コンテンツにスキップ

1986年のMLBオールスターゲーム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
1986 MLBオールスターゲーム
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
AL 0 2 0 0 0 0 1 0 0 3 5 0
NL 0 0 0 0 0 0 0 2 0 2 5 1
開催日時 1986年7月15日
開催球場 アストロドーム
開催地 テキサス州ヒューストン
最優秀選手 ロジャー・クレメンス (BOS)
観客数 45,774人
テンプレートを表示

1986年MLBオールスターゲームアメリカンリーグナショナルリーグの間で行われた57回目のオールスターゲームである。1986年7月15日ヒューストン・アストロズの本拠地アストロドームで行われた。試合結果は3 - 2でアメリカンリーグが勝利した。

MVPは先発3回無失点で勝利投手となったロジャー・クレメンスが受賞した。

凡例

[編集]

試合結果

[編集]

先発メンバー

[編集]
アメリカンリーグ
打順 選手(チーム) 守備
1 カービー・パケット (MIN) CF
2 リッキー・ヘンダーソン (NYY) LF
3 ウェイド・ボッグス (BOS) 3B
4 ランス・パリッシュ (DET) C
5 ウォーリー・ジョイナー (CAL) 1B
6 カル・リプケン・ジュニア (BAL) SS
7 デーブ・ウィンフィールド (NYY) RF
8 ルー・ウィテカー (DET) 2B
9 ロジャー・クレメンス (BOS) P
ナショナルリーグ
打順 選手(チーム) 守備
1 トニー・グウィン (SD) LF
2 ライン・サンドバーグ (CHC) 2B
3 キース・ヘルナンデス (NYM) 1B
4 ゲイリー・カーター (NYM) C
5 ダリル・ストロベリー (NYM) RF
6 マイク・シュミット (PHI) 3B
7 デール・マーフィー (ATL) CF
8 オジー・スミス (STL) SS
9 ドワイト・グッデン (NYM) P

試合経過

[編集]

ア・リーグ先発のクレメンスは、高校時代を過ごしたヒューストンで3回を投げて一人の走者も許さない完全なピッチング。一方、ナ・リーグ先発のグッデンは2回に2アウトを取ってからルー・ウィテカーに先制の2点本塁打を打たれた。ナ・リーグの2番手で登板したフェルナンド・バレンズエラは、1934年カール・ハッベルニューヨーク・ジャイアンツ)以来の5者連続奪三振を記録し、追加点を許さなかったが、3番手に登板した地元アストロズのマイク・スコットが、フランク・ホワイトに本塁打を打たれて追加点を許す。ナ・リーグは8回に、38歳で初(唯一)のオールスター選出となったチャーリー・ハフから2点を返したが、反撃はそこまで。MVPにはクレメンスが選ばれた。

余談だが、2番手投手はナ・リーグのバレンズエラ、ア・リーグのテディ・ヒゲーラはいずれもメキシコ出身。ナ・リーグ4番手のシド・フェルナンデスとア・リーグ4番手のハフはいずれもハワイ州出身で、オールスターでハワイ州出身の投手が投げ合ったのは初めて。

ア・リーグを指揮した監督ディック・ハウザーは試合翌日脳腫瘍で入院し、以後復帰はかなわず、翌年死去した。

選出選手

[編集]

先発は野手はファンの投票、投手は各チームの監督によって選ばれた。

先発選出選手

[編集]
アメリカンリーグ
守備 選手(チーム) 選出
P ロジャー・クレメンス (BOS)
C ランス・パリッシュ (DET) 6
1B ウォーリー・ジョイナー (CAL)
2B ルー・ウィテカー (DET) 4
3B ジョージ・ブレット (KC)[1] 11
SS カル・リプケン・ジュニア (BAL) 4
OF カービー・パケット (MIN)
デーブ・ウィンフィールド (NYY) 10
リッキー・ヘンダーソン (NYY) 6
ナショナルリーグ
守備 選手(チーム) 選出
P ドワイト・グッデン (NYM) 3
C ゲイリー・カーター (NYM) 9
1B キース・ヘルナンデス (NYM) 4
2B ライン・サンドバーグ (CHC) 3
3B マイク・シュミット (PHI) 10
SS オジー・スミス (STL) 6
OF トニー・グウィン (SD) 3
デール・マーフィー (ATL) 6
ダリル・ストロベリー (NYM) 3

控え選出選手

[編集]
アメリカンリーグ
守備 選手(チーム) 選出
P ドン・アース (BAL)
ウィリー・ヘルナンデス (DET) 3
テディ・ヒゲーラ (MIL)
チャーリー・ハフ (TEX)
デーブ・リゲッティ (NYY)
ケン・スクローム (CLE)
マイク・ウィット (CAL)
C リッチ・ゲドマン (BOS) 2
1B ドン・マッティングリー (NYY) 3
エディ・マレー (BAL) 7
2B フランク・ホワイト (KC) 5
3B ウェイド・ボッグス (BOS) 2
ブルック・ジャコビー (CLE)
ジム・プレスリー (SEA)
SS トニー・フェルナンデス (TOR)
OF ハロルド・ベインズ (CWS) 2
ジェシー・バーフィールド (TOR)
ホセ・カンセコ (OAK)
ロイド・モスビー (TOR)
ジム・ライス (BOS) 8
ナショナルリーグ
守備 選手(チーム) 選出
P シド・フェルナンデス (NYM)
ジョン・フランコ (CIN)
マイク・クルーコウ (SF)
シェーン・ローリー (PHI)
ジェフ・リアドン (MON) 2
リック・ローデン (PIT) 2
マイク・スコット (HOU)
デーブ・スミス (HOU)
フェルナンド・バレンズエラ (LAD) 6
C ジョディ・デービス (CHC) 2
トニー・ペーニャ (PIT) 4
1B グレン・デービス (HOU)
2B スティーブ・サックス (LAD) 3
3B クリス・ブラウン (SF)
SS ヒュービー・ブルックス (MON)
OF ケビン・バス (HOU)
チリ・デービス (SF) 2
デーブ・パーカー (CIN) 6
ティム・レインズ (MON) 6

本塁打競争

[編集]

第2回本塁打競争は各リーグ3名が出場、6選手1ラウンド制で行われた。4本塁打でウォーリー・ジョイナーとダリル・ストロベリーが同時優勝。

順位 選手(チーム) 本塁打
1T ウォーリー・ジョイナー (CAL) 4
1T ダリル・ストロベリー (NYM) 4
3 デーブ・パーカー (CIN) 3
4 ジェシー・バーフィールド (TOR) 2
5T ヒュービー・ブルックス (MON) 1
5T ホセ・カンセコ (OAK) 1

脚注

[編集]
  1. ^ 出場辞退

出典

[編集]