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宝生舞

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ほうしょう まい
宝生 舞
本名 北村麻衣(旧姓)
生年月日 (1977-01-29) 1977年1月29日(47歳)
出生地 日本の旗 日本 大阪府豊中市
血液型 O型
職業女優
ジャンル 映画テレビドラマ舞台
活動期間 1993年 - 2010年
配偶者 西浦徹(2007年 - )
主な作品
テレビドラマ
続・星の金貨
銀狼怪奇ファイル
ぼくらの勇気 未満都市
ショムニ』シリーズ
新・俺たちの旅 Ver.1999
OLヴィジュアル系
恋は戦い!
映画
あした
富江replay
なごり雪
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宝生 舞(ほうしょう まい、1977年1月29日 - )は、日本の元女優、元歌手。本名(旧姓)は北村 麻衣(きたむら まい)。

大阪府豊中市出身。所属事務所ABCプロモーション(現・エイビーシーエージェンシー)( - 2006年8月)→メインキャストプロダクションPower Mオフィス北野(2009年6月 - 2010年5月)。

聖母被昇天学院幼稚園聖母被昇天学院小学校・中学校・高等学校を経て、日出女子学園高等学校卒業。

来歴・人物

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聖母被昇天学院高等学校在学中の1993年、集英社のコミック誌『週刊ヤングジャンプ』の「第3回全国女子高生制服コレクション」に出場し1000人以上の中からグランプリを受賞し、『ツインズ教師』でデビュー。その後日出女子学園高等学校へ転入した。

1996年、連続ドラマ『銀狼怪奇ファイル』・『続・星の金貨』に出演。同年、映画『モスラ』のモル役で出演が予定されていたが、病気のため降板、ロラ役の予定だった小林恵がモル役になり、ロラ役には山口紗弥加が起用された[1]。1997年11月にはシングル「Carnival」をリリース。1998年、フジテレビの連続ドラマ『ショムニ』にレギュラー出演、2003年まで断続的にシリーズは続いた。

2006年9月、事務所をABCプロモーションからPower Mに移籍。2007年3月6日、ストリートファッションブランド「テンダーロイン」に所属する7歳年上のグラフィックデザイナー西浦徹と結婚[2]。2009年6月、事務所をPower Mからオフィス北野に移籍する。

2010年5月31日、公式ウェブサイトで「これからの人生、『宝生舞』としてではなく、また『役』としてでもなく、自分自身をしっかりと確立させるため、この度の決断に至りました」と声明を出し、女優業引退を発表[3]。引退作品は、映画『ボックス!』。2011年7月までロサンゼルスにある English Language Center(ELC)という英語語学学校で勉強した。2013年1月9日、NHK総合の歴史情報番組『歴史秘話ヒストリア』の「会津“ハンサムウーマン”が行く新島八重不屈の会津魂」に新島八重役で特別出演した[4](2009年放送回「明治悪妻伝説 初代“ハンサムウーマン”新島八重の生涯」[5]の再編集)。

引退後

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映像コンテンツ権利処理機構の『権利の所在が不明な著作物』に、2015年5月23日付けで、テレビ朝日相棒 season6』(2007年10月から放映)の出演した作品で「本人と連絡が取れない」として、公式ウェブサイトに掲載されたが[6]、関係者から「連絡先が分かった」として、6月17日に映像コンテンツ権利処理機構のウェブページ一覧から削除された[7]

2013年に『ショムニ』で共演した戸田恵子が自身のブログで宝生の元気な様子を明かし[8]、2017年には『ぼくらの勇気 未満都市』の2017年復活版スペシャルの撮影現場に差し入れを持って訪れたことが番組の公式Twitterによって明らかにされた[9]

出演

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テレビドラマ

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NHK
日本テレビ
TBS
フジテレビ
テレビ朝日
テレビ東京

映画

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Vシネマ

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舞台

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ゲーム

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バラエティ

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紀行番組

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音楽番組

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CM

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作品

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楽曲

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  • やわらかい風 (みんなのうた1994年10-11月放送)
  • Carnival(1997年11月6日)PODH-1386
    1. Carnival
      日本テレビ『shin-D』エンディングテーマ。
    2. Hell or Heaven
    3. Carnival(インストゥルメンタル)
  • 赤い鳥(1998年2月18日)PODH-1394
    1. 赤い鳥
    2. 赤い鳥(エコー・フロム・スカイ・ミックス)
    3. 赤い鳥(インストゥルメンタル)

映像作品

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受賞

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1996年

書籍

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写真集

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ビデオ

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  • リボンをほどいて・・・(1994年、芳友社

脚注

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  1. ^ 「インタビュー 富山省吾」『モスラ』東宝〈東宝SF特撮映画シリーズVOL.11〉、1996年12月21日、35頁。ISBN 4-924609-66-8 
  2. ^ 宝生舞、7歳上グラフィックデザイナーと結婚してた”. ZAKZAK. 産経デジタル (2007年5月15日). 2013年1月29日閲覧。 新婚・宝生舞の大胆告白に江角もビックリ!”. ORICON STYLEニュース. オリコン (2007年6月17日). 2013年1月29日閲覧。
  3. ^ 女優の宝生舞が芸能界引退を発表「自分自身を確立させる」”. ORICON STYLEニュース. オリコン (2010年6月5日). 2013年1月29日閲覧。
  4. ^ “宝生舞が特別出演!ハンサムウーマン新島八重「悪妻」の噂は本当!?『歴史秘話ヒストリア』”. マイナビニュース. (2013年1月9日). https://web.archive.org/web/20170322015704/http://news.mynavi.jp/c_cobs/news/dogatch/2013/01/post-3198.html 2017年3月21日閲覧。 
  5. ^ 2009年放送回「明治悪妻伝説 初代“ハンサムウーマン”新島八重の生涯」”. NHK総合. 2023年12月24日閲覧。
  6. ^ “「宝生舞さんを探しています」過去の番組出演者を探すWebサイトで情報提供呼びかけ”. ねとらぼ (ITmedia). (2015年6月16日). https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1506/16/news146.html 2016年8月13日閲覧。 
  7. ^ “「宝生舞さんと連絡取れました」 過去の番組出演者を探すWebサイト「不明権利者一覧」から名前を削除”. ねとらぼ (ITmedia). (2015年6月17日). https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1506/17/news154.html 2016年8月13日閲覧。 
  8. ^ オオサカイリ”. アメーバブログ. 戸田恵子 オフィシャルブログ (2013年7月2日). 2024年11月8日閲覧。
  9. ^ 宝生舞さん キンキらと再会「未満都市」現場訪問にネット反響 スタッフも興奮”. スポニチアネックス (2017年7月12日). 2024年11月8日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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