黒崎一護
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黒崎一護(くろさき いちご)は、久保帯人作の漫画作品およびそれを原作としたアニメ『BLEACH』に登場する架空の人物で、同作の主人公である。アニメの声優は森田成一(幼年時代は松岡由貴)。ミュージカルでの俳優は伊阪達也。
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[編集] プロフィール
- 15歳(作中で16歳の誕生日を迎えている。)
- 空座第一高校一年生兼死神代行
- 身長:174cm
- 体重:61kg
- 血液型:AO型
- 誕生日:7月15日
- テーマミュージック: Bad religion “News From The Front”
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[編集] 人物
[編集] 出身・家族・交友関係
実家は町医者で、父親は黒崎一心。母親の黒崎真咲は6年前に死去。兄弟は、双子の妹の黒崎遊子と黒崎夏梨。
朽木ルキアとの出会いがきっかけで死神の力を得てからは、ぬいぐるみに入った改造魂魄のコンとも同居。
有沢竜貴とは4歳からの幼馴染。チャドとは中学の時からの親友。石田雨竜、井上織姫、小島水色、浅野啓吾らは高校からのクラスメイト。
[編集] 外見・性格
髪はオレンジ、瞳はブラウン。名前は「越後」とイントネーションが同じ「い」にアクセントをおく(単行本第1巻)。名前は、誰か1人の人を護れるように、の意味に由来する。好物はチョコレートと辛子明太子。尊敬する人物はウィリアム・シェイクスピア。
いつも眉間に皺を寄せた表情をしており、派手な髪の色と一見ぶっきらぼうで無愛想に見える態度から、常に教師や上級生から色眼鏡で見られ不良扱いを受けることも多い(中学時代チャドと共に「馬芝中のチャドと黒崎」と呼ばれヤンキー界ではかなり有名な存在であったが、実際は自分や仲間にかかってくる火の粉を払っていただけである)。しかし実際は義理堅く争いを好まない心優しい性格で、親からその名に託された思いを背負って兄として妹を護るという強い意志を持つ。その使命感を持つ故に、自分以外でも兄である者が弟・妹を虐げたり蔑ろにするのを絶対に許さない。幼い頃から強くなるために道場に通い空手を習っていた。今は道場通いをしていないが、かなりの腕前。しかし、時に気負いすぎる所もある。
優しい性格だが、それ故の甘さが見受けられ、闘いに於けるそれを破面のドルドーニから「聖女のようだ」と揶揄もされ、チョコラテ(甘さ)はここに置いて行けと忠告もされる。破面であろうと誰かを傷つけるか、攻撃してこない限り、無用な戦闘は好まないが、避けられない闘いは寧ろ自ら臨んでいく。また、自身の実力の向上を実感したときに浮ついたり、追い詰められたときは弱気になることもある。戦いにおいては相手を殺す事を好まず、あくまで相手に勝つことにこだわり、勝利後は傷ついた相手を治療したり気遣う素振りも見せている。
容姿への偏見から来る教師の無用の干渉を避けるため、勉強はキチンとしているので学校の成績は良い方(1学期の中間は18位、期末テストは一学年322名中23位だった(単行本第5巻))。店の人に髪の色のことを聞かれたくないためもあって、髪の毛は妹の遊子に切ってもらっている。見かけによらず結構初心で、夜一から裸を見せられたり一緒に風呂に入ろうとしたときのリアクションをからかわれたりもした。
人の顔と名前を覚えることが苦手で、石田雨竜のことも織姫から教えてもらうまで全く知らなかったり、出会って間もない弓親やドンドチャッカの顔すらうろ覚えだったりした。また、闘っている相手のドルドーニの名前も「ドン・パニーニ」と間違って覚えていた。護廷十三隊の隊長や副隊長に対しては相手によって呼び捨てや「さん」付けで呼んでいる。
人気投票では主人公らしく長らく1位の座をキープしていたが第4回では日番谷冬獅郎に敗れ、1位の座を明け渡す。
作中では、その存在が志波海燕の面影に重なることが白哉や浮竹の感慨として描写されている。
[編集] 才能・能力
元々「視える」「聴こえる」「触れる」「喋れる」超A級霊媒体質のハイスペック霊能力者で、虚(ホロウ)に襲われた際に朽木ルキアから死神の力を譲り受け、以降彼女の代わりに死神の仕事を代行する。死神化する前から潜在的に霊力は高く、後にこの体質は、父・一心が(成り立ち・出自は不明だが)隊長格の能力を有すると思われる死神であった故の「真血」と呼ばれる存在であったためと判明する。死神化による霊圧が強大だったために井上織姫やチャドの秘められた力を覚醒させるきっかけとなっている。
死神としての経験は浅いが、数々の戦闘を経て死神の基本戦闘技術である「斬」「拳」「走」「鬼」の「鬼」以外は隊長格と渡り合うほど高い実力を身に付け、「斬」は【卍解】まで至り、「拳」に関しては、素手で斬魄刀を解放した副隊長3人を打ちのめす程。また「走」では【卍解】修得後に瞬歩を身につけ隊長である白哉と渡り合った。ちなみに「鬼」にあたる鬼道に関しては、才能が全くないと至る所で言われている。
[編集] 過去
母・真咲を慕っていた少年時代は、空手で竜貴に負けただけで泣くような泣き虫だった。9歳の頃、真咲と一緒に歩いていたとき見かけた少女を(グランドフィッシャーの擬似餌とは知らずに)助けようとした際に真咲の死に直面している。この出来事で家族から真咲を奪ってしまったという自責の念を抱えるようになる。
[編集] 死神代行編
真咲の死に対し長年自分を責め続けていたが、真咲の命日に、真咲の実際の死の原因だったグランドフィッシャーとの戦いを通じ、葛藤した末に立ち直った。その際、死神代行に対する意識も「ルキアの代わり」から「虚に狙われる人々を救うため」に変わった。
一時譲り受けた死神の力を朽木白哉の斬撃により失ってしまうが、浦原喜助との特訓で己自身の死神の力を発現させ再度死神となる。
[編集] 尸魂界編
死神能力譲渡の罪に問われ尸魂界へ連行されたルキアを救うためにチャド、石田、織姫ら仲間と共に夜一の先導で尸魂界へ乗り込み、幾多の死神達との戦闘を繰り広げる。
戦いの中で交流を深めた尸魂界での仲間の岩鷲や山田花太郎、恋次の助けを受けながら、最後までルキアの処刑に異を唱えない白哉に勝利、そして事件の黒幕だった藍染には完敗するもルキア救出に成功。現世へ帰る際に浮竹から死神代行証を貰い、尸魂界公認の「死神代行」として正式に認められた。
[編集] 破面編
過去の浦原との特訓以来たびたび現れていた「内なる虚」が明確に魂を支配し始め、その影響で戦闘にも支障をきたしたことで危機感を覚え、内なる虚の力を抑えるために「仮面の軍勢」の元で特訓を受けて内なる虚を制御に成功し、「虚化」を習得する。
現世に襲来したグリムジョーとは 、その前後二回に渡って戦闘したが二回とも中断させられ勝負はつかず。またヤミーと共に最初に現世に襲来したウルキオラとも因縁を持つようになる。
その後、虚圏に連れ去られた織姫を救出するために、浦原の手を借りて、雨竜、チャドと共に虚圏に突入し、後から来たルキアと恋次とも合流する。虚夜宮に侵入後は個々に散開し、ネルを連れて破面と闘いつつ織姫救出に向かう。
虚夜宮内でウルキオラとの戦いに敗北するが、グリムジョーが連れて来た織姫によって救われ、その後グリムジョーと決着をつける。その戦闘直後にノイトラに襲撃され、追い詰められたところを剣八に救われる。その後十刃のスタークに再びさらわれた織姫を救うため、ウルキオラとの最後の対決に挑む。
[編集] 斬魄刀
斬魄刀の名は 『斬月』(ざんげつ)
[編集] 始解
数ある斬魄刀の中でも非常に珍しい「常時解放型」の斬魄刀で、初めて解放して以来常に始解の状態を保っている。解号は無く、浦原との特訓の際に精神世界で名を教えてもらい解放に成功した。 白哉に力を奪われる前は柄頭の緒を除き柄も鍔も通常の刀を身の丈まで大きくした形をしていたが、これは自身の霊圧を御しきれていなかったためであり、強度も低い。浦原には「ただ刀の形を成しているだけ」と指摘されており、一時的な力の増大でギリアン級大虚を退かせたことはあるものの白哉や浦原ら隊長格の死神には容易く砕かれた。
鞘も柄も鍔もはばきもない出刃包丁のような形をした巨大な刀身のみの刀で、茎(なかご。刀身の普段柄に入っている部分)に直接晒を巻いている。斬魄刀自体の攻撃力、耐久力が非常に高く、戦闘方法は刀自体の強力さを活かした白兵戦が主体。茎の晒はある程度自由に伸び縮みするため、それを活かした用法も可能(非戦闘時は晒しが伸びて刀身に巻き付き、鞘の代わりになる)。
卍解の修行後は刀そのものの攻撃力・耐久力に更なる磨きが掛かり、斬魄刀100万本分の強度を持つ双極の矛を受け止め、その双極を受け止めるために作られた磔架を一撃で破壊した。
[編集] 卍解
【卍解】の名は『天鎖斬月』(てんさざんげつ)
全てが漆黒の日本刀で、卍型の鍔、柄頭に途切れた鎖がついている。一護本人は具象体斬月の黒いロングコートに似た独特の死覇装を纏う。卍解状態に解放すると一護本人の霊圧は赤黒い色に変化する。
通常十年以上かかると云われる卍解習得の修行を一護は転心体を使用した修行により三日たらずで成し遂げた。その修行では具象化された斬月が出現させた無数の刀から一護が探し当てた本物の斬月で、具象化斬月を斬り伏せて屈服させる方法を取っている。
通常の死神の卍解に比べ圧倒的に小型であり、解放された強大な霊力の全てをその小型に凝縮することで超スピードの斬撃と移動を可能にする。また卍解自体の耐久力もあり、作中では敵に倒された以外のことで意思に反して卍解が消滅する描写はない。会得当初は青白い霊圧に包まれてから出現していたが、虚化体得後は最初から黒い霊圧が斬月と一護を包み込んで解放されるようになった。
[編集] 技
- 月牙天衝(げつがてんしょう)
- 自らの霊力を刀に食わせて、刃先から超高密度の霊圧により斬撃を飛ばす斬月の能力であり唯一の技。威力、射程距離共に強力で、対象との距離が近ければ近いほど命中した時の威力は高くなる。浦原商店地下の勉強部屋での浦原との対戦時、始解を会得した直後に始めて放った。その後しばらくは一護自身の意思で撃つことはできず、卍解会得のための修行を通じて自在に使用できるに至った。
- 卍解時に放たれた月牙天衝は色が黒く、卍解によって斬月自体の攻撃力も向上しているために桁外れの破壊力を発揮する。
- 内なる虚が意識の表面に現れたときに最初に使用した技であり、虚化習得前は使えば内なる虚が出てくるのを早めたため、連続での使用は不可能だった。
[編集] 本体
漆黒のコートに身を包んだ長髪で髭面、半透明のサングラスをかけた男。一護の精神世界に存在し、浦原との特訓のなかで虚になりかけた一護が精神世界来たところに現れ、死神の力を取り戻した後は浦原との一騎打ちに挑んだ一護に恐怖心を捨てることを諭し斬魄刀解放に至らせる。
更木剣八との戦いで油断し倒された際には、精神世界で虚一護と戦わせることで斬魄刀を理解し共に戦うこと、斬魄刀と共に在ることを教え、【卍解】の修行では転神体により具象化され、一護を鍛えるように戦う等、一護を導く存在として登場する。
内なる虚に支配権を奪われ白哉戦で一護の内なる虚が表にまで出てきた後は、一護の内在世界に於いても姿を現してはいなかった。
一護からは斬月のおっさんと呼ばれている。また、人の話を聞かずに勝手に話を進める節がある。
[編集] 内なる虚
精神世界に存在する虚(声 - 森田成一)。朽木白哉の前に現れた時は、誰でもないと名乗った。内なる虚もまた一護の霊力であるため、同じ一護の霊力である斬月とは本来一体である存在である。そのため斬月と意識を共有しており、片方の力が増大すると支配権が移る。体格、顔つき、髪型は一護と瓜二つだが、肌や髪・死覇装は白色、眼球と爪が黒色、舌が青色(アニメ版では唇も緑色)。自身だけでなく、支配下に置いていたときの斬月も始解・卍解ともに白く、卍解時の月牙も赤に縁取られた白いものになっている(また一護のそれとは比較にならないほど巨大)。
性格は一護とは正反対で非道・好戦的。作中(単行本)では「黒崎一護」の名前が逆さの鏡文字で、アニメでのエンディングクレジットでは『白一護』と表記されている。始解状態の斬月の晒しをつかんで振り回して飛び道具のように使うといった一護には考え及ばなかった戦い方を見せるなど高い戦闘テクニックを有している。アニメ中で「一護は俺の足元にも及ばない」と言っている。『良心』を持ち合わせておらず、本能に委ねて戦う節も見受けられる(一護には「理性だけで戦っており、本能が足りない」とも指摘している)。
[編集] 虚化
内なる虚の発生と共に一護に芽生えた力。恋次や剣八との戦いで仮面が一護の懐に入って一護の致命傷を防ぐ働きをするという端的な力を発揮し、朽木白哉との戦いで完全に発現した。
初めは制御不可能な状態にあり、内なる虚による魂の侵食によって霊圧が不安定になる障害も発生していたが、「仮面の軍勢」の元で内なる虚を抑えることに成功してからは自らの意志で自在に発動できるようになった。一護の仮面はシンプルな髑髏状のもの。左半分が血のような色の紋様に覆われている(尚、虚化を習得するまではその紋様は出現する度に数が増えていった)。
「仮面の軍勢」と同様、自らの意思で出現させた虚の仮面を着け、死神でありながら虚の力を混在させることで爆発的に戦闘能力を向上させることができる。この状態の一護は仮面をつけるだけでなく、眼球は黒、瞳は黄色に変わる。一護は基本、卍解の上に虚化を使用する戦闘スタイルをとる。虚化時は霊圧が斬撃とともに軌跡を描き、月牙天衝も霊圧の奔流と呼ぶべき圧倒的なものに強化される。修得当初はまだ修行不足で11秒という短時間しか保てず霊力の消耗も激しかったが、虚夜宮でグリムジョーと再戦する頃には保持時間は飛躍的に延び、さらに仮面にひびや欠損ができても自力で修復可能なまでに成長した。
以上で黒崎一護に関する核心部分の記述は終わりです。
[編集] 関連項目
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