豊後中村駅

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豊後中村駅
駅舎(2012年11月)
駅舎(2012年11月)
ぶんごなかむら - Bungo-Nakamura
引治 (2.4km)
(5.1km) 野矢
所在地 大分県玖珠郡九重町大字右田[1]
所属事業者 九州旅客鉄道(JR九州)
所属路線 久大本線
キロ程 83.1km(久留米起点)
電報略号 ナム
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線[1]
乗車人員
-統計年度-
25,814人/年[2]人/日(降車客含まず)
-2013年[2]-
乗降人員
-統計年度-
降車人員:27,804人/年[2]人/日
-2013年[2]-
開業年月日 1928年昭和3年)10月28日[3][3][4][5][6]
備考 簡易委託駅[7]
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豊後中村駅(ぶんごなかむらえき)は、大分県玖珠郡九重町大字右田にある、九州旅客鉄道(JR九州)久大本線である[1]

九重山筋湯温泉への玄関口として知られ[8]九重"夢"大吊橋の玄関口にもなっている[1]。 特急「ゆふ」が停車する[1]

歴史[編集]

駅構造[編集]

旧駅舎

相対式ホーム2面2線を有する地上駅[1]もとは単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線のあわせて2面3線をもっていたが、駅舎から最も離れた1線が撤去され2面2線となった[要出典]

古くからの木造駅舎があったが、2010年(平成22年)に総工費3876万円で茅葺き屋根の木造平屋建て(延床面積132m2)の新駅舎に建て替えられた[12][14]。茅葺きの駅舎は全国で2例目[1]

駅舎には当初より水洗トイレ・事務室・多目的ホールのほか、厨房が設けられている[12]。2011年(平成23年)4月23日には、駅舎内に地元の食材を使った郷土料理を供する食堂が開業した[15][16]が、2013年(平成25年)3月に閉店した。 その後、2013年(平成25年)9月に、九重町観光協会の事務所が九重町役場から移転した。[17]

JR九州鉄道営業による業務委託駅であったが、2010年4月1日より九重町に業務が委託され、簡易委託駅となっている[7]切符の販売は町から受託した九重観光サービスが行っている。マルスはないがPOS端末が設置されている[要出典]

利用状況[編集]

1965年(昭和40年)度には乗車人員が371,153人(定期外:164,439人、定期:206,714人)、降車人員が378,904人で、手荷物(発送:582個、到着:694個)や小荷物(発送:1,598個、到着:6,808個)も取り扱っていた[18]

2013年(平成25年)度の乗車人員は25,814人(定期外:6,726人、定期:19,088人)、降車人員は27,804人である[2]

※1日平均乗車人員の数値は各年度版「大分県統計年鑑」による年間乗車人員の値を各年度の日数で割った値。


年度 年間
乗車人員
定期外
乗車人員
定期
乗車人員
一日平均
乗車人員*
年間
降車人員
出典
1965年(昭和40年) 371,153 164,439 206,714 - 378,904 [18]
- - - - - - -
1990年(平成2年) 95,045 41,158 53,887 - 95,571 [19]
1991年(平成3年) 94,997 42,695 52,302 - 98,485 [20]
1992年(平成4年) 86,666 37,967 48,699 - 87,913 [21]
1993年(平成5年) 79,306 30,992 48,314 - 80,727 [22]
1994年(平成6年) 79,561 32,241 47,320 - 80,388 [23]
1995年(平成7年) 76,647 29,126 47,521 - 79,205 [24]
1996年(平成8年) 69,671 26,516 43,155 - 71,419 [25]
1997年(平成9年) 61,940 22,968 38,972 - 65,053 [26]
1998年(平成10年) 57,681 21,030 36,651 - 59,847 [27]
1999年(平成11年) 55,642 18,822 36,820 - 57,942 [28]
2000年(平成12年) 52,979 17,500 35,479 145 54,884 [29]
2001年(平成13年) 47,672 17,383 30,289 131 49,691 [30]
2002年(平成14年) 54,167 16,605 37,562 148 46,075 [31]
2003年(平成15年) 43,253 15,158 28,095 119 44,691 [32]
2004年(平成16年) 43,773 14,458 29,315 120 44,730 [33]
2005年(平成17年) 44,218 11,794 32,424 121 45,782 [34]
2006年(平成18年) 39,424 11,137 28,287 108 40,444 [35]
2007年(平成19年) 40,569 11,840 28,729 111 41,561 [36]
2008年(平成20年) 38,373 11,645 26,728 105 39,882 [37]
2009年(平成21年) 34,349 9,983 24,366 94 35,712 [38][注釈 1]
2010年(平成22年) 31,408 8,313 23,095 86 34,313 [40][注釈 1]
2011年(平成23年) 30,379 7,992 22,387 83 31,923 [41][注釈 1]
2012年(平成24年) 25,701 6,583 19,118 70 27,786 [42][注釈 1]
2013年(平成25年) 25,814 6,726 19,088 27,804 [2][注釈 1]
  • * 一日平均乗車人員は年間乗車人員の値を各年度の日数で割った値。

駅周辺[編集]

バス[編集]

その他[編集]

駅名に豊後が冠せられたのは、当時常磐線に中村駅があったからである。中村駅は1961年相馬駅と改称された。その後、1970年に中村線(現・土佐くろしお鉄道)に中村駅が開業したが、当駅の方が古いにもかかわらず旧国名を冠するという珍しい現象が発生することとなった。なお、中村駅は国鉄の自動車駅時代は土佐中村駅を名乗っていた[要出典]

隣の駅[編集]

九州旅客鉄道
久大本線
引治駅 - 豊後中村駅 - 野矢駅

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ a b c d e 大分県統計協会が廃止されてウェブ上で公開[39]

出典[編集]

  1. ^ a b c d e f g 『週刊 JR全駅・全車両基地』38号 大分駅・由布院駅・田主丸駅ほか、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年5月12日、21頁。
  2. ^ a b c d e 平成26年版 大分県統計年鑑 11 運輸および通信 128.鉄道各駅別運輸 状況(JR九州・JR貨物) 2015年3月10日”. 大分県総務部統計課. 2015年6月26日閲覧。
  3. ^ a b c d 『大分県史 近代編 3』 大分県、1987年。
  4. ^ a b c 『玖珠郡史』 玖珠町 九重町、1965年。
  5. ^ a b c 諸河久 松本典久 『JRローカル線』 保育社、1994年。ISBN 978-4586508587
  6. ^ a b c 日本国有鉄道 総裁室修史課 『日本国有鉄道百年史 第9巻』 日本国有鉄道、1972年3月。
  7. ^ a b c “平成22年3月定例会(第1回-03月16日-05号”. 九重町議会. (2010-03-16). "昨年の9月にJRのほうから豊後中村駅の切符の販売について、" 
  8. ^ 『駅ところどころ 九州の鉄道80年史から』 毎日新聞社、1969年10月25日。
  9. ^ “宇佐、豊後中村駅の貨物扱い 10日から廃止”. 大分合同新聞(朝刊) (大分合同新聞社): p. 5. (1979年12月6日) 
  10. ^ 『交通年鑑 昭和63年版』 交通協力会、1988年3月。
  11. ^ 今村都南雄 『民営化の效果と現実NTTとJR』 中央法規出版、1997年8月。ISBN 978-4805840863
  12. ^ a b c d e “豊後中村駅を併設/活性化センター落成式”. 大分合同新聞 (大分合同新聞社): p. 17(朝刊). (2010年7月1日) 
  13. ^ “JR豊後中村駅の駅舎取り壊し 交流施設を建設へ”. 大分合同新聞 (大分合同新聞社): p. 13. (2010年2月6日(朝刊)) 
  14. ^ a b “JR豊後中村駅:駅舎完成 活性化交流センター機能も--九重町/大分”. 朝日新聞(地方版・大分) (朝日新聞社): p. 20. (2010年7月3日) 
  15. ^ 夢食堂:JR豊後中村駅舎内で開業/大分[リンク切れ] 毎日新聞、2011年4月24日
  16. ^ 九重町「夢食堂かやぶきや」の夢丼 おおいた味散歩 oitatv.com、2011年04月29日
  17. ^ 初の役場外 観光協会が豊後中村駅に移転 大分合同新聞、2013年10月16日
  18. ^ a b 大分県総務部統計課 『昭和41年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、1966年3月。
  19. ^ 大分県総務部統計課 『平成3年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、1991年12月31日。
  20. ^ 大分県総務部統計課 『平成4年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、1992年12月31日。
  21. ^ 大分県総務部統計課 『平成5年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、1994年3月31日。
  22. ^ 大分県総務部統計課 『平成6年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、1995年3月31日。
  23. ^ 大分県総務部統計課 『平成7年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、1996年3月31日。
  24. ^ 大分県総務部統計課 『平成8年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、1997年3月31日。
  25. ^ 大分県総務部統計課 『平成9年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、1998年3月31日。
  26. ^ 大分県総務部統計課 『平成10年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、1999年3月31日。
  27. ^ 大分県総務部統計課 『平成11年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2000年3月31日。
  28. ^ 大分県総務部統計課 『平成12年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2001年3月31日。
  29. ^ 大分県総務部統計課 『平成13年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2002年3月31日。 - 11運輸および通信 - 132 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物) (ウェブ版XLS)
  30. ^ 大分県総務部統計課 『平成14年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2003年3月31日。 - 11運輸および通信 - 132 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物) (ウェブ版XLS)
  31. ^ 大分県総務部統計課 『平成15年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2004年3月31日。 - 11運輸および通信 - 132 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物) (ウェブ版XLS)
  32. ^ 大分県総務部統計課 『平成16年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2005年3月31日。 - 11運輸および通信 - 132 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物) (ウェブ版XLS)
  33. ^ 大分県総務部統計課 『平成17年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2006年3月31日。 - 11運輸および通信 - 132 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物) (ウェブ版XLS)
  34. ^ 大分県総務部統計課 『平成18年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2007年3月31日。 - 11運輸および通信 - 132 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物) (ウェブ版XLS)
  35. ^ 大分県総務部統計課 『平成19年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2007年3月31日。 - 11運輸および通信 - 130 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物) (ウェブ版XLS)
  36. ^ 大分県総務部統計課 『平成20年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2009年3月31日。 - 11運輸および通信 - 129 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物) (ウェブ版XLS)
  37. ^ 大分県総務部統計課 『平成21年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2010年3月31日。 - 11運輸および通信 - 129 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物) (ウェブ版XLS)
  38. ^ 平成22年版 大分県統計年鑑 11 運輸および通信 129.鉄道各駅別運輸 状況(JR九州・JR貨物) 2012年2月15日”. 大分県総務部統計課. 2015年6月26日閲覧。
  39. ^ 池端真理 『全国都道府県統計協会刊行の統計資料調査について』 地域総合研究 第38巻 第2号 (鹿児島国際大学地域総合研究所) (2011年)
  40. ^ 平成23年版 大分県統計年鑑 11 運輸および通信 128.鉄道各駅別運輸 状況(JR九州・JR貨物) 2012年6月15日”. 大分県総務部統計課. 2015年6月26日閲覧。
  41. ^ 平成24年版 大分県統計年鑑 11 運輸および通信 128.鉄道各駅別運輸 状況(JR九州・JR貨物) 2013年8月5日”. 大分県総務部統計課. 2015年6月26日閲覧。
  42. ^ 平成23年版 大分県統計年鑑 11 運輸および通信 128.鉄道各駅別運輸 状況(JR九州・JR貨物) 2012年6月15日”. 大分県総務部統計課. 2015年6月26日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]