ケネディクス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。日曜日のマックザナイフ (会話 | 投稿記録) による 2021年7月29日 (木) 09:31個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (子会社の合併による社名変更)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

ケネディクス株式会社
Kenedix, Inc.
種類 株式会社
市場情報
東証1部 4321
2003年12月12日 - 2021年3月17日
本社所在地 日本の旗 日本
105-0004
東京都千代田区内幸町二丁目1番6号
日比谷パークフロント
設立 1995年4月17日
業種 サービス業
法人番号 3010401036044 ウィキデータを編集
代表者 宮島大祐 (代表取締役社長)
資本金 403億20百万円
(2019年12月末現在)
経常利益 単体 105億76百万円
連結 158億41百万円
(2019年12月期)
純利益 単体 74億57百万円
連結 106億73百万円
(2019年12月期)
純資産 単体 921億6百万円
連結 996億69百万円
(2019年12月末現在)
総資産 単体 1,113億51百万円
連結 1,719億22百万円
(2019年12月末現在)
従業員数 単体67人,連結339人
(2019年12月末現在)
決算期 12月31日
主要株主 SMFLみらいパートナーズインベストメント2号株式会社
ARA Real Estate Investors 30 Limited
(2021年3月19日現在)
主要子会社 ケネディクス不動産投資顧問株式会社
ケネディクス・プロパティ・デザイン株式会社
関係する人物 本間良輔(元会長)
外部リンク http://www.kenedix.com/
テンプレートを表示

ケネディクス株式会社は、不動産ファンドを運営する日本株式会社

概要

元々は米国不動産会社ケネディ・ウィルソン・インクの子会社として発足した。国内最大の独立系不動産ファンド会社。受託資産残高(AUM)1.4兆円。設立当初は主に米国での不動産オークションの仕組みを日本企業や金融機関に紹介していた。1998年頃から、米国の投資家から担保不動産のデューデリジェンス業務を受託、続いて米国系の投資家と組み、不動産債権への投資を開始。現在は米国西海岸で10物件に500億円を投資済みで、豪州、中国、東欧、英独でも体制構築を推進、09年度から収益寄与が目標。コーポレートミッションは「不易流行」「和魂世才」「信則人任」。

2020年11月、三井住友ファイナンス&リースがケネディクスをTOBして子会社化することを発表[1]。2021年3月、ケネディクスは上場廃止となった。

沿革

  • 1995年平成7年)4月 ケネディ・ウィルソン・ジャパン設立。
  • 1997年(平成9年)10月 債権投資マネジメント事業を開始。
  • 1998年(平成10年)8月 本社を東京都港区西新橋一丁目6番15号に移転。
  • 1998年(平成10年)9月 米国機関投資家に債権投資支援。
  • 1999年(平成11年)2月 川崎市にあるデータセンタービル投資への支援。本案件の資金調達において、国内最初の不動産ノンリコースローンをアレンジ。アセットマネジメント事業へ本格参入。
  • 2002年(平成14年)1月 本社を東京都港区新橋二丁目2番9号に移転。
  • 2002年(平成14年)2月 大阪証券取引所ヘラクレスに上場。
  • 2003年(平成15年)8月 三井物産株式会社と業務提携契約を締結し、同社に対する第三者割当増資を実施。
  • 2003年(平成15年)12月 東京証券取引所2部に上場。
  • 2004年(平成16年)12月 同証券取引所1部に上場。
  • 2005年(平成17年)5月 現社名に変更。日本ロジスティクスファンド投資法人が東京証券取引所に上場。
  • 2005年(平成17年)7月 ケネディクス不動産投資法人(現 ケネディクス・オフィス投資法人)が東京証券取引所に上場。
  • 2007年(平成19年)4月 豪州市場にチャレンジャー・ケネディクス・ジャパントラストを上場(2010年に非上場化)。
  • 2012年(平成24年)4月 ケネディクス・レジデンシャル投資法人(現 ケネディクス・レジデンシャル・ネクスト投資法人)が東京証券取引所に上場。
  • 2015年(平成27年)2月 ケネディクス商業リート投資法人が東京証券取引所に上場。
  • 2021年令和3年)1月 三井住友ファイナンス&リースの孫会社であるSMFLみらいパートナーズインベストメント2号株式会社が、株式公開買付けにより62.35%の株式を取得。同社の子会社となる[2]
  • 2021年令和3年)3月 東京証券取引所1部上場廃止株式併合により株主がSMFLみらいパートナーズインベストメント2号株式会社及び ARA Real Estate Investors 30 Limited のみとなる[3]

グループ会社

ケネディクス・オフィス投資法人ケネディクス・レジデンシャル・ネクスト投資法人ケネディクス商業リート投資法人ケネディクス・プライベート投資法人の運用
  • ケネディクス・インベストメント・パートナーズ株式会社 - 私募ファンドの資産運用会社
  • ビットリアルティ株式会社 - 投資型クラウドファンディングの運営
  • ケネディクス・プロパティ・デザイン株式会社 - プロパティマネジメント業務、サービスアパートメント、サービスオフィス、ホテルの運営等
  • ケネディクス・エンジニアリング株式会社 - 工事管理業務

同業他社

出典

  1. ^ 三井住友F&リース、ケネディクスにTOB-1320億円で子会社化 - Bloomberg2020年11月20日
  2. ^ SMFLみらいパートナーズインベストメント2号株式会社による当社株式に対する公開買付けの結果並びに親会社及び主要株主である筆頭株主の異動に関するお知らせ - ケネディクス、2021年1月9日
  3. ^ 株式併合並びに単元株式数の定めの廃止及び定款の一部変更に関する臨時株主総会開催のお知らせ - ケネディクス、2021年1月28日

外部リンク