OBSOLETE

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OBSOLETE
ジャンル SFロボット軍事
アニメ:OBSOLETE
原作 虚淵玄(原案)
監督 山田裕城・白土晴一
シリーズ構成 虚淵玄
キャラクターデザイン 吉田明彦・永井悠也
メカニックデザイン 石渡マコト
音楽 石川智久
アニメーション制作 武右ェ門
製作 PROJECT OBSOLETE
配信サイト YouTube
配信期間 2019年12月3日 -
テンプレート - ノート
プロジェクト アニメ
ポータル アニメ

OBSOLETE』(オブソリート)は、虚淵玄原案、武右ェ門制作の日本WebアニメYouTube Originalsとして[1]、1話あたり12分ほどのオムニバス形式で配信。前編エピソードは2019年12月3日に配信、後編エピソードは2020年冬に配信予定[2]

企画[編集]

昨今のロボットのプラモデルなどは膝を曲げたりなどするとその造形美が失われてしまうことから、そういった体勢でもその良さが保てるようなプラモデルを作りたいという企画から始められた[3]。 虚淵は、少年時代に観た『太陽の牙ダグラム』や『装甲騎兵ボトムズ』における壊れたロボットに強い衝撃を受けたとしつつ、近年のロボットアニメでは「壊れる」ことが少ないために「道具としての魅力」が失われたことを指摘し、従来のようなロボットに美学を見出だして、「壊れて、使い捨てられていくロボット」を描きたかったと述べている[3]

作品世界の舞台を2014年以降の現代および近未来に選んだ理由としては、リアルで見慣れぬロボットに見覚えのある風景を用いることで不気味さを表現したかったとし、監督の白土と相談したうえで地球に存在する資源のなかで人類に影響を及ぼさないモノを宇宙人が欲しているという設定にしたという[3]

作品世界の時系列[編集]

2014年、突如現れた異星人が石灰岩1トンと引き換えに汎用ロボット「エグゾフレーム」を提供するという交易をしたいと5ヵ国語で呼びかける。日米欧中などの主な先進国は、自国の産業保護のためとしてエグゾフレームの輸入や利用を規制する「ザンクトガレン協定」を締結した。

2015年、アフリカアンゴラで勃発した「第3次カビンダ紛争」にて、アメリカ軍が現地のエグゾフレームと初の戦闘に遭い、敗北(第2話)。この一件以来、エグゾフレームの軍事転用の可能性に世界が注目するようになる。

2016年、パキスタンのエグゾフレーム採用を受け、インドが協定から離脱し軍事用エグゾフレームをインド陸軍に導入させる。シアチェン氷河にて同国山岳特殊旅団がパキスタン側の工作員と思しきエグゾフレームと交戦する(第3話)。アフリカの開発途上国などを中心にエグゾフレームの紛争投入が急増し、少年兵が使い捨ての搭乗員として利用されるケースまで出てくる(第5話)。

2017年、エグゾフレームを取り入れたアフリカ連合諸国などは経済発展を遂げたが、協定締結国では自動車重機の輸出量低下のために長期的な不況に陥り、ラテンアメリカでは政情不安が生じる。エグゾフレーム・テロが世界的に激増し、特にペルシア湾の製油所などが標的にされたことで原油価格が上昇する。各国の対応が遅れるなか、同じくエグゾフレームを擁する民間軍事会社が台頭していく(第4話)。

2023年、エクアドルペルーの間を流れるセネパ川英語版国境紛争が長引いたことを受け、アメリカ合衆国が秘密裏に武力介入する(第1話)。

登場人物[編集]

ボウマン / Bowman
声 - 田中正彦
アメリカ海兵隊所属の大尉。第1話にてミヤジマやレブナーらを率い、南米の紛争地帯へ潜入する。
ミヤジマ / Miyajima
声 - 森川智之
日系人中尉。第3話にて陸上自衛隊からの交換将校としてなりすまし、インド陸軍の山岳部隊を訪れる。
レブナー / Loewner
声 - 山野井仁
中尉。第4話に登場。
フェルナンド / Fernando
声 - 高木渉
アフリカ系の中尉。ボウマンの部隊には新人として配属される。
ジャマル / Jamal
声 - 本城雄太郎
サブサハラ某所で戦わされていた少年兵のひとり。
カイラ / Kayira
声 - 杉本ゆう
ジャマルと行動を共にする少女兵。
ザーヒル / Zahir
声 - 大友龍三郎
左頬に大きな傷痕がある謎の男。アウトキャスト・ブリゲードと呼ばれるエグゾフレーム部隊を指揮する。

用語[編集]

ペドラー(Peddler)
2014年に突如現れ交易を持ちかけた異星人。一方的な呼びかけの後は一切の応答が無く、その詳細は謎に包まれている。月周回軌道に宇宙船を配置させ、地球人が所定の石灰岩を用意すると地表のどこへでも回収しに行く小型船を派遣する。自ら名乗ることはなかったため、「ペドラー(行商人)」という名は人類が便宜上決めたものである。
ザンクトガレン協定[4]
正式名称は「地球外ロボティクスシステムの交易に関するザンクトガレン・アレンジメント(英語:Sankt Gallen Arrangement on Trade Control for Extraterrestrial Robotics System, SGATERS)」。2014年5月にスイスザンクト・ガレンにて締結された、エグゾフレームの利用を制限する国際条約。産業保護を目的とした日本やアメリカを含む34ヵ国が署名する一方、安価で扱いやすいエグゾフレームを利用したいアフリカ連合の加盟国などはこれを拒否した。インドは後にこの協定から離脱した。

エグゾフレーム[編集]

EXOFRAME[5]。正式名称はEnhanced Xenobiological Organic FRAME(強化型異星生物有機体構造体)。異星人のテクノロジーにより作られもたらされた汎用人型機械。発動機や電池の類を持たぬ代わりに、金属製の筐体内には青い液体が充填されており、その液体がエネルギー源と考えられている。操作方法は人が中に座って「思考する」のみであり、意識制御により動くとされる。そのため、基本的動作の習得であれば数時間から数日で可能であり、自動車の運転よりもはるかに容易である。この動力系統については、ペドラーの母星にいる生物の器官が流用されているという見方もあり、長い間操縦することによる人体や環境への影響など、未解明の点も多い。

素体
直立字頭長高 - 255㎝ / 重量 - 269Kg
アメリカ海兵隊 武装偵察エグゾフレーム USMC AREX-03 トード
全長 - 2.856m
アウトキャスト・ブリゲードエグゾフレーム ALFEX-16-SOP オバンボ
アメリカ国防省識別番号 戦術運用エグゾフレーム TOPEX-12 / NATOコードネーム エグザクトー / 全長 - 2.783m(アンテナ含まず)
インド軍エグゾフレーム HAWEX-015 メガドゥート
全長 - 2.797m
パキスタン軍エグゾフレーム CADEX-015 ジブラルタル
全長 - 2.957m
PMCサーベラス社エグゾフレーム
全長 - 2.722m(アンテナ含まず)
汎用作業用エグゾフレーム
全長 - 2.737m
潜水用エグゾフレーム
非標準戦術浸水型エグゾフレーム NSTS-EXO / 全長 - 2.872m(シュノーケル基部まで)
即席戦闘用エグゾフレーム
全長 - 2.835m
武装エグゾフレーム
全長 - 2.957m

スタッフ[編集]

主題歌[編集]

「obsolete」[1]
SkrillexとNik Roosの作詞・作曲によるオープニングテーマ。
「ORB-SOLUTION」[1]
TECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUNDによるエンディングテーマ。

各話リスト[編集]

話数サブタイトル脚本
EP 1OUTCAST
SOMEWHERE IN SOUTH AMERICA - 2023
虚淵玄
EP 2BOWMAN
CIBINDA - 2015
EP 3MIYAJIMA REI
SIACHEN GLACIER - 2016
EP 4LOEWNER
PERSIAN GULF - 2017
EP 5SOLDIER BRAT
SUB_SAHARA - 2016
大樹連司
EP 6JAMAL
SUB_SAHARA - 2021

MODEROID[編集]

グッドスマイルカンパニーよりプラモデルキット『MODEROID(モデロイド)』が発売。

  • 1/35 エグゾフレーム(素体)(月刊ホビージャパン2020年2月号付録)
  • 1/35 アメリカ海兵隊 エグゾフレーム(2020年5月発売)
  • 1/35 アウトキャスト・ブリゲード エグゾフレーム(2020年5月発売)

出典[編集]

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外部リンク[編集]