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* 独占生中継! 第82回アカデミー賞授賞式(2010年[[3月8日]]、WOWOW)
* 独占生中継! 第82回アカデミー賞授賞式(2010年[[3月8日]]、WOWOW)
* Lifeという奇跡(2010年4月、WOWOW)
* Lifeという奇跡(2010年4月、WOWOW)
* [[Mr.サンデー]](2010年[[4月18日]] - 、フジテレビ・[[関西テレビ放送|関西テレビ]])
* [[Mr.サンデー]](2010年[[4月18日]] - 2013年[[3月24日]] 、フジテレビ・[[関西テレビ放送|関西テレビ]])
* 独占生中継! 第52回グラミー賞授賞式(2010年[[4月27日]]、WOWOW)
* 独占生中継! 第52回グラミー賞授賞式(2010年[[4月27日]]、WOWOW)
* [[プロジェクトWISDOM|プロジェクトWISDOM(2012年3月まで)→グローバルディベートWISDOM(2012年5月以降)]](2010年[[4月29日]] - 2010年度は不定期・2011年度以降は毎月最終土曜、[[NHK衛星第1テレビジョン|NHK-BS1]])
* [[プロジェクトWISDOM|プロジェクトWISDOM(2012年3月まで)→グローバルディベートWISDOM(2012年5月以降)]](2010年[[4月29日]] - 2010年度は不定期・2011年度以降は毎月最終土曜、[[NHK衛星第1テレビジョン|NHK-BS1]])

2013年3月24日 (日) 14:15時点における版

たきがわ クリステル
滝川 クリステル
Christel Takigawa
プロフィール
本名 滝川・ラルドゥ・クリステル・雅美
(日本名:滝川 雅美)
愛称 滝クリ
クリステル
出身地 フランスの旗 フランスパリ
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1977-10-01) 1977年10月1日(46歳)
血液型 AB型
最終学歴 青山学院大学文学部フランス文学科
所属事務所 フォニックス
職歴共同テレビアナウンサー(フジテレビへ出向の後、専属契約)
活動期間 2000年 -
ジャンル 報道番組
出演番組・活動
出演経歴FNNスーパーニュース
ニュースJAPAN
新報道プレミアA
備考
入社後3年間はフジテレビに研修出向。
2009年9月までフジテレビと専属契約を結んでいた。

滝川 クリステル(たきがわ クリステル、Christel Takigawa、1977年10月1日 - )はタレントフリーアナウンサー。本名、滝川・ラルドゥ・クリステル・雅美 (Takigawa Lardux Christel Masami) 、日本名、滝川 雅美(たきがわ まさみ)。 通称は滝クリクリステル

父がフランス人、母が日本人のハーフ。出生地はフランスパリ。来日後は兵庫県神戸市に在住。母親が神戸市内の出身であった。その後、東京都内へ転居。

弟はモデルの滝川ロラン、母方の従兄弟に、フリーキャスターの目黒陽子、俳優の滝川英治がいる。 祖父は市会議員もつとめた滝川勝三。曾祖母の滝川イネは日本の婦人運動の草分け的存在。[要出典]

来歴・人物

フランス・パリに生まれ、3歳の時に家族で来日し、母親の出身地である神戸市へ移住。小学校6年生の時、父親の転勤で再び渡仏。約1年間滞在し日本へ来る。世田谷区立砧中学校東京都立青山高等学校青山学院大学文学部フランス文学科卒業後、2000年フジテレビを受験し、最終選考まで残るが不合格となる。

だが、他局に採用されるには惜しい人材ということで、系列の共同テレビに入社。安藤幸代(現:セントフォース)、相川梨絵(元:セントフォース2012年3月、アナウンサー業、引退)と並び、同社にとっては新人を社員アナウンサーとして採用した初めてのケースとなった[1]。なお、フジテレビアナウンサーの梅津弥英子とはフランス文学科の同級生である。

新人アナウンサー時代は和名の滝川 雅美で活動していたが、容姿に対する問い合わせもあったことなどから会社の方針でハーフを強調した名前に変えた。入社後3年間はフジテレビアナウンス室に研修出向し『プロ野球ニュース』『少年タイヤ』『FNNスーパーニュース』(フィールドキャスター)など、同系列の番組に数多く出演した。その後共同テレビに戻ったが、戻った後もフジテレビと専属契約を結んでいた。

2002年10月からは、『ニュースJAPAN』のキャスターを担当。2007年4月から報道番組新報道プレミアA』を安藤優子とともに担当。2人は、『ニュースJAPAN』の元キャスターと現役キャスターという共通点があった。

2008年10月30日にフジテレビ、共同テレビ、セント・フォースが共同設立したアナウンサープロダクションのフォニックスと所属契約を結び、共同テレビは退社(実質的な移籍)。

2009年9月25日を以って7年間キャスターを務めた『ニュースJAPAN』を降板。『毎日.jp』によると、フジテレビは「秋の番組改編による交代」(フジテレビ側)であると報じている。また、本人は「明日の自分と出会うために新しい一歩を踏み出すことを決意しました」というコメントを同紙に寄せた[2]。2009年9月30日には共同テレビ在籍時代から結んでいたフジテレビとの専属契約を、契約期間満了により解除した。これに伴い企業CMへの出演を解禁し[3]、フジテレビを基本としつつもNHKWOWOWなど他局への出演も始めている。

2010年4月からは、Mr.サンデーに出演。

2009年2月、環境省地球いきもの応援団、一般社団法人日本動物虐待防止協会の名誉会員、2011年4月、世界自然保護基金ジャパン顧問、2012年6月、世界の医療団親善大使などを務めている。2013年1月、フランスの芸術文化勲章シュバリエを受章する。

特徴

エピソード

  • 小学校6年生での渡仏時、フランス語が上手でなかったので現地の小学校では4年生に編入されたが、吸収が早くあっという間にフランス語を覚えた。その後もフランス語は滝川の特技の一つとなり、テレビキャスターとして外国人出演者に通訳を介さずにフランス語で直接インタビューを行う事もあり、英語と共に滝川の取材活動に役立っている。
  • その際、それまで日本語で話していた父親とはフランス語で話すことに決め、今でも父親とはフランス語、母親とは日本語で話す。
  • 少女時代、1990年頃に住友不動産販売CMに出演したことがある。
  • 砧中学校3年G組ではタッキーの愛称で呼ばれる、男子憧れの美少女だった(『スタジオパークからこんにちは2010年9月22日の放送で同級生のFAXより)。
  • 高校在学中に『銀BURA天国』(テレビ東京)の美少女を紹介するコーナーに出演したことがある。その時岡村隆史に20歳になったらお台場でデートしようと言われたが、当の岡村はそれを覚えていなかった。[4]
  • 青山学院大学ではフランス文学科に在籍するも、大学では基礎から教えていたため拍子抜けした。担当の教授から「発音を聞かれるのが嫌だから君は来なくていいよ、単位はあげるから」と言われ、授業中は大学図書館で自習していた。英語、フランス語とも独学に近い。
  • ミスキャンパスに出場し、準ミス青山学院大学に選ばれた。その時の優勝者は梅津弥英子だった。
  • 大学生時代の終わり頃にハーフダブル)である自分のアイデンティティーについて強く悩み、サンフランシスコフランスのどちらかに行こうと迷った末、フランスに行こうと決めたが、両親に「日本で語学を生かせる仕事に就いてほしい」と反対される。そんな中、サッカーワールドカップの日本代表監督がフランス人のフィリップ・トルシエだったことがきっかけで「自分ならワールドカップで通訳なしの取材ができ、架け橋になれるかもしれない」と思い、アナウンサーを目指す。
  • フジテレビを受験中に親しくなった同期の政井マヤと、入社前にメキシコへ旅行したが、現地の人に双子と間違えられたことがあると言う(政井はメキシコ出身)。
  • 『ニュースJAPAN』では机に対して斜めに座っているが、これはスタッフが「モナリザ」を意識し、美しく見えるように45°の角度をとったため。『明石家さんまのフジテレビ大反省会』で「なぜあの角度なのか」という視聴者からの質問に同番組のプロデューサーは「滝川クリステルが最も美しく見える角度だから」と回答している[5]。しかし彼女自身は、「骨盤が歪みそう。できれば正面を向いてニュースを読みたい」「本番中に首がつったことがある」と語っている[6]。また、この姿を林家いっ平(現・2代目林家三平)の高座の元ネタにされていて『新報道プレミアA』の落語特集で聞かされた当人は当惑していた。斜め座りはNHKの『サラリーマンNEO』でもネタにされた。
  • 「普段着感覚で視聴者と向き合う」というコンセプトの『新報道プレミアA』では、より素の様子を垣間見ることができる。
  • 日本という一つの国に収まりたくないという思いもあるが、今は勉強を積み自分の引き出しを増やす時期だと思っている。将来は特派員の仕事などもしてみたいと言う。
  • 『ニュースJAPAN』で松本方哉キャスターが休みの日は滝川一人で進行しており、その日のエンディングではフランス語で挨拶することがあった。
  • 2008年12月23日に『笑っていいとも!』の「テレフォンショッキング」へ初登場した際、タモリに『ニュースJAPAN』で机に対し斜め45度に座っていることについて聞かれ、「いろいろあるんです、これが、秘密が、あの、私、話したくて、話したくて、しかたないんですけど」と切り出し、セットのアイデアは同番組キャスターの松本方哉と『踊る大捜査線』を作ったスタッフによるもので『サンダーバード』をイメージしていること、女性が斜めに向いていることが一番綺麗に見えるということを考えて座る位置を決められたこと、また、視聴者がキャスターと時間を共有しているように感じるように、滝川、松本両キャスターとカメラの位置を二等辺三角形にしていること、マグカップも心理的なことを考えて位置を変えているといった秘密を明かした。なお、45度に座っている影響から、松本キャスターの方を向いてしまうとカメラに頭の後ろを向け失礼になるため、最初は松本キャスターの方をきちんと向けず中途半端な方向を向いていたと苦労を明かした。また、前日天野ひろゆきからのお友達紹介の時に、決まり文句の「いいとも」を言えなくて電話を切られた後、知らずに一人で「いいとも」と言っていたので悲しかったと語った。翌日のお友達として安藤優子を紹介。
  • ミドリガメを2匹飼っており、名前は1号と2号。
  • 2009年9月25日放送分を以って『ニュースJAPAN』を降板。番組終了間際に挨拶をしたが、感極まり涙声で挨拶をした。
  • 『ニュースJAPAN』のキャスターはフジテレビアナウンサーの秋元優里が継いだが、これに関連して秋元の先輩である長谷川豊がフジテレビのCS番組内で滝川を「外人」と呼び、滝川よりも秋元の方がずっと優秀と発言したのは外国人差別だと視聴者から指摘を受け、フジテレビが謝罪する事態となった[7]。ただし、専属契約終了後もフジテレビが滝川に寄せる信頼は依然として強く、その後も『Mr.サンデー』への起用などが続いている。
  • アドリブが極度に苦手で、2010年4月18日開始の『Mr.サンデー』でコンビを組む宮根誠司のアドリブに対応できるか心配の声が上がっていたが直ぐに順応し、番組内で宮根と夫婦コントを演じている。[8]
  • 日仏ハーフである事に由来する特徴的な喋りは、真似される恰好の対象になっている(サヘル・ローズ(後述)やANNAなど)。
  • 2011年5月16日放送のMr.サンデーにおいてロンドン五輪を目指しスパーリング練習に励む南海キャンディーズのしずちゃんを、「スパークリングに励むしずちゃん」と誤って発言し、宮根誠司に番組中終始イジられた。
  • 自然とか動物が大好きで、ダイビングのライセンスを持っている。2011年12月8日放送の『笑っていいとも!』「テレフォンショッキング」のコーナーで他に挑戦したいことを聞かれ、スカイダイビングやパラグライダーを挙げた。震災の後、福島から飼い主がいなくなったラブラドールを引き取った。保健所からのペットのレスキューは前から考えていたが、震災でまた増えたため、このタイミングで引き取ることになったとのこと。
  • フジテレビの報道部門を代表する存在として知名度や人気が高く、滝川の物まねをするタレントなども生まれた。その中の一人、イラン出身の女性タレントであるサヘル・ローズは「滝川クリサヘル」の名前でも活動していたが、後にローズ自身の人気が増加して本名での出演が増えた。また、ローズが国際情報番組のニュースキャスターに起用され、滝川と出演ジャンルが類似するようになっている。

出演

テレビ

アニメ

CM

ラジオ

書籍

同期

共同テレビ

フジテレビ

脚注

  1. ^ それまでは、関連会社であるフジテレビを退社したアナウンサーと契約したり、テストケースとして総合職採用した上でアナウンサー職の辞令を出していた。
  2. ^ 滝川クリステル:“卒業”の理由「明日の自分と出会うため」毎日.jp
  3. ^ ただし、幼少時代にCM出演経験がある。詳細は「エピソード」「出演」参照。
  4. ^ ナインティナインのオールナイトニッポン』2005年7月21日放送分
  5. ^ 2006年6月号『日経エンタテインメント!』(日経BP社
  6. ^ 2006年10月5日号『週刊文春』。
  7. ^ 東京スポーツ(2009年9月29日付)・週刊現代(2009年10月24日号)・「外人」と差別発言 フジテレビアナに批判集中( http://www.j-cast.com/2009/10/01050772.html
  8. ^ 2010年3月26日ゲンダイネットなど

関連項目

脚注

  1. ^ 在フランス日本国大使館公式ホームページ 日仏交流150周年
  2. ^ 在日フランス大使館公式ホームページ 過去の記事:日仏交流150周年記念
  3. ^ フランス政府観光局オフィシャルサイト 2008年度フランスキャンペーン広報大使・滝川クリステルさん

外部リンク