スタンフォード・ブリッジ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。221.171.43.225 (会話) による 2022年3月16日 (水) 07:25個人設定で未設定ならUTC)時点の版であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

スタンフォード・ブリッジ
Stamford Bridge
The Bridge
施設情報
所在地 Fulham Road, London,
SW6 1HS
位置 座標: 北緯51度28分54秒 西経0度11分28秒 / 北緯51.48167度 西経0.19111度 / 51.48167; -0.19111
開場 1877年
所有者 チェルシー・ピッチ・オーナーズ
グラウンド グラスマスター
ピッチサイズ 103 x 67 m
使用チーム、大会
チェルシーFC
収容人員
41,798人
アクセス
フラム・ブロードウェイ駅

スタンフォード・ブリッジStamford Bridge)は、イギリスロンドン南西部のハマースミス・アンド・フラム・ロンドン特別区に位置するサッカースタジアムである。

プレミアリーグに所属するチェルシーFCのホームスタジアムであり、サポーターからは"The Bridge"と呼ばれている。

概要

ロンドン西部の高級住宅街に位置しているスタンフォード・ブリッジであるが、80年代は古びたスタジアムであった。90年代に入りケン・ベイツ会長が就任すると、スタジアムを中心に再開発が行われた。周囲は「チェルシービレッジ」となっており、高級ホテルやショッピングセンターやレストランなどが建っている。南側スタンド下には巨大なグッズショップ「チェルシーメガストア」も完備。試合がない時でも楽しめる複合的なスポーツ施設となっており、現在ではロンドン西部の観光名所の一つにもなっている。スタンドからピッチまでの距離が非常に近く臨場感が高い。

歴史

スタンフォード・ブリッジは、1876年に設立され130年以上の歴史を持つスタジアム。初期は陸上競技用のトラックも備わっていた。フラムFCのホームスタジアムとして提供されたが金銭面からフラムがそれを拒否してしまったため、1905年にホームチームとしてチェルシーFCが設立されホームスタジアムとして使用している。1970年代、財政難に陥ったクラブはオーナーによってスタンフォード・ブリッジを銀行の管理下に置かれた。その窮地にサポーターたちが立ち上がり、ファンによって結成された非営利団体、「チェルシー・ピッチ・オーナーズ」が今後このような事が起きないようにと、スタンフォード・ブリッジの競技場と自由保有権、回転式改札口、チェルシーのネーミングライツ(命名権)を買い占めている。チームの成功とともに、それを支えるファンも急増を続けている。スタンフォード・ブリッジ・スタジアムの拡張工事計画も予定されており、収容人数は5万人以上になると見込まれていた。 しかし今以上の拡張工事は不可能と判断され、チェルシーは集客人数の増加や財政健全化のために新たなスタジアムへの移転計画を発表したが、スタンフォード・ブリッジの所有権を持つチェルシー・ピッチ・オーナーズは総会にてこれを否決した。

交通アクセス

地下鉄ディストリクト線フラム・ブロードウェイ駅がすぐ近くにあり、交通の便は良い。駅より徒歩3分程度。最寄空港はヒースロー国際空港。

入場者数

平均入場者数

  • 2008-2009: 41,464 (プレミアリーグ)
  • 2007-2008: 41,397 (プレミアリーグ)
  • 2006-2007: 41,909 (プレミアリーグ)
  • 2005-2006: 41,902 (プレミアリーグ)
  • 2004-2005: 41,870 (プレミアリーグ)
  • 2003-2004: 41,234 (プレミアリーグ)

最多入場者数

42054人

外部リンク

開催イベントとテナント
先代
オールド・トラッフォード
マンチェスター
FAカップ
決勝会場

1920年1922年
次代
ウェンブリー・スタジアム
ロンドン
先代
ミュンヘン・オリンピアシュタディオン
ミュンヘン
UEFA女子チャンピオンズリーグ
決勝会場

2013年
次代
未定
リスボン