ジェフ・ダウンズ
ジェフ・ダウンズ Geoff Downes | |
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![]() イエス - USA・トロント公演 (2013年4月) | |
基本情報 | |
出生名 | Geoffrey Downes |
生誕 | 1952年8月25日(69歳) |
出身地 |
![]() チェシャー州ストックポート |
ジャンル |
プログレッシブ・ロック シンセポップ エレクトロ・ポップ |
職業 | ミュージシャン、キーボーディスト、音楽プロデューサー |
担当楽器 | キーボード |
活動期間 | 1974年 - 現在 |
レーベル | ゲフィン・レコードJimco RecordsBlueprint Records |
共同作業者 |
The New Dance Orchestra バグルス イエス エイジア グレン・ヒューズ ウェットン/ダウンズ (Icon) ダウンズ・ブレイド・アソシェイション |
公式サイト | geoffdownes.com |
ジェフ・ダウンズ(Geoff Downes, 1952年8月25日 - )は、イングランド出身のロックミュージシャン、キーボーディスト、音楽プロデューサー。
主にプログレッシブ・ロックの分野で活動。バグルス時代に楽曲「ラジオ・スターの悲劇」がヒット、その後結成した「エイジア」で世界的な成功を収める。2010年代から同国のトップグループ「イエス」に復帰した。
経歴[編集]
1979年、「ラジオ・スターの悲劇」がヒットしたシンセポップ・バンド「バグルス」のメンバーとして音楽シーンに登場。その翌年、バグルスのもう一人のメンバーであるトレヴァー・ホーンと共に「イエス」に加入(イエスとバグルズが同じマネージメント事務所に所属していた関係があった)。
1980年にイエスのアルバム『ドラマ』でキーボードを担当。イエスのメンバーとして欧米をツアーするものの、翌年ツアー終了時にイエスは解散。
1981年、イエスの同僚だったスティーヴ・ハウや、ジョン・ウェットン、カール・パーマーと共に「エイジア」を結成。1stアルバム及びシングル「ヒート・オブ・ザ・モーメント」が大ヒットする。その後、他のオリジナル・メンバーが次々に脱退し、ダウンズはエイジアの唯一のオリジナル・メンバーとして中心人物となった。
1986年、スティーヴ・ハウが参加した「GTR」のアルバムをプロデュース。
2004年、23年ぶりに「バグルス」メンバーが集結し、チャリティーコンサートに参加。
2005年、旧友ジョン・ウェットンとデュオユニット「ウェットン/ダウンズ (Icon)」を結成し、アルバム『アイコン』を発表[1]。
2007年、「エイジア」をオリジナル・ラインナップで再編成。
2010年、「バグルス」名義で初のフルライブを開催。
2011年、30年ぶりに「イエス」へ復帰。アルバム『フライ・フロム・ヒア』を発表し、ツアーに参加[2]。
2012年、クリス・ブレイドとデュオプロジェクト「ダウンズ・ブレイド・アソシェイション」を結成し、アルバムを発表[3]。
2017年、盟友のジョン・ウェットンが死去[4]。これにより「エイジア」のオリジナル編成や、ユニット「Icon (ウェットン/ダウンズ)」の活動が不能となった。
ディスコグラフィー[編集]
ソロ作品[編集]
※プロジェクト「ジェフ・ダウンズ & The New Dance Orchestra」も含む
- The Light Program (1987) - The New Dance Orchestra名義
- Vox Humana (1992) - The New Dance Orchestra名義
- Evolution (1996)
- The World Service (2000) - The New Dance Orchestra名義
- Shadows & Reflections (2003)
- The Collection (2003) - コンピレーション The New Dance Orchestra名義
- Live at St. Cyprian's (2003) - ライブアルバム
- The Bridge (2006) - The New Dance Orchestra名義
- Electronica (2013) - The New Dance Orchestra名義
バグルス[編集]
- ラジオ・スターの悲劇 - The Age of Plastic (1979)
- モダン・レコーディングの冒険 - Adventures in Modern Recording (1981)
- モダン・レコーディングの冒険 (リミックス・リマスター盤、ボーナストラック付、 1981)
イエス[編集]
- ドラマ - Drama (1980)
- フライ・フロム・ヒア - Fly from Here (2011)
エイジア[編集]
- 詠時感〜時へのロマン - Asia (1982)
- アルファ - Alpha (1983)
- アストラ - Astra (1985)
- アクア - Aqua (1992)
- 天空のアリア - Aria (1994)
- アリーナ - Arena (1996)
- オーラ - Aura (2001)
- Armada 1 (2002) --- ファン・クラブ向け限定盤
- サイレント・ネイション - Silent Nation (2004)
- フェニックス - Phoenix (2008)
- オメガ - Omega (2010)
- XXX〜ロマンへの回帰 - XXX (2012)
- グラヴィタス〜荘厳なる刻 - Gravitas (2014)
ヒューズ / ダウンズ[編集]
- The Work Tapes (1998)
- Roads Of Destiny (2005) - コンピレーション
ウェットン/ダウンズ (アイコン)[編集]
- Wetton Downes (1996) デモ・アルバム
- Wetton / Downes (2002)
- アイコン - Icon (2005)
- Heat of the Moment 05 (2005, EP)
- Icon Acoustic TV Broadcast (2006)
- Icon Live - Never in a Million Years (2006)
- ルビコン - Icon II: Rubicon (2006)
- アイコン3 - Icon 3 (2009)
- Heat of the Rising Sun (2012)
ダウンズ・ブレイド・アソシェイション[編集]
- Pictures of You (2012)
- Suburban Ghosts (2015)
- Skyscraper Souls (2017)
参加作品[編集]
- トラピーズ - Welcome to the Real World (1993)
- ホワイト - White (2004)
- Pictures of You (2012) Chris Braide との共作
- V.A. - The Prog Collective (2012)
脚注[編集]
- ^ “ジョン・ウェットン、ジェフ・ダウンズのデュオ・プロジェクト初期音源が「ICON:ZERO」として再登場!”. okmusic (2017年11月10日). 2018年1月15日閲覧。
- ^ “イエスの来日公演、追加公演が決定”. amass (2012年3月5日). 2018年1月15日閲覧。
- ^ “ジェフ・ダウンズ(ASIA、YES)とクリス・ブレイドによるデュオ・プロジェクト DOWNES BRAIDE ASSOCIATION(DBA)が3rdアルバム「Skyscraper Souls」をリリース!”. LiveLand (2017年10月21日). 2018年1月15日閲覧。
- ^ “エイジアのジョン・ウェットンが亡くなったのを受けてジェフ・ダウンズが長文の追悼文を公開”. NME JAPAN (2017年1月31日). 2018年1月15日閲覧。