GreAT社

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GreAT社(グレートしゃ)とは『スーパーロボット大戦L』に登場する架空の企業である。

概要[編集]

『L』の世界では世界的大企業。食品や日用品を製造・販売する会社として一般に知られているが、元々は機械の部品メーカーとして財を成した企業である。経営は社長と数人の幹部陣による中央集権体制で行われており、幹部陣も若手のやり手ばかりが揃っていたという。しかし、ある時突然社長および幹部陣が失踪。残された一般社員は大混乱に陥る。その実態は、高蓋然性世界からの来訪者ルド・グロリアが自らの野望のために組織・運営した会社であった。「こちら側」の世界にある各地の民間工場などを傘下に置いて様々な技術を盗用し、高性能な機動兵器を開発・量産して軍隊を結成。活動を開始する。

部品メーカーとして大量の部品をグライフ博士や他の組織に大量に無償提供していた。しかしこの部品には欠陥が仕込んであり、任意に誤動作を引き起こせるようになっていた。結果、機動兵器はおろか通信機さえまともに動かなくなる事態となり、LOTUSが地球を離れている隙に侵攻してきたGreATの軍になすすべもなく破壊されることになる。グライフ博士はこの欠陥に途中で気付いたため、GreAT社製部品を使用するプランを全部廃棄している。

人物[編集]

ルド・グロリア
GreAT社の創始者であり、隣接世界における人類政府の大統領。
統一意志セントラルとの共存を図るため、さまざまな政治工作を行なったやり手の政治家。自らナノマシン実験の被検体になりナノマシン処理を施されたため、齢はそれなりに食っているものの若々しい外見を保っている。自らの野望を実現するための手段を揃えるために、エージェントから報告があったクラール・グライフの「可能性」に目を付け、資金・資材提供などの援助を行っていたが、ある時から関係は決裂。後にクラールを攫い、野望実現のために動き出す。
大統領だけあって口調は政治家らしく尊大。若い頃は仲間達と共に理想に燃えた政治家だったが、現在に至るまでに仲間達と別れ、たった一人で政治の世界を戦ってきた。そのためか性格は多少歪んでしまっている。
最終決戦において自らのために建造させた機動要塞ガルトデウスに座乗し、一鷹たちLOTUSの前に立ちふさがる。ガルトデウスを「覇業の象徴」と称し、その圧倒的な力をふるって最大の障害となるLOTUSを滅ぼすべく戦いを挑むも、追いつめられた際ついに本性を現し、地球さえ残ればいいとプラントに向けてコンクェストボムを差し向けるも、「絆」を最大の武器とするLOTUSに敗れる。敗れた後、一鷹の言葉を受けて若かった時の日々を思い出しながら乗機ガルトデウスと共に炎に消えた。
専用BGMは「偉大なる玉座」。
HL-1
脳波解析装置に繋がれたクラールから引き出した情報をもとに開発されたHuman系列・Lady型アンドロイド1号機。0号機ハルノの姉妹機とも言える存在で容姿も瓜二つ。外見で違うのは髪と瞳の色くらいだが、性能面ではハルノをはるかに上回り、機動兵器を単独で制御する。
試作型の同一仕様機が数体存在するほか、早期運用のために戦闘用思考のみを習熟させたタイプも存在し、少数だが量産されている。
人格面ではハルノと似ており、冷静に任務を遂行するが感情が無いわけではないらしい。しかし早期運用型は文字通り機械的に任務を遂行する。

機動兵器[編集]

採用技術[編集]

Dコンバーター
GreAT社製機動兵器に搭載されている動力機関。ラッシュバードやストレイバードに搭載されている次元コンバーターと同じで、呼称が違うだけである。

ORF-59 リーヴス[編集]

諸元
リーヴス
形式番号 ORF-59
分類 戦闘機
開発 隣接世界・人類政府軍
製造 同上/GreAT社
生産形態 量産機
全長 14.4m
重量 6.3t
武装 ミサイルランチャー
コバルト砲
乗員人数 1人

「向こう側」の世界に存在する人類側勢力の主力兵器。

エネルギー不足という状況の中で、単機でさまざまな状況に対応するために開発・量産された経緯を持つ。哨戒・偵察用だが、高い汎用性と機動性を持ち、搭載されている武装もそれなりに優秀であるため侮れない。

GreAT社製の機動兵器ではないが、「こちら側」での生産ラインを単純化する目的もあって導入されている。

インペリアルヴァレイ[編集]

諸元
インペリアルヴァレイ
分類 人型
開発 GreAT社
製造 同上
生産形態 少数量産機
全長 40.0m
重量 290.0t
武装 ティアーズショット
ビームハルベルト
インペリアルランチャー
乗員人数 1人
搭乗者 HL-1
HL

GreAT社が開発した人型機動兵器。

「単機で戦局を覆せる兵器」として開発されていたが、開発初期段階では生身の人間や並みの制御AIでは制御できず、フル稼働では1分しか活動できないなど欠点だらけの機体だった。しかしクラールの脳波を解析して盗用した技術を用いてそれらを克服。少数生産の指揮官用機動兵器として量産された。

改良時に生産性と拡張性も向上している。桁外れの機動性と強力な装甲を併せ持つ上、飛行することすら可能。強大な火力も備えており、単機でも絶大な戦闘能力を発揮する。主にHL-1とその同型アンドロイド達が搭乗する。

武装
ティアーズショット
両腰に搭載されたビーム砲。近・中距離用の装備。
ビームハルベルト
斧状のビーム斬撃武装で2本装備されている。高機動で敵に接近し、上に切り上げた後に上空に移動し、最後に振り下ろして敵を両断する。
インペリアルランチャー
背中に装備されたパーツが展開し、長距離用のビームランチャーとなる。威力は本機の武装の中では最強を誇る。

ストライクヴァレイ[編集]

諸元
ストライクヴァレイ
分類 人型
開発 GreAT社
製造 同上
生産形態 量産機
全長 38.4m
重量 240.5t
武装 ニードルガン
スパイラルランス
乗員人数 1人

GreAT社が開発した人型機動兵器。

インペリアルヴァレイの簡易量産型で、一般兵が搭乗する。接近戦に特化しているため戦闘レンジが短い。しかし飛行可能で機動力が高く、それなりに頑丈でもある。

同様の簡易量産型であるキャノンヴァレイとセットにして運用することを想定している。

キャノンヴァレイ[編集]

諸元
キャノンヴァレイ
分類 人型
開発 GreAT社
製造 同上
生産形態 量産機
全長 38.4m
重量 330.1t
武装 デュアルガトリングキャノン
デュアルビームキャノン
乗員人数 1人

GreAT社が開発した人型機動兵器。

ストライクヴァレイ同様にインペリアルヴァレイの簡易量産型で、砲撃戦に特化している。重装備のため機動性は低下しているが装甲は逆に厚くなっている等、機体性能はストライクヴァレイの正反対と言っていい。飛行することも可能。ストライクヴァレイとセットで運用される。

コアフォートレス[編集]

諸元
コアフォートレス
分類 機動要塞
開発 GreAT社
製造 同上
生産形態 少数量産型機動要塞
武装 連射式コバルト砲
フォーメーションGreAT
乗員人数 無人

GreAT社が開発した無人機動要塞。自律回路によって制御される。

最終決戦においてガルトデウスの周囲に配置され、ガルトデウスを次元断層によって防護する役割を持つ。

コンクェストボム[編集]

最終決戦にて本性を現したグロリアが使用した大型ミサイル。プラント及びフロンティア船団を壊滅させるために発射された。

ガルトデウス[編集]

諸元
ガルトデウス
分類 機動要塞
開発 GreAT社
製造 同上
生産形態 ワンオフモデル
全長 880.0m
重量 7100000t
動力源 Dコンバーター
武装 センテンスミサイル
レジスレイトレーザー
レボリューションカノン
乗員人数 1人
搭乗者 ルド・グロリア

GreAT社創始者、ルド・グロリアが座乗する機動要塞。

その巨体は戦艦を上回り、竜に似た頭部を持つ四足獣に乗った人の姿を持つ。グロリアの意向により地球制覇を成し遂げた後に覇業の象徴として申し分のない威容を持つようにデザインされている。なお、人型部分はラッシュバードらと同じく鳥の意匠を持つ。

新型のDコンバーターを搭載し、亜空間内の膨大なエネルギーの制御が可能。その出力は全身からフレアの形でエネルギーが噴出するほどで、供給過多とさえ言える。ナノマシン処理による自己メンテナンス・自己修復機能と合わさり、まさに難攻不落の要塞となっている。

武装
センテンスミサイル
巨大な光背からミサイルを発射する。P武器だが、移動しないので意味はない。
レジスレイトレーザー
巨大な光背から多数放たれるホーミングレーザー。命中後、出力を高めて目標を破壊する。
MAP兵器版も存在。
レボリューションカノン
本機最大の武器。獣の口腔部から放たれる。
月面から地表を狙撃し、目標地点を中心とした広範囲を焼き尽くすほどの出力と有効射程距離を実現した超絶武器。
実際の対決時にはそこまでの射程はない。

脚注[編集]

出典[編集]

  • スーパーロボット大戦L