第8軍 (アメリカ軍)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
第8軍
Eighth Army.png
創設 1944年1月10日 - 現在
所属政体 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
所属組織 Seal of the US Department of the Army.svgアメリカ陸軍
部隊編制単位
所在地 韓国 ヨンサン基地
標語 Pacific Victors
太平洋の勝者
主な戦歴 第二次世界大戦
朝鮮戦争
テンプレートを表示

第8軍(だいはちぐん、U.S. Eighth Army)は、アメリカ陸軍の部隊の一つである。朝鮮戦争以降、韓国に駐留している。2010年11月現在の司令官は、John D. Johnson陸軍中将。

概要[編集]

軍司令部はソウル特別市竜山(ヨンサン)基地に駐在する。司令官は米韓連合軍司令部参謀長を兼任する。主力部隊は最前線に配備された第2歩兵師団である。2010年現在では在韓米軍の改編が進行中であり、司令部が駐在する竜山基地も韓国への返還が決定している。

また、2015年には韓国側へ戦時作戦統制権を移管するのに伴い、第8軍司令部はハワイにあるアメリカ太平洋陸軍司令部に統合予定。在韓戦力として、新たに創設する在韓作戦指揮所(OCPK:司令官は陸軍少将)の下、第2歩兵師団および第19戦域支援集団が残る予定。

歴史[編集]

第二次世界大戦中の1944年6月10日ロバート・アイケルバーガー中将指揮下に編成された。戦域への投入は、1944年9月のことであり、北部ニューギニアやアドミラリティ諸島において、第6軍と交代し、警備任務についた。12月にはレイテ島へ移動し、1945年1月に傘下の第11軍団ルソン島で戦闘を行っている。その後、終戦までフィリピンで掃討作戦を行っている。

ダウンフォール作戦に投入される予定であったが、その前に日本が降伏したため、占領任務に用いられた。日本へは1945年8月30日に到着を開始し、司令部を横浜市横浜税関本庁舎)に設置した。

当初、糸魚川小田原を結ぶ線以西の西日本を第6軍、東日本を第8軍が担任することになっており、第8軍は東日本に進駐したが、日本占領が円滑に進んだこと、第8軍より早期に創設された第6軍に復員得点の溜まっている部隊が多かったこと等から、第6軍が撤退して第8軍が西日本を含めた日本占領の主力となり、日本に駐留する全米陸軍部隊を統括した。

しかし、日本占領の安定化やアメリカの戦時体制の解除に伴って第8軍も急速に復員が進み、1945年末には約24万人を数えた兵力も、わずか1年後の1946年末には約5万8千人となり、さらに1948年4月末には約4万5千人となっていた。

また、韓国の独立により朝鮮半島南部に進駐していた米第24軍団も復員したことから、極東における唯一の米陸軍部隊となっていたため、朝鮮戦争勃発にあたっては米軍の主力として投入され、以後朝鮮半島(韓国)に駐留を続けている。

初期(日本占領〜朝鮮戦争)の軍司令官[編集]

編成[編集]

第8軍の組織図
  • 第2歩兵師団インディアン・ヘッド」- 2nd Infantry Division ("Indian Head" Division)
  • 第19戦域支援集団
  • 第35防空砲兵旅団
  • 第501軍事情報旅団
  • 第1通信旅団
  • 第65医療旅団


関連項目[編集]

外部リンク[編集]