豊後森駅

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豊後森駅
リニューアル前の駅舎(2008年8月20日撮影)
リニューアル前の駅舎(2008年8月20日撮影)
ぶんごもり - Bungo-Mori
北山田 (5.4km)
(4.1km) 恵良
所在地 大分県玖珠郡玖珠町大字帆足245-5
所属事業者 九州旅客鉄道(JR九州)
所属路線 久大本線
キロ程 73.2km(久留米起点)
電報略号 フモ
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線[1]
乗車人員
-統計年度-
133,418人/年[2]人/日(降車客含まず)
-2013年[2]-
乗降人員
-統計年度-
降車人員: 129,930人/年[2]人/日
-2013年[2]-
開業年月日 1929年昭和4年)12月15日[3][4][5]
備考 業務委託駅
豊後森機関庫(整備前)
駅東側から構内を望む(リニューアル前)
豊後森駅のホーム(リニューアル前)

豊後森駅(ぶんごもりえき)は、大分県玖珠郡玖珠町大字帆足にある、九州旅客鉄道(JR九州)久大本線である。

玖珠町の中心駅で[1]、久大本線の重要な拠点駅としての機能を持っている。かつては恵良駅を起点とする宮原線の列車が1984年の同線廃止まで当駅に発着していた[要出典]

歴史[編集]

駅構造[編集]

駅舎に接した単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線の合計2面3線を有する地上駅である[1]。ホーム間は跨線橋で結ばれており、駅舎は木造建築となっている。

JR九州鉄道営業が駅業務を行う業務委託駅で、POS端末と駅舎内部の待合所に自動券売機が設置されている。2011年3月までは直営駅であったが、業務委託化の際にみどりの窓口とマルスが撤去された。窓口の営業時間は7時10分 - 19時15分で、営業時間外は駅員不在になる[要出典]

2013年には、観光開発の一環として、ななつ星in九州の運行開始に合わせて、水戸岡鋭治のデザインにより駅舎を茶色に塗装する等の改修が行われた[9][10]

利用状況[編集]

1965年(昭和40年)度には乗車人員が985,113人(定期外:347,639人、定期:637,474人)、降車人員が989,147人で、手荷物(発送:2,448個、到着:2,281個)や小荷物(発送:6,253個、到着:31,631個)も取り扱っていた[11]

2013年(平成25年)度の乗車人員は133,418人(定期外:37,580人、定期:95,838人)、降車人員は129,930人である[2]

※1日平均乗車人員の数値は各年度版「大分県統計年鑑」による年間乗車人員の値を各年度の日数で割った値。


年度 年間
乗車人員
定期外
乗車人員
定期
乗車人員
一日平均
乗車人員*
年間
降車人員
出典
1965年(昭和40年) 985,113 347,639 637,474 - 989,147 [11]
- - - - - - -
1990年(平成2年) 314,569 112,179 202,390 - 303,915 [12]
1991年(平成3年) 315,258 117,855 197,403 - 311,844 [13]
1992年(平成4年) 298,906 108,071 190,835 - 296,464 [14]
1993年(平成5年) 284,630 98,544 186,086 - 282,465 [15]
1994年(平成6年) 283,314 98,728 184,586 - 280,231 [16]
1995年(平成7年) 273,659 92,868 180,791 - 272,547 [17]
1996年(平成8年) 245,591 83,956 161,635 - 243,370 [18]
1997年(平成9年) 207,483 75,807 131,676 - 208,858 [19]
1998年(平成10年) 199,536 72,274 127,262 - 201,116 [20]
1999年(平成11年) 188,424 66,455 121,969 - 190,601 [21]
2000年(平成12年) 179,633 6,715 172,918 492 183,422 [22]
2001年(平成13年) 175,713 59,507 116,206 481 179,936 [23]
2002年(平成14年) 184,518 57,108 127,410 506 188,053 [24]
2003年(平成15年) 189,255 56,136 133,119 519 191,851 [25]
2004年(平成16年) 180,471 50,911 129,560 494 182,989 [26]
2005年(平成17年) 164,083 46,315 117,768 450 166,284 [27]
2006年(平成18年) 157,877 43,613 114,264 433 160,273 [28]
2007年(平成19年) 159,581 42,045 117,536 436 162,002 [29]
2008年(平成20年) 165,560 39,875 125,685 454 167,068 [30]
2009年(平成21年) 155,020 36,138 118,882 425 155,551 [31][注釈 1]
2010年(平成22年) 148,079 39,722 108,357 406 146,673 [33][注釈 1]
2011年(平成23年) 137,195 36,887 100,308 375 136,433 [34][注釈 1]
2012年(平成24年) 129,520 33,422 96,098 355 129,317 [35][注釈 1]
2013年(平成25年) 133,418 37,580 95,838 129,930 [2][注釈 1]
  • * 一日平均乗車人員は年間乗車人員の値を各年度の日数で割った値。

駅周辺[編集]

豊後森駅周辺は玖珠町の中心部にあたる。駅北側には久大本線と並行して大分県道678号書曲野田線が通り、同県道や駅北側西側の大分県道43号玖珠山国線に沿って商店街が形成されている。また駅から約700メートル、玖珠川を挟んで対岸にあたる塚脇地区には国道210号が通り、こちらにも商店街や郊外型の量販店、大分県警察本部玖珠警察署大分合同新聞社玖珠支局などがある。

バス路線[編集]

2014年平成26年)10月現在、日田バス大分交通グループ(玖珠観光バス)の一般路線と、コミュニティバス「玖珠町まちなか循環バス」の計16路線が発着する[8]

日田バス・玖珠観光バス・玖珠町まちなか循環バスは駅前広場のバス乗り場に発着する。駅前の道路上のバス停には、玖珠町がコミュニティバスとは別に運行する「ふれあい福祉バス」と、隣の九重町が町内と玖珠町中心部を結んで運行するコミュニティバスが発着する。停留所名は玖珠観光バスのみ「豊後森」で他は「森駅前」である。旧国鉄宮原線代替路線の宝泉寺温泉方面をはじめ、高塚愛宕地蔵尊へ向かう路線や、豊後中村駅経由で飯田高原九重山方面へ向かう路線などがある。

かつては玖珠観光バスのバス乗り場のみが駅前広場にあり、日田バスと玖珠町まちなか循環バスは駅前道路上にバス停を設けていたが、2014年(平成26年)10月1日より、日田バスと玖珠町まちなか循環バスの乗り場は玖珠観光バスのバス乗り場に発着するようになった[8][36]。この際に、九重町コミュニティバスや玖珠町ふれあい福祉バスも同じバス停に統一しようとしたが、これらは白ナンバー車を使用する自家用有償旅客運送であり、バス停近くで白ナンバー車の乗降を禁じた道路交通法の既定のため、断念している[8]

発着路線[編集]

豊後森機関庫[編集]

豊後森駅の近くに旧豊後森機関区の扇形機関庫である豊後森機関庫が残っている。1934年(昭和9年)に、久大線の全線開通とともに完成したもので、ディーゼル化にともない1970年(昭和45年)に廃止された。梅小路蒸気機関車館と同規模とされる。2006年(平成18年)3月には、町がJR九州から買い取り、将来的には鉄道記念公園として整備する計画がある。車窓からは恵良方面進行方向右側に見える。

扇形機関庫と転車台は、2009年平成21年)に近代化産業遺産に認定され[1][注釈 2]2012年(平成24年)に国の登録有形文化財に認定された[1]

2015年6月に、福岡県志免町に保存されていた9600形蒸気機関車(29612号機)が移設された[37]

玖珠町は2015年11月に機関車庫近くの旧作業員詰所を改修して「豊後森機関庫ミュージアム」を開設する予定と、同年8月に報じられた[38]

隣の駅[編集]

九州旅客鉄道
久大本線
北山田駅 - 豊後森駅 - 恵良駅

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ a b c d e 大分県統計協会が廃止されてウェブ上で公開[32]
  2. ^ 2月6日に「旧豊後森機関区の関連遺産」として[要出典]

出典[編集]

  1. ^ a b c d e f 『JR九州のひみつ』 PHP研究所、2013年10月9日。ISBN 978-4-569-81493-3
  2. ^ a b c d e 平成26年版 大分県統計年鑑 11 運輸および通信 128.鉄道各駅別運輸 状況(JR九州・JR貨物) 2015年3月10日”. 大分県総務部統計課. 2015年6月26日閲覧。
  3. ^ a b c 『玖珠郡史』 玖珠町 九重町、1965年。
  4. ^ a b 諸河久 松本典久 『JRローカル線』 保育社、1994年。ISBN 978-4586508587
  5. ^ a b c 日本国有鉄道 総裁室修史課 『日本国有鉄道百年史 第9巻』 日本国有鉄道、1972年3月。
  6. ^ 『交通年鑑 昭和63年版』 交通協力会、1988年3月。
  7. ^ 今村都南雄 『民営化の效果と現実NTTとJR』 中央法規出版、1997年8月。ISBN 978-4805840863
  8. ^ a b c d 松本健造(2014年10月11日). “バス乗り場統一し好評 豊後森駅前発着の3事業者16路線”. 朝日新聞(朝日新聞社)
  9. ^ 「ななつ星」運行に合わせ 豊後森駅改修 大分合同新聞、2013年7月30日
  10. ^ 久大本線「豊後森駅」リニューアル (PDF) 九州旅客鉄道株式会社、2013年7月30日
  11. ^ a b 大分県総務部統計課 『昭和41年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、1966年3月。
  12. ^ 大分県総務部統計課 『平成3年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、1991年12月31日。
  13. ^ 大分県総務部統計課 『平成4年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、1992年12月31日。
  14. ^ 大分県総務部統計課 『平成5年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、1994年3月31日。
  15. ^ 大分県総務部統計課 『平成6年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、1995年3月31日。
  16. ^ 大分県総務部統計課 『平成7年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、1996年3月31日。
  17. ^ 大分県総務部統計課 『平成8年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、1997年3月31日。
  18. ^ 大分県総務部統計課 『平成9年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、1998年3月31日。
  19. ^ 大分県総務部統計課 『平成10年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、1999年3月31日。
  20. ^ 大分県総務部統計課 『平成11年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2000年3月31日。
  21. ^ 大分県総務部統計課 『平成12年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2001年3月31日。
  22. ^ 大分県総務部統計課 『平成13年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2002年3月31日。 - 11運輸および通信 - 132 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物) (ウェブ版XLS)
  23. ^ 大分県総務部統計課 『平成14年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2003年3月31日。 - 11運輸および通信 - 132 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物) (ウェブ版XLS)
  24. ^ 大分県総務部統計課 『平成15年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2004年3月31日。 - 11運輸および通信 - 132 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物) (ウェブ版XLS)
  25. ^ 大分県総務部統計課 『平成16年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2005年3月31日。 - 11運輸および通信 - 132 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物) (ウェブ版XLS)
  26. ^ 大分県総務部統計課 『平成17年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2006年3月31日。 - 11運輸および通信 - 132 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物) (ウェブ版XLS)
  27. ^ 大分県総務部統計課 『平成18年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2007年3月31日。 - 11運輸および通信 - 132 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物) (ウェブ版XLS)
  28. ^ 大分県総務部統計課 『平成19年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2007年3月31日。 - 11運輸および通信 - 130 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物) (ウェブ版XLS)
  29. ^ 大分県総務部統計課 『平成20年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2009年3月31日。 - 11運輸および通信 - 129 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物) (ウェブ版XLS)
  30. ^ 大分県総務部統計課 『平成21年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2010年3月31日。 - 11運輸および通信 - 129 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物) (ウェブ版XLS)
  31. ^ 平成22年版 大分県統計年鑑 11 運輸および通信 129.鉄道各駅別運輸 状況(JR九州・JR貨物) 2012年2月15日”. 大分県総務部統計課. 2015年6月26日閲覧。
  32. ^ 池端真理 『全国都道府県統計協会刊行の統計資料調査について』 地域総合研究 第38巻 第2号 (鹿児島国際大学地域総合研究所) (2011年)
  33. ^ 平成23年版 大分県統計年鑑 11 運輸および通信 128.鉄道各駅別運輸 状況(JR九州・JR貨物) 2012年6月15日”. 大分県総務部統計課. 2015年6月26日閲覧。
  34. ^ 平成24年版 大分県統計年鑑 11 運輸および通信 128.鉄道各駅別運輸 状況(JR九州・JR貨物) 2013年8月5日”. 大分県総務部統計課. 2015年6月26日閲覧。
  35. ^ 平成23年版 大分県統計年鑑 11 運輸および通信 128.鉄道各駅別運輸 状況(JR九州・JR貨物) 2012年6月15日”. 大分県総務部統計課. 2015年6月26日閲覧。
  36. ^ JR豊後森駅のバス乗り場(森駅前停留所)を統一いたします。 (PDF) - 玖珠町・玖珠観光バス・日田バス、2014年9月24日
  37. ^ SL志免から玖珠へ 旧豊後森機関庫で引き渡し式 - 読売新聞、2015年6月23日
  38. ^ 鉄道楽しむ博物館 旧豊後森機関庫公園内に設置へ - 大分合同新聞2015年8月21日

関連項目[編集]

外部リンク[編集]