岩城亘太郎
岩城亘太郎(いわき せんたろう、1898年 - 1988年)は、日本の造園家、作庭家。小川治兵衛(植治)の甥。植治で修行後独立、岩城造園を設立する。
ジュッセルドルフ日本庭園(ドイツ)他一連の造園設計で、昭和50年度日本造園学会賞(設計計画作品部門)受賞
代表作[編集]
- 迎賓館赤坂離宮和風別館庭園
- ホテルニューオータニ日本庭園
- 神奈川県立武道館庭園
- 茶道宗遍流止観亭
- 箱根美術館茶庭
- 平櫛田中邸(現小平市平櫛田中彫刻美術館)中庭
- 大松美術館庭園
- 東京美術倶楽部庭園
- 西山荘
- 服部邸洗心苑(山形県)
- 伊勢神宮茶室庭園
- ロイヤルパークホテル耕雲亭
- ホテルオークラ日本庭園
- 古峯神社(栃木)
- 鈴木宗保邸(東京)
- 鳳琳カントリー倶楽部(千葉)
岩城亘太郎と水琴窟[編集]
今日一般に知られている水琴窟は、30数年前には昔の工法が失われていて、幻の水琴窟と言われていた。30数年前に、岩城亘太郎が昔に作庭した庭で水琴窟が施行されていたことが分かっている。水琴窟は、江戸時代から始まり明治時代には盛んに用いられたが、次第に廃れていった。1980年代に新聞やテレビ番組で取り上げられたことをきっかけにその存在が広く知られるようになった
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- 小川治兵衛 京都 植治