晒
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晒(さらし)とは、
- 染物に用いられる一反(幅34センチ、長さ12メートル前後)の木綿の布を、水に晒し糊を落したあと天日に干したものや、そのまま染色せずに裁断や縫製した布製品の総称。
- 白くて長い布(幅34センチ、長さ2~10メートル)で、帯状のまま主に腹に巻いて使用する。素材は木綿を指すのが一般的で、麻もある。
[編集] 帯状
江戸時代ごろによく下着として使われた。武士が腹を切られたときに内臓を飛び出させないようにするため、腹を守るという機能も持ち合わせている。
服装面としては通気性がよく、夏に用いられることが多い。
祭の時などに半天(半纏、袢纏、法被)の下に使用することが多い(締め込みとしてふんどしを兼ねる場合もある)。また、女性の応援団員などが、胸を隠すために学ランの下に着けることもある。
包帯素材であるガーゼが少なかった時代には、晒を複数に裂いて包帯の代用とした。今でも包帯の製品名にその名残が見受けられる。
妊婦が安産を祈り「お腹帯」と呼んで着用する。お腹の張りを防止するともいわれているが、医学的根拠はない。さらにこの風習は日本のみで欧州諸国・東アジアなどにもないとされている。晒以外の素材や、ガードル状のものも開発されているが、晒の物も神社で配布や祈祷したり、赤ちゃん用品店にも常備されるなど根強く定着している。
[編集] 布製品
素材として用いることもある。適当な大きさに縫い合わせ、布オムツや布巾とする。布巾は更に刺し子をして飾り布巾とすることもある。近年は乳児用の肌着の素材としても用いられていたが、現在はガーゼや天竺といった素材に取って代わられている。和服着用時、襦袢の下に着る肌襦袢も晒を縫い合わせた物である。
[編集] 関連項目
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