人間開発指数
> 0,850 (最高) 0,700–0,850 (高) 0,550–0,700 (中) | 0,400–0,550 (低) < 0,400 (最低) N/A |
人間開発指数(HDI:Human Development Index)はその国の、人々の生活の質や発展度合いを示す指標である。
パキスタンの経済学者マブーブル・ハックによって1990年に作られた。1993年以降、国連年次報告の中で各国の指数が公表されている。
発達状況、先進性を表す指標として、生活の質を計っているので、値の高い国が先進国と重なる場合も多く、先進国を判定するための新たな基準としての役割が期待されている。人間開発指標とも表記する。
広義の人間開発指数
人間開発報告書では以下の指数をまとめて人間開発指数といっている[2]。これらは「人間開発報告書」の中で国連開発計画によって毎年発表されている。
- 人間開発指数 - 狭義の人間開発指数(下記参照)
- 人間貧困指数 (HPI-1:発展途上国の人間貧困指数、HPI-2特定OECD国の人間貧困指数)
- ジェンダー開発指数 (GDI)
- ジェンダー・エンパワーメント指数 (GEM)
狭義の人間開発指数
この指数はパキスタンの経済学者マブーブル・ハックによって1990年に作られた。
算出方法
各側面指数には最低値と最高値が設定されている。各側面指数は以下の公式で計算され、0-1の間の数値で表される。
側面指数 =
人間開発指数は以下の3つの指標の平均から計算される。
- 平均余命指数 =
- 教育指数 =
- 成人識字指数 (ALI) =
- 総就学指数 (GEI) =
- GDP指数 =
LE: 出生時平均余命(歳)
ALR: 成人識字率 (15歳以上)
CGER: 複合初等・中等・高等教育総就学率
GDPpc: 購買力平価で計算した一人当たりGDP(USD)
2011年の結果
アジア地域では日本がトップの12位で、香港が13位、韓国が14位、イスラエルが17位、シンガポールは26位だった。
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過去の結果
2010年の結果
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過去の結果
2009年の結果
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2008年の結果
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2007年の結果
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2006年の結果
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2005年の結果
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2004年の結果
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含まれていない国
以下の国際連合に加盟している国は2007年の人間開発報告書には載っていない。これは算出のために必要なデータを出版時に提出しなかった、あるいは出来なかったためである。なお、 台湾 は国連の加盟国でないため、ランキングに含まれていない。しかし2010年に、台湾内政部(総務省)と教育部(文部科学省)は、台湾は世界で18位の人間開発指数であると算出している。
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過去のトップの国々
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中国行政区の人間開発指数
中国開発研究財団が中華人民共和国と台湾の人間開発指数 (HDI) を、行政区分ごとに発表しているものが存在する。