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2006年ヨーロッパグランプリ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ドイツの旗 2006年ヨーロッパグランプリ
レース詳細
日程 2006年シーズン第5戦
決勝開催日 5月7日
開催地 ニュルブルクリンク
ニュルブルク
コース長 5.148km
レース距離 60周(308.88km)
ポールポジション
ドライバー
タイム 1:29.816
ファステストラップ
ドライバー ドイツの旗 ミハエル・シューマッハ
タイム 1:32.099
決勝順位
優勝
2位
3位
金曜日のニック・ハイドフェルド

2006年ヨーロッパグランプリは、2006年F1世界選手権第5戦として、2006年5月7日ニュルブルクリンクで開催された。

金曜フリー走行

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チーム 国籍 ドライバー
ウィリアムズ-コスワース オーストリアの旗 アレクサンダー・ヴルツ
ホンダ イギリスの旗 アンソニー・デビッドソン
レッドブル-フェラーリ オランダの旗 ロバート・ドーンボス
BMWザウバー ポーランドの旗 ロバート・クビサ
MF1-トヨタ ドイツの旗 エイドリアン・スーティル
トロ・ロッソ-コスワース スイスの旗 ニール・ジャニ
スーパーアグリ-ホンダ 無し

予選

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From [1]:

順位 国籍 ドライバー コンストラクター Q3 Q2 Q1
1 スペインの旗 フェルナンド・アロンソ ルノー 1:29.816 1:30.336 1:31.138
2 ドイツの旗 ミハエル・シューマッハ フェラーリ 1:30.028 1:30.013 1:31.235
3 ブラジルの旗 フェリペ・マッサ フェラーリ 1:30.407 1:30.732 1:31.921
4 ブラジルの旗 ルーベンス・バリチェロ ホンダ 1:30.754 1:30.469 1:31.671
5 フィンランドの旗 キミ・ライコネン マクラーレン-メルセデス 1:30.933 1:30.203 1:31.263
6 イギリスの旗 ジェンソン・バトン ホンダ 1:30.940 1:30.755 1:31.420
7 イタリアの旗 ヤルノ・トゥルーリ トヨタ 1:31.419 1:30.733 1:31.809
8* カナダの旗 ジャック・ヴィルヌーヴ BMWザウバー 1:31.542 1:30.865 1:31.545
9 コロンビアの旗 ファン・パブロ・モントーヤ マクラーレン-メルセデス 1:31.880 1:30.671 1:31.774
10† オーストラリアの旗 マーク・ウェバー ウィリアムズ-コスワース 1:33.405 1:30.892 1:31.712
11 ドイツの旗 ラルフ・シューマッハ トヨタ 1:30.944 1:31.470
12† ドイツの旗 ニコ・ロズベルグ ウィリアムズ-コスワース 1:31.194 1:32.053
13 イタリアの旗 ジャンカルロ・フィジケラ ルノー 1:31.197 1:31.574
14 イギリスの旗 デヴィッド・クルサード レッドブル-フェラーリ 1:31.227 1:31.742
15 ドイツの旗 ニック・ハイドフェルド BMWザウバー 1:31.422 1:31.457
16 イタリアの旗 ヴィタントニオ・リウッツィ トロ・ロッソ-コスワース 1:31.728 1:32.651
17 オーストリアの旗 クリスチャン・クリエン レッドブル-フェラーリ 1:32.901
18 オランダの旗 クリスチャン・アルバース MF1-トヨタ 1:32.936
19 アメリカ合衆国の旗 スコット・スピード トロ・ロッソ-コスワース 1:32.992
20 ポルトガルの旗 ティアゴ・モンテイロ MF1-トヨタ 1:33.658
21 日本の旗 佐藤琢磨 スーパーアグリ-ホンダ 1:35.239
22 フランスの旗 フランク・モンタニー スーパーアグリ-ホンダ 1:46.505

注:

  • * ジャック・ヴィルヌーヴはジャンカルロ・フィジケラをブロックしたとして、予選3回目の上位3ラップが無効とされた。この結果ヴィルヌーヴは9番手スタートとなった。
  • † マーク・ウェバーとニコ・ロズベルグはエンジンを交換したため、日曜の決勝は10番降格となった。彼らはそれぞれ19位、22位からスタートとなった。

決勝

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展開

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前レースに続いて、フェラーリのシューマッハと、ルノーのアロンソのトップ争いとなった。

シューマッハは今回はルノーを追う立場になる。アロンソは逃げ、1回目のピットインではアロンソがシューマッハとの間の順位変更を阻止することに成功するが、2回目のピットストップではシューマッハに先行された。3位にはシューマッハのチームメイト、マッサが表彰台に上がるが、これはマッサにとってはF1初の表彰台となった。

最後尾からスタートしたロズベルグは巧みな戦略もあり自身2度目のポイント獲得となるが、これが自身にとっては今シーズン最後の入賞になってしまう。

このレースではFIAの勧告もあり、スーパーアグリは井出ではなく、元ルノーのテストドライバーであるモンタニーがデビュー(その後井出はライセンスを剥奪された)。2004年日本グランプリ以来となるフランス人のグリッド復帰となるが予選タイムでは最下位、レースでも中盤にマシントラブルでリタイヤした。ほかマクラーレン・メルセデスのモントーヤ、トヨタのラルフ・シューマッハらもエンジンを壊しリタイヤとなった。

レース結果

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From [2]:

順位 No 国籍 ドライバー チーム 周回 タイム グリッド ポイント
1 5 ドイツの旗 ミハエル・シューマッハ フェラーリ 60 1:35:58.765 2 10
2 1 スペインの旗 フェルナンド・アロンソ ルノー 60 +3.751 1 8
3 6 ブラジルの旗 フェリペ・マッサ フェラーリ 60 +4.447 3 6
4 3 フィンランドの旗 キミ・ライコネン マクラーレン-メルセデス 60 +4.879 5 5
5 11 ブラジルの旗 ルーベンス・バリチェロ ホンダ 60 +1:12.586 4 4
6 2 イタリアの旗 ジャンカルロ・フィジケラ ルノー 60 +1:14.116 11 3
7 10 ドイツの旗 ニコ・ロズベルグ ウィリアムズ-コスワース 60 +1:14.565 22 2
8 17 カナダの旗 ジャック・ヴィルヌーヴ BMWザウバー 60 +1:29.364 9 1
9 8 イタリアの旗 ヤルノ・トゥルーリ トヨタ 59 +1 Lap 7
10 16 ドイツの旗 ニック・ハイドフェルド BMWザウバー 59 +1 Lap 13
11 21 アメリカ合衆国の旗 スコット・スピード トロ・ロッソ-コスワース 59 +1 Lap 17
12 18 ポルトガルの旗 ティアゴ・モンテイロ MF1-トヨタ 59 +1 Lap 18
13 19 オランダの旗 クリスチャン・アルバース MF1-トヨタ 59 +1 Lap 16
Ret 7 ドイツの旗 ラルフ・シューマッハ トヨタ 52 エンジン 10
Ret 4 コロンビアの旗 ファン・パブロ・モントーヤ マクラーレン-メルセデス 52 エンジン 8
Ret 22 日本の旗 佐藤琢磨 スーパーアグリ-ホンダ 45 ハイドロリック 20
Ret 23 フランスの旗 フランク・モンタニー スーパーアグリ-ホンダ 29 ハイドロリック 21
Ret 12 イギリスの旗 ジェンソン・バトン ホンダ 28 エンジン 6
Ret 15 オーストリアの旗 クリスチャン・クリエン レッドブル-フェラーリ 28 ギアボックス 15
Ret 9 オーストラリアの旗 マーク・ウェバー ウィリアムズ-コスワース 12 ハイドロリック 19
Ret 14 イギリスの旗 デヴィッド・クルサード レッドブル-フェラーリ 2 接触によるダメージ 12
Ret 20 イタリアの旗 ヴィタントニオ・リウッツィ トロ・ロッソ-コスワース 0 接触によるダメージ 14

第5戦終了時点でのランキング

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注:1位から5位まで

参照

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  1. ^ Domenjoz, Luc et al.. Formula One Yearbook 2006-2007. Chronosports S.A.. p. 110. ISBN 2-84707-110-5 
  2. ^ a b c Domenjoz, Luc et al.. Formula One Yearbook 2006-2007. Chronosports S.A.. p. 113. ISBN 2-84707-110-5 

外部リンク

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前戦
2006年サンマリノグランプリ
FIA F1世界選手権
2006年シーズン
次戦
2006年スペイングランプリ
前回開催
2005年ヨーロッパグランプリ
欧州連合の旗 ヨーロッパグランプリ 次回開催
2007年ヨーロッパグランプリ