島本駅

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島本駅
東口(2008年3月21日)
東口(2008年3月21日)
しまもと - Shimamoto
山崎 (2.2km)
(5.3km) 高槻
所在地 大阪府三島郡島本町桜井一丁目3番39号
所属事業者 JR logo (west).svg西日本旅客鉄道(JR西日本)
所属路線 A 東海道本線JR京都線
キロ程 529.9km(東京起点)
京都から16.3km
電報略号 シマ
駅構造 地上駅橋上駅
ホーム 1面2線
乗車人員
-統計年度-
6,344人/日(降車客含まず)
-2014年-
開業年月日 2008年平成20年)3月15日
備考 直営駅
みどりの窓口
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西口駅舎
改札口
ホーム

島本駅(しまもとえき)は、大阪府三島郡島本町桜井一丁目にある西日本旅客鉄道(JR西日本)東海道本線である。「JR京都線」の愛称区間に含まれている。

概要[編集]

普通電車(高槻駅以西で快速になる列車を含む)のみが停車する。

東口駅前には有料の駐輪場(バイクおよび自転車が駐車可能、出入口は回転ゲート式)が設けられている。また、西口は現在のところ一般の自動車が通行可能な道路が整備されておらず、当面は自転車・歩行者専用道路のみ利用できる。

地元の要望[1]を受け、入線メロディが導入されることになった。このメロディは島本町内にサントリー山崎蒸溜所がある[注釈 1]ことにちなみ、サントリーオールドのテーマ曲『人間みな兄弟~夜がくる』を原曲としている[2]。2015年3月11日まで、入線時の放送では電子ベルの使用が主流となっていたJR京都線内の中間駅では唯一の入線メロディ導入となっていた[注釈 2]

隣の高槻駅との駅間は5.3kmあり、JR京都線で最長となっている。また、鉄道写真の撮影地としても有名であるため、多くの鉄道ファンが集まる。

歴史[編集]

山崎駅高槻駅との間は1876年の当区間の路線開業以来、7.5キロもの駅間距離で、新駅構想があった。

島本町内では、日本国有鉄道時代から新駅設置に向けた動きがあったが、財政上の問題などから見送られてきた。しかし、1997年3月4日にJR西日本から同町に対して新駅設置の希望の有無について打診されたことを受けて、町内で設置についての本格的な検討が始まる。同町の1999年度の都市計画マスタープランでは、新駅設置予定地を合宿施設と大阪府立青年の家付近としていたが、同施設が2001年3月に閉鎖されたことで新駅東側および駅前広場用地の取得に関する問題が解決に向けて大きく前進したため、一気に計画が進展することとなった。当初は2007年3月18日の開業を目指していたが、建設計画が変更されたため、開業は2008年3月15日となった。また、開業式典には橋下徹大阪府知事がテープカットに参加した。

駅名募集で「桜井ノ駅駅(さくらいのえきえき)」も候補に挙げられたが、桜井駅が複数ある為に却下された。(阪急京都本線の水無瀬駅1943年から1947年まで「桜井ノ駅駅(さくらいのえきえき)」だったが、阪急箕面線桜井駅がある為、名称変更した経緯がある。JR西日本管内にも奈良県桜井市桜井駅がある。)

ホームの設置は、下り方面の線路を移設することでスペースを捻出して行われた。用地買収が難航していた駅西側の一部の土地は、駅開業後も所有者が買収に応じなかったため工事を着工することができなかったことから、西口からの歩道は一部通行止めとなっていた。このような状態がしばらく続いたが、用地買収が完了し工事が再開され、2009年3月27日に通行止めとなっていた歩道が完成し、新駅設置事業の全てが完了した。

年表[編集]

  • 1997年平成9年)3月4日 - JR西日本から島本町に新駅設置について打診される。
  • 2003年(平成15年)
    • 3月 - 島本町とJR西日本が新駅設置に向けて基本協定締結。
    • 8月 - JR西日本が近畿運輸局長に対して鉄道事業法に基づき、山崎駅 - 高槻駅間への新駅の設置を認可申請[3]
  • 2005年(平成17年)
    • 4月 - 駅前広場の整備工事に着手。
    • 11月 - 新駅設置工事に着手。
  • 2007年(平成19年)9月19日 - 正式駅名を島本駅に決定。
  • 2008年(平成20年)3月15日 - 山崎駅 - 高槻駅間に新設開業。
  • 2009年(平成21年)3月27日 - 新駅設置事業完了。

駅構造[編集]

島式ホーム1面2線(幅約7メートル、長さ約250メートル=12両編成対応)を持つ地上駅で、橋上駅舎を有する。当駅の前後区間は複々線だが、内側線を走行する列車のみが停車可能。分岐器絶対信号機を持たないため、停留所に分類される。

この区間は小高い築堤上にあるため、当初は駅舎を地下に設置するいわゆる「半地下形式」で建設される計画であったが、当駅は請願駅で島本町が事業費の大半を負担しなければならず、厳しい財政状況もあって建設費用を抑えられる橋上駅に変更された経緯がある。

直営駅ではあるが駅長は配置されておらず、高槻駅が地区駅を介さずに直轄で管理している。ICOCA利用可能駅であり、ICOCAの相互利用対象ICカードも利用可能。

のりば[編集]

のりば 路線 方向 行先
1 A JR京都線 下り 新大阪大阪三ノ宮方面
2 上り 京都草津方面
  • 上表の路線名は旅客案内上の名称(愛称)で表記している。

ダイヤ[編集]

日中時間帯は1時間あたり普通列車(大阪方面行きは次の高槻駅から快速)が4本(土曜・休日の11・12時台は各駅停車の普通電車も4本)停車する。平日朝ラッシュ時の大阪方面は各駅停車の普通のみ8分間隔で発車する。夕方は京都方面で琵琶湖線直通普通列車と京都行き普通電車(各駅停車)が交互に8本停車する。大阪方面行きも同様に8本停車するが、こちらは半数が日中と同じく、次の高槻駅から快速となる。

利用状況[編集]

「大阪府統計年鑑」[4]によると、2014年(平成26年)度の1日の平均乗車人員は6,344人である。
近年の1日平均乗車人員は以下の通りである。

年度 1日平均
乗車人員
出典
2007年 4,546 [5]
2008年 4,083 [6]
2009年 4,826 [7]
2010年 5,286 [8]
2011年 5,596 [9]
2012年 5,889 [10]
2013年 6,139 [11]
2014年 6,344 [12]

駅周辺[編集]

バス路線[編集]

阪急バスが乗り入れている。

  • 30系統:若山台センター 行き
  • 40系統:若山台センター 行き、阪急水無瀬 経由 新山崎橋 行き
  • 50系統:阪急水無瀬 経由 若山台センター 行き

隣の駅[編集]

西日本旅客鉄道
A JR京都線(東海道本線)
新快速・快速
通過
普通(高槻駅以西は快速となる列車を含む)
山崎駅 - 島本駅 - 高槻駅

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ ただし、同蒸留所は山崎駅が最寄り駅である。
  2. ^ 当駅のほか、両端にある京都駅大阪駅でも従前から入線メロディが使用されている。なお2015年3月12日より、京都駅の入線メロディのアレンジを変更し、さらに入線メロディ未導入だったJR京都線内の中間駅にも拡大する。

出典[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]