関取花

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
関取せきとり はな
出生名 関取 花[1]
生誕 (1990-12-18) 1990年12月18日(32歳)
出身地 日本の旗 日本神奈川県横浜市
学歴 慶應義塾大学環境情報学部卒業
ジャンル J-POP
職業 シンガーソングライター
担当楽器 アコースティック・ギター
活動期間 2009年 -
レーベル 閃光LABEL
(2010年)
feelgoood/dosukoi records
(2012年 - 2018年)
ユニバーサルシグマ
(2019年 - )
公式サイト 公式サイト
関取花
YouTube
チャンネル
活動期間 2021年 -
ジャンル 音楽
登録者数 約6500人
総再生回数 約79万回
チャンネル登録者数・総再生回数は
2022年7月10日時点。
テンプレートを表示

関取 花(せきとり はな、1990年12月18日[2] - )は、神奈川県横浜市出身の女性シンガーソングライター血液型はA型。身長149センチ。

2019年ユニバーサルシグマよりメジャー・デビュー名字相撲用語と同一だが、本名である[3]

来歴[編集]

神奈川県横浜市出身[2]で、幼少期をドイツで過ごす[2]。日本に帰国後、小学5年生頃から中学受験の勉強を始めて慶應義塾湘南藤沢中等部に合格し入学する。その後、慶應義塾湘南藤沢高等部では軽音楽部に入部し、音楽活動を始める[4]

2009年、慶應義塾大学環境情報学部在学中に2010年「閃光ライオット2009」にて審査員特別賞を受賞。

2010年6月、PlayYou.Houseのメンバーとして活動を開始したが、ソロ活動が活発化したため、9月を以て同グループでの活動を休止した。2011年3月にPlayYou.Houseとしての活動を終了しており、事実上の脱退となった。

2012年『むすめ』が神戸女子大学のTV-CMソングに使用され、以降3年間同校のTV-CMソングを担当。

2014年、米映画「ショート・ターム」のイメージソング『dawn』を書き下ろす。

2016年3月、奥田民生らのバンド“サンフジンズ“のツーマン企画「問診過注射2016 vol.1」に出演。11月、赤城乳業「イベールアイスデザート」TV-CM出演とCM曲歌唱を担当。

2017年3月『もしも僕に』が「リポビタンD」WEB-CMに使用。CMには本人も出演。5月。『君の住む街』がのん出演のネッツトヨタ広島50周年CM曲に使用される。6月、全国信用金庫協会WEB-CMに『しんきんガール』を書き下ろす。8月、ワールド・ハピネス2017出演。10月、DJみそしるとMCごはん「おにぎりはお守り r.t.m.関取花」共作。12月、カサリンチュ「伝えに行くの」歌詞提供。

2018年4月、ARABAKI ROCK FEST.出演。4~7月、NHKみんなのうたにて書き下ろし曲『親知らず』が放送。6月。『オールライト』がネッツトヨタ広島CM曲に使用される。7月、フジロックフェスティバル出演。FM yokohamawacci橋口洋平のドア開けてます」パーソナリティ代打出演。8月、ライジング・サン・ロックフェスティバル出演。ホールワンマンを含む全国ツアーを全箇所チケット完売で終える。12月、DOTAMA『インターステラー feat.関取花』に参加。

2019年2月 花澤香菜『おしえて』詞曲提供。2〜3月、『親知らず』がNHKみんなのうたにて昨年とても大きな反響があり再放送。4月、神奈川新聞にてエッセイ連載開始。5月、ミニアルバム「逆上がりの向こうがわ」でユニバーサルシグマよりメジャー・デビュー。いきものがかり水野良樹のメディア「HIROBA」にてエッセイ連載開始。6月、TBSラジオにて関取花特番「どずこいちゃんこラジオ」放送。全国ツアー「梅雨だくツアー」実施。7月、J-WAVEGOOD NEIGHBORS」パーソナリティ代打出演。10月 広島FM「DAYS」とTOKYO FMTHE TRAD」にてパーソナリティ代打出演。12月、FM大阪LOVE FLAP」パーソナリティ代打出演。TBSラジオにて関取花特番「どずこい散歩ラジオ」O.A.。

2020年1月 TOKYO FM 新番組「ねるまえのまえ」レギュラーパーソナリティ担当。3月ミニアルバム「きっと私を待っている」発売。5月配信ライブ「家で五線譜」実施。9月配信シングル「今をください」(FODドラマ「アンサング・シンデレラ ANOTHER STORY 〜新⼈薬剤師 相原くるみ〜」主題歌)リリース。11月配信シングル「あなたがいるから」(映画「感謝離 ずっと一緒に」主題歌)リリース。初の書籍「どすこいな日々」(晶文社)発売。12月配信ライブ「年末だョ!全員集合」実施。

2021年3月、メジャー1stフルアルバム「新しい花」発売。

2022年3月、TBSラジオの新番組『パンサー向井の#ふらっと』に、オープニング&エンディングテーマソング『ラジオはTBS』を書き下ろす[5]

音楽性[編集]

エモーショナルでパワフルな歌声[6]と、ユニークな音楽世界[4]を特徴とする。ライターの成松哲はミニアルバム『いざ行かん』の収録曲を「彼女一流の独創的ながらもスムーズなメロディと、リリカルながらも力強い言葉を聴かせる6曲」と評した[7]。関取は自身の音楽についてを幼少期をドイツで過ごしたことが影響していると述べている[4]

10代から20代にかけて音楽性が変化し、1stアルバム『THE』で「10代が抱える心のえぐみ」を歌っていたが[8]、『中くらいの話』以降は「もっと自分らしい歌を歌いたい」と各所で発言している。

歌唱スタイルは、アコースティック・ギターによる弾き語りが「原点」であると述べている[7]

ディスコグラフィ[編集]

シングル[編集]

発売日 タイトル
1st 2016年10月5日 君の住む街
2nd 2018年1月24日

配信限定シングル[編集]

発売日 タイトル レーベル 収録アルバム
2014年11月19日 dawn dosukoi records 黄金の海であの子に逢えたなら
2016年9月14日 べつに feelgoood 君によく似た人がいる
2020年9月4日 今をください UNIVERSAL SIGMA 新しい花
2020年11月6日 あなたがいるから
2021年1月29日 新しい花
2021年8月20日 きんぎょの夢
2022年6月22日 明大前 また会いましたね

フル・アルバム[編集]

発売日 タイトル 規格品番
1st 2015年9月2日 黄金の海であの子に逢えたなら DQC-1499
2nd 2017年2月15日 君によく似た人がいる DSKI-1001
3rd 2018年6月13日 ただの思い出にならないように DSKI-1003
4th 2021年3月3日 新しい花(初回生産限定盤) UMCK-7091
新しい花(通常盤) UMCK-1681
5th 2022年7月6日 また会いましたね UMCK-7170
6th 2022年9月2日 また会いましたねいきっど PROS-1019

ミニ・アルバム[編集]

発売日 タイトル 規格品番 発売元
1st 2010年07月21日 THE RIOT-0006 発売元:(有)サンバフリー、閃光レーベル
2nd 2012年11月07日 中くらいの話 DQC-973 DOSUKOI RECORD
3rd 2014年02月05日 いざ行かん DQC-1219
4th 2019年05月08日 逆上がりの向こう側 (DVD+CD) UMCK-7011 UNIVERSAL SIGMA
逆上がりの向こう側 (CD) UMCK-1621
5th 2020年03月04日 きっと私を待っている UMCK-1652

その他[編集]

  • 関取花のデモ(ライブ会場限定音源)
  • ライブDVD「関取花ホールワンマンライブ〜西でどすこい東でどすこい〜」(ライブ会場限定音源)

参加作品[編集]

コンピレーション[編集]

  • 『閃光ライオット2009』(2009年12月2日発売)「花」で参加[9]
  • 『JACKMAN RECORDS COMPILATION ALBUM vol.6』(2012年11月7日発売)「めんどくさいのうた」で参加[10]

楽曲提供[編集]

タイアップ[編集]

楽曲 タイアップ
むすめ 2012年度 神戸女子大学TVCMソング
最後の青 2013年度 神戸女子大学TVCMソング
はつ恋 テレビ神奈川『MUTOMA』2014年4月度テーマソング
彩光 2014年度 神戸女子大学TVCMソング
dawn 映画『ショート・ターム』イメージソング[11]
流れ星 テレビ神奈川sakusaku』2015年9月度テーマソング、TOKYO MX「週末めとろポリシャン」9月度エンディングテーマ
こんにちは こんにちは 2016年 アミュプラザおおいた1周年テーマソング
もしも僕に 2017年 大正製薬リポビタンDショートフィルム 監督:タナダユキ 出演:須賀健太、三浦透子
君の住む街 2017年 ネッツトヨタ広島 50周年 CM曲(のん出演)
しんきんガール 2017年 一般社団法人全国信用金庫協会 WEBCM 監督:山岸聖太 出演:小川紗良
2017年 FCI News Catch! テーマソング
オールライト 2018年 ネッツトヨタ広島 CM曲 (のん出演)
今をください FODドラマ「アンサング・シンデレラ ANOTHER STORY 〜新人薬剤師 相原くるみ〜」主題歌
あなたがいるから 映画「感謝離 ずっと⼀緒に」主題歌
新しい花 日本テレビ系「スッキリ」2月エンディングテーマ
ラジオはTBS TBSラジオ「パンサー向井の#ふらっと」のオープニング&エンディングテーマソング
やさしい予感 TBSラジオ「パンサー向井の#ふらっと」交通情報テーマソング
道の上の兄弟 CBCテレビ 歩道・車道バラエティ「道との遭遇」テーマソング

ライブツアー[編集]

名前 日付 会場
THE 夏巡業2010 2010年8月6日 北海道・札幌COLONY
2010年8月7日 北海道・イオン札幌発寒SC
北海道・札幌Sound Lab mole
2010年8月8日 北海道・イオン苫小牧SC
北海道・札幌Sound Lab mole
2010年8月14日 宮城・仙台MACANA
2010年8月15日 宮城・イオンモール名取エアリ
2010年8月20日 東京・タワーレコード新宿店
2010年8月22日 東京・Shibuya O-EAST
2010年8月27日 熊本・イオンモール熊本クレア
鹿児島・イオン鹿児島SC
2010年8月28日 福岡・キャナルシティ博多
福岡・ゆめタウン久留米
2010年8月29日 長崎・みらい長崎ココウォーク
2010年9月5日 愛知・アスナル金山
2010年9月4日 大阪・あべのHoop
名前 日付 会場 備考
がっぷりよツアー 2017年9月4日 名古屋 CLUB UPSET w/緑黄色社会
2017年9月5日 大阪 Shangri-La w/NakamuraEmi
2017年9月14日 東京 duo music exchange w/奇妙礼太郎
2017年9月22日 仙台 enn2nd w/石崎ひゅーい、井乃頭蓄音団

出演[編集]

ラジオレギュラー[編集]

  • 関取花のどすこいラジオ(2014年7月 - 2015年9月29日、FMヨコハマ@FM
  • MUSIC ARROWS「水曜日の土俵際」(2016年7月6日 - 2017年6月28日、 TS ONE
  • 帰ってきたどすこいラジオ(2016年9月4日 - 2017年6月26日、FMヨコハマ・@FM)
  • GOLD RUSH(2016年10月 - 2019年9月、 J-WAVE
  • 関取花のどすこいちゃんこラジオ(2019年6月2日 TBSラジオ
  • 関取花のどすこい散歩ラジオ(2019年12月27日 TBSラジオ)
  • ねるまえのまえ(2020年1月8日 - 3月26日、TOKYO FM
  • 有馬隼人とらじおと山瀬まみと(2020年4月 - 9月、TBSラジオ)
  • 関取花のこれより三役(2021年2月17日 - 、AuDee

テレビ[編集]

CM[編集]

その他[編集]

  • Webコラム連載「関取花の一冊読んでく?」(2020年7月 - 、光文社[12]

関連項目[編集]

脚注[編集]

出典[編集]

  1. ^ 関取花”. RO69JACK. 2012年11月20日閲覧。
  2. ^ a b c 関取花のプロフィール”. CDジャーナル. 音楽出版社. 2015年8月14日閲覧。
  3. ^ 関取花、先祖は関取ではなく意外な人だった - J-WAVE NEWS(2017年3月25日)
  4. ^ a b c もりひでゆき. “「閃光ライオット」から3年 女子大生シンガーのリアルな姿を語る”. 音楽ナタリー. ナターシャ. p. 1. 2012年11月20日閲覧。
  5. ^ 関取花、TBSラジオ春の新番組『パンサー向井の#ふらっと』テーマソング書き下ろし - BARKS JAPAN MUSIC NETWORK”. 2022年7月13日閲覧。
  6. ^ 関取 花のオフィシャル・サイトがオープン!”. CDジャーナル. 音楽出版社 (2010年7月26日). 2012年11月20日閲覧。
  7. ^ a b 成松哲. “"弾き語りの人"が歌う 自分の原点と今の気持ち”. 音楽ナタリー. ナターシャ. p. 1. 2015年8月14日閲覧。
  8. ^ もりひでゆき. “「閃光ライオット」から3年 女子大生シンガーのリアルな姿を語る”. 音楽ナタリー. ナターシャ. p. 3. 2012年11月20日閲覧。
  9. ^ 閃光ライオット2009”. 閃光レーベル公式サイト. 2012年11月20日閲覧。
  10. ^ JACKMAN RECORDS COMPILATION ALBUM vol.6『RO69JACK 11/12』”. JACKMAN RECORDS公式サイト. 2012年11月20日閲覧。
  11. ^ 関取花、米映画イメージソングを本日より配信”. 音楽ナタリー. ナターシャ (2014年11月19日). 2015年8月14日閲覧。
  12. ^ 関取花の 一冊読んでく? 本がすき。(光文社)
  13. ^ ソニー「Play You. House」から若手アーティスト生配信”. 音楽ナタリー. ナターシャ (2010年6月18日). 2012年11月20日閲覧。

外部リンク[編集]