渋沢駅
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渋沢駅 | |
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北口(2017年6月17日) | |
しぶさわ Shibusawa | |
◄OH 39 秦野 (3.9 km) (6.2 km) 新松田 OH 41► | |
所在地 | 神奈川県秦野市曲松一丁目1-1 |
駅番号 | OH40 |
所属事業者 | 小田急電鉄 |
所属路線 | ■小田原線 |
キロ程 | 65.6 km(新宿起点) |
駅構造 | 地上駅(橋上駅)[1] |
ホーム | 2面2線 |
乗降人員 -統計年度- |
20,785人/日 -2021年- |
開業年月日 | 1927年(昭和2年)4月1日 |
渋沢駅(しぶさわえき)は、神奈川県秦野市曲松一丁目にある、小田急電鉄小田原線の駅である。駅番号はOH 40。
概要
標高163mで、小田急線で最も標高が高い所に立地する駅。さらに西隣の新松田駅との駅間距離は6.2kmで、小田急線で最も距離が長い。小田急ロマンスカーのCMでは、渋沢 - 新松田間で撮影された風景が多用されている。
丹沢山地への登山口に近いため、隣の秦野駅とともに土休日には登山客で賑わう。
歴史
- 1927年(昭和2年)4月1日 - 開業。「直通」の停車駅となる。なお、各駅停車は新宿 - 稲田登戸(現・向ヶ丘遊園)間のみの運行であり、当駅までの運行はなかった。
- 1945年(昭和20年)6月 - 従来、新宿 - 稲田登戸間のみの運行の各駅停車が全線で運行されることとなり、各駅停車の停車駅となる。同時に「直通」は廃止される。
- 1946年(昭和21年)10月1日 - 準急が設定され、停車駅となる。
- 1949年(昭和24年)10月1日 - 急行が復活し、停車駅となる。
- 1955年(昭和30年)3月25日 - 通勤急行が設定され、停車駅となる。
- 1960年(昭和35年)3月25日 - 通勤準急が設定され、停車駅となる。
- 1993年(平成5年)2月17日 - 山小屋風の橋上駅舎と南北自由通路が完成し、供用開始[1]。その際、合わせて「丹沢高原」と改称する案が出されたが、採用には至らなかった。
- 2004年(平成16年)
- 2007年(平成19年)3月25日 - 南口ロータリー竣工。同年3月26日から供用開始。
- 2012年(平成24年)3月17日 - 本厚木以西での区間準急の設定がなくなり、停車駅から外れる。
- 2014年(平成26年)1月:駅ナンバリングが導入され、使用を開始[2]。
- 2014年(平成26年)12月23日 - 接近メロディにZARDの曲「揺れる想い」「負けないで」を採用。秦野市がボーカルの坂井泉水の出身地。
- 2018年(平成30年)
駅名の由来
駅所在地が「中郡西秦野村大字渋沢(当時)」であったことによる。なお、「渋沢」とは、柴の生えている沢の「柴沢」が転訛したものとも、一面に渋柿の木が生えていた沢から転じたものとも、「しぼんだ沢」が転じたものとも言われている。
駅構造
相対式ホーム2面2線を持つ地上駅で、橋上駅舎を有している[1]。改札階からホーム階へはエレベーターおよびエスカレーターが設置されている。
のりばは海側(東側)を1番ホームとして、下表のようになる。
2014年度の設備投資計画にて行先案内表示器の新設が盛り込まれた[5]。
2014年12月23日から、秦野市の市制60周年記念事業の一環で、接近メロディに秦野市にゆかりのあるZARDの楽曲を使用開始した。上り線は「負けないで」、下り線は「揺れる想い」である[6]。
のりば
ホーム | 路線 | 方向 | 行先[7] |
---|---|---|---|
1 | 小田原線 | 下り | 小田原・箱根湯本方面 |
2 | 上り | 相模大野・新宿・ 千代田線方面 |
利用状況
近年の乗降人員・乗車人員の推移は下表の通り。
年度 | 1日平均 乗降人員[* 2] |
1日平均 乗車人員[* 3] |
出典 |
---|---|---|---|
1982年 (昭和57年) |
21,353 | ||
1995年 (平成 7年) |
15,768 | [神奈川県統計 1] | |
1998年 (平成10年) |
15,063 | [神奈川県統計 2] | |
1999年 (平成11年) |
14,903 | [神奈川県統計 3] | |
2000年 (平成12年) |
14,538 | [神奈川県統計 3] | |
2001年 (平成13年) |
28,213 | 14,381 | [神奈川県統計 4] |
2002年 (平成14年) |
27,832 | 14,172 | [神奈川県統計 5] |
2003年 (平成15年) |
27,791 | 14,055 | [神奈川県統計 6] |
2004年 (平成16年) |
27,799 | 14,081 | [神奈川県統計 7] |
2005年 (平成17年) |
27,060 | 13,727 | [神奈川県統計 8] |
2006年 (平成18年) |
27,468 | 13,939 | [神奈川県統計 9] |
2007年 (平成19年) |
27,789 | 14,090 | [神奈川県統計 10] |
2008年 (平成20年) |
28,244 | 14,316 | [神奈川県統計 11] |
2009年 (平成21年) |
27,834 | 14,094 | [神奈川県統計 12] |
2010年 (平成22年) |
27,434 | 13,857 | [神奈川県統計 13] |
2011年 (平成23年) |
27,369 | 13,824 | [神奈川県統計 14] |
2012年 (平成24年) |
28,035 | 14,170 | [神奈川県統計 15] |
2013年 (平成25年) |
28,298 | 14,314 | [神奈川県統計 16] |
2014年 (平成26年) |
27,741 | 14,020 | [神奈川県統計 17] |
2015年 (平成27年) |
28,058 | 14,167 | [神奈川県統計 18] |
2016年 (平成28年) |
28,547 | 14,403 | [神奈川県統計 19] |
2017年 (平成29年) |
28,340 | 14,287 | [神奈川県統計 20] |
2018年 (平成30年) |
28,021 | 14,119 | [神奈川県統計 21] |
2019年 (令和元年) |
27,175 | 13,680 | [神奈川県統計 22] |
2020年 (令和 2年) |
19,960 | ||
2021年 (令和 3年) |
20,785 |
駅周辺
路線バス
すべての路線が神奈川中央交通西により運行されている(後述の廃止代替路線を除く)。かつては箱根登山バスのバス路線も乗り入れ、新松田駅への路線も存在した。
- 渋沢駅北口
- 1番乗り場
- 2番乗り場
- 乗り場番号なし
- 上地区乗合自動車「行け行けぼくらのかみちゃん号」
- 湯の沢線 - 湯の沢終点行
- みくるべ線 - みくるべ循環
- 柳川・八沢線 - 柳川経由 八沢沢ノ下行
- 上地区乗合自動車「行け行けぼくらのかみちゃん号」
- 湘南神奈交バスが運行していた神02 - 神04系統の廃止に伴い、地域および市による「上地区公共交通協議会」が組織され協議の結果、廃止翌日の2011年(平成23年)10月1日より同協議会が運行主体となり愛鶴タクシーが受託する実証運行が開始された。
- ワゴンタクシーを使用し、以上の3路線を当所を始発・終着点として運行している。なお、土曜・休日・年末年始は運休となる[8]。
- 渋沢駅南口
隣の駅
脚注
- ^ a b c “小田急電鉄渋沢駅の橋上駅舎 17日から使用開始”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (1993年2月9日)
- ^ 『小田急線・箱根登山線・箱根ロープウェイ・箱根海賊船にて 2014年1月から駅ナンバリングを順次導入します! 新宿駅から箱根・芦ノ湖まで通しのナンバリングにより、わかりやすくご利用いただけます』(PDF)(プレスリリース)小田急電鉄/箱根登山鉄道、2013年12月24日。オリジナルの2021年5月9日時点におけるアーカイブ 。2021年5月9日閲覧。
- ^ 2018年3月からの小田急線路線図
- ^ 『小田急線・渋沢駅構内でBGMを試験導入』(PDF)(プレスリリース)小田急電鉄、2018年3月27日 。2018年3月27日閲覧。
- ^ 2014年度の鉄道事業設備投資計画 (2)駅施設の改良、サービスの向上 3.行先案内表示装置の新設 (PDF) - 小田急電鉄(2014年4月30日閲覧)
- ^ “ZARD「負けないで」「揺れる想い」が小田急渋沢駅の駅メロに”. 音楽ナタリー (ナタリー). (2014年11月25日) 2014年11月27日閲覧。
- ^ “渋沢駅のご案内 駅立体図”. 小田急電鉄. 2023年6月3日閲覧。
- ^ 上地区乗合自動車「行け行けぼくらのかみちゃん号」 - 秦野市
出典
- 小田急電鉄の1日平均利用客数
- 小田急電鉄の統計データ
- 神奈川県県勢要覧
- ^ 線区別駅別乗車人員(1日平均)の推移 - 21ページ
- ^ 平成12年 - 223ページ
- ^ a b 平成13年 (PDF) - 225ページ
- ^ 平成14年 (PDF) - 223ページ
- ^ 平成15年 (PDF) - 223ページ
- ^ 平成16年 (PDF) - 223ページ
- ^ 平成17年 (PDF) - 225ページ
- ^ 平成18年 (PDF) - 225ページ
- ^ 平成19年 (PDF) - 227ページ
- ^ 平成20年 (PDF) - 231ページ
- ^ 平成21年 (PDF) - 241ページ
- ^ 平成22年 (PDF) - 239ページ
- ^ 平成23年 (PDF) - 239ページ
- ^ 平成24年 (PDF) - 235ページ
- ^ 平成25年 (PDF) - 237ページ
- ^ 平成26年 (PDF) - 239ページ
- ^ 平成27年 (PDF) - 239ページ
- ^ 平成28年 (PDF) - 247ページ
- ^ 平成29年 (PDF) - 239ページ
- ^ 平成30年 (PDF) - 223ページ
- ^ 令和元年 (PDF) - 223ページ
- ^ 令和2年 (PDF) - 223ページ