科学アドベンチャーシリーズ

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科学アドベンチャーシリーズ
ジャンル SFアドベンチャー
開発元 5pb.Games Division5
発売元 5pb.Games
ニトロプラス
主な製作者 志倉千代丸
1作目 CHAOS;HEAD
2008年4月25日)
最新作 CHAOS;CHILD
2014年12月18日)
公式サイト 科学アドベンチャーポータル
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科学アドベンチャーシリーズ(かがくアドベンチャーシリーズ)は、5pb.MAGES.)よりリリースされているアドベンチャーゲームシリーズ

概要[編集]

5pb.MAGES.)とニトロプラスのコラボレーション企画。MAGES.代表取締役社長の志倉千代丸が企画・原作を手掛ける。

第1作『CHAOS;HEAD NOAH』は「妄想科学アドベンチャー」とされるが、これは「妄想を科学的に突き詰めていくアドベンチャーゲーム」という意味であり、この時点ではシリーズ化の構想はなかった。しかし第2作『STEINS;GATE』の制作が決まったとき、内容に妄想が絡まないため新たに「想定科学アドベンチャー」という呼称が作られ、結果的に「科学アドベンチャーゲーム」というシリーズ名も決まった[1]

コンセプトは99%の科学と1%のファンタジー[2]。物語の中に出てくる事象の表現は、科学的根拠に基づいたリアリティのあるものを目指している[3]

美少女キャラクターが多数登場する作品でありながら、恋愛要素を最大のセールスポイントとはしないことが特徴である。参考としているのは1980年代のPCアドベンチャーゲームであり、それを美少女ゲームに慣れたユーザー層向けにアレンジを加える方向性で制作している[3]

選択肢ではなく、作品ごとに設定された「トリガー」によって物語が分岐するのも特徴の1つである。1980年代のPCゲームそのままのキーボードによるコマンド入力方式ではユーザー受けしないため、ストーリー展開を妨げないギリギリの範囲でゲーム性を盛り込んだ結果としてトリガーシステムが考案された[3]

発売されている作品全てがテレビアニメ化されており、特に第3作『ROBOTICS;NOTES』はゲームと平行してアニメが制作されている[4]。志倉千代丸は、科学アドベンチャーシリーズに限らずテキストアドベンチャーゲームというジャンルそのものがアニメと親和性が高いと述べている。なぜならアクションゲームのように双方向性や自由度が高いジャンルに比べ、アドベンチャーは制作者の意図したとおりに物語を進行させられるという点でアニメに近いからである[5]。アドベンチャーゲームだけで十分な収益を上げられる時代ではないので各作品のマルチメディア展開は当初から想定しており、最初のメディアをゲームにこだわる理由も無く、シリーズ新作が小説やテレビアニメから開始する可能性もあるという[4]

志倉は、自身が企画原案を務めた他のゲーム『アイテムゲッター 〜僕らの科学と魔法の関係〜』や『Que 〜エンシェントリーフの妖精〜』も、広義では科学アドベンチャーシリーズと言えるとしている[6]。また、同じく志倉が原案を務め、類似したテーマを持つ『ANONYMOUS;CODE』は公式には科学アドベンチャーシリーズとは定義付けされてはいないが、理由はユーザーへの敷居の高さを出さない為であり、志倉は「科学アドベンチャーじゃないかといわれると、確かにそうなんですよ」と答えている[7]

2014年4月1日には円谷プロダクションとの協力による『SPECIUM;BOYS』が発表されたがこれはエイプリルフールであり、その後改めて本当の新企画『スペシウム少年』が発表された。

作品一覧・解説[編集]

CHAOS;HEAD[編集]

シリーズ第1作。公式ジャンル名は妄想科学ノベル、または妄想科学アドベンチャー

タイトル ジャンル 発売日 機種
本編 CHAOS;HEAD 妄想科学NVL 2008年4月25日 Win
CHAOS;HEAD NOAH 妄想科学ADV 2009年2月26日 Xbox 360
2010年6月24日 PSP
2012年11月22日 PS3
2014年8月21日 PS Vita
スピンオフ CHAOS;HEAD らぶChu☆chu! 妄想爆裂ADV 2010年3月25日 Xbox 360
2011年1月27日 PSP
2012年11月22日 PS3
2014年8月21日 PS Vita

STEINS;GATE[編集]

シリーズ第2作。公式ジャンル名は想定科学アドベンチャー

タイトル ジャンル 発売日 機種
本編 STEINS;GATE 想定科学ADV 2009年10月15日 Xbox 360
2010年8月26日 Win
2011年6月23日 PSP
2012年5月24日 PS3
2013年3月14日 PS Vita
スピンオフ STEINS;GATE 比翼恋理のだーりん 想定厨×2ADV 2011年6月16日 Xbox 360
2012年4月26日 PSP
2012年5月24日 PS3
2013年3月14日 PS Vita
STEINS;GATE 変移空間のオクテット 想定コマンド入力式ADV 2011年10月28日 Win
STEINS;GATE 線形拘束のフェノグラム 想定多元ADV 2013年4月25日 Xbox 360・PS3
2013年11月28日 PS Vita
正統続編 STEINS;GATE 0 想定科学ADV 2015年12月10日 PS3・PS4・PS Vita
2016年8月26日 Win
2017年2月22日 Xbox One (デジタル版のみ)

ROBOTICS;NOTES[編集]

シリーズ第3作。公式ジャンル名は拡張科学アドベンチャー

タイトル ジャンル 発売日 機種
本編 ROBOTICS;NOTES 拡張科学アドベンチャー 2012年6月28日 Xbox 360・PS3
ROBOTICS;NOTES ELITE 2014年6月26日 PS Vita

CHAOS;CHILD[編集]

シリーズ第4作。公式ジャンル名は妄想科学アドベンチャー。第1作『CHAOS;HEAD』の直系作品で、『CHAOS;HEAD』から6年後のストーリーが展開される。

タイトル ジャンル 発売日 機種
本編 CHAOS;CHILD 妄想科学アドベンチャー 2014年12月18日 Xbox One
2015年6月25日 PS4・PS3・PS Vita
2016年4月28日 Win
スピンオフ CHAOS;CHILD らぶchu☆chu!! 妄想科学アドベンチャー 2017年3月30日 PS4・PS Vita

出典[編集]

  1. ^ 『シュタインズ・ゲート 公式資料集』pp.118 - 119
  2. ^ 『シュタインズ・ゲート 公式資料集』p.120
  3. ^ a b c 『カオスヘッド&シュタインズ・ゲート 科学アドベンチャーゲーム マニアックス』p.162
  4. ^ a b 『アドベンチャーゲームサイド』VOL.02、pp.43 - 44
  5. ^ 『SCIENCE ADV SERIES 5 years Jubilee』p.91
  6. ^ 『カオスヘッド&シュタインズ・ゲート 科学アドベンチャーゲーム マニアックス』p.169
  7. ^ “『アノニマス・コード』企画・原作の志倉千代丸氏が語る同作に込められたメッセージとは……?”. ファミ通.com. (2016年6月28日). http://www.famitsu.com/news/201606/28109503.html 

参考文献[編集]

  • 『シュタインズ・ゲート 公式資料集』エンターブレイン、2010年3月。ISBN 978-4-04-726374-1
  • 『カオスヘッド&シュタインズ・ゲート 科学アドベンチャーゲーム マニアックス』ホビージャパン、2010年12月。ISBN 978-4-7986-0146-5
  • 『SCIENCE ADV SERIES 5 years Jubilee』MAGES.、2013年12月。
  • 『アドベンチャーゲームサイド』VOL.02、マイクロマガジン社、2014年1月。ISBN 978-4-89637-450-6

関連項目[編集]

外部リンク[編集]