ニコラモデルオーディション
ニコラモデルオーディションは、新潮社が中学生向けファッション雑誌『ニコラ』の誌上でほぼ一年間隔で実施しているオーディション。略称はニコモオーデやニコモオーディション。
旧名称はニコラ読者モデルオーディション(ニコラどくしゃモデルオーディション)だが、一般的な意味の読者モデル(アマチュアの立場のまま紙面に登場する)を選出する仕組みではない(後述)。
概説
[編集]『ニコラ』誌上に登場するファッションモデルである「ニコモ」を選出するオーディション。合格者は全員、芸能プロダクションと契約を結ぶことになる。 過去には、卒業後に人気女優になった新垣結衣や川口春奈・池田エライザ・南沙良など、人気ニコモの半数ほどがオーディションから輩出されているため、芸能界への登竜門として多くの小中学生から注目されている。また我妻三輪子らがグランプリに選ばれた2002年夏の第6回オーディションの場合、一次審査を通過し誌面に仮登場しながらも最終起用に結びつかなかった者として平山綾(女優)、赤谷奈緒子(ファッションモデル)、上堂薗恭子(元グラビアアイドル)、多部未華子(女優)、入船加澄実(元グラビアアイドル)が、後に他ルートから芸能デビューしている[注 1]。
ルールと状況
[編集]基本的にオーディションは毎年6月号から告知・募集され、10月号で最終発表となっていたが、[注 2]2024年より10月号でファイナリスト(最終審査進出者)を発表し、読者投票のうえ12月号でグランプリを発表する方式になっている。初期にはグランプリ、準グランプリを分けて発表していたが、2001年からは区別がなくなり、受賞者全員がそのままグランプリとなる新ルールに変更された。グランプリの数は決まっていないが、最近は4~6人となっている。2022年以降は芸能事務所の所属者も応募可能。応募方法については長らく誌面についている応募用紙に記入し郵送する郵送応募のみであったが、2020年の第24回よりネット応募が可能になっている。また、2025年の第29回より応募用紙を会場に持参し一次審査より面接をおこなう「いきなり面接」が新たな応募方法として追加された。
応募資格は、10歳(小5)〜15歳(中3)までの女児で、国籍・居住地は問わない。第10回頃までは毎回5,000人ほどの参加にとどまったが、2000年代以降は増加の傾向が見られ、2010年に開催された第14回のオーディションでは過去最多の15,650人の応募があった。近年は再び減少傾向にあり、2025年に行われた第29回の応募総数は5,232人であった。最終審査に残るのは難しく、第29回の5,232人の応募者の中で最終審査に残った人数は21人、最終的なグランプリは5人だった。
2024年の第28回では、ファイナリストのうち、グランプリを受賞できなかった希望者全員が、専属読者モデル「二コラガールズ」として活動できる制度が新設された。2025年の第29回では、「ニコラガールズ賞」が新設され、ファイナリストのうち、グランプリを受賞できなかった者のうち5名がニコラガールズとして活動することとなった。
過去の結果
[編集]各ニコモの学年は全て発表当時のもの。第29回の「ニコラガールズ賞」受賞者はニコモにはなっていないことに注意。
| 回数 | 募集号 | 発表号 | 応募者数 | 書類審査 | 最終審査 | グランプリ | 準グランプリ(第3回まで)
ニコラガールズ賞(第29回より) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 第1回 | 1998年10月号 | 5,062人 | 59人 | 52人 |
|
| |
| 第2回 | 1999年10月号 | 4,238人[2] | 不明 | 不明 |
| ||
| 第3回 | 2000年6・7月号 | 2000年10月号 | 不明 | 不明 | 不明 | ||
| 第4回 | 2001年6・7月号 | 2001年10月号 | 5,530人 | 不明 | 11人[注 3] | ||
| 第5回 | 2001年12月号 | 2002年4月号 | 4608名 | 不明 | 不明 | ||
| 第6回 | 2002年10月号 | 不明 | 不明 | 不明 | |||
| 第7回 | 2003年6・7月号 | 2003年10月号 | 5,978人 | 不明 | 不明 | ||
| 第8回 | 2004年6・7月号 | 2004年10月号 | 4,970人 | 50人 | 13人 | ||
| 第9回 | 2005年6・7月号 | 2005年10月号 | 5,090人 | 51人 | 12人 | ||
| 第10回 | 2006年6・7月号 | 2006年10月号 | 5,986人(当時最多) | 69人 | 12人 | ||
| 第11回 | 2007年6・7月号 | 2007年10月号 | 7,780人(当時最多) | 65人 | 14人 | ||
| 第12回 | 2008年6・7月号 | 2008年10月号 | 9,822人(当時最多) | 66人 | 16人 | ||
| 第13回 | 2009年6・7月号 | 2009年10月号 | 14,076人(当時最多) | 54人 | 13人 | ||
| 第14回 | 2010年6・7月号 | 2010年10月号 | 15,650人(歴代最多) | 71人 | 14人 | ||
| 第15回 | 2011年6・7月号 | 2011年10月号 | 12,603人 | 67人 | 14人 | ||
| 第16回 | 2012年6・7月号 | 2012年10月号 | 12,272人 | 60人 | 16人 | ||
| 第17回 | 2013年6・7月号 | 2013年10月号 | 10,626人 | 67人 | 17人 | ||
| 第18回 | 2014年6・7月号 | 2014年10月号 | 11,256人 | 59人 | 16人 | ||
| 第19回 | 2015年6・7月号 | 2015年10月号 | 11,836人 | 72人 | 20人 | ||
| 第20回 | 2016年6・7月号 | 2016年10月号 | 13,252人 | 65人 | 18人 | ||
| 第21回 | 2017年6・7月号 | 2017年10月号 | 14,734人 | 非公表 | 非公表 | ||
| 第22回 | 2018年6・7月号 | 2018年10月号 | 11,728人 | 69人 | 20人 | ||
| 第23回 | 2019年6・7月号 | 2019年10月号 | 10,680人 | 68人 | 22人 |
| |
| 第24回 | 2020年6・7&8月合併号 | 2021年1月号 | 12,546人 | 87人 | 20人 | ||
| 第25回 | 2021年6・7月号 | 2021年10月号 | 10,104人 | 67人 | 18人 | ||
| 第26回 | 2022年5・6月号 | 2022年9月号 | 10,480人 | 62人 | 非公表 |
|
|
| 第27回 | 2023年6・7月号 | 2023年10月号 | 7,706人 | 72人 | 18人 | ||
| 第28回 | 2024年6・7&8月合併号 | 2024年12月号 | 7,634人 | 非公表 | 18人 |
|
|
| 第29回 | 2025年6・7&8合併号 | 2025年12月号 | 5,232人 | 非公表 | 21人 |
|
|
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ 一次審査通過者紹介記事は『ニコラ』2002年8月号125ページ付近、最終審査通過者紹介記事は同2002年10月号107ページ付近を参照。
- ^ “Guest Profile 篠原さや”. Girl's Station (2002年). 2008年7月10日閲覧。
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外部リンク
[編集]- ニコラネット - ニコラ公式サイト