岸辺駅

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岸辺駅
橋上駅舎(2015年8月)
橋上駅舎(2015年8月)
きしべ
Kishibe
千里丘 (1.7km)
(2.4km) 吹田*
所在地 大阪府吹田市岸部南一丁目16-1
所属事業者 JR logo (west).svg西日本旅客鉄道(JR西日本)
所属路線 A 東海道本線JR京都線
キロ程 546.4km(東京起点)
京都から32.8km
電報略号 キヘ
駅構造 地上駅橋上駅
ホーム 2面4線(乗降は2面2線のみ)
乗車人員
-統計年度-
15,464人/日(降車客含まず)
-2015年-
開業年月日 1947年昭和22年)4月11日
備考 直営駅
みどりの窓口
* この間に吹田貨物ターミナル駅有り(当駅から0.9km先)。
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橋上駅舎化前のホーム

岸辺駅(きしべえき)は、大阪府吹田市岸部南一丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)東海道本線。「JR京都線」の愛称区間に含まれている。

概要[編集]

駅の北側には広大な吹田操車場跡地が存在していたが、それを引き継いだ吹田信号場や、さらなる後身として吹田操車場跡地に新設された吹田貨物ターミナル駅とは同一構内として扱われていない。また、駅名は「岸辺」であるが地名は「岸部」である。これは当時の日本国有鉄道(国鉄)が駅名に簡便で間違いにくい表記を採用したためである。なお、岸部という地名は1889年(明治22年)の町村制施行のときに「吉志部」を簡略化したものである。

阪急電鉄正雀駅とは徒歩6分程度の距離である。

歴史[編集]

駅構造[編集]

複々線区間内にあり、上り・下りの各内側線・外側線間に1面ずつ、計2面4線(乗降は2面2線のみ)の島式ホームを有する地上駅となっている。2012年3月17日より、ホームの上に駅舎がくる橋上駅方式となった。2012年3月16日までは、改札口とホームとは階段と地下通路で連絡している地上駅方式であった。地上駅時代はエスカレーターエレベーターは設置されていなかったが、橋上駅舎化で解消された。橋上駅舎には多目的トイレも設置されている。

分岐器絶対信号機を持たないため、停留所に分類される。4線とも停車可能であるが、普通電車のみが停車する当駅では基本的に内側の2番・3番ホームのみが乗降に使われる。このため、外側線のホームには安全柵が設置されている(ただし、JR吹田工場からの線路や貨物線は除く)。

改札機はICOCA・提携ICカード対応。LED式発車案内2002年7月29日JR京都・神戸線運行管理システムの導入にあわせて設置の2・3番のりばのみであったが、2008年2月20日より改札口にも3段表示できるものが設置された。

直営駅ではあるが駅長は配置されておらず、高槻駅(管理駅)と吹田駅(地区駅)が当駅を管理している。この為、時間帯によっては1人勤務になり、窓口と改札を兼務する(その時間中は、改札口にも「只今の時間は1人勤務です」という旨が書いてある。橋上駅舎の使用開始後も状況は同じである)。また、橋上駅舎化でみどりの券売機が設置された。[1]

駅南側にJR吹田工場からの線路、駅北側に貨物線があり、当駅の東側がカーブになっていることから、鉄道写真の撮影ポイントとなっており、多くの鉄道ファンが列車を撮影している光景が見られる。

のりば[編集]

のりば 路線 方向 線路 行先
1 A JR京都線 下り 外側線 (通過列車のみのため閉鎖)
2 A JR京都線 下り 内側線 新大阪大阪三ノ宮方面
3 上り 高槻京都方面
4 A JR京都線 上り 外側線 (通過列車のみのため閉鎖)
  • 路線名は旅客案内上の名称(愛称)で表記

橋上駅舎化工事[編集]

完成した跨線橋

吹田操車場跡地への吹田貨物ターミナルの建設に先立って、2012年3月17日に橋上駅舎に改築され、使用が開始された。同時にホームを千里丘方へ約40メートル(2両分)延長した上で、エレベーターエスカレーター、階段が新設された。また、線路や貨物駅をまたぐペデストリアンデッキを設けることで、線路の北側と駅のアクセスが改善された。なお、この計画は吹田市が貨物駅を受け入れる条件の1つとなっていた。工事自体は2015年3月14日に完成した。

この準備工事として、駅構内にあったキヨスクハートイン岸辺店を閉店させ、2009年7月26日より改札の位置を西側へずらした(キヨスクは9月4日より仮店舗にて営業再開)。また、この工事によって駅本屋の右半分が削られ、2009年10月17日より窓口と改札口の位置が変更された。2009年11月21日より駅前ロータリーの構造が変更となり、2010年1月17日からは橋上構造物準備工事のために大阪側へと両方向ともホームがずらされ、下り線は1両分、上り線は2両分の仮設ホームができた。

ダイヤ[編集]

日中時間帯は1時間に8本が停車する。朝ラッシュ時の大阪方面は4分間隔で発車する。

利用状況[編集]

2015年(平成27年)度の1日平均乗車人員15,464人である。

大阪府統計年鑑[* 1]によると、近年の1日平均乗車人員は以下の通りである。

年度 1日平均
乗車人員
出典
1990年(平成02年) 13,559 [* 2]
1991年(平成03年) 14,586 [* 3]
1992年(平成04年) 15,170 [* 4]
1993年(平成05年) 15,592 [* 5]
1994年(平成06年) 15,710 [* 6]
1995年(平成07年) 16,617 [* 7]
1996年(平成08年) 16,946 [* 8]
1997年(平成09年) 16,666 [* 9]
1998年(平成10年) 16,433 [* 10]
1999年(平成11年) 16,112 [* 11]
2000年(平成12年) 15,439 [* 12]
2001年(平成13年) 15,259 [* 13]
2002年(平成14年) 14,868 [* 14]
2003年(平成15年) 14,754 [* 15]
2004年(平成16年) 14,600 [* 16]
2005年(平成17年) 14,439 [* 17]
2006年(平成18年) 14,567 [* 18]
2007年(平成19年) 14,556 [* 19]
2008年(平成20年) 14,712 [* 20]
2009年(平成21年) 14,563 [* 21]
2010年(平成22年) 14,478 [* 22]
2011年(平成23年) 14,563 [* 23]
2012年(平成24年) 14,883 [* 24]
2013年(平成25年) 15,402 [* 25]
2014年(平成26年) 15,274 [* 26]
2015年(平成27年) 15,464 [* 27]

駅周辺[編集]

北側から撮影した岸辺駅。吹田操車場跡の遙か彼方にホームの屋根だけが確認できる
岸部地下道

バス路線[編集]

阪急バス(いずれも吹田市内線)

  • JR岸辺南口
  • JR岸辺北口
    • 1のりば: 11系統 桃山台駅前行き(亥子谷・南千里経由)
    • 2のりば: 12系統・18系統 阪急山田千里中央行き(下山田・山田樫切山・新小川経由)
    • 3のりば: 12系統 JR吹田行き(吹高口・吹田市役所前(阪急吹田)経由)

隣の駅[編集]

西日本旅客鉄道
A JR京都線(東海道本線)
新快速・快速
通過
普通
千里丘駅 - 岸辺駅 - 吹田駅
  • 当駅 - 吹田駅間には貨物駅として吹田貨物ターミナル駅があるが、施設は貨物線のみに存在しており、当駅構内の旅客線からは直接繋がっていない。なお、同駅の前身である吹田信号場は、営業キロ上では千里丘駅 - 当駅の間に位置していた。

脚注[編集]

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出典[編集]

統計資料[編集]

大阪府統計年鑑

関連項目[編集]

外部リンク[編集]