレミア 38 10 7 21 38 53 37 16位 準優勝 4回戦敗退 マッティ・フライアット 6
2014-15 プレミア 38 8 11 19 33 51 35 18位 3回戦敗退 3回戦敗退 ニキツァ・イェラヴィッチ 8
2015-16 チャンピオン 46 24 11 11 69 35 83 4位 5回戦敗退 5回戦敗退 アベル・エルナンデス 22
2016-17 プレミア 38 9 7 22 37 80 34 18位 4回戦敗退 準決勝敗退 ロバート・スノッドグラス 9
2017-18 チャンピオン 46 11 16 19 70 70 49 18位 5回戦敗退 2回戦敗退 ジャロッド・ボーエン 15
2018-19 チャンピオン 46 17 11 18 66 68 62 13位 3回戦敗退 2回戦敗退 ジャロッド・ボーエン 22
2019-20 チャンピオン 46 12 9 25 57 87 45 24位 4回戦敗退 2回戦敗退 ジャロッド・ボーエン 17
2020-21 リーグ1 46

現所属メンバー[編集]

2018-19シーズン 基本フォーメーション

Soccer Field Transparant.svg


2020年2月1日現在[11]
No. Pos. 選手名
1 イングランドの旗 GK ジョージ・ロング
2 アメリカ合衆国の旗 DF エリック・リーハイ (Flag of Poland.svg)
3 イングランドの旗 DF ライアン・タファゾリ (Flag of Iran.svg)
4 オランダの旗 DF ヨルディ・デ・ヴァイス (Flag of Belgium.svg)
5 イングランドの旗 DF リース・バーク
6 イングランドの旗 MF ケビン・スチュワート (Flag of Jamaica.svg)
7 フランスの旗 MF ダヴィド・ミリンコヴィッチ (Flag of Serbia.svg)
8 イングランドの旗 MF ダニエル・バティ
9 イングランドの旗 FW トム・イーブス
10 スペインの旗 MF ジョン・トラル
11 ポーランドの旗 MF カミル・グロシツキ
12 イングランドの旗 GK ウィリアム・マンニオン
13 イングランドの旗 GK マット・イングラム
14 マリ共和国の旗 FW ヌハ・ディッコ (Flag of France.svg)
15 イングランドの旗 DF アンガス・マクドナルド
No. Pos. 選手名
16 イングランドの旗 DF ロビー・マッケンジー
18 イングランドの旗 MF ジョージ・ハニーマン
19 イングランドの旗 MF ジョシュ・ボウラー
21 イングランドの旗 DF ブランドン・フレミング
22 ノルウェーの旗 MF マルクス・ヘンリクセン (Captain sports.svg) ★
23 スコットランドの旗 DF スティーブン・キングスレー
25 イングランドの旗 DF マシュー・ペニントン
26 オーストラリアの旗 DF カラム・エルダー (Flag of England.svg)
27 北アイルランドの旗 FW ジョシュ・マゲニス
29 イングランドの旗 DF ルイス・リトソン
31 イングランドの旗 FW キーン・ルイス=ポッター
34 イングランドの旗 MF タイラー・ハミルトン
36 オーストラリアの旗 MF ジャクソン・アーバイン (Flag of Scotland.svg)
37 ポルトガルの旗 MF レオナルド・ダ・シウバ・ロペス

※括弧内の国旗はその他の保有国籍を、星印はEU圏外選手を示す。

監督

ローン移籍選手[編集]

in
No. Pos. 選手名
19 イングランドの旗 MF ジョシュ・ボウラー (エヴァートンFC)
No. Pos. 選手名
25 イングランドの旗 DF マシュー・ペニントン (エヴァートンFC)

歴代監督[編集]

歴代所属選手[編集]

GK[編集]

DF[編集]

MF[編集]

FW[編集]

脚注[編集]

  1. ^ EFL Official Website - Hull City”. EFL (2019年1月3日). 2019年1月3日閲覧。
  2. ^ [ˈhʌl ˈsɪti]
  3. ^ 金満、無知、放縦…傍若無人な素人オーナーがプレミアリーグを侵食 Soccer King 2014年1月28日
  4. ^ FA、ハルの名称変更を認めず Football Channel 2014年4月10日
  5. ^ アーセナル、逆転で11回目のFAカップ制覇 UEFA.com 2014年5月17日
  6. ^ “Marco Silva: Hull City manager resigns after the club's relegation”. BBC Sport. (2017年5月25日). https://www.bbc.co.uk/sport/football/40043130 2017年6月3日閲覧。 
  7. ^ Template:Cite webの呼び出しエラー:引数 archiveurlarchivedate は両方を指定してください。Tigers Confirm Leonid Slutsky As Head Coach”. Hull City A.F.C. (2017年6月9日). 2017年6月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年6月9日閲覧。
  8. ^ “Slutsky Departs By Mutual Consent”. Hull City A.F.C. season. (2017年12月3日). https://www.hullcitytigers.com/news/articles/2017/201718-slutsky-departs-by-mutual-consent/ 2017年12月3日閲覧。 
  9. ^ “Nigel Adkins: Hull City appoint former Southampton and Reading boss”. BBC Sport (BBC). (2017年12月7日). https://www.bbc.co.uk/sport/football/42223717 2017年12月7日閲覧。 
  10. ^ “Tigers Appoint Nigel Adkins”. Hull City A.F.C.. (2017年12月7日). https://www.hullcitytigers.com/news/articles/2017/201718-nigel-adkins/ 2017年12月7日閲覧。 
  11. ^ First Team”. ハル・シティAFC. 2019年8月14日閲覧。

外部リンク[編集]