BLEACHの登場人物

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
BLEACH > BLEACHの登場人物
この項目には、一部のコンピュータや閲覧ソフトで表示できない文字が含まれています詳細

BLEACHの登場人物(ブリーチのとうじょうじんぶつ)は、久保帯人漫画BLEACH』と、そのアニメ作品やゲーム作品に登場する架空のキャラクターについて解説する。

登場人物の大半は、実在する洋楽楽曲からの作者のイメージでつくられており、コミックの巻末などで紹介されている。

主要人物[編集]

黒崎一護(くろさき いちご)
声 - 森田成一 / 少年:松岡由貴 /演 - 初代 - 伊阪達也・2代目 - 法月康平
身長174cm→181cm 体重61kg→66kg AO型 7月15日生
本作の主人公。虚(ホロウ)に襲われた際にルキアから死神の力を譲り受け、以降彼女の代わりに死神の仕事をこなす。白哉に死神の力を消された後は、浦原との修行で自分自身の中にあった死神の力を手に入れた。オレンジ髪(地毛)に茶色の瞳。
朽木ルキア(くちき ルキア)
声 - 折笠富美子/演 - 佐藤美貴
身長144cm 体重33kg 1月14日生
本作の準主人公。護廷十三隊の十三番隊に所属し、現世・空座町を管轄していた女死神。死神の力が戻るまでの間は一護をサポートし、死神の力が戻った後も一護達と共に戦う。死神代行消失篇から副隊長に昇進した。
井上織姫(いのうえ おりひめ)
声 - 松岡由貴/演 - 吉井怜
身長157cm 体重45kg BO型 9月3日生
本作のヒロイン。一護のクラスメイトで、彼に好意を寄せている。『盾舜六花』(しゅんしゅんりっか)を呼び出して盾などを創り、それを用いて自らの意思の力でさまざまな対象を拒絶する霊能力を持つ。
石田雨竜(いしだ うりゅう)
声 - 杉山紀彰 / 少年:本田貴子
身長171cm→177cm 体重55kg→57kg AB型 11月6日生
絶滅したはずの対虚退魔眷属「滅却師」(クインシー)の生き残り。一護のクラスメイトで死神代行消失篇より生徒会長を務める。弓状の武器を用い、一護達と一緒に戦う。
茶渡泰虎(さど やすとら)
声 - 安元洋貴/演 - 吉田直史
身長197cm 体重112kg AO型 4月7日生
一護のクラスメイトで、中学生時代からの親友。渾名はチャドで、頑丈かつ屈強な大柄な体が特徴。一護や虚と関わったことがきっかけとなり右腕に宿る能力が目覚める。
阿散井恋次(あばらい れんじ)
声 - 伊藤健太郎 / 少年:木内レイコ /演 - 初代 - 森山栄治・2代目 - 鯨井康介
身長188cm 体重78kg 8月31日生
護廷十三隊六番隊副隊長。ルキアとは幼馴染。ルキアの処刑を巡る戦いの中で対立した時期を経て一護の戦友となる。ルキアの義兄である自身の上官・朽木白哉を目標に定めている。

現世[編集]

黒崎家[編集]

黒崎 一心(くろさき いっしん) / 志波 一心(しば いっしん)
声 - 森川智之
身長186cm 体重80kg AB型 12月10日生まれ
一護の父親で、黒崎家の大黒柱。大きな手術以外のことは大抵こなすクロサキ医院の開業医。通称・ヒゲ。
娘を溺愛したり亡き妻・真咲の巨大なポスタースタイルの遺影をリビングの壁に貼るほど家族が大好きな愛妻家であり、年中ハイテンションかつボケも非常に多い。普段は一護にいらぬちょっかいを出して喧嘩をしたり、夏梨に鬱陶しがられたりしている。私服も派手で、ドン・観音寺とは意気投合している。夏梨・遊子への過保護な扱いとは対照的に、一護に対しては放任主義的傾向が強いが、ちゃんと息子のことを陰ながら見守り、何かあったときにはそっと手を差し伸べる、快い父親である。昔は喫煙家であったが、現在は6月17日の真咲の命日にしか吸わない。
初期は霊感はまるで無いような言動をしているが、その正体はかつて護廷十三隊十番隊隊長を務めていた死神・志波 一心。志波家の分家の出だが、20年程前(当時は松本と日番谷は部下であり、一心の外見は今より若かった)に隊を抜け、現世に身を置いている。現在においては護廷十三隊隊長が身につける羽織(形状は剣八のと類似)の一部を左腕に縛り付けている。一護の身代わりを務めたコンの存在を一目で気づき、コンを守るために母親の形見と偽って自分が作った特殊なお守りを一護に渡している。石田竜弦とは真咲と出会った頃から互いの正体を知る旧知の仲で、交通事故での怪我人の対応に追われていた時には、病室を貸すよう竜弦に要求していた。浦原ともその頃からの旧知で、彼女が命の危機に陥った際に救ってもらったことがある。そのため藍染や崩玉の詳細を知っている。
真咲とは当時彼女が高校生だった頃に出会い、隊長だった時に現世で藍染達が生み出した改造虚・ホワイトと交戦した際に窮地に陥ったところを助けてもらったのが初めての出会いだった。後日そのお礼を言う為に現世に出向いたところ、彼女はホワイトとの戦いで負った傷が原因で虚化しかけて命の危機に瀕していた。事情を知った浦原の手を借り、真咲を救うため、特殊な義骸を用いて自分と真咲及び彼女の中の虚を繋ぐことにより虚化を抑えることになった。結果、真咲と虚との繋がりが切れる時まで(実質彼女が死ぬまで)義骸から出られず死神に戻れないデメリットがあったが、一心は死神をやめて彼女を守り続けることを即断した。その後霊術院で学んだ中で唯一使えそうだった医学を活かして小さな診療所「黒崎診療所」を開き、浦原の手も借りて勉強しながら現世での生活を始めた。元気になった真咲はよく診療所に顔を出し、一心は彼女に振り回されながらも幸せな生活を送り、後に結ばれて一護達3人の子供を授かった。
真咲の死後も一護の中の虚とは繋がっていたが、尸魂界篇でその虚が呼び起こされたことにより繋がりが完全に途切れた結果死神の力を20年ぶりに取り戻す。
藍染が破面を率いて活動を始めたのに伴い死神に復帰、最愛の妻を虚から守れなかった後悔を胸に秘め、グランドフィッシャーの2度目の襲来時に20年ぶりに死神の力を使って仇を討った。その後空座町の決戦に加わり、藍染とも互角に渡り合うが崩玉の力で変貌した藍染に敗れ、その後に一護とともに藍染を追う途中、一護に「最後の月牙天衝」を修得して藍染を倒すように助言し、習得のための時間を稼ぐため、拘流を止める役目を引き受けた。完現術者達の出現の際には浦原と暗躍し、一護に死神の力を取り戻すための協力をしていた。小説『The Death Save The Strawberry』では再び戦場に駆け出されることから一護に死神の力を取り戻させることを躊躇していたが、無力感に苛まれる一護を見て、真咲を救えなかった自分を重ねて浦原に協力を申し出た事情が語られた。
娘を筆頭に女性に甘く、ルキアが作り話で黒崎家に居候することになった時「母さん、娘が三人になったよ」と遺影に報告していた。アニメオリジナルの護廷十三隊侵軍篇では望実が一時的に居座ることになった時、真咲の遺影に報告して「娘が四人に増えてハーレムだよ」とはしゃいでいた。
アニメのおまけコーナーでは「クインシー大全」にも出演、竜弦と絡んでいた。竜弦に余計なことを言っては、手痛い制裁をしばしば受けた。
アニメの番外編では、竜弦と手を組んで一護たちと対決しており、一護と少しだけだが直接戦ったことがある。
平子が霊圧を知らないことや浦原の顔を20年前に知ったことから、101年前は護廷十三隊に所属していなかった。
隊長時代の性格は今と特に変わらず、普段はマイペースではしゃいで楽天的な素振りを見せていた。また、ルキアや恋次(40年以上前に死神になっているにもかかわらず)とは会ったことがなかったようだ。
斬魄刀:『剡月(えんげつ)』
柄に緒が付き、やや刃の広い斬魄刀。刀は腰に差さず、下げ緒を帯に結びつける形でぶら下げている。能力開放と共に柄の紐と刀身に炎を纏う焱熱系の斬魄刀で、口に含んだ自分の血を吹きかけることで刀身の炎を巨大化させる。卍解も修得済みだが、肉体に負担の大きいものらしく、重傷を負った状態では使用できない。かつて、自分も一度「最後の月牙天衝」を使った事があるような発言をしたが、詳しいことは不明。
一護の斬魄刀『斬月』と性質が近く、この斬魄刀をベースに一護が死神の力を取り戻すために浦原が開発し使用された「隊長格ら全死神の霊圧が込められた刀」が制作された(小説『The Death Save The Strawberry』より)。
解号は「燃えろ『剡月』(もえろ『〜』)」
技「月牙天衝(げつがてんしょう)」
『斬月』によるものと同様の技。一心は主に至近距離で放っている。個々によって能力が異なる斬魄刀で、一護と同じ技を撃てる理由は定かではない。
技「顎割(あぎとわり)」
斬魄刀で一刀両断する技。巨大な敵であっても問題はなく、一撃でグランドフィッシャーを倒した。
技「鬼デコピン(おにデコピン)」
指先に霊圧を収束し、強力なデコピンを放つ技。藍染ですら吹き飛ばし、複数のビルをなぎ倒すほどの威力を持つ。
黒崎 遊子(くろさき ゆず)
声 - 瀬那歩美
身長137cm 体重31kg AO型 5月6日生まれ
一護の妹で小学5年生→中学1年生。夏梨の双子の姉でショートヘア。夏梨とは正反対に気が小さく、おしとやかで泣き虫。家族の中で唯一の母親似で、幼くして黒崎家の母的存在。家事は全て彼女が行い、黒崎家のルール(ユズ法典と呼ばれている)も全て彼女が作っている(「食後10分以内に歯を磨かないと自動的に次の食事が抜きになる」など)。
黒崎家では彼女だけ霊力の素養を継いでおらず、霊が見える一護や夏梨を羨ましがっていたが、物語が進むにつれて徐々に見えるようになった。ドン・観音寺の大ファン。コンにボスタフ、アニメでは子猫にラク(体色がラクダの股引に似ていることから)と名付けるなど、ネーミングセンスが無い。少々ブラコン
黒崎 夏梨(くろさき かりん)
声 - 釘宮理恵
身長136cm 体重31kg AO型 5月6日生まれ
一護の妹で小学5年生→中学1年生。遊子の双子の妹。気が強く多少口調が荒くて男勝りな性格で、ほとんど泣いたりすることは無く、弱音を吐こうともしない。そんな性格故か男子と一緒に遊ぶことも多いが、強気な性格もあって煙たがられることもある。一護同様霊感が強く、死神・虚もはっきり見えており、兄の死神化は観音寺を通じて知っていた。空座防衛隊のカラクラレッド(一人目)でもあり、得意のサッカーで覚えた「夏梨流絶命シュート」を使い虚を攻撃する。アニメでは、ほぼギャグだったものの、自分の何倍もの大きさの虚を蹴りでダメージを与え吹き飛ばしたりと常人を超えてる身体能力を見せたことも(雨達との連携技ではあるが、その虚に止めを刺し、倒したのも彼女である)。ジン太とよく衝突する。
原作者原案のアニメオリジナルエピソードであるアニメ第132話では、日番谷冬獅郎と一緒にサッカーの試合をやったりしたが、虚の襲撃の際、日番谷が死神であることを目撃した。一護と同じく「冬獅郎」と呼んでいる。
黒崎 真咲(くろさき まさき)
声 - 大原さやか
6月9日生まれ、6月17日
三兄妹の母で一心の妻。一護が「ウチはおふくろを中心に回っていた」と語るほど、黒崎家にはなくてはならない存在だった。まだ幼い一護を庇い虚・グランドフィッシャーに殺害された。前述した真咲の遺影は「Masaki Forever」と書かれたものであり、夏梨曰くアホみたいな遺影(この巨大な遺影の登場回数はわずか3回だが、原作1話で正面を向いた笑顔の写真だったものが原作199話では体を斜めに向け片手でピースしているものに変わっていた)。一心のルックスを褒めたのは1度だけである。夫の一心は妻を「(全てを引きつけ全てを許し全てを照らして振り回す様から)太陽に似ていた」と評し、彼女に振り回されることに幸せを感じていた。
実は純血統の滅却師・黒崎家の最後(両親は死去し、兄弟はいない)の生き残り。同じく純血統の家系である石田家に居候しており、高校の先輩後輩でいとこでもある竜弦とは婚約関係にあった。その実力は高く、特に静血装の力は桁外れだった。滅却師の仕来たりを無視して虚を倒しに飛び出すなど、強い正義感も秘めていた。高校時代のある日、一心とホワイトとの戦闘に割って入り、自身の身体を囮にホワイトを撃破する。しかし、この戦闘で受けた傷が元で虚化を発症してしまい、浦原によって一心の魂魄を真咲及び彼女の中の虚に繋ぐことで症状を抑えることに成功して、何とか事無きを得た。やがて高校卒業後石田家を追放され、大学に進学。自分を救うために死神の力を失った一心とはその後も交流を続け、やがて結ばれ一護たち3児の母となった。
高校時代の性格は、虚に飲み込まれそうになって一心が助けに来た時もお気楽にはしゃいで名前を教えて貰おうとするなど楽天的な性格であり、助かった後も能天気に寝ていた程。
彼女の死の真相は、グランドフィッシャーに襲撃された日にユーハバッハの"聖別"が行われ、虚が混ざっていたことで"不浄"と見なされ滅却師の力を全て奪われ、戦う術を失ってしまったためだった。

浦原商店[編集]

浦原喜助(うらはら きすけ)
声 - 三木眞一郎/演 - 初代 - 伊藤陽佑・二代目 - 大山真志
身長183cm 体重69kg 12月31日生まれ
表向きは浦原商店なる駄菓子屋店主。実態は、現世にいる死神に対して霊的商品などを売り、ルキアの現世における行動を援助していた。尸魂界にいた頃は先代護廷十三隊十二番隊隊長、技術開発局創設者にして初代局長を務めた。
握菱 鉄裁(つかびし テッサイ)
声 - 梁田清之
身長200cm 体重138kg 5月12日生まれ
長身・おさげ・メガネ姿の浦原商店店員。常に浦原喜助をサポートしている片腕的存在で、雨(ウルル)とジン太のお目付け兼世話役。虚(ホロウ)を素手で倒し、扱いの難しい九十番台の高位縛道を使いこなす等、高い戦闘力の持ち主。
ルキアに蹴られても蹴った彼女の方が痛がったり、一護が死神として覚醒した際の爆発に巻き込まれても眼鏡以外は無傷であるなど非常に頑丈な義骸の持ち主。裸エプロンに挑戦したり、寝ている一護に添い寝したりと変態キャラとして扱われることもある。織姫からは「すごい出オチ」と評された。
101年前は、鬼道衆総帥・大鬼道長として鬼道衆を束ねる要職に就いており、浦原とも夜一を通じて知り合っていた。平子ら8人を助けるために禁術(時間停止・空間転位)を使ったことが仇となり、第三地下監獄“衆合”に投獄されかかるも、夜一に助けられ、現世に亡命した(小説『The Death Save The Strawberry』にて、投獄の罪状は元柳斎の尽力もあって藍染の謀略が認められたことから喜助・夜一の罪状共々取り消されたことが明らかとなった)。
劇場版では、一護にブランクと思念珠の説明をするために、スケッチブックを用いたが、画力はルキアといい勝負である。
技「鉄掌(てっしょう)」
強力な平手を放つ技。虚の身体の一部を吹き飛ばすほどの威力を持つ。
紬屋 雨(つむぎや ウルル)
声 - 下屋則子
身長141cm 体重32kg 9月9日生まれ
浦原商店店員の少女。よく店の手伝いをするが、おっちょこちょいで気弱な泣き虫であるため、いつもジン太にイジメられている。ジン太より3歳上。見かけによらず強く、対死神戦レベルの戦闘能力を有し、虚をまるで苦にしない。戦闘時はバズーカのように構えて弾を連射する「千連魄殺大砲(せんれんばくさつたいほう)」というマシンガンポッドを用いる他、体術を使って戦うこともある。危険を認識すると殺戮状態へと切り替わり、斬魄刀を解放する前であるとはいえ破面の成体、イールフォルトを圧倒するなど、霊圧制限状態の恋次を上回るほどの戦闘力を見せた。空座防衛隊のカラクラピンクでもある。現在カラクラ防衛隊は活動していない模様。コンがメインの読みきり番外編RADIO-KON 2で浦原商店が紹介された際、彼女と花刈ジン太が「浦原商店のトムとジェリー」と紹介された。
花刈 ジン太(はなかり ジンた)
声 - 本田貴子
身長126cm 体重25kg 4月4日生まれ
浦原商店店員の少年。よく店の手伝いをサボり、テッサイに叱られているやんちゃ坊主。負けず嫌いで、いつもウルルをイジメているが、ジャンケンとなるといつも負ける。カラクラ防衛隊のカラクラレッド(二人目)でもあり、夏梨のライバルで、虚を軽く撃退するほどの実力がある。遊子に惚れている模様。武器は自分の身長ほどもある巨大な棍棒の無敵鉄棍(むてきてっこん)。これを思いっきり振り回すジン太ホームランという技をよく使う。
四楓院 夜一(しほういん よるいち)
声 - 雪野五月(女Ver)・斎藤志郎(猫Ver)/演 - 齋藤久美子
身長156cm 体重42kg 1月1日生まれ
褐色の肌をした女。普段は黒猫姿へと擬態させている。巨乳で体には自分でも自信がある発言をしている。少ない食料を多く食べられるとか自由で居られる、服を着ないで居られるなどの理由で猫の姿はかなり気に入っている模様。老人のような厳格な口調と声質とは裏腹に奔放な性格で、一護がいるそばで服を脱ぎだし風呂に入ろうとするなどして、一護をからかったりしている。
長い間、猫の姿のままだったためか服を着忘れたり、着ても窮屈に感じるらしく、浦原商店ではほぼ下着に近い格好でいることもある。喜助・空鶴とは昔馴染。
四大貴族「天賜兵装番」四楓院家の22代目にして、初めての女当主、隠密機動総司令官及び同第一分隊「刑軍」総括軍団長、護廷十三隊二番隊隊長(羽織は袖のあるタイプ)だったが、101年前藍染の陰謀により、追放されかかった浦原喜助の逃走幇助の罪によりその地位を失っていた(小説『The Death Save The Strawberry』にて、罪状は元柳斎の尽力もあって藍染の謀略が認められたことから、喜助・鉄裁の罪状共々取り消されたことが明らかとなった)。昔は、ショートヘアだった。
歩法の達人であり、異名は瞬神・夜一。101年間長らく戦線に出ていなかったが、白哉を上回る瞬歩を見せ、砕蜂の瞬閧を瞬時に相殺するなど、そのブランクを物ともしない実力が見られる。幼い頃の白哉に鬼ごっこで一度も捕まらなかった。
戦闘は基本的に白打で闘い、斬魄刀を所持している様子はない。しかし双殛の丘の地下修行場での回想シーンでは斬魄刀を持っており、過去に隊長を務めていたことから卍解も会得していたと思われる。
囚われのルキアを救うため、織姫とチャドの霊能力を鍛えた上、一護たちを率いる形で尸魂界へ同行。一護に【卍解】の修行をさせ、一護の【卍解】修得後はかつての部下だった砕蜂と対決し、和解した。その後は浦原の所に身を寄せた。
空座町決戦では、浦原喜助の作った「対鋼皮用の特製手甲」を両手足に装着して浦原や一心と共闘して藍染と闘うが、崩玉の力で変貌した藍染に敗れる。以降は長らく登場しなかったが、65巻で久々に登場した。
千年決戦篇・決別譚では、霊王宮に侵入したユーハバッハたちを追う為に、一護たちが十二番隊隊舎に制作された打ち上げ台の前に到着した直後に現れて、猿柿ひよ里たちが行っていた現世の歪みを修復する作業に同行して、二つの世界を繋ぐ歪みのエネルギーを集めて、瀞霊廷から霊王宮へ向かう一護たちの手助けとする為だったことが明かされた。
アニメでは、護廷十三隊侵軍篇にも一護たちを助けるために登場し、最終回にも黒猫の姿で登場した。
登場初期の頃は元隊長の設定はなく、「カラブリ+」に護廷十三隊に所属したことがない人物と明確に表記されていたが、36巻の過去編から追加された。
技「竹蜻蛉(たけとんぼ)」
相手を投げ、回転させて頭から落下させる投げ技。砕蜂も使用する。
隠密歩法“四楓”の参「空蝉(うつせみ)」
相手に自身を倒したと思い込ませるほどの残像を見せる瞬歩を繰り出す。白哉も夜一からこの技を教わっているため使用可能。
技「瞬閧(しゅんこう)」
高濃度に圧縮した鬼道を両肩と背に纏い、それを炸裂させることで鬼道を己の手足へと叩き込んで戦う白打の最高術。なお、この技を使用する際には両肩と背の布が弾けて無くなってしまうため、夜一や砕蜂の装束(刑戦装束)には両肩及び背の布が付いておらず、剥き出しである。
技「反鬼相殺(はんきそうさい)」
相手の鬼道に同じ質と量を持った逆回転の鬼道をぶつけることで相殺させる高度な技術。
技「雷王拳(らいおうけん)」
対鋼皮用の特製手甲を装備した腕で超高速のラッシュを放つ。

空座第一高等学校[編集]

有沢 竜貴(ありさわ たつき)
声 - 野田順子
身長155cm 体重41kg AO型 7月17日生まれ 風紀委員
一護のクラスメイト。織姫とは無二の親友であり、一護とは4歳の頃からの幼馴染兼良き理解者。強気かつ男勝りな性格で、ショートヘア。一護からは、昔は「ちゃん」付けで呼ばれていて、昔は一護より強かったらしい。夏梨いわく高校に入ってエロイ体になってきたらしく、BLEACH―ブリーチ― OFFICIAL CHARACTER BOOK SOULs.によると、胸は(意外にも)Cカップ。コンは初対面で「結構可愛い」と言ったことがある。カーゴパンツなどボーイッシュな服装を好む。片腕を骨折していてもインターハイで準優勝するほどの空手の達人。好きな四字熟語は一撃必殺。
虚化した井上昊に襲われたのをきっかけとしてドン・観音寺のロケを見に行った頃を境に霊が見え始め、やがて死神や破面の姿を認識するようになり、霊圧知覚が備わった。破面襲来時にはヤミーに殺されそうになった他、一護がグリムジョーと戦うところも目撃し、一護達が織姫を救出しに虚圏へ向かった際に、一護の身に起きた異変を初めて知った。空座町決戦時には、転送された本物の空座町内にて浅野や水色ら友人と共に一護の進化を促そうとする藍染に命を狙われることになったが、一護の登場により救われた。
自分の名前の漢字表記が男性風なのが嫌いで、普段は通称として平仮名で通している。「死神代行消失編」では髪が伸び、道場で師範のバイトをしている。
ds版のゲーム二作目では、プレイヤーキャラとして操作することが出来る。
浅野 啓吾(あさの けいご)
声 - 小西克幸
身長172cm 体重58kg AA型 4月1日生まれ
一護のクラスメイトで、いつもツるんでいる。騒ぐのが大好きなムードメーカー的存在で、根は寂しがり屋。かわいい子が好きで、ルキアを美少女転校生といったことがある。一護に余計なことを言ってはドツかれている。10日でRPGを5本クリアしたというゲームの才能を持つ。水色に敬語を使われると、距離を置かれていると思い酷く傷付く。一護の影響か、彼にも霊が見えるようになったが、彼自身はそれを霊だと信じたくない模様。空座町民ではなく、鳴木市民。
当初は虚のことを怪獣だと勘違いしており、その地区で虚を討伐していた車谷善之助の存在も含め、テレビのロケだと思っていた。その後、破面との闘いに巻き込まれ、なりゆきで傷ついた一角と弓親を半ば強要されて自宅に泊めた。一護達が織姫を救出しに虚圏へ向かった際に、一護の身に起きた異変を初めて知った。単行本のおまけページでは本人の意思とは関係なしにカラクライザーの一員となっている。
アニメ版ではバウントのビットに襲われ瀕死の重傷を負い、一護とイヅルに救出され花太郎の治療で一命を取り止めた。重傷を負ったときでも、一護のことを気遣う友達思いの一面も見せている。
小島 水色(こじま みずいろ)
声 - 福山潤
身長154cm 体重45kg BB型 5月23日生まれ
一護のクラスメイトで、いつもツるんでいる。年上女が好みで、交流の深さを持つ年上キラー。今はナオコという女と付き合っている。本人曰く、言い訳は病的に上手い。一時は一護とルキアの関係をでっち上げた悪い噂を流した張本人。母子家庭で、男性と遊ぶ母との仲は良好ではない模様。浅野啓吾とは中学からの同級生だが、啓吾が鬱陶しくなると敬語になる。また、啓吾をとぼけた顔で踏んだりと、その扱いは気分によって極端に変わる。啓吾と一緒に入学式の日に一護とチャドと知り合い、自身に「友達についていいところを語るとこ」が凄いと言った一護に出会えたことにささやかな喜びを感じていた。一護達が織姫を救出しに虚圏へ向かった際に、一護の身に起きた異変を初めて知った。手当たり次第に女を見つけては手料理を作らせている。
転送された空座町内では自分たちを狙ってくる藍染にガス缶やビンを用いて対抗するなど、物怖じしない度胸もある。
本匠 千鶴(ほんしょう ちづる)
声 - 中島沙樹
4月13日生まれ
かわいい女の子が大好きな少女。織姫にご執心で“そっちの道”に誘惑しては、たつきに怒られて手酷くドツかれ「万年発情猫」と呼ばれている生粋のレズビアン。学業面は優秀で、一学期の期末の結果では一学年中31位。少年漫画雑誌掲載・テレビ放送スレスレの発言を連発しているため、アニメ版では彼女のきわどい発言がかなり省かれた。またカラクライザーの一員にもなっている。虚達の姿が見えていたため、彼女も霊感が強くなったようであり、空座町決戦時ではたつきらと共に藍染に襲われており、当初は異様な状況の変化についていけず、戸惑っていた。
小川 みちる(おがわ みちる)
声 - 真田アサミ
3月3日生まれ
ほのぼのタイプの女の子。おとなしく、おどおどした性格。手芸部。一護のことは少し恐がっている。
国枝 鈴(くにえだ りょう)
声 - 生天目仁美
5月18日生まれ
クールな優等生で、教師陣からも一目置かれている。学年トップクラスの頭脳を持ち、インターハイにも出る陸上部1年エース。100mのタイムは12秒フラット。
夏井 真花(なつい まはな)
声 - 納見佳容
8月7日生まれ
一護のクラスメイト。制服の蝶ネクタイをしないで、シャツの襟元を大きく広げている。積極的で明るい性格。
大島麗一(おおしま れいいち)
十方中学出身。停学をくらっていた不良。一護や茶渡を目の仇にし、高校入学式当日から喧嘩をしていた。一護曰く「ヒヨコみたいな頭の男」。自分では一護とキャラが「モロカブリ」と言っている。
浅野 みづ穂(あさの みづほ)
声 - 茂呂田かおる
身長162cm 体重47kg AA型 4月2日生まれ
啓吾の姉で顔は弟と瓜二つ。いつも啓吾を顎で使っている。坊主が大変好きで、啓吾が連れて来た一角のことを気に入り「ダーリン」と呼ぶ。空座第一高校の二十四代目生徒会長。石田を生徒会長に任命した張本人であり、その理由は「外見が生徒会長ぽいから」(小説『The Death Save The Strawberry』)。
アニメ版では一角との絡みが更に増えており、一角が鬘をかぶったときはかなりぞんざいな扱いをした。
越智 美諭(おち みさと)
声 - 生天目仁美
9月13日生まれ
一護たちの担任。生徒に対して放任主義。担当教科は現代国語。1学期が終わり2学期へと入る間に髪型と眼鏡を変えたようだ。一護達がテレビに映って騒ぎを起こしたときも大目にみるなど基本的には優しくめったに怒らないが、一護が長期間欠席していたときは相当怒っていた。アニメでは、欠席、遅刻、早退の多さもあり一護を補習のメンバーに加えた。
鍵根(かぎね)
声 - 中多和宏
熱い生徒指導をする体育会系教師。「信じ難し!」が口癖。生徒(特に一護)に鬱陶しがられている。
校長(仮称)
空座第一高等学校校長。楽天的な性格で、一護がテレビ番組の生放送中に起こした騒動も、「孫に自慢できる」と逆に喜んでいた。鍵根が扉を壊したため彼の給料を差し引いた。

完現術者(フルブリンガー)[編集]

一護が高校三年生になってから登場した、特殊な能力を持っている人間達で構成された組織。全員何らかの理由が過去にあって力に目覚めた。当初は月島と獅子河原以外は一護に力を取り戻すための修行を付けてくれるなど味方かと思われたが、実際には全員ぐるで目的は力を奪うことであった。一護から力を奪い、その後で援軍として駆けつけた隊長格たちと1対1でそれぞれ対決するが、正規の訓練を受け実戦経験も豊富な隊長たちに勝てるはずもなく、全員敗北。銀城・月島・ギリコの三人は殺害された。

銀城 空吾(ぎんじょう くうご)
声 - 東地宏樹
身長187cm 体重90kg AB型 11月15日生まれ 「XCUTION」会員番号001番
死神の力を失った一護の前に現れた男性で、完現術者たちの集まりである「XCUTION」のリーダー格。基本的に「銀城(さん)」、ジャッキーと雪緒には「空吾」と呼ばれている。一護が引ったくりから自身のバッグを取り返したことが初対面だが、それ以前に一護や一心に関する情報を知っていた。常に余裕のある態度を崩さず、捕らえ所のない性格(この初対面も一護と接触するためのものだったと思われる)。
一護の死神の力を取り戻すための修行では目を潰すなど手荒い方法を用いるが、一護に対しては仲間として協力的な姿勢を見せていた。だが本来の目的は一護の完現術を奪うことであり、石田に重傷を負わせた後に一護に感づかれないようにするために「自身の敵である月島」を挟みこまれた上で一護に接触していた。その正体は代行証を貰いながら、死神代行の座を棄てて姿を消した初代死神代行だった。銀城の真の目的は自分を裏切った死神への復讐であり、そのために仲間を集め、同じ死神代行の一護に接触し、その力を利用しようとしていた。月島に再び斬られたことで本性を現し自らの目的を果たすものの、死神の力を取り戻した一護に圧倒された。その後、一護から奪った完現術を発動し、一護・石田と交戦した。戦闘の最中、一護に死神代行と代行証の秘密を明かした上で仲間になるように誘ったが、銀城の心情を理解しながらも『仲間を護る道を選ぶ』と断られ、壮絶な斬り合いの上に敗れ、絶命した。
敗戦後、彼の遺体は罪人として尸魂界に運ばれていったが、一護が彼の遺体を現世に埋めたいと頼んだことから、現世に埋葬された模様。千年血戦篇では月島、ギリコとともに死後流魂街にいたところを空鶴に拾われ、岩鷲を鍛えるための修行に付き合わされぼやいていた。
銀城は何らかの裏切りを受け復讐を企てたが、その裏切りが何なのかははっきりとしなかった。また、銀城に死神の力を分け与えたのが誰なのかも、死神代行になった経緯も最後まで判明しなかった。
完現術:『クロス・オブ・スキャッフォルド』
常に愛用して身に着けている十字架のネックレスを、刀身にも柄のある身の丈程の大剣に変換する。刀身にも柄があるため、持ち方を変えることで大剣の弱点になる近距離戦をカバーできる。刀身に霊圧のようなものを収束し、強力な斬撃を放つことができる。自分が持っていた代行証を合体させることで髑髏の意匠のある大剣へと変化している。
一護の完現術
一護から奪った完現術を発動させることで、全身に骸骨を模した装甲を纏った姿に変貌する。同時にその力を月島・獅子河原以外の「XCUTION」メンバーに分け与え、彼らをパワーアップさせた。一護の霊圧を自身の技や霊圧と融合することで自らの力を向上させ、一護の能力も奪っているため月牙天衝を使用することが可能。月牙の色は一護のものと違い紫で、アニメ版では卍解時に紫で縁取られた黒い月牙天衝を放っていた。
【卍解】(斬魄刀名称不明)
卍解時は髪の毛が白くなり、瞳の色も白黒(アニメでは眼球は臙脂色)反転する。これは、母親が妊娠時に虚に襲われて虚の力が銀城自身に混ざっているためだった。クロス・オブ・スキャッフォルドも悪魔のような意匠の大剣へと変化する。その体も体毛に覆われた下半身、骸骨状の文様がある上半身、X字を描く背中から発せられた霊圧の翼、顔には紅いX字の仮面紋など、虚化や帰刃形態の破面を思わせる。
技「虚閃(セロ)」
卍解時に使用。色は赤紫で剣先から放つ。虚の力が混じっているために使用可能だったが、一護には片手で防がれた。
毒ヶ峰 リルカ(どくがみね リルカ)
声 - 豊口めぐみ
身長156cm 体重43kg BO型 4月14日生まれ 「XCUTION」会員番号003番
ツインテールでゴスロリ風の服を着た少女。基本的に「リルカ」、織姫からは「リルカちゃん」、沓澤からは「リルカさん」と呼ばれている。勝気な性格で、終始相手に突っかかったりしている言動が目立つ。銀城や雪緒に反感を剥き出しにしている。初対面以来一護に好意を寄せているが、素直にはなれず憎まれ口を叩いている。
幼少期より完現術を持ち、その力で欲しい物を隠して自分の物にしていた。7歳の頃に近所に越してきた「言葉は荒いが声は優しく、自分から進んで人を助けていた男性」に好意を持ち、自分の力で箱に隠し自分を好きになってもらおうとしたが、かえって男性から恐怖の眼差しを向けられるようになり、その視線に耐えかね男性を外に出してから、孤独な境遇を送るようになった。
死神達との決戦ではルキアと交戦し、自らの能力でルキアの中に隠れ、勝負を終わらせる。その後は一護に切りかかる月島から一護をかばうためにルキアの中から現れ、月島の刀を受け止め、月島を説得していた。敗戦後、浦原商店に保護されるが、別れを告げずに商店から姿を消し、銀城・チャド・織姫・一護に感謝しながら何処かへ去った。
完現術:『ドールハウス』
リルカが“許可”を与えた人や物を、リルカが大好き・かわいいと想った物の中に自在に出し入れする。許可を与える時は小さいハートの形をした通行証を対象に貼り付ける。またリルカにクシャミをかけられるか、入れ物となった物を破壊することにより中に入れられた物から出ることが可能。一護の死神の力を取り戻す修行の際には、自身の持つファンシーなおもちゃの家や水槽を修行の場として一護を小さくして入れている。また、霊力を放出する一護の能力を得たためか、対象に自らを隠す能力もある模様。
銀城に一護の完現術を分け与えられたことで、ウサギの帽子を被り両腕に籠手を着けた姿となる。
『ラブ・ガン』
月島に作ってもらったというアンコウに似た鳥の姿をした玩具の銃。『ドールハウス』と併用して使われ、装填されたリルカの所有物を放ち攻撃する。
技『アディクション・ショット』
籠手からハート型の通行証を高速で射出し、命中した相手を強制的にぬいぐるみなどの物体に閉じ込める。
沓澤 ギリコ(くつざわ ギリコ)
声 - 斧アツシ
右目に眼帯をした執事風の男性。銀城と月島からは「沓澤」、リルカ・ジャッキー・雪緒からは「ギリコ」と呼ばれている。寡黙かつ落ち着いた性格であり、時に冷静なツッコミを入れることもある。一護の力を得てからは口調は丁寧なままでやや好戦的な性格へと変わった。
過去に自分の家に代々伝わる懐中時計を父が早くにして亡くなったため、若くして受け継ぎ、その時計に祈ると願いが叶うことから、自らが神の代弁者と誤認し、その実験として妻を自らの目線だけで殺そうと計画し、実験は成功するが、妻の死の直前に殺すのを止めたいと願ったため完現術の条件破棄となり、右目を失ったことでその能力が神への祈りではなく契約であることを知った。
死神たちとの決戦では剣八と交戦し、自身に「力の増幅」を設定したタイマーを仕掛けるが瞬時に斬殺された。
敗戦後、彼の遺体はジャッキーによって懐中時計と共に地面に埋葬された。
完現術:『タイム・テルズ・ノー・ライズ』
手持ちの懐中時計から文字盤を飛ばし、対象に条件を設定した「タイマー」を仕掛ける。一度仕掛けたら術者である沓澤でも解除することは出来ず、無理にでも条件を破ったら条件破棄とされ、「タイマー」を仕掛けられた対象は時の炎によって焼き尽くされる。
銀城に一護の完現術を分け与えられたことで全身に時計の針のような意匠を持つ鎧を纏い、周囲には複数の球体が浮かぶ姿となる。「3」と書かれた胸元のダイヤルを回すことで体色が黄緑色に染まった巨人の姿に変貌する。
ジャッキー・トリスタン
声 - 湯屋敦子
カーゴパンツを穿いているショートカットの女性。基本的に「ジャッキー」、沓澤からは「ジャッキーさん」と呼ばれている。冷静に周りのことを見る姉御肌な性格。一護の修行にも対戦相手として一護と交戦するが、死神の力が無いことを実感していないような戦い方をする一護に怒りを見せる。
死神たちとの決戦では恋次と交戦するが、空座町決戦後から圧倒的にパワーアップした恋次に刀すら抜かすことが出来ず敗れる。だが最後まで自身に手をかけず、勝ち目はないと判断した雪緒が自分達が戦っていた空間諸共消滅させようとする中で、自身を救おうとした恋次の行動に心を打たれ、恋次を助けるために自ら絶命しようとしたが、完現術の力を失うことで生き延びていた。
敗戦後は雪緒に会い、雪緒の約束に対して「待っているよ」と言っていた。
アニメ版では、アパートで一人暮らしをしている描写がある。また、完現術を嫌っていることが原作より早い段階で明かされている。
完現術:『ダーティ・ブーツ』
発現と同時に、制帽を被り太股まで掛かる漆黒のブーツを履いた姿に変化する。そのブーツが泥や血などで汚れることによって蹴りの攻撃力が上昇し、汚れれば汚れるほどにその威力は倍加する。
銀城から一護の完現術を分け与えられたことで全身が白い服で覆われ、右肩にバイクのマフラーのような装甲を装着した姿となる。そして装甲から黒い液体のような霊圧を噴出し、それで全身を汚すことによって自分自身を強化する。
完現術の発動のきっかけは大切にしていたブーツが死んだ弟の血で汚れたことからだった。
雪緒・ハンス・フォラルルベルナ(ゆきお・ハンス・フォラルルベルナ)
声 - 市来光弘
身長154cm 体重40kg AB型 12月23日生まれ 「XCUTION」会員番号005番
黒い帽子を被り、全身黒ずくめの服を着た少年。基本的に「雪緒」、織姫からは「雪緒くん」と呼ばれている。メンバー内の小金持ちで、「XCUTION」のアジトの改修や修繕代は彼が出している。態度は大人びており皮肉屋な性格で、携帯ゲーム機を手放さない。リルカとは仲が悪く、余計な言動で神経を逆撫でしたりしている。
親から捨てられたという境遇に育ち、父親の金を自分名義の物にして会社を倒産させ自殺に追い込んだ過去がある。その幼少期には生まれつきドライな観点を持っていたため、親の思うように可愛く振る舞わなかったために広い部屋を与えられ、そこで自身の完現術で作り上げた仮想の親と話していた。
死神たちとの決戦では各自に戦う空間を設置し、自身は日番谷と交戦するが、最終的に自身の能力を逆手に取られ、自身が設定した空間の解除を要求され、命の危機を感じて要求に応じた。
敗戦後はジャッキーと会い、3年後までに自らの会社を大きくし、XCUTIONメンバーを雇うと約束した。
完現術:『インヴェイダーズ・マスト・ダイ』
携帯ゲーム機から発生した霊圧を遮断する漆黒の空間で対象を覆い、その対象をゲーム画面でコントロールする。ライフゲージや回復アイテムといった戦いのルールを設けたり、修行場や客室などの部屋を設置する、ミサイルなどのトラップや凶暴なモンスターを出現させるといったものまで、空間内の環境を自在に設定することが可能。また、マーカーを貼り付けることで対象の居場所を監視することもできる。
銀城に一護の完現術を分け与えられたことで、耳あてを着け両腕にコントローラーを纏った姿に変化。自身の完現術の支配範囲をゲーム画面外まで拡張するまでに進化した。
技「画面外の侵入者(デジタル・ラジアル・インヴェイダーズ)」
一護の完現術を手に入れたことで使用可能となった能力。ゲーム画面外の対象に幻影を見せる。
月島 秀九郎(つきしま しゅうくろう)
声 - 小野大輔
身長198cm 体重73kg BB型 2月4日生まれ
かつて「XCUTION」のリーダーだった男性。スーツにサスペンダー姿の青年。基本的に「月島(さん)」と呼ばれている。飄々としながら気障に振る舞い、常に本を持ち歩いている。「XCUTION」を率いていた頃は、完現術を取り除く術(死神代行への力の譲渡)を発見し、死神代行を見つけて仲間の力を取り戻すことに尽力していたが、突如としてその仲間達や死神代行を殺害し姿を消す。
当初は獅子河原を引き連れ、一護に対する陽動として石田に重傷を負わせた張本人ひいては一護の死神の力を取り戻すことを妨害する「XCUTION」達の敵として行動していたが、上記の過去の行動は銀城に挟んでいた偽の記憶であり、実際は一護から完現術を奪うために協力していた。一護の家族や仲間たちにブック・オブ・ジ・エンドで偽りの過去を挟み込んで精神面で彼を追い込んだり、挟み込んだ人物が苦悶するのを見て薄ら笑いを浮かべているなどその人格は悪質。
死神たちとの決戦では白哉と交戦し、自らの能力を白哉の千本桜や白哉自身に挟むことで千本桜の能力や技を解析し、圧倒するものの、白哉の千本桜の刃を手でつかんで放つ攻撃により身体に穴を開けられ敗れる。銀城の仇討ちとして一護に切りかかるものの、間に入ったリルカに「銀城を救ったのは一護なのよ」と言われ、その場を去る。その途中、獅子河原と会い、彼に担がれながら自分が独りではなかったことに気がついた。その後の消息は不明だったが、「千年血戦篇」ではその後に絶命したことが明らかとなった。回想で少年時代に当時死神代行だった銀城と出会い、仲間となったことが示唆される。
アニメ版では、原作より早い段階で登場しており、原作以上に一護達を緊迫させていた。また、エクスキューション事典では料理をするシーンが見られる。
完現術:『ブック・オブ・ジ・エンド』
本の栞から変換した刀で斬りつけた対象の過去に自身の存在を挟み込み、相手の過去を改変させる能力を持つ。自身の存在は親戚や知り合い、恋人など様々な形で自在に挟み込めるために相手を抱き込むことも可能であり、その能力で遊子と夏梨、ケイゴ・たつき・水色、育美やXCUTIONメンバー、果ては織姫やチャドを取り込み、一護と銀城を孤立させた。また、それによって相手の過去や弱点をも把握できる。元の状態に戻すには、再度斬りつける必要がある。尚、使用時には対象に外傷は残さないが、能力を使わずに普通に斬りつけることももちろん可能。
また「挟む」対象は人間のみならず物質や場所、相手の経験(技)などにさえも及び、その挟み込んだ対象に「以前来て細工しておいた」「元からそれを知っていた」「共に開発した」等の過去を捏造することで、その場所に罠を仕掛けたり、相手の技を見切ることを可能とする。ただ強引に過去を後から挟み込んだ場合、挟まれた人物の精神が矛盾に耐え切れずに崩壊する危険もある。
獅子河原 萌笑(ししがわら もえ)
声 - 吉野裕行
月島の下に付く男。宮下商業高校出身。月島の舎弟を自認し、理由は不明だが常に彼への忠節心で動く根っからの不良の子分気質。月島が狙う織姫に先んじて戦いに挑むも織姫の可愛さに手も足も出なかった。織姫には「すし河原君」として認識されている(アニメ版ではチャドからも)。自身の完現術の能力により銀城には本性を現す前からも厄介視されており、銀城と同じ味方の立場になってからも、銀城に一護の完現術を分けて貰えず、銀城は月島に獅子河原を殺すように注意している。
死神たちとの決戦では一角と交戦し、完現術の能力で圧すものの、最終的には一角との殴り合いの末に敗北。月島のためになおも立ち向かおうとするが、一角に月島が自分の命を賭けるほどの存在かを問われた上に「自分のために命を捨てられる男のために死ね」と一喝される。
敗戦後は月島に会い、彼を助けるために彼を担いで歩いた。その際『俺の中では月島さんが最強なんです』と最後まで彼を慕っていた。
完現術:『ジャックポット・ナックル』
右手の777の意匠があるメリケンサックによって「確率」を操作し、大当たりの出目を引きだす。それにより威力の低い攻撃でも都合よく人や物の急所に当たって大ダメージになると言う「偶然」が働くため、当たりさえすれば一撃必殺になりうる。だが連続での使用は大当たりの出目を引く確率が低下するという弱点があり、獅子河原自身も一角戦までそのことに気付いていなかった。

その他の現世登場人物[編集]

コン
声 - 真殿光昭久保帯人(JF2004のアニメ)
身長27cm 体重182g 12月30日生
尸魂界で作られた対虚用の戦闘用改造魂魄(モッド・ソウル)。改造魂魄・強化能力として脚力、とくにジャンプ力に長けている。普段は、ライオンの人形に入れられている。途中から後頭部に、滅却師マークが入っている。
井上 昊(いのうえ そら)
声 - うえだゆうじ
織姫の兄。自身と妹に虐待を加える父母の元を離れ(アニメ版では「親に捨てられた」と語った)、赤ん坊の頃から守り育てた織姫と共に過ごしていたが、三年前に交通事故で亡くなる。死後も織姫を見守っていたが、織姫が自分からどんどん離れていくと感じ虚化、アシッドワイヤーとなってから、その寂しさを埋めるかのように織姫を襲った。最後は織姫の思いを受け入れ、自ら斬魄刀に刺されて尸魂界に旅立った。
シバタユウイチ
声 - 津村まこと
チャドが出会ったインコに取り憑いていた少年の魂。母親を生前連続殺人犯だった虚・シュリーカーに殺される。シュリーカーの口車(母親を生き返らせること)に乗せられ、代理として生きたまま魂魄をインコに入れられ、シュリーカーから逃げ回っていた。長期間肉体を離れたためただの死霊となったが、尸魂界に魂葬された後、西流魂街でチャドと再会する。流魂街に住んでいる現在でも母親とは再会できていない。チャドのことをおじちゃんと呼んでいる。ds版のゲーム二作目では、プレイヤーキャラとして操作することが出来るが、最弱級のキャラに位置付けられている。
遠野翠子(とおの みどりこ)
5月5日生まれ
小学5年生。遊子、夏梨とはクラスメートの仲。比較的おとなしい性格であるため、代行編では夏梨と遊子に度々振り回される。密かに浅野に想いを寄せている。
ドン・観音寺(―かんおんじ)/観音寺 ミサオ丸(かんおんじ みさおまる)
声 - 千葉繁
身長188cm 体重71kg BO型 3月23日生まれ
強烈な個性を持つ霊能力者で芸能人。本名は観音寺 美幸雄(かんおんじ みさお)。「ぶらり霊場 突撃の旅」という毎週視聴率25%を超える超人気TV番組(アニメでは視聴率の問題で打ち切られた)を持ち、「ボハハハハーッ!」との手のようにした手をクロスさせ笑い叫ぶ等、独特のスタイルでカリスマ的人気を集める。とある事件から一護と知り合い死神や虚の存在を知る。それまで魂魄の胸の孔を広げる行為(虚化)を除霊と信じていた。一護と出会った当初は虚との戦闘の最中、一護を戦友(とも)と呼んでいたが、事態の収束後に一護をマイ一番弟子と何故か格下げした。その後は一護をドライブに誘いに来たり、同じ派手な服を着るもの同士で一心とも意気投合していた。後に、夏梨、雨、ジン太を誘って空座防衛隊を結成し、芸能活動の傍ら空座町で虚退治をしているなど、意外に重要人物。転送された空座町内で藍染に狙われるたつきを救出に駆けつけるが、乱菊によって逃がされ、啓吾らと行動を共にした。ポジションはゴールド。
一応は人間大からソレ以下の大きさ程度の虚を倒すぐらいの実力はあるが当然、主要人物や護廷十三隊の面々とは比較にできない。なお、彼が倒した虚の魂がどうなるのかは明かされていない。
小説『Spirits Are Forever With You』では主役を務めた。空座町で目撃される幽霊の女性に目を付けたプロデューサーにより空座町に訪れる。人並み外れた高い感知力を持つがあくまで優れた霊感を持つ普通の人間。いつの間にかに事件の中心を行ったり来たり西へ東へ空座町を駆け抜ける。普通の人間でしかない彼はさまざまな登場人物に影響を与える。
技「観音寺弾(キャノンボール)」
霊力によるピンポン玉並の大きさの炸裂弾を放つ。観音寺流最終奥義と銘打っている。「カラクラ防衛隊」結成後は二連観音寺弾(ゴールデンキャノンボール)で夏梨、雨、ジン太と共に虚を倒している。アニメの「死神図鑑ゴールデン」ではその二連観音寺弾も虚に破壊されていた。
オスカー・ホアキン・デ・ラ・ロサ
声 - 広瀬正志
チャドのアブウェロ(祖父)でメキシコ人。チャドに、自分のために拳を振るわないことを説いた。
石田宗弦(いしだ そうけん)
声 - 丸山詠二
身長162cm 体重52kg 3月22日生まれ
雨竜の祖父であり、滅却師の師匠。死神に対し滅却師の必要性を訴えていたが聞き入れてもらえず、あげく虚に襲われ死亡した。その際に死神が来るのが遅れていたが、それは滅却師の研究のために宗弦の監視役の死神を手なずけた涅マユリの裏工作だったことが後に判明した。魂魄となった後、涅マユリに研究体として非情な扱いを受けた。雨竜に滅却師の服のデザインを『かっこ悪い』と指摘された時はショックを受けていた。
アニメ版のバウント編ではヨシとの戦いを終えた石田の前に霊体として現れ、再登場した。
息子の高校時代を描いた回想シーンでは修業中だったため登場せず、息子は何所にいるのか知らなかったらしく、妻も何時帰ってくるのかも知らず、既に家庭は冷え切っていたようだ。
石田 竜弦(いしだ りゅうけん)
声 - 成田剣
身長178cm 体重68kg 3月14日生まれ
雨竜の父にして、空座総合病院院長。外見は雨竜とよく似ている。滅却師十字(クインシークロス)を持つ、最後の滅却師ではあるが、「金にならない」という理由でその立場を嫌っている。一心とは旧知の仲であり、彼が死神の力を使わなくなった理由を知っている。滅却師であることを嫌っているため、息子とは仲が悪いが、気にかけてはいる。息子からは名前を呼び捨てにされており、そのことを快く思っていない。
自身は滅却師を継ぐ気は無く、滅却師は父・宗弦の代で終わりと断言している。また雨竜にも「才能がないから」と滅却師を辞めるように言っていた。雨竜は竜弦と滅却師の力を取り戻すための訓練を行うまで、竜弦が滅却師の能力を持っているとは知らなかったようだが、滅却師としての実力は本物で、大虚級の虚ですら苦もなく倒せる。武器は普段力を抑えて短弓の形状にしているが、その状態でも高い威力を発揮できる。
雨竜に対し「二度と死神と関わらない」条件の許で、滅却師の力を取り戻す特訓を行い、成功する。
元々一護の母・真咲とは彼女が高校生だった頃から婚約関係にあり仲も良かったが、彼女が当時死神だった一心を助けたことが原因で虚化しかけた際に何も出来ず、最終的に彼女との訣別の為に石田家から追放する決断を下さざるを得なかった。そのため黒崎夫妻とは付き合いが長く、一心が死神の力を失った理由も知っていた。この頃から既に使用人付きの邸宅に住み、裕福だったようだ。
病院内が禁煙でも平気で喫煙するヘビースモーカーであり、携帯灰皿を持ち歩いている(アニメでは、一心に指摘されても軽く流している)。
アニメのおまけコーナーでは「クインシー大全」の司会担当。その中では本編とは違い、何だかんだ言って息子である雨竜のことを気に掛けるシーンも見られる。
技「クラヴィーア」
霊弓から一度に複数の矢を射る技。雨竜との修業時に使った。
片桐 叶絵(かたぎり かなえ)
混血統の滅却師の女性。雨竜の母。元は幼少から石田家の使用人として竜弦に仕えていた。竜弦を「坊ちゃま」と呼び、不器用なりの彼の優しさを知っており、生涯をかけて彼に尽くすことを自らの務めとしていた。竜弦が真咲と訣別した後に竜弦の妻となり、息子の雨竜を授かる。
千年血戦篇から9年前の6月17日、ユーハバッハの"聖別"により滅却師の力を失って倒れ、元々体が弱かったこともあってそれから3ヵ月後に亡くなった。竜弦の仕事机には彼女の写真が置かれている。
鰻屋 育美(うなぎや いくみ)
声 - 甲斐田裕子
一護のバイト先の何でも屋「うなぎ屋」の女店長。不良を始め、一護(霊力消失時)を制圧できる腕っぷしの持ち主。普段は男勝りで、何かにつけてバイトをサボる一護を手荒に扱っているが、息子の前では優しい母親として振舞っている。一護が悩んだ時には自分を頼るよう叱咤するなど気のいい人物でもある。
鰻屋 馨(うなぎや かおる)
声 - 水原薫
育美の息子。母親を慕う反面、育美に馴れ馴れしいとして一護には懐いていない。

尸魂界(ソウル・ソサエティ)[編集]

瀞霊廷[編集]

護廷十三隊[編集]

以下のメンバーは個別記事へ。

以下の二人は虚圏(ウェコムンド)を参照。

  • 東仙要
  • 市丸ギン

四大瀞霊門門番[編集]

兕丹坊(じだんぼう)
声 - 長嶝高士
身長988cm 体重999kg 1月10日生まれ
西・白道門(はくとうもん)門番。流魂街出身。山のような巨躯。巨大な二本のを振るい、一振りで虚(ホロウ)三十匹を屠ったことがある程の豪傑。最初は一護と対峙し、自分の技を披露して全て受け止められた末、斧を折られて敗北する。その後門を開けるが市丸ギンによって左腕を切断される(アニメでは重傷どまり)。井上織姫の治療や流魂街の住民によって完治し、志波空鶴と共に双極の丘に赴き、離反した他の門番たちを倒した(アニメではその描写はなかった)。日番谷とは友人、「都会のルール」を彼から教わった。一貫坂慈楼坊の兄。体躯の割には身軽。バウント篇では古賀のドール・ダルクに倒された。人の良い穏やかな性格のため、流魂街の人にも慕われており、決戦後はあっさりと一護たちの実力を認めた。GBA版ゲーム『紅に染まる尸魂界』では、自分の顔が良いと思っている描写がある。アニメオリジナルの護廷十三隊侵軍篇では、影狼佐に苦戦する隊長たちを助けに空鶴・岩鷲と共に現れる。千年血戦篇では、敵に操られたかのように突如暴走し、技術開発局を襲撃した。
技「十本兕丹打祭(じゅっぽんじだんだまつり)」
敵に対し、斧を十回連続で振り下ろし続ける技。混乱していたためうまく数えられていなかった。
技「万歳兕丹打祭(ばんざいじだんだまつり)」
2本の斧を全力で振り下ろす。兕丹坊の最後の必殺技。
嵬腕(かいわん)、斷蔵丸(だんぞうまる)、比鉅入道(ひごにゅうどう)
白道門以外の門番。嵬腕は東・青流門(しょうりゅうもん)、斷蔵丸は北・黒稜門(こくりょうもん)、比鉅入道は南・朱洼門(しゅわいもん)を担当。山のような巨躯。藍染の手下。兕丹坊によれば、藍染に何かされた模様。アニメには登場しなかった。

技術開発局[編集]

鵯州(ひよす)
声 - 松本考平
技術開発局通信技術研究科霊波計測研究所研究科長で、フグのような顔をした男性。左側頭部に小型ハンドルがついており、それを回すと左目が飛び出し顕微鏡のようになって対象物の細部を観察できる。
阿近(あこん)
声 - 奥田啓人三宅華也(少年期)
護廷十三隊十二番隊第三席・技術開発局副局長・男性死神協会理事。眉毛がない額に角が生えている男。喫煙者。技術開発局が創立された時からのメンバーの一人で、それ以前は涅マユリと共に蛆虫の巣に居た。101年前はまだ少年で、猿柿と同じぐらいの背だった。
壺府 リン(つぼくら リン)
声 - 斉木美帆
甘いものが大好きで、常に何かを口にしている男性。ちょんまげ頭が特徴。下っ端のため、いつも鵯州などに怒られ、終いには自分のお菓子を勝手に食われることもある。「つぼくら」と書かれたお菓子を食べる時のマイ皿を持っている。アニメではオリジナルエピソードにて1度だけ花太郎と共に現世に派遣されたこともある。外見が花太郎と似ているため、予告でその事につっこまれたことがある。身長164cm。

朽木家[編集]

朽木 緋真(くちき ひさな)
声 - 折笠富美子
50年前に亡くなった白哉の妻であり、ルキアの実姉。容姿はルキアと瓜二つである。性格や話し方はルキアとは異なる。朽木家の仏壇に写真が飾ってある。
現世で死して赤子だった妹と共に南流魂街78地区“戌吊”に送られたが、貧しさから二人で生きていくことが出来ず、ルキアを置いて戌吊を出た後、白哉と結婚した。自責の念からルキアを探し続けるが、白哉にルキアを見つけたら自分が姉とは明かさず、白哉を兄と呼ばせ守って欲しいと言い残し、結婚して5年後に病に倒れ亡くなった。劇場版3作目にも、白哉視点の回想シーンで登場し、病弱の身でありながらルキアを探そうとしていることが描かれた。
清家 信恒(せいけ のぶつね)
声 - 清川元夢
白哉付きの従者。長めの白髪に、白い口髭を蓄えた老人。丸い銀縁眼鏡を掛けている。

流魂街[編集]

志波家[編集]

志波 海燕(しば かいえん)
声 - 関俊彦
身長183cm 体重68kg 10月27日生まれ
故人。岩鷲、空鶴の兄(長男)。元護廷十三隊十三番隊副隊長で、ルキアが尊敬していた人物。
志波 都(しば みやこ)
声 - 島本須美
前十三番隊第三席。海燕の妻。虚によって殺された。
志波 岩鷲(しば がんじゅ)
声 - 高木渉
身長182cm 体重106kg 10月15日生まれ
海燕・空鶴の弟。ボニーちゃん(アニメでは、1匹卯ノ花に捕まって牡丹鍋にされた)に乗り、同じくイノシシに乗った4人の舎弟を率いている。ごつい体格で大雑把な性格。40年程前、子供の頃に海燕の最期を目の当たりにし、兄の死の裏の事情や手を下したルキアの複雑な感情を知ることなく、長きに渡り死神を憎んでいた。一護に対しても当初は拒否反応を示していたが、海燕の死神に対する思いを知るために一護達と同行し、彼と共に行動する中で次第に打ち解けていく。一護達が救出しようとしている相手が兄の仇であるルキアだと知ったときは一時葛藤するが、ルキア救出に命を懸けようとする花太郎を白哉から守るためにルキア救出を優先した。ルキア救出後、40年間知らなかった海燕の死の真実、そして空鶴の思いを知った。花鶴射法を用いることも出来るが未熟。主な攻撃方法は体術・花火・血涙玉。
アニメのバウント篇では空鶴により現世に派遣され花太郎と再会後、偶然にも一護たちのピンチに駆けつけ、花火を使った戦法により双子のバウントの鵬と磐を倒す。花太郎と共にバイトをしているうちに、本来の目的を忘れ、帰還後に空鶴からはきついお仕置きを受けた。斬魄刀のような刀を持っている。
千年血戦篇では空鶴のもとで修業を続けたことで逞しい姿となっており、流魂街で拾われた銀城・月島・ギリコらしき人物と共に修行を続けている。
技「石波(せっぱ)」
外壁や地面、足場を砂に変える技。砂に変えたい部分を掌で丸く擦り、「砂になぁれっ!石波!!」のかけ声で発動する。主に空中からの落下対策、逃げ道の確保に用いるが、応用し戦術として使うことも可能。
技「血涙玉(ちなみだま)」
煙幕に用いる空鶴印の唐辛子入りの煙花火。
技「志波式射花戦段・旋遍万花(しばしきしゃかせんだん・せんぺんばんか)」
相手に花火玉を多数投げつけて攻撃する技。
技「志波式石波法奥義・連環石波扇(しばしきせっぱほうおうぎ・れんかんせっぱせん)」
あらかじめ扇状に広がるように地面を丸く擦っておき、その範囲の地面を石波により砂に変え、一気に崩す技。
志波 空鶴(しば くうかく)
声 - 平松晶子
身長170cm 体重58kg 10月1日生まれ
流魂街に暮らす女花火師。岩鷲の姉で海燕の妹。夜一、浦原とは昔馴染。織姫以上の巨乳美人で、豪快な性格。言葉遣いは荒く、口より先に手が出る。姉御肌で、一人称は「おれ」。右腕の肩より下がない(アニメでは義腕をつけている)。独自の霊術「花鶴射法」(かかくしゃほう)と攻撃系の鬼道を使用する。妙な旗持ちオブジェを好んで家の前に取り付けている(現在は人の腕で、夜一曰く中々の出来)。そのためか流魂街でも街外れのほうに住んでおり、転々とすることもしばしばある。岩鷲に対してはお仕置きばかりしているが、弟想いではある。千年血戦篇では霊王宮に向かう一護たちを送り出すために登場。その言から一護と自分たちの関係(従兄弟)は知っているものと思われる。
破道の六十三 「雷吼炮(らいこうほう)」
雷を衝撃とともに相手に向かって放つ。詠唱は「散在する獣の骨・尖塔・紅晶・鋼鉄の車輪・動けば風・止まれば空・槍打つ音色が虚城に満ちる
金彦(こがねひこ)、銀彦(しろがねひこ)
声 - 松本大(金彦)、三宅健太(銀彦)
空鶴の家の門番。ゴツイ体格で中国服のようなものを着ている。双子で見た目はかなり似ている。顔が四角でケツアゴなのが弟銀彦、アゴが細く全体的に面長なのが兄金彦。互いに「金の字」「銀の字」と呼び合っている。息のあった双子パワーが特徴。志波家が没落する前からの家臣で、かつては海燕の教育係だった。

王属特務・零番隊[編集]

霊王を守護している存在。隊士はおらず、全構成人員5人の全てが隊長であり、その総力は十三隊の全軍をも上回るとされている。また、全員が何らかの異名を有している。大虚との戦闘も管轄に入っていると思われるが、ともに現段階では詳細不明。
メンバーはそれぞれが尸魂界で何かを創り出し、霊王に「尸魂界の歴史そのものである」と認められた者達で構成されている。
曳舟 桐生(ひきふね きりお)
本編開始から110年前に、浦原の前に十二番隊隊長を務めていた女。異名は「穀王(こくおう)」。零番離殿は臥豚殿。ひよ里からは慕われていた模様。
後に"義魂丸"の元となる、「仮の魂」である"義魂"の概念とそれを「体内に取り込む」技術を創り出した人物。
零番隊就任以前より肥えているらしく、平子は名前を聞くまで彼女を曳舟だと気付かなかった。肥っている理由は、彼女が"義魂"の神髄を込めたフルコース料理を全部作ると全霊圧を使い切って激ヤセしてしまうことから、普段から肥ってないと体が持たないためである。痩せた状態では巨乳美人に変貌する(平子が知っている彼女の姿はこちらと思われる)。
修多羅 千手丸(しゅたら せんじゅまる)
大きな髪飾りを付けた人物(女性と思われるが、現時点では性別不明)。異名は「大織守(おおおりがみ)」。
一人称は妾で、古めかしい口調をしている。背中に六本の義手を装着している。マユリとは知り合いらしく、技術開発局にいた模様(浦原が陰謀によって追放された101年前にはいなかったため、その後に入ってきたと思われる)だが、現時点では詳細は不明。ルキアたちの死覇装を新たに製作した。
麒麟寺 天示郎(きりんじ てんじろう)
リーゼントで煙管を加えたチンピラのような男。異名は「泉湯鬼(せんとうき)」。零番離殿は麒麟殿。肩書きは零番隊第一官・東方神将。
かつては「雷迅の天示郎」と呼ばれたほどのスピードを有しており、砕蜂の目の前にいた状態から動いたことすら気付かれずに砕蜂の背後をとれるほどである。また、卯ノ花に治療の鬼道「回道」を教えたのも彼であるが、初代「剣八」である卯ノ花の事を嫌っているのか、彼女によく突っかかっている。
浦原が修行部屋に作っていた『浸かるだけで回復する温泉』は、実は彼の技術を真似て作ったものである。
ユーハバッハ、ハッシュヴァルト、雨竜が霊王宮に侵攻して来た際は自ら出陣し、自慢の湯で兵士を一掃した後に斬魄刀を解放してユーハバッハと対峙する。
斬魄刀:『金毘迦(きんぴか)』
薙刀のような形状で、解放前は鞘に「きりんじ」と書かれている。解放後は刃が光っていたが、描写が少なく、詳細な能力は不明。
解号は「天照一閃『金毘迦』(てんしょういっせん『〜』)」。雑誌掲載時では、「煌(きらめ)け」だったが、単行本65巻では修正された。
二枚屋 王悦(にまいや おうえつ)
レゲエダンサーのような頭をし、ラッパーのような口調で喋る男。異名は「刀神(とうしん)」。零番離殿は鳳凰殿。
斬魄刀を創り出した人物。尸魂界の開闢以来、全死神の"己の斬魄刀"の原型となる無銘の斬魄刀「浅打」の全てを創っている。そのため、全ての「浅打」の在り処を知っていたが、「霊王宮」で打ち直されるまで一護の斬魄刀だけは彼の製作では無かった。
兵主部 一兵衛(ひょうすべ いちべえ)
大きな数珠を首から下げた禿頭の男。異名は「真名呼和尚(まなこおしょう)」で、京楽からは「和尚」と呼ばれている。
零番隊のリーダー的存在で、尸魂界の万物に名前を付けた人物。そのため、全ての斬魄刀の真の名を知っている。

仮面の軍勢(ヴァイザード)[編集]

虚圏(ウェコムンド)[編集]

虚(ホロウ)については虚 (BLEACH)を、破面(アランカル)については破面を参照。

藍染惣右介(あいぜん そうすけ)
声 - 速水奨/演 - 大口兼悟
前護廷十三隊五番隊隊長。死神達の最大の宿敵にして『尸魂界篇』、『破面篇』の黒幕。
市丸 ギン(いちまる ギン)
声 - 遊佐浩二/演 - 土屋裕一
身長185cm 体重69kg 9月10日生まれ
前護廷十三隊三番隊隊長
流魂街出身。一人称は「ボク」。常に薄ら笑いを浮かべたような顔をしており、京都弁[1]で喋る。瞳は淡い水色[2]。趣味は人間観察。特技は針の糸通し。好きな食べ物は干し柿で、子供の頃からの大好物である。嫌いな食べ物は干し芋。休日の過ごし方は散歩。三番隊隊長だったときの羽裏色は藍白、羽織は袖のないタイプ。極端に細めの目で描かれているため、一護からは「狐野郎」と言われたことがある。吉良もそう思っていたのか、「カラブリ+」ではギンを思い浮かべるものとしてキツネ型の饅頭を製作した。
松本乱菊とは同期であり、幼馴染。幼少時代に道端に倒れていた乱菊を助け、一時期は同居していた。乱菊曰く「行き先を告げずに消える悪い癖」があるらしい。
藍染ほどではないものの、基本的な戦闘能力は他の隊長と一線を画し、斬魄刀を解放せずとも平子や日番谷を相手に優位に戦っていた。
隊長には白哉と同時期になり、ルキアが入隊前になったらしい。
見た目・言動共にいかなる時も飄々としており、近しい人間であっても本心が読めないが、乱菊を大切に思っている。ルキアからは初対面から怖れられ、尸魂界篇では処刑寸前の彼女の心を弄び貶しつけた。
三番隊の隊長になる前は五番隊の副隊長を務め、藍染の信頼を受けた部下だった。藍染との関係も悪化していると思われていたが、裏で藍染の信頼を受け暗躍していた。
110年前は真央霊術院を1年で卒業、入隊後即席官の座を用意されるほどの逸材として五番隊に入隊。当時の三席を瞬殺し、副隊長だった藍染に見込まれ後々の仲間となる。しかし彼の真意は、幼少時に乱菊の魂魄の一部を盗んだ藍染への復讐であり、死神を志した理由も乱菊のために世界を変えようと決意したことにある。藍染と共に本当の空座町へと侵攻した際、一瞬の隙を狙い『神殺鎗』の能力を以って藍染殺害を実行に移すが、藍染のさらなる覚醒を促し、彼の凶刃に倒れた。藍染とは違う意味で一護の力に注目しており、一時は藍染に恐怖を抱く一護に失望し逃げるよう警告したが、「最後の月牙天衝」を修得した一護の成長を感じ取り、自身の今際の際は心中で一護に藍染を倒すことを託し息絶えた。
瀞霊廷通信に「んなアホな」という題名で連載を持っていた。現在は所在不明のため休載中。不気味に描いているつもりなのに何故か女性人気が高い(作者談)。
アニメのおまけ「アランカル大百科」の司会を務めている。東仙やドンドチャッカにコーナーを取られたり、バワバワに食べられかけたりしている。たまに破面とは何の関係のない解説をする事もある(斬魄刀異聞編の刀獣など)。藍染のことは謀反後も「藍染隊長」と呼んでいるが、アニメでは一時的に「藍染様」と呼ぶこともあった。
小説版では、市丸の取っていた行動は結果善であり、その過程は紛れもない悪であったことから死後に瀞霊廷に墓を建設することが許されず、松本と出会った東流魂街62地区花枯(かがらし)に松本が私財を投じて建てたとのこと。
斬魄刀:『神鎗(しんそう)』
封印時は脇差の形状をしている。能力解放と共に刀身が伸縮自在となり、敵目掛けて刀身を伸ばすことによる強力な一撃で攻撃する。その長さは刀百本分とされる。羽織で隠して相手が油断しているところに攻撃したり、離れている相手を瞬時に仕留めるなど奇襲に向いている。
解号は「射殺せ『神鎗』(いころせ『〜』)」
【卍解】:『神殺鎗(かみしにのやり)』
能力解放に伴う形状変化はないが、始解時よりも刀身が伸びる速度と距離が上昇する。ビル群を一振りで真っ二つにするほどまで伸び、感知できない程一瞬の速度による伸縮からの攻撃を繰り出せる驚異的な能力を有する。当初市丸は「手を叩く音の500倍で13kmにまで伸びる」と語っていたが、実際には伸縮はせず、それほど伸びもさほど早くもなく一瞬だけ塵状に変化し長さを変える。これを利用して刀身の一部のみを刀に戻さず貫いた相手の体内においてくる事が可能。刀身の内部には魂魄の細胞を溶かし崩す猛毒があり、「死せ『神殺鎗』(ころせ『〜』)」の解号で毒を回らせることで内部から破壊する。これら以外に特殊な能力はないため、特に所持者の技量に依存している卍解である。
技「槍紗雨(やりさざめ)」
ゲームオリジナル技。天に向けて刀身を伸ばし、雨のように大量の槍を降らす。
技「神殺鎗“無踏”(かみしにのやり“ぶとう”)」
自らの胸の前に『神殺鎗』の切先を向けた構えから刀身を伸ばし攻撃を繰り出す。一撃目を回避されてもすぐに刀身を元の長さに戻し、再び刀身を伸ばすことによって強力な一撃による二撃目「神殺鎗“無踏連刃(ぶとうれんじん)”」を放つ。
技「千反白蛇(せんたんはくじゃ)」
白布を自分と対象の周りで旋回させ、瞬時に遠くへ移動する技。市丸だけではなく、東仙も使用している。
東仙 要(とうせん かなめ)
声 - 森川智之/演 - 倉貫匡弘
身長176cm 体重61kg 11月13日生まれ
前護廷十三隊九番隊隊長・瀞霊廷通信編集長。羽織は袖のあるタイプ。羽裏色は薄い茶色。謀反後、虚圏統括官となる。
流魂街出身。生来からの盲目であり、コーンロウと褐色の肌、ドレッドヘアが特徴の平和主義者。正義の根底には、慕っていた女性(声 - 早水リサ)が死神を志しながらも死神同士のトラブルで彼女の夫(死刑にはならなかった)に殺害された過去から、亡き彼女の正義を貫こうとする想いが自身にとって大きな行動原理になり、「絶対の正義」であることにこだわっている。組織の秩序に最も重きを置いているため、それを乱す剣八やグリムジョーのような好戦的なタイプを忌み嫌う。敵対する者に対しては挑発的な言動を取ることもある。
狛村とは真央霊術院時代に流魂街で剣の修行をしている時に出会い、共に正義を誓い合った親友。隊長時代は優れた人物であったようで、檜佐木に戦士としてのあり方と戦い方を指導し、師匠として敬愛されていた。東仙が隊長兼編集長を務めていたころは、平和と正義を重んじる東仙の思想が反映し、無意味な戦いで血を流すのは御法度となっていた。編集長の特権により、彼の連載は人気の有無にかかわらず打ち切られることはなかった。部下にものを頼まない性格だった。しかし、謀反発覚後、狛村の言葉をも無視し虚側に渡り袂を分かつ。自らが掲げる正義の根底には、慕っていた女性を殺害した死神への復讐心があり、その復讐のために十三隊に入隊した。謀反以前には狛村に「世界を憎んでいる」と推察されていた。
101年前当時は隊の五席として拳西の部下だったが、事実上藍染の五番隊副隊長時代からの部下であり、正義の裏には彼に対する忠誠心がある。魂魄消失案件を調査していた拳西を裏切り、始末特務部隊として駆けつけたローズ達を襲撃していた。尚、アニメではこの時に平子と交戦し劣勢に立たされている。狛村と出会った時、藍染の部下になった時、拳西の部下の時、隊長時、虚圏編でそれぞれ違う髪形をしている(また、五席時代はガスマスクのような物も装着している)。
盲目ながらも相手の体格や表情を認識することが出来る模様。盲目のため藍染の鏡花水月による完全催眠も効かないため、それを利用して周囲を欺き暗躍していた。虚圏ではワンダーワイスに懐かれている。
時期は定かではないが、藍染の下に就いた時より虚化を習得し、刀剣解放(レスレクシオン)も可能としている。虚化時には顔の中心に縦線が入った真っ白な仮面が頭全体に装着され、上半身に鎧のような物が出現、更には虚の超速再生能力を有する。仮面を装着したままでも喋れるが、感情が昂ると口元が開く。
藍染の空座町侵攻に同行し、藍染を攻撃した平子に斬りかかったのを狛村に妨害され、その後狛村・檜佐木と交戦。虚化の力で2人を追い詰めるも、刀剣解放により狛村に止めを刺そうとした時に皮肉にも視覚を得たが故の隙を檜佐木に突かれ、喉を貫かれて敗北した。即死は免れその後は狛村・檜佐木と和解するも、藍染の手により壮絶な最期を遂げてしまう。
九番隊隊長だった頃には「瀞霊廷通信」の編集長を担当。自らも「正義の道」という題名で連載を持っていた。編集長特権によって人気如何に関わらずこのコーナーが打ち切られることはなかった。初版は「正義とは何か」について持論を書き続ける内容だったが、後に趣向を凝らし「正義のレシピ」なる料理レシピも掲載。これが当たり、女性死神読者からの支持を受け人気は上昇傾向にあった。現在は所在不明のため休載中。
正義と平和を志している人物にもかかわらず藍染の側に付いた理由は明言されていない。また、慕っていた女性やその夫が誰だったのかも最後まで明かされず、復讐を成し遂げたのか否かも明かされていない。
斬魄刀:『清虫(すずむし)』
鍔に小さな輪がついている。能力解放に伴う形状変化はないが、超音波のようなものを発して相手を傷つけることなく気絶させたり、刀自体を震動させて拘束をとくことができる。「死神図鑑ゴールデン」で、この音波で本物の鈴虫が大量に寄って来ることが判明[3]
他の死神のように支給された浅打から創り上げたのではなく、東仙が慕っていた女性が所持していた斬魄刀を受け継ぎ、修練を重ねて自分の物としている。
解号は「鳴け『清虫』(なけ『〜』)」
技「清虫二式・紅飛蝗(すずむしにしき・べにひこう)」
刀身が無数の針状の刃に増え、それを相手に向けて発射する。
【卍解】:『清虫終式・閻魔蟋蟀(すずむしついしき・えんまこおろぎ)』
能力解放と共に、「清虫」本体を握っている者以外の視覚、聴覚、嗅覚と霊圧感知能力の四つ(触覚は例外)を封じる楕円形のドーム状の空間を形作る。東仙曰く「無明の地獄」。この「本体」とは刃の部分も含むため、刃を握った場合はもちろん、斬りつけられた時も(一瞬ではあるが)感覚が元に戻る。101年前の時点で既に(現在とは若干異なるが)会得済みだったようであり、それを駆使して拳西たちを襲った。
帰刃:『狂枷蟋蟀(グリジャル・グリージョ)』
虚化した状態での刀剣解放。全身が黒い体毛で覆われ、四本の腕を持ち、背中には鎖が巻かれた二本の角と昆虫のような四枚の翅が生えた、虫のような姿に変わる。顔も口元を除き、土偶のような仮面で覆われる。この状態になった時は視力を得て狂喜していた。超速再生能力も強化されており、大抵の損傷はすぐに修復する強靭さを持つ。
解号は「清虫百式『狂枷蟋蟀』(すずむしひゃくしき『〜』)」
技「九相輪殺(ロス・ヌウェベ・アスペクトス)」
「狂枷蟋蟀」の状態で鈴の音色のような破壊音波を発生させ敵を攻撃する。狛村の【卍解】「黒縄天譴明王」を一撃で倒す程の威力を誇る。
技「ラ・ミラーダ」
「狂枷蟋蟀」の状態で使用。緑色の虚閃を顔の前に二つ作り、一つにまとめて放つ。

見えざる帝国(ヴァンデンライヒ)[編集]

ユーハバッハ
「千年血戦篇」から登場した、配下からは"陛下"と呼ばれる滅却師の始祖。呼称の由来は旧約聖書における唯一神にして世界の創造主とされる「YHVH(ヤハウェ)[4]。自分の不興を買う者は、部下であろうと容赦無く殺害する。
一護の『斬月(死神ではなく滅却師の力の側面)』の具象化した姿は、千年前の彼の姿である。そのため、少年期の頃の姿は天鎖斬月と瓜二つだった。当時も、若き日の山本元柳斎および結成当初の護廷十三隊と交戦している。
滅却師が周囲の霊子を集めて力とするのに対し、彼のみは、血液を飲ませるなどして自身の身体の一部を他者に取り込ませることで霊子を分け与え強化する能力と、能力を与えた者が死ぬとその者の魂と能力を吸収してパワーアップする能力を持つ。「戦いを好まない」と嘯きながらも上記のように部下をも処刑し続けるのは、このようにして力の分与と吸収を続けていないと、いずれは力を完全に失ってしまうためである。「3重苦」を持って生まれたが、この2種の能力により障害を克服し、千年以上も強くなりながら生きながらえており、9年前の「聖別」によって純血統以外の滅却師の力を全て奪って力を取り戻し、配下の軍勢を率いて尸魂界への侵攻を実行する。元柳斎と対峙し、彼が千年前と比べ平和ボケして弱体化したことを嘆きながら、卍解を奪った上で殺害した。尸魂界に駆け付けた一護と交戦、圧倒するも「影の領域」外での活動限界が訪れて撤退。去り際に、一護に意味深な言葉を残して去る。その後、旗下に加わった石田雨竜を自らの後継者に指名することを、他の部下たちの前で宣言する。一連の侵略は死神の根絶と、最終的には霊王の殺害が目的であるようで、瀞霊廷を蹂躙することで零番隊を出動させ、一護が霊王宮から瀞霊廷に帰還した際に開けられた霊王宮への障壁の穴を通って、石田雨竜やハッシュヴァルトを伴い霊王宮へ侵攻、立ちふさがった麒麟寺天示郎と対峙する。
聖兵(ゾルダート)
帝国の雑兵たち。全員が同じ帽子にゴーグルとマスクを着用している。
技「飛廉脚(ひれんきゃく)」
高速で動く滅却師の移動術。一護はこの能力を虚圏で見て、この度の敵が滅却師だと見抜いた。

星十字騎士団(シュテルンリッター)[編集]

帝国兵士は皆ユーハバッハから力を分け与えられているが、その中でも、各個がアルファベットから連想される特殊な能力を与えられる"聖文字"を受けている特殊部隊で、護廷十三隊と同様に騎士団の中でも差異はあるが、ほぼ全員が隊長格と同等以上の戦闘力を有する。卍解奪取用アイテム「メダリオン」を持つ。敗北者は処刑され、ユーハバッハに能力を吸収され彼を生かす糧となる。頭の光輪が霊子の吸収基点となる強化形態「滅却師完聖体」(名称は「神の〰」で統一されている)を持つ者もいる。これまで登場していた滅却師と異なり、霊子兵装は弓矢に限定されていない。
石田雨竜
現世における滅却師の最後の生き残り。一護のクラスメートで仲間であったが、ハッシュヴァルトの手引きで「見えざる帝国」へと馳せ参じた。ユーハバッハから後継者として指名される。上記のユーハバッハの能力を知らず聖文字の契約を交わすが、後にハッシュヴァルトから説明を受け裏切りが無意味であることを知らされた時は動揺を見せた。その後はユーハバッハに従い、霊王宮への進行に同行する。
聖文字は、ユーハバッハと同じ"A"。
ユーグラム・ハッシュヴァルト
星十字騎士団団長兼皇帝補佐を務める、金髪色白の男。常にユーハバッハの傍におり、後継者候補と目されていた。一度目の侵攻では退却時に一護の天鎖斬月を真二つに切断し、二回目の侵攻では京楽と七緒の前に現れ対峙するが、七緒の「白断結壁」により手が出せず、帰投命令により城に帰還し、蒼都とBG9を処刑した。その後、ユーハバッハや石田雨竜と共に霊王宮へ侵入した。
聖文字は“B”。
アスキン・ナックルヴァール
藍染に似た髪型をしたノリの良いラテン系の滅却師。緊迫したハッシュヴァルトとバズビーの衝突を諌めた。二回目の侵攻では技術開発局に現れるが、マユリとの会話で気分が乗らず戦わずして去って行った。マユリに迂闊に能力を見せないように警戒したり、グレミィやペペを化け物呼ばわりする等、口調とは裏腹に星十字騎士団の中でも特に慎重なようであるが、彼自身も只者ではない雰囲気を醸し出している。ユーハバッハらが霊王宮に侵攻する直前には、意味深な言葉を残している。
聖文字は“D”。
バンビエッタ・バスターバイン
軍服のような服を着た巨乳で小柄な女。瀞霊廷に侵攻し、狛村の卍解を奪取する。かなりの短気かつ癇癪持ちで、欲求不満がある度に、好みの男性を選んでは殺害するという悪癖を持つ。ユーハバッハの後継者に石田がなったことを不満に思っていた一人。一度目の侵攻では剣を使用していた。
二回目の侵攻では、完聖体となって平子を一撃で戦闘不能にし、飛梅が通用しなかった雛森を絶望させるも、卍解を取り戻し秘術を手にした狛村に完敗した。狛村から奪った卍解を使うことはなく、それが狛村の元に戻った時も本人は特に未練は無かったようだ。女滅却師グループのリーダーを気取っていたが、実際は軽んじられていた。滅却師完聖体時は頭上に聖隷の円盤と背中に一対の翼が出現する以外に外見上の変化は無い。
狛村に完敗し瀕死の状態で倒れていたところをリルトットたちに発見され、この時ジゼルに殺害された上にゾンビ化された[5]。生前の強気な態度は見る影もなく卑屈なまでに謙り、ジゼルに従順な奴隷と化している[6]。従来の爆撃能力とゾンビの特性で一角と弓親を倒すが、マユリによって改造・復活を遂げたクールホーンに圧倒され、虚閃の直撃を受けて倒された。
能力「爆撃(The Explode)」
聖文字“E”の能力。小規模なものから周囲を巻き込む大規模までの爆発を自在に起こす。この爆撃はバンビエッタから発せられた霊子に触れた物体そのものを爆弾に変えて爆破するため、防御は意味を為さない。「滅却師完聖体」になると翼から無数の霊子の羽を撃ち出すことで弾幕を形成し、「爆撃」の能力を更に強化した攻撃が可能となる。ただし、触れた物体が大きく密着して爆発した時は自身もダメージを受ける。弾速そのものは全てほぼ同程度で、マユリが用意していた「霊子固定装置」には相性の悪さもあって自爆する結果となっている。
エス・ノト
棘の着いた黒いマスクをした黒い長髪で痩身の男。一人称は「僕」で片言で喋る。服のボタンが霊子兵装となっており、マスクの下には唇の周囲が削ぎ落とされたかのような痛々しい傷跡があり、歯が剥き出しになっている。眼球に滅却十字を隠し持つ。
瀞霊廷に侵攻し、後述の能力とともに白哉から奪取した卍解を使用し圧勝する。その後バズビー、ナジャークープと共に元柳斎を奇襲するも返り討ちにされるが、バズビーが炎を相殺したことで火傷を負ったにとどまった。
二度目の侵攻では浦原の侵影薬により白哉に卍解を取り戻され、卍解に対して未練たらたらだった。その後、単独で行動していたルキアと遭遇、白哉をおびき寄せるために交戦する。零番離殿の修行により『袖白雪』の真の能力に開花したルキアに一度は氷漬けにされるも、ユーハバッハへの恐れから自力で氷結を打ち破り完聖体へと変貌、その能力を以って逆襲に転じる。しかし助太刀に現れた白哉の励ましを受け、心を強く持ち直したルキアの卍解の前に粉々となって散った。
元々は「聖別」から生き残った(混血統と思われる)滅却師の1人であったが、呼吸器を必要とする程に虫の息の状態であり、死後の恐怖に怯える日常を過ごしていた所をユーハバッハにより力を与えられた。この時は至って普通の顔であり、口調も片言ではなかった。
能力「恐怖(The Fear)」
聖文字“F”の能力。標的を周囲に浮かぶ棘のような「矢」で射ることで、理屈ではない理由無き「本能からの恐怖」を強力に呼び起こす。矢に触れると黒い液体のような「恐怖」が滲み出し、並大抵の相手は射られた瞬間に発狂し、強い精神力を持つ者も著しく動きに精細さを欠く状態となる。矢の動きを物理的に止められても滲み出す恐怖を止める事はできない。ただし、生命活動を行っていない細胞に対しては効力を発揮しない弱点がある。
滅却師完聖体:『神の怯え(タタルフォラス)』
背に茨のような羽と頭上に茨の冠を思わせる輪に囲まれた五芒星が出現、白目を剥いた眼からは血涙のような模様が現れ、両腕が黒く変色、体の皮膚がロングスカートのように伸び、足元から喉元までを縫合痕が刻まれた姿となる。
「恐怖」の能力が強化され、自身の姿を見た者の視神経から脳内に恐怖を捻じ込み脳を焼き切る。一度でも目視すれば眼を閉じても逃れることはできず、本体以外にも同様の効果を与える無数の眼が生えた肉壁を形成する事ができ、自在に移動させて標的を囲む事も可能。さらに胴体の縫合を解く事により、腐敗したゾンビのような巨大な姿となる。
リルトット・ランパード
小柄な少女のような外見を持つ滅却師。通称は「リル」。容姿とは裏腹にかなりの毒舌家。一人称は「オレ」で口調も荒いが、情報にはきっちり目を通しているらしく、逆上するキャンディスを諌めたりバズビーに共闘を持ちかけたりとマイペース且つ冷静に立ち回り、5人の特記戦力や一護の事も把握していた。何かを食べていることが多い。ギザギザとした形状の翼が生える完聖体を使用する。
二度目の侵攻ではバンビエッタと行動していたが、ミニーニャ、キャンディス、ジゼルと共に無断で離脱、高見の見物を決め込む。その後、グレミィとの戦いを終えて弱っている剣八を襲撃、自身の能力を以って十一番隊の隊士達を蹂躙する。直後に剣八の救援に来た一護と交戦した後、援軍に来た隊長・副隊長達と完聖体化して交戦する。
能力「食いしんぼう(The Glutton)」
聖文字“G”の能力。口が変形して巨大化し、獲物を丸ごと貪り食らう。
技「神聖滅矢(ハイリッヒ・プファイル)」
ハート型のバックルを叩いて出現させる。弓がトラバサミ、矢の先端がパックマンのような形状をしている。
バズビー
赤毛のモヒカン頭の男。右耳にボルトと左耳にナットを着けている。ハッシュヴァルトこそユーハバッハの後継者にふさわしいと考えており、雨竜に敵愾心を燃やしている。性格は直情的で自慢のモヒカンを馬鹿にされると激怒するが、恋次の眉毛のセンスを認めた数少ない一人。吉良を一撃で戦闘不能(ジャンプ本誌では「死亡した」とある)にしたのを皮切りに、三番隊の席官たちを襲撃する。後にユーハバッハの元へ来た元柳斎をエス・ノト、ナジャークープと共に奇襲するも一蹴される。自身の能力で炎を相殺したため全身に大火傷を負いながらも生存しており、救助を求める隊士を踏み躙った。主に聖文字の能力を使用しているが、ボウガンのような霊子兵装も使い、完聖体は棒状の翼らしき物が出現する。
撤退後、ユーハバッハが自分の後継者に石田雨竜を選んだことに不服を持ち、直接抗議しようとするもそれを止めようとしたハッシュヴァルトと一触即発となった。
二回目の侵攻では日番谷・松本と遭遇。二人の連携に倒されたかに見えたが効いておらず日番谷を追い詰めるも、ユーハバッハの「卍解の元の持ち主は奪取した者が倒す」という命令に従い蒼都に譲り、彼が卍解を取り戻した日番谷に敗れたのを見て撤退する。その後、剣八の元へ向かう平子や雛森や大前田を襲撃した後、一護と交戦していたリルトットやキャンディスやミニーニャやジゼルを妨害し、援護に来たルキア、恋次と完聖体で対峙する。
能力「灼熱(The Heat)」
聖文字“H”の能力。元柳斎の始解『流刃若火』を相殺できる火力を持つ炎を自在に操る。
技「バーナーフィンガー1(ワン)」
指先から炎を発して相手を射抜く。薙ぎ払うように広範囲を攻撃することも可能。完聖体時は連射ができるようになる。
技「バーニング・ストンプ」
踏み付けと同時に熱波を放出する。
技「バーナーフィンガー2(ツー)」
「バーナーフィンガー1」の強化版で、2本の指先から炎を発して相手を射抜く。
技「バーナーフィンガー3(スリー)」
3本の指先から溶岩のような炎を発する。
技「バーナーフィンガー4(フォー)」
4本の指先から剣の形をした炎を発する。着火点が破道の九十六「一刀火葬」に似ている。
蒼都(ツァン・トゥ)
口元に傷のある、東洋人のような風貌の男。滅却師。鉤爪のような武器を備え、共に生きたものとは共に死すべしの流儀を持つ。汎神論に否定的で斬魄刀に心があることを認めていない。
日番谷の卍解『大紅蓮氷輪丸』を奪った。二回目の侵攻では松本を倒し、バズビーに代わってユーハバッハの言いつけ通りに倒れた日番谷に卍解で止めを刺そうとするが、寸での所で卍解を虚化され体に異常をきたす。かろうじて再起した日番谷に独自に鍛錬した『大紅蓮氷輪丸』で応戦するも完全に卍解を奪い返され、巨大な氷の十字架に閉じ込められて敗れる。
後に滅却師完聖体[7]となって脱出するが、ユーハバッハに一度敗北した事実を咎められ、BG9に続いてハッシュヴァルトに処刑された。
能力「鋼鉄(The Iron)」
聖文字“I”の能力。自分の肉体を鋼鉄に変える。その防御力は『天鎖斬月』を一瞬で切り落としたハッシュヴァルトの斬撃を防ぐ程だが、能力を発動させたハッシュヴァルトの2撃目は防げず、敢え無く斬首された。
技「蛇勁爪(シェジンツァオ)」
両手の鉤爪のような武器を重ねて前に突き出し、蛇を模った霊圧を放つ。
キルゲ・オピー
虚圏狩猟部隊(ヤークトアルメー)統括狩猟隊長。
撤退を進言した部下をも殺し、ハリベルや藍染を見下している。霊子兵装と思われる武器はサーベル。手袋の下に滅却十字を持つ。
ハリベルを救うために襲撃してきた彼女の従属官達を一蹴し、その後にネル達の要請で虚圏に救援に訪れた一護と対峙。滅却師完聖体に変貌して優勢に立ちながらも、復帰したアパッチ達が召喚したアヨンに一度は叩きのめされるが、聖隷を発動させてアヨンを撃破し、アパッチ達をも吸収しようとするが一護の卍解『天鎖斬月』の速度に翻弄され、卍解を奪えないという焦りもあって隙を狙われて浦原の鬼道で敗北する。だが、乱装天傀によって強制的に復帰し、穿界門を強制的に封鎖、更に一護を檻の中に閉じ込め、その後に浦原達を抹殺しようとするが、何者かの斬撃により真っ二つにされた。
騎士団の殆どの者が敵視・疑問視する石田の力を高く評価するような発言をしており、ユーハバッハからも特記戦力たる一護の足止めが可能だと評価を受けていた。
能力「監獄(The Jail)」
聖文字“J”の能力。敵を脱出不可能な霊子の檻に閉じ込めることができるが、同胞たる滅却師を封じ込めることはできない。一護の『天鎖斬月』が刃毀れするほどに酷使されても破れなかった。
滅却師完聖体:『神の正義(ピスキエル)』
背中に一対の翼が生え、頭上に天使の輪を思わせる円盤が出現、剣・手袋・靴の周りが光状の該当部位で覆われ、両目が異様な外見のものに変化する。周囲の霊子で構成された物質や術を分解、サーベルの先端に収束させることで巨大な光の刀剣を形作ることが出来る。
アヨンを吸収したことにより左上半身の筋肉が隆起、体格に比して異常に巨大化した左腕を始め蛇の頭を持つ尾に加え、口周りが仮面のような歯に覆われて完聖体の両翼に眼球が出現するなど、その特徴を色濃く受け継いだ姿へと変貌する。
技「神聖滅矢(ハイリッヒ・プファイル)」
キルゲの霊子兵装であるサーベルから展開後に発射する。同時に6発まで発射可能。攻撃用と監獄の効果を持つ矢を撃ち分けられる模様。
技「乱装天傀(らんそうてんがい)」
負傷や加齢によって戦闘不可能となった体を強制的に動かす滅却師の超高等霊術。
BG9(ベー・ゲー・ノイン)
砕蜂の卍解『雀蜂雷公鞭』を奪った滅却師で、正体は全身が西洋甲冑を思わせる装甲で覆われた機械人形。モノアイで右腕に巨大なガトリングガン、全身にはミサイルや伸縮自在の鋭い触手を内蔵している。極めて機械的な口調で話すが、戦う相手に選択肢を与える余裕を見せる。
二回目の侵攻の際に大前田と遭遇し、妹の希代を人質に取るなどして砕蜂の居場所を聞き出そうとした。次いでその場に現れた砕蜂と再戦。完成・発展させた新技「無窮瞬閧」を受けるも損傷なくそのまま追い詰めるが、浦原の策により卍解が虚化。奪い返された『雀蜂雷公鞭』の一撃を至近距離で食らい、敗北。砕蜂から奪った卍解は使うことがなく終わった。
後に滅却師完聖体[7]となって復活したものの、ユーハバッハに一度敗北した事実を咎められ、蒼都と共にハッシュヴァルトに処刑された。
聖文字は“K”だが、何の略かは現在のところ明かされていない。
ドリスコール・ベルチ
黒髭を生やした巨体の男性。雀部の卍解『黄煌厳霊離宮』を奪取し、彼を殺害した張本人。尸魂界への宣戦布告の際に陽動で静霊門に現れ、警備していた雀部を含む100人以上の隊士を単独で殺害した。霊子兵装は巨大な投げ槍のような矢で、両手に嵌めているメリケンサックのような器具を打ちつけ作り出す。檜佐木と対峙して、圧倒的な力で彼を窮地に追いやり、駆けつけた元柳斎に雀部の卍解を使用するも、憤慨した元柳斎の一撃により一瞬で焼き尽くされ死亡した。
能力「大量虐殺(The Overkill)」
聖文字“O”の能力。敵味方を問わず、命を殺し続けることで自らの強さを底上げすることができる。
ミニーニャ・マカロン
巨乳でおっとりとした外見の女滅却師。間延びした口調で話す。通称は「ミニー」。完聖体はハートが連なったような翼が出現する。
二回目の侵攻では、リルトット、キャンディス、ジゼルと共に剣八を襲撃し、十一番隊隊士を多数殺害する。直後に救援に来た一護と対峙し、自身の能力で一撃を加えたがほとんど通用しなかった。その後は完聖体化して、援軍に来た隊長格と交戦する。
能力「力(The Power)」
聖文字“P”の能力。建物を地盤ごと軽々と持ち上げる程の怪力を発揮できる。
技「神聖滅矢(ハイリッヒ・プファイル)」
ハート型のバックルを叩いて出現させる。矢の先端がハート型をしている。
ベレニケ・ガブリエリ
金のメッシュの入った髪色の男性。剣八に自身の能力の説明をしたが、ジェロームの咆哮の影響でよく聞こえていなかったため、能力を見せる間もなく業を煮やした剣八に咽を引きちぎられ死亡した。
能力「異議(The Question)」
聖文字“Q”の能力。剣八によると「お前の全てに異議がどうのと長々と能力の説明をしてきやがった」そうだが、詳細不明。
ジェローム・ギズバット
褐色の巨体の男性。大猿の姿に変化して剣八を襲うが、頭から真っ二つに斬られて死亡した。
能力「咆哮(The Roar)」
聖文字“R”の能力。大猿の姿に変化して、敵を吹き飛ばすほどの声を放つことができる。
マスク・ド・マスキュリン
額に星マークの入ったマスクを被った覆面レスラーのような格好の男。見ての通りプロレス技が得意。一人称は「ワガハイ」で、目立つことを好む。己を「正義」、敵対する者を「悪党」と定義しているが、その言動はお世辞にもヒーローとは言い難く、頭に血が上ると善悪云々をかなぐり捨てる激情的な一面もある。倒した「悪党」は記憶しない主義で、一度倒した恋次と再戦してからも暫くの間は気付かなかった。ベルトに滅却十字を仕込んでいる。
エス・ノトと交戦中の恋次を襲撃するも、白哉に足元を崩され一時的に戦線を離脱。その後再度出現し、白哉を援護しようとした恋次をドロップキックで倒す。情報の読み込みが足らず、恋次が卍解を使えることを知らなかった。
二回目の侵攻では夜になってから檜佐木・一角・弓親を不意打ちで倒し、続いて拳西・ローズと対峙する。当初は拳西の卍解に圧倒されるが、ジェイムズの声援を浴び形勢逆転。拳西を完封して勝利し、卍解を発動させたローズも彼が能力を喋ってしまったため特性を見抜き、撃破する。直後に増援に駆けつけた恋次と交戦するが、零番離殿の修行で実力を大幅に上げた恋次には歯が立たず、頭部に星が現れ翼を思わせるマントを纏う滅却師完聖体を発動させるが、恋次の真の卍解で倒され死亡した。
能力「英雄(The SuperStar)」
聖文字“S”の能力。付き人であるジェイムズの声援を浴びることで傷の回復やパワーアップが可能。増殖したジェイムズ達の声援を浴びると「スター・パワーアップ」を完了し、マスクの模様が変化してチャンピオンベルトが巻かれたプロレスパンツ一丁の姿となり、攻撃を行うことで1マイル(約1609.344メートル)先にも届く衝撃波を発生させる「ワン・マイル・アーツ」の使用が可能となる。
技「スター・殺人パンチ」
「スター・パワーアップ」を完了する前に使用。マスキュリンの怒りに応じて星の紋章が現れた拳で繰り出す殴打。破壊力はそれまでの10倍にも及ぶ(自称)。
技「スター・ドロップキック」
修行前の恋次を不意打ちとはいえ一撃で倒したドロップキック。卍解した拳西には全く通用しなかった。
技「スター・イーグルキック」
拳西に対して繰り出した飛び膝蹴り。
技「スター・ヘッドバット」
拳西に対して繰り出した頭突き。
技「スター・ロケット・ヘッドバット」
恋次との再戦時に使用。ロケットの如き勢いで繰り出す頭突き。
技「スター・ラリアット」
「スター・パワーアップ」完了後に使用。恋次に対して繰り出したラリアット。
技「スター・フラッシュ」
マスクから星型のビームを放つ必殺技。隊長のローズを一撃で倒す威力を誇る。
技「スター・フラッシュ・スーパーノヴァ」
完聖体となって使用する、マスキュリン最大の必殺技。空中に描いた五芒星から、巨大な「スター・フラッシュ」を放つ。
ジェイムズ
マスキュリンの付き人で、小柄なスキンへッドの男。ゴングを所持している。マスキュリンのことを「ミスター」と呼んでいる。本人の戦闘力は無いが異常な生命力を持っており、胴体を真っ二つにされても生存、バラバラに切り刻まれてもマスキュリンの呼び掛けに従い、刻まれた肉片から無数のジェイムズが誕生する。
声援でマスキュリンの「スター・パワーアップ」を完了させるが、恋次との再戦時に大技「スター・フラッシュ・スーパーノヴァ」の巻き添えを食らって焼き尽くされてしまった。マスキュリンとは一蓮托生であり、マスキュリンが健在な限りは、例え消滅してしまっても時間を置いて復活できる。マスキュリンの敗北を受けユーハバッハは、意味深長に「ジェイムズ」の死を労っているが、「ジェイムズ」が付き人のことなのかマスキュリンの本名なのかは不明である。
キャンディス・キャットニップ
巨乳で露出度の高い格好をしたギャル風な女滅却師。通称は「キャンディ」。バンビエッタと同様にかなりの短気で気性が荒く、口調も悪い。美形の兵士を選んでは手を出していた。バンビエッタの完聖体に影響され、雷を象った翼が三対出現する完聖体の姿となるが、この時は交戦の意思がなかった。
二度目の侵攻では仲間の女滅却師らと共に、グレミィとの戦いを終えた剣八を急襲し行動不能に陥れ、霊王宮から帰還した一護にも挑む。ヘアセットを乱された事に激昂して完聖体となるが、繰り出した技を次々と破られ、一護の新たな技「月牙十字衝」を喰らい左腕を失う。ジゼルにより左腕は修復されるが、今度はバズビーの妨害を受けた後、他の騎士団と共に加勢に現れた隊長格達との戦いに突入する。
能力「雷霆(The Thunderbolt)」
聖文字“T”の能力。空や掌から雷撃を繰り出す。肉体そのものを稲妻に変える事が可能で機動力も高い。
技「ガルヴァノブラスト」
キャンディスが射る「神聖滅矢」。ハート型のバックルを叩いて出現させ、雷を象ったような弓から5GJ(ギガジュール)の雷の矢を撃ち出す。一護が纏っていた外套を焼き払ったが、ダメージは全く与えられなかった。
技「ガルヴァノジャベリン」
完聖体時に使用した、キャンディス曰く「小技」。剣としても使える背後の翼を相手に向けて投擲する。
技「電滅刑(エレクトロキューション)」
完聖体時に使用。腕から凄まじい放電を発生させ、相手に向けて巨大な雷を打ち下ろす。
ナナナ・ナジャークープ
顔の上半分をゴーグルで覆い、互い違いにお歯黒を入れている痩せ身で長身の男。瀞霊廷に侵攻し、ローズと対峙する。その後エス・ノト、バズビーと共に元柳斎を奇襲するも返り討ちにされ、バズビーが炎を相殺したことで火傷を負ったにとどまった。
二回目の侵攻では、マスキュリンに勝利した後で一晩中眠っていた恋次を警戒しすぎる余り、襲撃の機会を逃してしまう。その後一護の前に現れるが、一護の加勢に現れた隊長格と対峙する。
聖文字は"U"。
グレミィ・トゥミュー
ロングコートを着用し、フードを被っている少年。「想像力」こそこの世で一番強い力と語り、「星十字騎士団」最強を自負する。仲間意識が希薄な騎士団の中でも一際危うい性格をしており、主であるユーハバッハすら攻撃に巻き込む事に躊躇が無い。その能力からナックルヴァールやバズビーはおろかユーハバッハからも危険視されており、監禁されていた為に一度目の尸魂界侵攻には参加していなかった。
二度目の侵攻では、自分が差し向けたグエナエルが敗色濃厚になると突如その場に出現。昏睡していた拳西とローズを触れる事無く想像で殺害し、グエナエルも用済みとして処分する。続けてやちるを戦闘不能に追い込み救援に駆けつけた剣八と対峙、決戦の舞台を作り出して交戦する。
圧倒的な能力から他者と本気でぶつかり合う事が無く、物事に対して無関心に近い感情を持っていたが、鬼神の如き剣八の戦いぶりに触発され、勝利を渇望するようになる。巨大隕石を想像して瀞霊廷ごと剣八を倒そうとしたがこれを打ち破られ、分身を駆使した追撃や異空間の召喚でも倒しきれず、最後の手段として剣八と同じ力を持った怪物に変貌しようとするが、その途中で身体が崩壊してしまい敗北。剣八に負けたことを悔しがりながらも戦いには満足したようで、清々しい表情を浮かべながら本体(後述)を残して消滅した。
実は前述した少年の姿すら想像の産物であり、真の姿はケースに入れられた脳髄。剣八と同じ強さを想像した際、想像上の身体のキャパシティを剣八の力が超えたため収まりきらず、自壊に繋がった。
能力「夢想家(The Visionary)」
聖文字“V”の能力。文字通り、グレミィが想像した事象を現実にする能力。他人の骨を脆くしたり、自分の傷の回復や体の硬度を上げる他、自然物や人工物は勿論、生命をも創造する事ができ、「自分自身」を生み出す事でグレミィの想像力を倍増し、より壮大で強力なイメージを実現させる事が出来る。全能のような能力ではあるが、グレミィの想像が逐一反映されるため、目の前の戦闘に集中しすぎると他の想像を維持できずに効果が消失したり、精神的に動揺するとネガティブなイメージを引きずってしまい弱体化してしまう欠点を持つ。
グエナエル・リー
頭にヘッドホンのようなものをつけた小柄な老人。霊子兵装は小振りのナイフ。実はグレミィの空想の産物であり、実在する人間ではない。ローズと拳西を治療していた勇音とやちるの前に現れ、自身の能力でやちるを圧倒するも、やちるの始解で逆に追い詰められ、創造主のグレミィからも「忘れ去られた」挙句に抹殺されてしまった。空想の産物とは言えれっきとした人格があり、一方的に相手を痛めつけることを好む卑劣かつサディスティックな性格の持ち主。また創造主に忠実というわけではなく、用済みにされた際には怒りを見せグレミィにも襲いかかろうとしていた。
能力「消失点(Vanishing point)」
グレミィが想像したグエナエルの能力。自分の存在を相手の視界、意識からも完全に消すことができる。3つの能力形態を持ち、グエナエルの姿が消えて透明となるバージョン1、グエナエルの存在(実体)が消えて攻撃を躱すバージョン2、グエナエルの記憶が他者から消える(忘れる)バージョン3がある。バージョン1とバージョン2は瞬時に切り替えが可能で、作中では主にこの2つを使い分けていた。
技「消尽滑体(バニシング・スライダー)」
全霊圧を集中して発動する技。グエナエルの存在を僅かに後方にずらす事で敵の攻撃を回避する。
ロイド・ロイド
スキンヘッドで額に大きな第三の目があり、実の両親ですら区別がつかない程の全く同じ容姿を持つ一卵性双生児の兄弟。二人で一人の人間と呼べる同一思考を持ち、違いは名前のスペルの頭一字と所有する能力。
"L"のロイド・ロイド
兄のロイド(Loyd)。姿形と相手の力・技術の全てを真似ることができる能力を持つ。剣八自身に化けて剣八を苦戦させるも、その状態よりさらに強くなった剣八に倒される。
"R"のロイド・ロイド
弟のロイド(Royd)。姿形と相手の記憶・精神の全てを真似ることができる能力を持つ。ユーハバッハに化け、眼帯を外した状態の剣八を倒し、ユーハバッハの「用事」が済むまで元柳斎の足止めとして戦ったが、元柳斎の卍解によって敗れる。その直後、戻ってきたユーハバッハによって賛辞の言葉と共にとどめを刺された。
能力「貴方自身(The Yourself)」
聖文字“Y”の能力。兄弟で同じ聖文字だが、能力は異なる(前述)。
技「神聖滅矢(ハイリッヒ・プファイル)」
媒体となる霊子兵装を用いずに直接手から作り出して射出する。
技「聖域礼賛(ザンクト・ツヴィンガー)」
掌からアルファベットが刻まれた四本の小さな柱を出現させ、踏み込んだ者を神の光によって斬り刻む領域を術者の周囲に展開する滅却師の極大防御呪法。元柳斎の「火火十万億死大葬陣」には通用しなかった。
ジゼル・ジュエル
小さい軍帽を被り、長髪の黒髪を結わえて触覚を作っている滅却師。天然を装っているがその実、嗜虐的な性格をしており、興奮すると涎を垂らすことが多い。一人称は「ボク」で、通称「ジジ」。女性的な見た目をしているが、実は中性的な少年。男である事を指摘されると、途端に敵意を剥き出しにする。完聖体にもなれるようだが、「疲れるから」と極力出し渋っている。後述の能力から、自身が戦うよりもゾンビを使役して戦うことが多い模様。
二度目の侵攻では、バズビーや蒼都との戦いで力尽きた日番谷を回収後、狛村との敗戦で倒れていたバンビエッタを殺害し[8]彼女をゾンビに変えた後、リルトット、ミニーニャ、キャンディスと共に消耗した剣八の前に出現。自身の能力を以って十一番隊隊士を虐殺し、多数の一般隊士をゾンビ化させた。一角・弓親と対峙した時は当初は弱者の振る舞いを見せていたが、弓親に性別を見抜かれた事でバンビエッタを召喚して二人を撃破。次に現れたマユリが率いる再生した破面にバンビエッタや多数の一般隊士を倒され、ゾンビ化した日番谷を差し向ける。
能力「死者(The Zombie)」
聖文字“Z”の能力。自分の血を浴びせた者をゾンビに変え、意のままに操る事が出来る。ゾンビとなった対象は致命傷を受けても活動を止めず、その肉を生者が受けた傷の修復に利用することも出来る。その性質から、星十字騎士団の中でも一際残虐性の高い能力である。
死神に対しては自分の血を浴びせるだけでゾンビに変えることができる一方、「見えざる帝国」の滅却師に対しては一度死亡した状態でなければゾンビに変えることができない。
また、体を切り裂かれても平然としていられる程の高い不死性を持つ。
技「神聖滅矢(ハイリッヒ・プファイル)」
ハート型のバックルを叩いて出現させる。弓が骨、矢の先端が髑髏マークの形をしている。
シャズ・ドミノ
顔の右半分に刺青を入れた黒縁眼鏡の男。刀身の黒いクナイのような矢が武器。技術開発局を襲撃するが、キルゲの能力から脱出した一護に能力を説明する前に切り倒された。
聖文字は不明。
ペペ
禿頭に浅黒い肌をしている、サングラスをかけた肥満の滅却師。「ゲッゲッゲ」と特徴的な笑い方をする。宙に浮かぶ笊のような物に乗り、瞳の装飾が施された杖を所有している。
一度目の侵攻では兕丹坊を操り技術開発局を襲撃させ、撤退した後はハッシュヴァルトとバズビーの衝突を止める事もせず、野次馬目的で隠れ見ていた。
二度目の侵攻では、剣八とグレミィの戦いをナックルヴァールと共に見物。おどけながらグレミィを「化け物」と揶揄するが、ペペもまたナックルヴァールに化け物呼ばわりされており、その実力の高さを伺わせている。一護の前に現れ対峙するが加勢に現れた隊長格との対峙になる。
聖文字は不明。

狩猟部隊(ヤークトアルメー)[編集]

虚圏での破面狩りに従事する部隊。彼らに選別された破面は斬魄刀を没収される代わりに滅却師の力を与えられ、「見えざる帝国」の兵士として扱われる。
キルゲ・オピー
統括狩猟隊長。

その他の見えざる帝国の人物[編集]

アズギアロ・イーバーン
帝国の一兵士。帝国に支配された虚圏から連れてこられた破面の1人で、左目部分に仮面の残骸が付いた男性。一護を足止めするために現世に現れた。任務の報告後、「平和」の礎と称してユーハバッハに殺された。大した霊圧は持っておらず、滅却十字から大砲のような霊子兵装を出現させて武器としていた。
リューダース・フリーゲン
帝国の一兵士。イーバーンと同じく、帝国に支配された虚圏から連れてこられた破面の1人。仮面の残骸が顔ピアスのように付いている男性。二人との会話からイーバーンよりも立場は上だった模様。帝国から尸魂界への宣戦布告を行った。しかし帰還後、「今」の話が聞きたいと言ったユーハバッハに対し侵攻日を独断で勝手に5日後と布告したなど、未来に関する内容を報告して不興を買ったために殺された。

アニメ版オリジナルキャラクター[編集]

改造魂魄[編集]

浦原喜助により造られたバウントセンサー付きの改造魂魄の3人組。当初は一護たちに奇妙なゲームを仕掛けて翻弄していたが、実際は浦原が対バウント戦に備えて仕掛けたものであり、その事実を打ち明けた後は一護達のサポートをする。その際に一護、織姫、チャドがそれぞれ選んだぬいぐるみを自分の体として入るようになる。バウントを全員倒した後には、浦原商店に身を寄せており、劇場版では登場していないが、度々オープニングやエンディングを飾っている。ゲームや破面篇以降も登場してその後も一護達を手助けしており、オリジナルキャラクターの中ではほぼ準レギュラーとなっている。

同じ改造魂魄であるコンが注目される改造護廷十三隊侵軍篇には登場(一瞬モブでは出ていた)しない。

りりん
声 - かかずゆみ
黒いローブの下にピンクのワンピースを着ている青い眼をした金髪の少女。幻覚を見せる能力を持つ。性格はお転婆。感情をストレートに表現するが、素直じゃない、泣き虫な一面もある。一護とルキアが話していたり、一緒に居たりすると、ルキアに嫉妬していたりする面があり、第136話で之芭(ノバ)と蔵人(クロウド)に茶化されて顔を赤くしていた。一護が押入れからひっぱりだした、青いフードをかぶった黄色いひよこのようなぬいぐるみに入るようになり、バウント篇では一護のサポートをした。ds版のゲーム二作目では、プレイヤーキャラとして戦闘に使用することが出来る。之芭と蔵人は技の使用時にのみ登場した。
之芭(のば)
声 - 杉田智和
青い覆面とジッパーの服の上に黒いコートを着た赤毛の男性。空間を操る能力を持つ。「問題ない」が口癖。事実を打ち明けた後はチャドがクレーンゲームでとった、タキシードを着た細身ののようなぬいぐるみに入るようになり、バウント篇では彼のサポートをした。ただし、ぬいぐるみ時には空間を操る能力の効果が半減する。口数は少ないが、礼儀正しい。また恥ずかしがり屋で、恥ずかしくなると覆面についているチャックを閉め、ぬいぐるみに入っている時は甲羅にこもる(ルキアの顔を間近で見たときや、バウントとの戦闘の際に助けた乱菊に礼を言われた時など)。寡黙なチャドと二人だけの時はお互いに交わす言葉は少なく、初めて二人になったときは互いに黙っているため無音状態になり、コンに「放送事故と間違われる」と突っ込まれた。
蔵人(くろうど)
声 - 飛田展男
砂色を基調に赤と黒の模様を入れたコートに砂色のシルクハット、眼鏡をかけ両手に白い手袋を付け口髭を生やした男性。饒舌で理屈っぽい性格。相手そっくりに変身する能力を持ち、当初はその能力で一護たちを悩ませた。なお、変身した相手の戦闘能力などもコピーできる。左右で髪の色が違い、左に金髪、右に黒髪を伸ばしている。事実を打ち明けた後は織姫がそこらへんにある布などで作った、ポップなうさぎのようなぬいぐるみに入るようになり、バウント篇では織姫のサポートをした。うさぎの「チャッピー」そっくりだと、ルキアには大層気に入られていた。
演じている飛田は、第113話から第226話でナレーションも兼任。

死神代行篇[編集]

ヘルマンティス
第1話でルキアが戦ったカマキリ型の虚。
西堂 榮吉郎(さいどう えいきちろう)
声 - 桐本琢也
隠密機動・予備役
現世で消息を絶ったルキアの調査に出向いた死神。第一線からは退き、任務のないときは、流魂街に住んでいる。死神としては平均的な格好をしている。ひょうきんな性格で常にお茶目に振る舞っているが、死神の任務に対する正義感を持っている。真央霊術院時代はルキア・恋次・吉良・雛森の2つ上の先輩の間柄。
現世に駐在任務についたルキアを捜索する命令を受け現世に向かい、ルキアが死神の力を一護に与えたことを知り、力づくでルキアを連れ戻そうとして一護と交戦。彼が登場した当時、一護は始解すら出来なかったが、優勢で互角以上に渡り合った。グランドフィッシャーが現れてからは一護達とも共闘し、一護を庇い重傷を負い倒れるが、眠っただけであった。グランドフィッシャーの逃亡後、尸魂界に戻ったようだが、その際ルキアが一護に死神の力を譲渡したことは話さなかった模様。
215話にて205話ぶりに再登場、鏡野市(空座町から東方に22km)担当の死神になっていた。

尸魂界篇[編集]

ラク
33話に登場。遊子と夏梨が拾った肌色の猫の魂魄。ラクという名前はラクダの股引に似ているという理由で遊子に名付けられた。虚を惹きつける霊力を持つため虚に狙われている。自らの霊力が引き寄せた虚に襲われた遊子を守るために「カラクラ・ライオン・ジェット」に変化し、遊子と空座防衛隊を救い、事態収束後は成仏して姿を消した。生前に遊子と出会ったことがあり、遊子に懐いてくるが、遊子の目の前で車に轢かれ死亡していた。
カラクラ・ライオン・ジェット
ラクが変化した姿。命名は観音寺。鬣や手足に炎を纏ったライオンのような外見をしている。
ゲジゲジムカデ
声 - 小野坂昌也
空座町を襲った虚で、オカマ口調で喋る。その名の通りムカデのような外見をしている。最後は空座防衛隊の連携技を喰らい敗れた。

バウント篇[編集]

バウント[編集]

バウント関係者[編集]

一之瀬 真樹(いちのせ まき)
声 - 千葉進歩
元十一番隊所属の死神。先代の十一番隊隊長を慕っていたが、剣八にその先代の十一番隊隊長を殺された為に剣八の下で働くことを拒み、尸魂界から出奔した。その後、狩矢と出会い、彼に忠誠を誓う。自分が信じる者への忠誠心が強いが、剣八からは「蔦のような(大木に絡みつかない限り生きる術を持たない)男」と言われてしまう。バウント達と共に尸魂界に進入した後、北流魂街79地区「草鹿」にて剣八と対決する。剣八に忠義と他者に依存することを混同していたことを指摘され、今まで自分は他人を頼っていただけであったことに気づき、剣八に対して全力を出して戦うが圧倒的な力の前に敗北する。だが、最終的に剣八に認められた。107話では傷付きながらも登場。狩矢の暴走を止めようとしたが、彼の前に敵わず吹き飛ばされてしまった。なお、やちるからは「マキちゃん」と呼ばれている。
斬魄刀:『虹霞(にじがすみ)』
能力解放と共に強烈な光を放ち、無数の光の刃をもった刀に変化する。光の刃は全てを透過して敵を切り刻むことができるほか、光の屈折を利用し自分の姿を見えなくすることもできる。
解号は「光華閃け『虹霞』(こうかひらめけ『〜』)」
技「彩玉虹霞(さいぎょくにじがすみ)」
始解時に使用。虹霞から発した光の中に敵を閉じこめ、消滅させる技。
蘭島(ランタオ)
声 - 勝生真沙子
バウント研究リーダー。
技術開発局が創設されるはるか以前の女技術者で、バウントを生み出してしまった研究の中心人物。排除されようとしたバウントを保護し守ろうとしたが子供を逃がした事を理由に瀞霊廷から追放され、それと同時に死神の力も封印されて失ってしまった。ただし、研究によって身を守れるぐらいの能力は有している。事故において自身の魂が複製されており、相馬芳野は彼女と同じ容姿をして生まれてきた(眼鏡をかけて髪をまとめている以外は違いが無い)。見かけは若いが実年齢はかなりの高齢で、自分自身にも色々と手を加えていた。
長年、償いのために暮らしてきたが、一護達と出会い現在のバウントのこと、狩矢(逃がした子供)が復讐をしようとしていることを知り力を貸した。
草鹿のブル
声 - 千葉進歩
バウント編で登場した流魂街の草鹿に住む岩鷲の友人。バウント捜索のために一護達に協力する。岩鷲と似たような性格。

破面篇[編集]

日番谷先遣隊奮闘記[編集]

豊川 翔太(とよかわ しょうた)
声 - 高木礼子
公園で破面もどき(分身体)に襲われていたところ、乱菊に助けられる。気が強く、乱菊や一角に対し、「オバサン」「丸ハゲ」というなど物怖じしない性格。強い霊力を持っている。前に破面もどき(本体)に襲われた時その場に妹を置き去りにしてしまったことを後悔し、その気持ちから妹を探していた。
豊川 唯(とよかわ ゆい)
声 - 落合祐里香
公園で翔太が探していた妹。強い霊力を持っている。再会した時にはすでに破面もどきに喰われており、翔太を誘き出すために利用された。
破面もどき
声 - 天田益男
公園で魂魄を襲っていた破面もどき。グランドフィッシャー同様、斬魄刀を携えた巨大で獣のような身体に、仮面の口から顔を覗かせた容姿をしている。唯を喰った時に強い力を持ち、その力で分身体を作り出し魂魄を喰っていた。魂魄に擬態化できる。分身体は本体を倒さない限りはいくらでも作り出せる上、分身体自体が分裂を起こして増殖する。本人は「鋼皮の霊圧硬度は十刃にも劣らない」と豪語していたが、日番谷にあっさりと帰刃形態の装甲を破壊された。最期は乱菊と翔太によって斬魄刀で頭を刺され消滅した。
帰刃:『ディエンテス』(漢字表記なし)
解放すると腕に鋭い爪が付いた手甲が装着され、仮面の下顎部分が鎧に変化。また、上顎部分は本体から分離し浮遊する蛇のような形状に変化し、それを操って攻撃することも出来る。
解号は「噛み砕け『ディエンテス』」(かみくだけ『〜』)
飯島 真治(いいじま しんじ)
声 - 柿原徹也
空座第一高校一年の剣道部員。親善試合前に闇討ちにあった先輩の代わりに試合に出場することになる。一角の猛特訓を受け、一角から「一番勝ちたいのはお前だろうが」という言葉を受け、先輩たちの仇を取り見事勝利を果たした。
桃山 へいた(ももやま へいた)
声 - 樫井笙人
見習いのパティシエで勤めていた店の前で交通事故にあい死んでしまう。母親に自分のケーキを食べさせたいと思う気持ちが強く店の前の地縛霊になっていた。因果の鎖は河川敷や浦原商店にも行ける程長い。母親にケーキを食べてもらえなかったことから暴走してしまい虚になりかけてしまうが花太郎らによりなんとか阻止された。その後は母と対面し無事にケーキを食べてもらい成仏したようである。
へいたの母
声 - 滝沢久美子
へいたの死後事故現場に花を添えていた。へいたの死のショックでケーキが食べられなかったが、魂魄を実体化できる装置でへいたに遭ったことで食べられるようになった。
みゆき
声 - 川田妙子
親の離婚で母親と暮らしていた女の子。母親に迷惑をかけないように外に出ず、白い犬のぬいぐるみ「2代目シンタロー」を友達としていた。
初代シンタロー
みゆきが飼っていた犬。元住んでいた家の前で交通事故で死んでしまう。他の犬の魂魄と融合して双頭の虚になっていたが、みゆきの叫びで我を取り戻しもう一つの頭に噛み付き守ろうとした。
パトラス
声 - 金尾哲夫
死神(藍染惣右介)の支配に嫌気が差し「崩玉」を持ち出し謀反した青髪の破面。髭を生やし、左側頭部から左目にかけて仮面を被った男。右目には隈取りのような仮面紋がある。太刀筋が速く、刀から虚閃に似たレーザーを放つことができる。そのスピードは20段階あり、本人曰く「挨拶代わり」であるレベル1でも、始解状態の恋次を圧倒するほどの威力。ウルキオラの台詞からして、一度も十刃になったことがないと思われる。
浦原商店で恋次と交戦するも、りりん達に「常に居合いによる攻撃であるが故に、刀を一度納めないと再び攻撃することが出来ない」ことを見抜かれて、恋次の『狒骨大砲』に敗れ去った。
帰刃:『ヘリファルテ』(漢字表記なし)
解放(パトラス曰く、マックスパワー)すると上半身全体に巨大な装甲が形成され、顔も左側頭部を除き、仮面で覆われる。特殊な形状をした腕の部分を開くと解放前の居合と同じレーザーを放つことができる。
解号は「汚れよ『ヘリファルテ』」(けがれよ『〜』)。また「弾けろ『ヘリファルテ』」の解号と共に全方位にレーザーを放つことが可能。
メニス
声 - 小田久史
赤髪の小柄な破面。前髪を三つ編みにしており、左側頭部に口の部分が付いた仮面を持つ男性。パトラスに賛同しアルデゴルと共に謀反する。
日番谷・乱菊と交戦し、両名を苦戦させるも倒される。劇中において戦闘シーンはほとんど描写されなかった。
帰刃:『エリッソ』(漢字表記なし)
解放すると鋭くとがった尾が生え、腕も同じ形に変形する。上半身は装甲と赤い体毛で覆われ、顔には元々ついている仮面をそのまま大きくしたような物が形成される。腕と尾は伸縮自在で、相手を刺し貫くだけでなく、ムチのように振り回して攻撃することも可能。
解号は「刺せ『エリッソ』」(させ『〜』)
アルデゴル
声 - 三宅健太
緑髪の筋骨隆々とした破面。左側頭部に角の付いた仮面を持つ大男で、パトラスに賛同しメニスと共に謀反する。
斑目・弓親と交戦し、「パトラスに賛同したことを少し後悔した」と言い残して倒れた。メニスと同じく、戦闘シーンはほとんど描写されなかった。
帰刃:『ハバリー』(漢字表記なし)
解放すると頭部の仮面が消え、背中から巨大な6本の装甲のような触手が出現し、胴体と腕も鎧のような外皮で覆われる。触手で敵の攻撃を防ぐことができる他、全ての触手を折りたたむことで貝のような形になり、この状態で回転しながら突進攻撃することも可能。
解号は「固まれ『ハバリー』」(かたまれ『〜』)

メノスの森篇[編集]

アシド / 狩能 雅忘人(かのう あしど)
声 - 加瀬康之
の顔のような仮面と、虚の仮面がいくつも付いた獣の皮と思わしき衣を身に纏っている、赤髪の死神。草鞋を履いていない。所持している仮面は仲間を殺した虚のもので、盾として使えば虚閃にも耐えることが出来る。両刃の長い斬魄刀を所持している。
本編の時間より数百年前、尸魂界に乗り込んできた虚たちと戦い、虚圏へ逃げていく虚たちを仲間と共に追っている内に、メノスの森に入ってしまう。メノスの森から脱出する術を知りながら、現世や尸魂界に発生する虚の数を少しでも減らすためにと、日々熾烈な戦いに身を投じていた彼だが、皮肉にも仲間たちは次々と倒れていき、彼一人が残る結果となった。そして、一人となった現在も尚、孤独に虚たちと闘っている。
ルキア曰く「デタラメな太刀筋」だが、それでもギリアン級の大虚を一撃で倒す実力を有している。
尸魂界に帰ろうとしたが最終的には一護たちを助けて、一人メノスの森に残った。
元々原作でも登場させる予定だったが、タイミングの問題で出せなかったため、アニメに出せてよかったと作者は語っている。小説版『Spirits Are Forever With You』において、元は十一番隊において刳屋敷剣八の元で戦っていたことが明かされた。
わずか3話のみの登場だが、第4回人気投票では、35位を獲得している。その結果アニメだけでなく、劇場版、ゲームオリジナルキャラクターの中も含めて1番に人気を博している。
ちなみに、小説版『Spirits Are Forever With You』にて、彼と思われる人物が生きている事が書かれている。
テレスホルカン、アロマゾン、ベキュネス、パラテラウル
声 - 黒田崇矢(テレスホルカン)、杉崎亮(アロマゾン)、矢部雅史(ベキュネス)、中村悠一(パラテラウル)
藍染から、虚圏の地下に広がる「メノスの森」を取り仕切るよう命じられている4匹のアジューカス級大虚(メノスグランデ)。

魂葬刑事カラクライザー編[編集]

女幹部破面
声 - 藤村歩
虚要塞と共に現れたウサギのような仮面を頭に被った女破面。杖のような武器を持っている。千鶴(カラクライザー・エロティック)に目をつけられ、追い回されるが、その後どうなったのかは不明。

新隊長天貝繍助篇[編集]

三番隊[編集]

天貝 繍助(あまがい しゅうすけ)
声 - 堀内賢雄
護廷十三隊三番隊隊長
尸魂界での謀反で出奔した市丸の後任として三番隊隊長に任命された死神。虚討伐の遠征部隊を率いていた人物で、元柳斎や剣八、その他の隊長ら3名の検分に認められて隊長となる。長い遠征に向かっていたため一般の死神達には顔を知られていなかった。
普段は飾らない人柄で部下思いの性格で酒を一杯飲むだけで酔い潰れてしまうほどの下戸。信頼とチームワークを重んじており、雑用仕事を引き受けることで市丸の謀反で失った三番隊の信頼を回復させようとし、集団戦の訓練を行うことで三番隊を立て直そうとする。他にも護廷十三隊の連携不足を懸念し各隊の合同演習を提案したりしていた。
だが実際は霞大路家でのお家騒動の影の黒幕であり、裏で霞大路家の雲井と結託し、獏爻刀に手を染めていた。正体は元柳斎に殺された如月秦戉(後述)の息子であり、その父の敵である元柳斎を殺すことを画策していた。
瑠璃千代を雲井から救出するために騒動を起こし護廷十三隊に追われる身となった一護とルキアと行動を共にするが、一護達に追い詰められた雲井を切り捨て、元柳斎及び瑠璃千代殺害へと行動を移した。だが事態を察した一護と交戦することになり、虚化した一護との死闘の末に敗北。対決後、夜一から父親の死の真相と謎の警告の意味を知り、その後に吉良に謝罪と礼の言葉を伝えた後、自らの斬魄刀の力によって自害した。
ゲーム『BLEACH バーサスクルセイド』には、プレイヤーキャラクターとして参戦している。
斬魄刀:『雷火(らいか)』
能力解放と共に、先端が鉤爪のような形をした刀に変化する。解放後は鉤爪の中央部に形成した火の玉を刀身に纏わせ、火炎弾や炎の刃として放つ能力を持つ。また、柄の底面からも火を噴出することができ、飛び道具を跳ね返す際にブーストとして使用することができる。
解号は「断ち切れ『雷火』(たちきれ『〜』)」
【卍解】:『雷火・業炎殻(らいか・ごうえんかく)』
能力解放と共に柄の底面が巨大な盾のような形状になり、大型になった始解時の雷火の刀身が先端に装備された形状に変化する。攻撃だけでなく防御にも特化しており、刃の赤い部分が熱せられるとともに炎を操る様々な攻撃を繰り出すことができ、先端からの火炎弾や炎の波の発生、地面からの火柱や出力の上昇した底面からのブーストなど、火力・攻撃力共に始解時を遥かに上回る。
技「業炎龍牙(ごうえんりゅうが)」
卍解時に使用。地中から巨大な火柱を何本も噴き上がらせて、相手の全方位を封じ攻撃する。
技「業炎龍牙・焔(ごうえんりゅうが・ほむら)」
卍解時に使用。剣先から不死鳥のような形状の炎を放って攻撃する。
技「雷炎弾(らいえんだん)」
卍解時に使用。剣先から無数の火球を敵に向けて放つ。
獏爻刀
音叉の形をしており、霊子で構成された刃を作り出せるほか、拘突を破壊するほどの一撃を繰り出せる。最終決戦では今までの使用者の霊圧を喰わせた獏爻刀の核を取り込むことにより、手から霊力による刃を発生させる右腕と一体化した黒い龍のような鎧へと変化した。死神の霊圧と斬魄刀の能力を無効化する能力を持っており、劇中では【卍解】と併用して使用することで全ての死神の斬魄刀を無力化したが、虚化の力を持つ一護だけはその影響をほとんど受けなかった。
貴船 理(きぶね まこと)
声 - 緑川光
護廷十三隊三番隊第三席
天貝が率いる遠征部隊に所属し、天貝に腕を買われ三席に抜擢された。柔和な性格で隊士達の人望を集めるが、本性は自分より実力が下の者を見下し、時に使えない部下すらも始末しようとする冷徹さの持ち主。
真央霊術院時代に優秀な成績を収めながらも護廷十三隊入りを認められず、始解を習得して入隊するも仲間の犠牲を厭わないスタンドプレーを中央四十六室に咎められ、自分の実力を認められない日々を送っていた。虚討伐の遠征後、霞大路家と結託して獏爻刀を手に入れた。
瑠璃千代奪還のために一護とルキアが起こした騒動の中で、瑠璃千代を連れ去る雲井の部下を目撃した吉良と交戦。獏爻刀の力を引き出して戦うも吉良に敗北。そして獏爻刀に力を喰われた反動で燃えて死亡した。
斬魄刀:『烈風(れっぷう)』
能力解放と共に、身の丈程の大きさの双頭槍の柄に刃を付けた武器に変化する。獏爻刀の力により、刀を投げ飛ばして遠隔操作して攻撃できるほか、吉良の斬魄刀「侘助」の斬りつけた対象の重さを倍加させる能力を無効化した。獏爻刀の力をさらに引き出すことにより力を増幅させ、強力な攻撃を繰り出すことができる。
解号は「荒れ狂え『烈風』(あれくるえ『〜』)」

霞大路家[編集]

霞大路 瑠璃千代(かすみおおじ るりちよ)
声 - 高木礼子
四大貴族に次ぐ上流貴族「霞大路家」の姫及び正統後継者。常にお姫様口調で話すのが特徴。我侭で無邪気な性格だが、他者を思いやる優しい一面も持つ。先代の霞大路家当主である母親は瑠璃千代を生んだ後に死亡し、父親もその後亡くなっていた。蹴鞠が得意だが、サッカーも上手い。
犬龍(けんりゅう) / 犬崎 劉聖(けんざき りゅうせい)
声 - 高橋広樹
瑠璃千代の従者の死神。瑠璃千代に対する忠義心が強く、瑠璃千代のことも大事に思っている。だがその半面、瑠璃千代より身分の低い者を下賎の者として見下している。再登場時には、瑠璃千代と民に対する考え方の違いから衝突し、切腹しようとしたところを一護達に止められた。最終的には、瑠璃千代の想いを受け止め、共に尸魂界に帰って行った。
斬魄刀:『紅枝垂(べにしだれ)』
能力解放と共に黒くなった刀身に幾つかの花を付けた形状の武器に変化する。解放後は花粉を飛ばす事で、花粉に触れた武器に花を咲かせて使用不能の状態にすることができる能力を持つ。しかし花粉が舞っている範囲内でしか効果がなく、花粉自体が些細な衝撃で吹き飛んでしまう。なお、花びらは目くらましとしても使用できる。
解号は「咲き乱れよ『紅枝垂』(さきみだれよ『〜』)」
技「紅枝垂・散華(べにしだれ・さんげ)」
始解時に使用。空中に舞わせた花弁を無数の刃に変形させて降らせる技。
猿龍(えんりゅう) / 猿猴川 流三郎(えんこうがわ るざぶろう)
声 - 置鮎龍太郎
瑠璃千代の従者の死神。サングラスをかけた大柄の男性。体格に似合わず声が高いせいか言葉を一切喋らず、自分の気持ちは身振りで表現している。
斬魄刀:『大地丸(だいちまる)』
能力解放と共に、鎖で繋がれた巨大な拳型の武器に変化する。敵を直接殴るだけでなく、地面から土でできた二つの手を出現させ、対象を押し潰す攻撃も可能。破壊力は高いにも関わらず敵に襲われたときも解放しなかったため、初めて解放した際、ルキアには「なぜ今まで解放しなかったのか」と不思議がられた。
解号は「揺らせ『大地丸』(ゆらせ『〜』)
雲井 尭覚(くもい ぎょうかく)
声 - 佐藤正治
幼い瑠璃千代に変わり「霞大路家」を取り仕切っている老人。霞大路家を手中に収めることを目論み、瑠璃千代の暗殺を狙っていた。自分の意に反す者を暗殺部隊によって殺害するなど卑劣な手段に出る事も厭わない。最期は瑠璃千代を人質にしようとしたが、突然乱入した天貝に斬られ死亡。その後、夜一と浮竹から雲井が天貝の父・如月秦戉を獏爻刀の実験台にしていたことが語られ、雲井こそが本当の天貝の父の仇だったことが判明した。
菅ノ木 愁(かんのぎ しゅう)
声 - 代永翼
瑠璃千代の許嫁。家同士が決めた間柄ということは関係なく瑠璃千代に好意を抱いている。瑠璃千代を救うために一護たちに協力する。
貫井 半左(ぬくい はんざ)
声 - 永野善一
雲井に仕える暗殺部隊の隊長。霞大路家の影として刀剣鋳造の秘術を守るために、時に死神をも殺して幾多の死線を潜り抜けた。
瑠璃千代暗殺のために放った刺客を次々と倒されたのを受け、獏爻刀『砕我』を手にし自らが出向いて一護達を狙うが失敗。その後獏爻刀の力を引き出せる所有者で編成した部隊を率いて再び一護達を襲撃。一護との再戦時に『砕我』の能力で一護を苦しめ、虚化した一護とも互角に戦うが、最後に『砕我』に力を喰われた反動で爆発して死亡した。
獏爻刀:『砕我(さいが)』
鏡を付けた刀剣で、腕と同化する形で所持する。鏡に月の光を反射させ相手に当てることで相手の意識を飛ばしたり、鏡の世界に閉じ込めて敵の動きを封じられる。また鏡を割られてもその破片から相手の過去の古傷となった出来事を悪夢として見せる空間を作り出し、閉じ込めることができる。
銅虎 陣内(どうこ じんない)
声 - 土門仁
貫井が編成した獏爻刀の力を引き出せる所有者の部隊の一人。終始狂気染みた高笑いをする。
瑠璃千代暗殺のために現世へ向かい、そこでルキアと交戦。獏爻刀の力を引き出し素早い動きでルキアを翻弄したが、最後はルキアの「蒼火墜→初の舞・月白→這縄→塞→次の舞・白漣」のコンボによって圧倒され、さらなる強化のため『烈雷』を喰うが、逆に力を食われ消滅した。
獏爻刀:『烈雷(れつらい)』
大きな鎌の形をし、使用する時は柄から伸びた鎖に付いているヒトデ状のものが体にくっ付く。烈雷の一部を食べることで力が増大され、背中から多くの刃を生やし、刃を飛ばすことができる。刃の量は烈雷を喰らえば喰らうほどに多くなる。
厳牙(げんが)
声 - 松岡大介
貫井が編成した獏爻刀の力を引き出せる所有者の部隊の一人。大柄の僧兵のような男。獏爻刀『角翼』を手に入れるために貫井の元についたため、念願が叶った後は交戦したチャドを自分が全力を発揮できる相手として認めた。
チャドと交戦し、死闘を繰り広げた末に最後はチャドの「魔人の一撃(ラ・ムエルテ)」により倒された。
獏爻刀:『角翼(かくよく)』
飛ばした斬撃を壁に変える能力を持つ。また力を引き出せば壁に同化することが可能になり、敵の周りに壁を作って壁から攻撃する戦法を取ることができる。
九頭竜(くずりゅう)
声 - 花田光
貫井が編成した獏爻刀の力を引き出せる所有者の部隊の一人。
石田と交戦し白霧の力で翻弄するが、最後は石田の「破芒陣(シュプレンガー)」により敗北。その後雲井に自分を貫井に変わるリーダーの地位にするよう取り入るが、雲井に用済みを宣告され、逆上したところを貴船に斬り捨てられた。
獏爻刀:『白霧(しらぎり)』
真の力を発揮すると、両腕に剣を装備した姿に変化。技「白霧夢幻回廊」により、自身を霧の空間と化し、敵を閉じ込め自身の幻で翻弄して攻撃することが可能。

重要人物[編集]

如月 秦戉(きさらぎ しんえつ)
声 - 杉野博臣
山本元柳斎重國の部下である死神。雲井による獏爻刀製造に伴う人体実験を暴くために霞大路家への潜入捜査を行うが、雲井によって獏爻刀の実験台にされた上に元柳斎を殺すように仕向けられ、元柳斎にやむなく斬られた。その後、息子である繍助に「獏爻刀に気をつけろ」と警告を残し息絶えた。

斬魄刀異聞篇[編集]

護廷十三隊侵軍篇[編集]

九条 望実(くじょう のぞみ)
声 - 金元寿子
断界での事件発生と同時期に現世に現れた緑髪の謎の少女。基本的に素っ気無い上にふてぶてしく、コンを「スケベ」と一蹴し相手にしない。ある目的のために影狼佐に狙われていた所をコンや一護に保護されるが、当初は他人と馴れ合うことを嫌い、一護達と距離を置き、隙があればすぐに逃げ出していた。しかしそれでも自分を守ろうとする一護やコンの姿を見て、徐々に心を開いていった。
その正体は由嶌欧許の精神と自制心を義魂丸に移植して作られた改造魂魄。肉体は霊骸であり、由嶌欧許の霊子で作られている。
始解を取り戻した後は、「皆の役に立ちたい」と死神達に助太刀しようとするが、思いばかりが空回りしていた。
自らの斬魄刀の能力で元柳斎と共闘したが、影狼佐の放った霊圧に耐えきれずに退紅時雨が折れてしまった。その後、コンを影狼佐から守った後、一人で闘うも抵抗虚しく気絶させられ尸魂界に連れ去られてしまう。
影狼佐によると、因幡影狼佐と九条望実は元々同じ由嶌欧許の霊子から作られた存在であるとのことだった。影狼佐と融合して由嶌欧許となってしまうも潜在意識の中に存在しており、時々影狼佐を押しのけて出てきた。最終的に影狼佐を止めるために霊子の剣のようなもので自分を刺し、影狼佐が一護に負けて分離した際にコン達に別れを告げて消滅した。
斬魄刀:『退紅時雨(あらぞめしぐれ)』
能力解放と共に、切っ先が十字の形状をしている刀に変化する。
解放後は相手の霊圧を刀身に吸収し、強力な衝撃波として相手に跳ね返す能力を持つ。基本的に霊圧であれば何でも吸収するので、死神の鬼道系の斬魄刀の斬撃や鬼道、滅却師の霊子で出来た矢、更にはチャドの攻撃も吸収するほか、相手と刀を密着させた鍔迫り合いの状態でも自動的に霊圧を吸収することができる。なお、吸収する霊圧の量に応じて刀の形状も変化するのか、一護たちに加え副隊長数名の霊圧を吸収した際には光輪のような装飾が現れている。
虚に襲われた際、「コンを護りたい」という願いを持った瞬間に死神の能力と共に斬魄刀が出現。その後の一護達との特訓で始解を取り戻し、霊圧が跳ね上がった霊骸の剣八・狛村・日番谷を一蹴し、白哉に深手を負わせるほどの威力を発揮している。
解号は「降りしきれ『退紅時雨』(ふりしきれ『〜』)」
因幡 影狼佐(いなば かげろうざ)
声 - 古川登志夫
護廷十三隊十二番隊第七席・技術開発局断界研究科課長。
普段は腰の低い人物だが本性は慇懃無礼で、涅マユリを尊敬すると言いながらも能力は自分が上と豪語するなど傲岸な性格。不安定な状態とはいえ虚化状態の一護の月牙天衝を打ち消すほどの高い実力を併せ持つ。護廷十三隊隊長格の霊骸を率いて謀反を起こす。
改造魂魄の開発者で、尖兵計画が廃止になった際に改造魂魄に関する情報を特殊な霊圧に封じ込め、断界に放り込んだ。この記憶は、由嶌欧許の記憶を引き継いでいると思われる。地下管理棟「蛆虫の巣」に幽閉されている由嶌欧許との会話が散見されている。過去に由嶌欧許であった頃は体の脆弱さから自分の実力を認められず他人に劣等感を抱いており、このことから「仲間」という存在を否定し、孤独こそが強さの証という概念を持つ。自分を認めなかった尸魂界を破壊することが目的であり、そのために望実を狙う。
望実と同様、由嶌欧許の精神と復讐心を義魂丸に移植して作られた改造魂魄であり、肉体は由嶌欧許の霊子で作られた霊骸である。望実とは違い、由嶌欧許の記憶と人格を受け継いでいる。望実と融合して由嶌欧許の姿に戻り、ルキア達を圧倒するも霊力を取り戻した一護との勝負で深手を負う。怒りに任せて自分もろとも尸魂界を破壊しようとするも、望実や自分の作った改造魂魄に邪魔をされ失敗。最終的に一護との一騎打ちで敗れ望実と分離し、自分の過ちを認め消滅した。
斬魄刀:『來空(らいくう)』[9]
普段は杖の形状にして封印されているが、能力解放と共に両刃の薙刀に変化する。解放後は刀を右回転させることで切り取った空間そのものを記憶させ、左回転させてその空間を自在に復元して操る能力を持つ。
直前に記憶した空間は何度でも復元させることができ、相手が放った攻撃を空間ごと切り取ってそのまま相手に返すことも可能である(飛び道具や斬撃など、空間の復元による攻撃の種類は自由に行える)。また、攻撃だけでなく自分自身を複写してダミーとしての使用も可能。しかし復元する際に大量の霊圧を消費する上、大きな隙ができる欠点も存在する。
解号は「狂え『來空』(くるえ『〜』)」
由嶌 欧許(ゆしま おうこ)
声 - 三浦祥朗
護廷十三隊十番隊隊士→十二番隊隊士・技術開発局元局員。
緑髪の痩身の青年で、顔は九条望実に似ている。元々は十番隊に着任していたが、「戦闘能力は低いが頭は良い」という理由で十二番隊への転籍を命じられる。改造魂魄の真の開発者で、中央四十六室の尖兵計画の廃止宣告を受け、改造魂魄に関する情報を特殊な霊圧に封じ込め、断界に放り込んだ。その後、自身の技術を使って因幡影狼佐と九条望実を作り出した後に、地下管理棟「蛆虫の巣」に幽閉された。自身の精神を因幡影狼佐と九条望実の義魂丸に移植したため、現在は意識不明。
斬魄刀:『墨月暈(すみつきがさ)』
能力解放と共に、柄にのような丸い刃がある両刃の薙刀に変化する。形状自体は來空と酷似しており、暈の部分は退紅時雨にも見られた光輪に似ている。
元々『來空』と『退紅時雨』は一つの斬魄刀であり、この状態が本来の姿である。解放後はそれぞれの長所を組み合わせた能力を有し、相手が放った攻撃をほぼ無限に吸収し、かつ無限に跳ね返すことができる。しかし元の欧許は体の脆弱さから使いこなすことができず、この斬魄刀の能力を使いこなすために欧許は自らの精神を二つの義魂丸に移植、同時に自らの霊子で作った霊骸を作って霊骸となった。
解号は「滾れ『墨月暈』(たぎれ『〜』)」
技「覇錠空蔾(はじょうくうり)」
墨月暈を地面に突き立てることで巨大な霊圧の城門を発生させ、周囲を霊子に変換し吸収する技。吸収した霊子は自在に放出して攻撃可能。
技「連斬 覇錠空蔾(れんざん はじょうくうり)」
地面に突き立てた墨月暈が吸い込まれるとともに、より巨大な霊圧の城門を発生させて周囲を霊子に変換し吸収、上空に発生させた暈のような紋様から強力な砲撃として放つ破錠空蔾の上級技。

劇場版[編集]

ゲーム版オリジナルキャラクター[編集]

アルトゥロ・プラテアド
声 - 関智一
ゲーム「BLEACH Wii 白刃きらめく輪舞曲」に登場する。古の時代の破面
右頬に動物の上顎の様な仮面を被っている、薄い緑色の髪で喉元に孔がある、色白の男。崩玉の力に頼る事無く成体となっている。物静かな外見で、一見大人しそうな印象を受けるが、性格は、残忍無比そのものである。
かつて尸魂界に攻め入るも、当時の死神達によって封印されてしまう。その後は厳重に監視されていたが、藍染の反乱に乗じて再び暗躍し始める。かつて自分を封印した山本元柳斎重國を倒して復讐を遂げることと尸魂界を壊滅させることが目的。
背中に霊圧を固めて翼を形成し、宙を舞うことが出来る。また、他人に変装(変身)する能力を持ち、これを使い他人の精神に干渉することも出来る。
夜一編をクリアすると、彼が主人公の番外編が登場する。
また、ニンテンドーDS用「BLEACH The 3rd Phantom」にも元柳斎に復讐するために登場する。
斬魄刀:『不滅王(フェニーチェ)』
斬殺した死神の霊力を奪い、我が物とする能力を持つ。この能力で自らの霊力を高めることにより、かつて護廷十三隊を半壊させた。なお、刀剣解放は行っていないため解号は不明。
技「虚閃(セロ)」
霊圧を収束した破壊の閃光を口腔から放つ技。色は灰色。
技「王虚の閃光(グラン・レイ・セロ)」
巨大な破壊の閃光を放つ。本来は十刃が使用する技だが、現十刃にも引けを取らない実力を持つアルトゥロも使用できる。

小説版オリジナルキャラクター[編集]

痣城 剣八(あざしろ けんぱち)
八代目「剣八」にして、かつての十一番隊隊長。本名は「痣城 双也(あざしろ そうや)」。
一見すれば細身の優男で、十一番隊の隊長羽織を纏っている。酷く無感動で無機質な性格であらゆる「無駄」を嫌い、死神はただ無心に魂のバランスを調整する歯車たるべきという思想を持つ。その思想ゆえ、人間の魂魄が虚になり得る要因を取り除く「魂魄改造計画」を四十六室の裁定を振りきって押し通そうとしたことで、現在は藍染惣右介も投獄されている「無間」の獄に繋がれている。一切の無駄を嫌う性格ゆえ、力を抑えて戦いを楽しむ更木剣八を嫌悪しており、更木を「剣八」と認めていない。
元はかつて鬼道に長けた貴族の出であり、その血ゆえか鬼道を主な戦闘手段に使い、九十番台の鬼道すらも使いこなす腕前。果ては融合した義骸を操り、九十番台鬼道の数十~数百発同時発動までも可能とする。完全虚化状態の一護と同等以上の力を持つシエンと更木二人を相手にして、なお「この程度か」と断ずるほどの実力を持つ。
斬魄刀:『雨露柘榴(うろざくろ)』
常に【卍解】状態で使用された稀有な状態にあるため普段は刀を携えていないように見える。能力はあらゆる物質・生物との「融合」、及び「融合」した対象を同化・支配すること。その能力の範囲が、瀞霊廷全体に及ぶほどに拡大されている。本編ではほぼ恒常的にこの状態である。空気の刃を作り出し攻撃、空気と同化して攻撃の無効化・瞬時の移動、無機物・生物を支配し改造・自在に操作する、同化した空間内の状況が手に取るようにわかるなど、その万能ともいえるほど多彩且つ強力な能力は藍染惣右介の鏡花水月と比肩するとさえ言われている。ただしその強力な力故の『代償』が幾つかあり、中でもある種の特殊な力の攻撃に対して多大なダメージを喰らう弱点を持つ。また、ある理由から自我のある生物との同化は激しい拒絶反応が起こり、本人にもダメージが及んでしまう。
始解時は一切の無駄を省いた日本刀の形状をしているが、卍解状態によって融合した霊子を刀身に凝縮したこの始解状態こそが、双殛の矛すらも遥かに超越した痣城の持つ「最強の矛」である。更木剣八との打ち合いでは、霊圧が感じ取れない領域にまで到達した状態の彼と打ち合い、身体に大きな傷跡を残すほどの破壊力を披露した。
解号は不明。習得した状態で既に卍解まで発動可能だったため、痣城は未だに解号を知らない。
雨露柘榴(うろざくろ)
『雨露柘榴』の本体。黒い革帯で目を隠した扇情的な女の姿をしている。
痣城とは対照的に昂揚的な饒舌家で、痣城が語るような「無駄」を好む。あらゆることに関して痣城にからかう様に接しているが、痣城には意に介されていない。その振る舞いは彼のピンチの状況にある度にそれを楽しむ節が見受けられ、「持ち主が危機を覚えるのが快感」だという理由で転身体を試作して間もない浦原と夜一に自身の能力を暴露していた。『雨露柘榴』の精神世界が能力により現実世界と融合しているため、雨露柘榴は精神世界の外に出ているが、痣城と会話をしている時には相手に認識されず、痣城が独り言を呟いているように見える。彼女のいる精神世界は痣城が「無駄」と判断した感情の掃溜めとして使われている。
刳屋敷 剣八(くるやしき けんぱち)
七代目「剣八」にして、数百年前の十一番隊隊長。
京楽や浮竹と同世代の死神で、零番隊からも勧誘されたが断ったというほどの猛者。当時、最上級大虚を相手取り倒した数少ない例外。裏表のない好戦的且つ豪放磊落な人柄と、『剣八』の名に恥じぬ強大な戦闘力によったカリスマで、十一番隊のみならず瀞霊廷全体から強い信頼を勝ち得ていた。『果し合い』を好み、強者の『果て』を見届けることを何よりも愉しみにしていた。痣城との果し合いで全力を発し切れず敗北し、彼に『剣八』の名を継承するが、その折に更木剣八のような存在が現れることを予見して死亡した。
斬魄刀:『餓樂廻廊(ががくかいろう)』
卯の花烈の『肉雫唼』と同じ生物系の斬魄刀で、巨大な牙を生やす『口』を備えたヒグマほどの大きさの白い球形の生物を無数に召喚し、敵を食らい尽くす。卍解と言ってもおかしくないほどに強力な能力であるため、後述の理由から卍解を禁止されていても圧倒的戦闘力を発揮していた。
解号は「瑞祥屠りて生まれ出で 暗翳尊び老いさらばえよ『餓樂廻廊』(ずいしょうほふりてうまれいで、あんえいたっとびおいさばらえよ『〜』)」
【卍解】:名称不明
半径数霊里を丸ごと飲み込むほどの巨大な『顎』を地より出現させ、生物・非生物を問わず刳屋敷以外の全ての存在を喰らい砕く。その能力は刳屋敷自身も制御が出来ず、敵味方の関係なく全てを巻き込んで食らうため、四十六室から瀞霊廷内での使用を禁止されている。またその絶大な力ゆえの反動も大きく、使用すれば半年間は始解すら使用不能となる。
ロカ・パラミア
第8十刃、ザエルアポロ・グランツによって生み出された破面の女性。
元々は無数の魂魄を人為的に寄り合わせ、人工的に大虚を造り上げるザエルアポロの実験台として生み出され、崩玉によって破面化する前は、純白の蜘蛛状の中級大虚だった。破面となった後は顔の右半分が髑髏状の仮面で覆われた黒髪の若い女性の姿をしている。
ザエルアポロによって反膜の糸(後述)という固有能力を与えられており、糸の霊子供給を止める事で姿を消す事を始め、様々な特殊能力を発動することが出来る。
人工大虚という生い立ちや反膜の糸の特性ゆえに捕食や闘争といった本能・欲求が存在しない。またザエルアポロによって意図的に外部との接触を禁じられていたため感情が薄く、自らのことを道具としてしか捉えていない。しかしザエルアポロの目を盗んで友好的接触を図ったネリエル達にわずかに感化されており、時折自らの存在理由について思案することがある。
ドン・観音寺との出会いによって感情を得たことで、道具としてではなく自らのために能力を活かすことを考え始める。
原作本編に一度だけ無名の女破面として登場している。
帰刃:『絡新妖婦(テイルレニア)』
他の破面と違い、自らの反膜の糸で斬魄刀を形成した後に帰刃する。帰刃後は仮面が消えた代わりに白い糸が包帯の様に顔の右半分を覆っており、背中からは蜘蛛の足を思わせる4本の腕が生えている。反膜の糸を伸ばした範囲内に残されている霊子を解析し、過去に他人がその場所で使った技を自分の技として再現する能力を持つ。ただし完璧に技をコピー出来る訳ではなく、強力な技ほど身体にかかる負担も大きい。
解号は「踊り狂え『絡新妖婦』(おどりくるえ『〜』)」
能力 「反膜の糸」
反膜を目に見えぬほど細く長く変化させたもの。『あらゆる物質と繋がり、霊力や情報を共有する』特性を持つ。その特性上、治癒や情報収集・防御といった性能に秀でる。反膜でありながらも、微細な糸という形状のため誰にも気づかれずに結界などに潜入させることが可能。反膜の外部からの干渉を受けない性質を利用し、反膜の糸を纏わせることで武装の防御性能の底上げも可能。この能力は痣城剣八の雨露柘榴の能力を参考にザエルアポロが研究を重ねたものである。
ピカロ
百人以上の子供破面から成る、類を見ない「群にして個」の破面。十刃落ちの1体で、No.102の番号を持つ。名前の意味は「悪戯小僧」。
大半が10歳前後の少年少女だが、中には人型でない者や第9十刃のアーロニーロのような頭部をした者、動物型の者も存在しており、姿に統一性は無い。個体ごとに個別の意識を持ち意識の共有もしているが、全体の頭の中身は子供と変わらない。あちこちに別れて行動しており、誰よりも自由に虚圏を飛び回る存在と言われている。
元はバラガンが退屈しのぎで配下に加えて放置されていた。藍染が虚圏の王となった後に一時的に十刃に加えられたが、組織の一員として機能しないという理由から十刃落ちとなった。現世などで好き勝手しないように「水以外には無敵」という特性を持った虚のルヌガンガの力によって虚夜宮の一角に閉じ込められていたが、しかし藍染が去り、ルヌガンガもルキアに倒されたために解放されることとなる。
その後は時折遊び相手を見つけては壊れて動かなくなるまで遊び倒しており、作中では「目を付けられた力の無い者達にとって、彼らは日常の終わりを告げる悪夢の集団」と称されている。
元々は飢餓によって死んだ子供達の虚の群れから、共食いの結果生まれた1体の大虚であった。その生い立ちゆえに「死んだ子供の浮遊霊を保護し、子供の浮遊霊から転じた虚に自らの肉を分け与える」という行動を繰り返しており、その結果「群にして個」という性質を持つようになる。
帰刃:『戯擬軍翅(ランゴスタ・ミグラトリア)』
帰刃時は離れた所にいる者も含めて全個体が同時に解号を唱え、全員の姿が同時に変わる。ただ斬魄刀を持っている描写が無く、スタークと同類の帰刃なのかは不明。
帰刃後は全個体共に姿はさほど変わらないが、背中から翅の生えた姿となる(翅の形状は個体によって異なる)。後述の特殊な音波を攻撃に転用し、一か所に集まる個体数が多くなればなるほど攻撃力が増していく。マユリの計算では、位置関係によるが全体が集まると朽木白哉の『千本桜景厳』に同程度の破壊力が出るという。
解号は「遊べ『戯擬軍翅』(あそべ『〜』)」。
菓菓楽土(チュッチェリア)
群体で囲んだ範囲の中心に黒い球体を発生させ、その範囲内の霊子を吸収する。範囲外には一切影響を及ぼさない。彼らにおける食事の能力。弓親の『瑠璃色孔雀』と同じ性質の能力で、作中に登場するある能力の天敵とする力である。
能力 「命の共有」
全体で特殊な音波による「命を共有する」特性を持っており、1体1体が傷ついても他の個体が音波に乗せて霊圧を少しずつ分け与えることにより回復させることができる。その回復は、集団が現世と尸魂界という風に別々の世界に別れていても可能である。
技「虚閃(セロ)」
一発一発は通常の虚閃と変わらないものの、集団で一斉に放ってくるためすさまじい破壊力となる。
技「虚弾(バラ)」
作中では、個体の1体が上記の虚閃の一斉射のどさくさに紛れて撃っていた。
シエン・グランツ
破面・No.100⇔No.0/第0十刃(セロ・エスパーダ)
司る死の形:狂気
第8十刃、ザエルアポロ・グランツと瓜二つの姿の破面。本人も涅マユリに教えられるまで、自分はザエルアポロだと認識していた。左目の眼球に薄らと100の数字が刻まれており、シエンという名前も100という数字から取ったものである。
その正体はロカの反膜の糸に残されていたザエルアポロの記憶と知識が中途半端に複写された霊子の塊であり、反膜の糸によって形成された存在である。シエン自身は無意識にその事実に気付く事を回避していた。
自分の正体を知った後は、ピカロ達にかつてザエルアポロが完璧な生物を目指すために捨てたデータを集めさせ、ロカの反膜の糸を得るために彼女の命を狙い始める。
ザエルアポロのデッドコピーではあるが、自らがザエルアポロではないことを自覚してからはシエン独自の感性・自我が現れ始め、最終的にはザエルアポロとは正反対の、まるで更木剣八のような「互いの命を削り合う死闘にこそ価値がある」という戦闘狂となる。
そして、更木剣八との全力での死闘は、石田曰く『虚化した一護並』と言われるほどに霊圧が上がっていた。
帰刃:『邪淫妃(フォルニカラス』
ザエルアポロと同様の帰刃形態だが、ピカロが集めたザエルアポロが捨てたデータを受け取った事により、その戦闘能力は桁外れに上昇している。また、データを全て集めた時は背中の羽が目玉の付いた巨大な蝶の様な羽に変化し、眼球の100という数字も0に変わる。オリジナルであるザエルアポロの全盛期といっても過言ではないその戦闘能力は、解放状態のヤミー・リヤルゴをも上回っている。
解号は「啜れ『邪淫妃』(すすれ『〜』)」
技「王虚の閃光(グラン・レイ・セロ)」
解放後に使用。両手や口、触手の先から放つ。また同時に放つ事も可能。

脚注[編集]

[ヘルプ]
  1. ^ アニメ版では京都育ちの遊佐浩二がチェックしている
  2. ^ アニメでは真紅(死神図鑑では淡い水色のときも)、ゲーム『蒼天に駆ける運命』、『黒衣ひらめく鎮魂歌』では黄色
  3. ^ アランカル大百科にて帰刃をしても同じネタが使える。
  4. ^ 「YHVH」という文字の並びそのものが神聖とされている。作中にあった「ユーハーヴェーハー」という読みは、作品独自の母音による造語。
  5. ^ ゾンビ化された後も「爆撃」の能力が残っているため、殺害された際にユーハバッハに能力を吸収されたかは不明。
  6. ^ ゾンビ化された影響の為なのか、性欲の様な「何か」をジゼルに求めている。
  7. ^ a b 描写が無いため、形状・能力は不明。
  8. ^ バンビエッタの死に際の顔を見て、性的興奮を得ていた。また、弓親から精液臭いと言われていた事から、その際に射精したものと思われる。
  9. ^ 雑誌や公式サイトの予告より。アニメ放送中の字幕では『莱空』となっている。