ドラマ (アルバム)

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ドラマ
イエススタジオ・アルバム
リリース
録音 1980年
ジャンル プログレッシブ・ロック
時間
レーベル アトランティック・レコード
プロデュース イエス
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 2位(イギリス)[1]
  • 18位(アメリカ)[2]
  • 78位(日本)[3]
イエス 年表
トーマト
(1978)
ドラマ
(1980)
ロンリー・ハート
(1983)
イエスショウズ

(1980)
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ドラマ』(Drama)はイエス1980年に発表した音楽アルバム。2011年発表のアルバム『フライ・フロム・ヒア』と共に、イエス名義のアルバムの中でジョン・アンダーソンがボーカルを担当していない数少ない作品の一つでもある。

この前作トーマトから、イエスは音楽的にも人間関係も不調となり、ジョン・アンダーソンリック・ウェイクマンが脱退した。残されたクリス・スクワイアアラン・ホワイトスティーヴ・ハウは、イエスを解散するか別のボーカルとキーボードを補充するかという二者選択を迫られ、その結果、同じマネージメントの中にいたバグルストレヴァー・ホーンジェフ・ダウンズを引き入れる。このメンバー構成で作成された唯一のアルバムが本作である。

なお、トレヴァー・ホーンは翌1981年に「レンズの中へ」を改作した「アイ・アム・ア・カメラ」をバグルス名義で発表し、1982年にリリースしたバグルスのアルバム『モダン・レコーディングの冒険』に収録しているほか、クリス・スクワイアとアラン・ホワイトは『ロンリー・ハート』発表以降のイエスのライブで「光陰矢の如し」をフィーチャーした「ホワイトフィッシュ」というソロを演奏している。

収録曲[編集]

全作詞・作曲: Geoff Downes, Trevor Horn, Steve Howe, Chris Squire, Alan White
# タイトル 作詞 作曲・編曲 時間
1. 「マシン・メシア
"Machine Messiah"」
Geoff Downes, Trevor Horn, Steve Howe, Chris Squire, Alan White Geoff Downes, Trevor Horn, Steve Howe, Chris Squire, Alan White
2. 「白い車
"White Car"」
Geoff Downes, Trevor Horn, Steve Howe, Chris Squire, Alan White Geoff Downes, Trevor Horn, Steve Howe, Chris Squire, Alan White
3. 「夢の出来事
"Does It Really Happen?"」
Geoff Downes, Trevor Horn, Steve Howe, Chris Squire, Alan White Geoff Downes, Trevor Horn, Steve Howe, Chris Squire, Alan White
4. 「レンズの中へ
"Into The Lens"」
Geoff Downes, Trevor Horn, Steve Howe, Chris Squire, Alan White Geoff Downes, Trevor Horn, Steve Howe, Chris Squire, Alan White
5. 「光を越えて
"Run Through The Light"」
Geoff Downes, Trevor Horn, Steve Howe, Chris Squire, Alan White Geoff Downes, Trevor Horn, Steve Howe, Chris Squire, Alan White
6. 「光陰矢の如し
"Tempus Fugit"」
Geoff Downes, Trevor Horn, Steve Howe, Chris Squire, Alan White Geoff Downes, Trevor Horn, Steve Howe, Chris Squire, Alan White
合計時間:

尚、本作に入るはずであった「ゴー・スルー・ディス」と「ウィー・キャン・フライ・フロム・ヒア」の二曲はデモの段階で没となり、結局ライブでのみ演奏された。その模様はライブアルバム『ライヴ・イヤーズ』に収録されているほか、後者は2011年のアルバム『フライ・フロム・ヒア』のタイトルトラックとして20分を超える大作へ大幅に改作された上で公式に発表された。

リマスター盤[編集]

2004年にCDのリマスター盤が発売された。音質の向上が図られている他、以下のボーナス・トラックが追加収録されている。

# タイトル 作詞 作曲・編曲 備考 時間
7. 「レンズの中へ(アイ・アム・ア・カメラ)(シングル・ヴァージョン)
"Into The Lens (I Am A Camera)" (Single Version)
     
8. 「光を越えて(シングル・ヴァージョン)
"Run Through The Light" (Single Version)
     
9. 「ゴー・スルー・ディス
Have We Really Got To Go Through This」
    当時のライブでのみ披露された楽曲のデモで、クリス、スティーヴ、アランの3人による演奏。
10. 「ソング・No.4
"Song No.4 (Satellite)"」
     
11. 「光陰矢の如し(トラッキング・セッション)
"Tempus Fugit" (Tracking Session)
     
12. 「白い車(トラッキング・セッション)
"White Car" (Tracking Session)
     
13. 「ダンシング・スルー・ザ・ライト
"Dancing Through The Light"」
    1979年にジョン・アンダーソン、スティーヴ・ハウ、クリス・スクワイア、リック・ウェイクマン、アラン・ホワイトの黄金期メンバーで演奏されたパリス・セッションの音源。当楽曲は「光を越えて」の原型となった[4]
14. 「ゴールデン・エイジ
"Golden Age"」
    同じくパリス・セッションの音源。
15. 「イン・ザ・タワー
"In The Tower"」
    同じくパリス・セッションの音源。
16. 「フレンド・オブ・ア・フレンド
"Friend Of A Friend"」
    同じくパリス・セッションの音源。

レコーディング・メンバー[編集]

脚注[編集]

  1. ^ ChartArchive - Yes
  2. ^ Drama - Yes : Awards : AllMusic
  3. ^ 『オリコンチャート・ブックLP編(昭和45年‐平成1年)』(オリジナルコンフィデンス/1990年/ISBN 4-87131-025-6)p.73
  4. ^ 国内リマスター盤オフィシャル・ブックレットより。