ロンリー・ハート

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ロンリー・ハート
イエススタジオ・アルバム
リリース
録音 1983年
ジャンル プログレッシブ・ロック
時間
レーベル アトコ・レコード
プロデュース トレヴァー・ホーン
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 2位 (オランダ)
  • 3位 (スイス)
  • 5位(アメリカ)[1]
  • 7位 (スウェーデン)
  • 8位 (ノルウェー)
  • 9位 (オーストリア)
  • 12位(日本)[2]
  • 16位(イギリス)[3]
  • イエス 年表
    ドラマ
    (1980)
    イエスショウズ
    (1980)
    ロンリー・ハート
    (1983)
    ビッグ・
    ジェネレイター

    (1987)
    9012ライヴ
    (1985)
    ミュージックビデオ
    「Owner of a Lonely Heart」 - YouTube
    「Hold On」 - YouTube
    「It Can Happen」 - YouTube
    「Leave It」 - YouTube
    テンプレートを表示

    ロンリー・ハート』(90125)は、1983年に発表されたイエスアルバム。それまでのプログレッシヴなサウンドとは打って変わり、ポップな作風である。ちなみに原題の「90125」という数字は、ただの発売当時のレコードの品番であり、深い意味はない。解散していたイエスの再結成アルバムとして話題となった。

    このアルバム発表時のメンバーは、ジョン・アンダーソン(ヴォーカル)、クリス・スクワイア(ベース)、トレヴァー・ラビン(ヴォーカル、ギター)、アラン・ホワイト(ドラムス)、トニー・ケイ(キーボード)の5人。そして、プロデュースはトレヴァー・ホーンが手掛けている。但し、レコーディングにおいて、トニー・ケイはほとんど演奏に参加しておらず、スタジオ・ミュージシャンとして参加していたチャールズ・オリンズがキーボードのほとんどを弾いている[要出典][4]

    イエスの代表作『こわれもの』(1972年)、『危機』(1972年)とは大きくサウンドが異なり、ポップでモダンなロックに仕上がっており、歌詞も複雑で抽象的なものではなくなっている。その象徴的な楽曲が、アルバムの日本語題にもなっている「ロンリー・ハート」である。この曲ではプロデューサーのトレヴァー・ホーンの存在が大きく、彼の手によるサンプリングやリバーヴの処理が曲の持ち味に貢献している。この曲は、現在のところイエス唯一の全米Billboard Hot 100における1位獲得作品で[1]、アルバムのヒットを牽引した。 また、ロジャー・ディーンによるイエスのロゴマークがなくなり、簡素なアルバム・ジャケットになっている。

    日本に於いては、1曲目の「ロンリー・ハート」が、日産・バサラ三洋電機(パナソニック)eneloopUCC上島珈琲「クリア」に使われ、最近ではジャン・レノ妻夫木聡水川あさみドラえもんの登場人物に扮するトヨタ・ノアにも使われるようになった。また2012年に放送されたテレビアニメ、ジョジョの奇妙な冒険の一部の回のBGMで、ロンリー・ハートと似たようなサウンドが使われている[5]

    この成功を受けて、次作『ビッグ・ジェネレイター』(1987年)も同じ音楽性を打ち出したが、セールス的にはそれほど成功しなかった。

    収録曲[編集]

    #タイトル作詞・作曲時間
    1.「ロンリー・ハート
    "Owner Of A Lonely Heart"」
    Trevor Rabin/Jon Anderson/Chris Squire/Trevor Horn
    2.「ホールド・オン
    "Hold On"」
    Anderson/Rabin/Squire
    3.「イット・キャン・ハプン
    "It Can Happen"」
    Squire/Anderson/Rabin
    4.「変革
    "Changes"」
    Rabin/Anderson/Alan White
    5.「シネマ
    "Cinema"」
    Squire/Rabin/White/Tony Kaye
    6.「リーヴ・イット
    "Leave It"」
    Squire/Rabin/Horn
    7.「アワ・ソング
    "Our Song"」
    Anderson/Squire/Rabin/White/Kaye
    8.「シティ・オブ・ラヴ
    "City of Love"」
    Rabin/Anderson
    9.「ハーツ
    "Hearts"」
    Anderson/Squire/Rabin/White/Kaye

    リマスター盤[編集]

    2004年にCDのリマスター盤が発売された。音質の向上が図られている他、以下のボーナス・トラックが追加収録されている。

    1. Leave It (Single Remix Bonus Track)
    2. Make It Easy (Bonus Track)
    3. It Can Happen (Cinema Version)
    4. It's Over (Bonus Track)
    5. Owner Of A Lonely Heart (Extended Version) (Previously Unreleased Bonus Track)
    6. Leave It (A Capella Version Bonus Track)

    脚注[編集]

    1. ^ a b Yes - Awards : AllMusic
    2. ^ 『オリコンチャート・ブックLP編(昭和45年‐平成1年)』(オリジナルコンフィデンス/1990年/ISBN 4-87131-025-6)p.73
    3. ^ ChartArchive - Yes - 90125
    4. ^ プロモーションビデオにエディ・ジョブソンの姿を数カットで確認できる。
    5. ^ ちなみにエンディングテーマは「ラウンドアバウト」が使われている。