エンゲルベルト・フンパーディンク (歌手)
エンゲルベルト・フンパーディンク Engelbert Humperdinck | |
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![]() 2009年6月14日のラスベガスでのコンサートにて | |
基本情報 | |
出生名 | Arnold George Dorsey |
生誕 |
1936年5月2日(87歳)![]() |
ジャンル | イージー・リスニング |
担当楽器 | ボーカル、ピアノ |
活動期間 | 1956年–現在 |
エンゲルベルト・フンパーディンク(Engelbert Humperdinck, 1936年5月2日 - )は、インド生まれの、イギリスのポピュラー音楽を代表する歌手の一人である。
人物[編集]
本名はアーノルド・ジョージ・ドーシー (Arnold George Dorsey) で、父が駐屯していたインドで生まれた。
芸名はドイツの作曲家エンゲルベルト・フンパーディンクに由来する。
甘いマスクでバラードを得意とするフンパーディンクはしばしば「キング・オブ・ロマンス」と称され、トム・ジョーンズとともに1960年代から1970年代にかけて、女性を中心に絶大な人気を誇った。「リリース・ミー」、「ラスト・ワルツ」、「愛の花咲くとき」、「太陽は燃えている」「クワントクワントクワント」などのヒット曲がある。
70年代にも、スティービー・ワンダーのカバー曲「太陽のあたる場所」や、76年の「アフター・ザ・ラヴィン」などをヒットさせた。フンパーディンクはジェリー・ルイスやディーン・マーティンの物真似が得意で、しばしばステージでその隠れた才能を披露している。
2004年に自伝を出版し、華麗な女性遍歴を赤裸々に告白し話題を呼んだ。2005年に新作「レット・ゼア・ビー・ラブ」を発表して、東京国際フォーラムで11年ぶりに来日公演を行った。
2012年にBBCによってユーロビジョン・ソング・コンテスト2012・英国代表に選出された。長年にわたる国際的なキャリアを持つ歌手が選ばれるのは異例であり、75歳(音楽祭開催時には76歳)は最高齢記録である。
彼の代表曲である「リリース・ミー」はイギリスで56週連続チャートインし、ギネス・ワールド・レコーズにも掲載された。ビートルズの「ストロベリー・フィールズ・フォーエバー」のチャート1位獲得を阻止した曲としても知られる。
日本公演[編集]
- 2月22日,23日 日本武道館、25日 福岡市九電記念体育館、27日 フェスティバルホール、3月1日 名古屋市公会堂