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2020年2月15日 (土) 02:51時点における版

越中宮崎駅
駅舎(2017年8月)
えっちゅうみやざき
Etchū-Miyazaki
(ヒスイ海岸駅[1]
(4.7 km)
(4.7 km) 市振

地図

越中宮崎駅の位置(富山県内)
越中宮崎駅
越中宮崎駅
越中宮崎駅(あいの風とやま鉄道)位置図(富山県)
越中宮崎駅の位置(日本内)
越中宮崎駅
越中宮崎駅
越中宮崎駅 (日本)
富山県下新川郡朝日町宮崎字横田3239
北緯36度58分26.07秒 東経137度35分57.56秒 / 北緯36.9739083度 東経137.5993222度 / 36.9739083; 137.5993222座標: 北緯36度58分26.07秒 東経137度35分57.56秒 / 北緯36.9739083度 東経137.5993222度 / 36.9739083; 137.5993222
所属事業者 あいの風とやま鉄道[2]
所属路線 あいの風とやま鉄道線
えちごトキめき鉄道日本海ひすいライン直通含む)
キロ程 95.4km(倶利伽羅起点)
泊から4.7km
米原から289.8 km
電報略号 ミヤ
駅構造 地上駅
ホーム 1面2線
乗車人員
-統計年度-
82人/日(降車客含まず)
-2018年-
開業年月日 1957年昭和32年)11月20日
備考 無人駅(自動券売機 有)
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越中宮崎駅(えっちゅうみやざきえき)は、富山県下新川郡朝日町宮崎字横田にある、あいの風とやま鉄道線である。富山県最北端の駅である。

あいの風とやま鉄道線の所属駅であるが、後述の通り当駅に停車する列車のほとんどが、隣の市振駅から乗り入れてくるえちごトキめき鉄道日本海ひすいラインの列車である。

歴史

越中宮崎駅の開業を報ずる新聞記事

JR西日本時代

当駅とその東隣の市振駅間に富山・新潟両県の県境がある。よって当駅が北陸本線において富山県内で最も東にある駅であり[10]富山地域鉄道部の管轄も当駅までとなっていた(市振駅以東は糸魚川地域鉄道部の管轄であった)[11]

駅構造

駅舎内に開設されている臨時観光案内所

島式ホーム1面2線を持つ地上駅[10]分岐器絶対信号機を持たないため、停留所に分類される。JR時代同様に無人駅である[10][12]。海側に駅舎が設置されており、ホームへは跨線橋で連絡している[10]。また、かつての出札窓口跡には臨時観光案内所が開設されることがある[13]

2015年(平成27年)3月14日、北陸新幹線の金沢延伸時に当駅を含む北陸本線倶利伽羅駅 - 市振駅がJR西日本から経営分離され、当駅はあいの風とやま鉄道が管理する最東端の駅となった(隣の市振駅えちごトキめき鉄道の管理となる)。ただし、あいの風とやま鉄道とえちごトキめき鉄道の運転系統の境界を泊駅とした関係で、あいの風とやま鉄道の自社列車の当駅への乗り入れは2往復のみであり、それ以外の列車はえちごトキめき鉄道からの片乗り入れ列車で占められる[14][15]

あいの風とやま鉄道転換から12日後に、ICOCAおよび相互利用を行う交通系ICカードでの利用が可能になった[8]。ただし、利用可能区間は当駅から北陸本線大聖寺駅まで[16]に限られているため、当駅から市振駅方面へは利用できない[8]。また、自動券売機は設置されているが、ICカード入金用の設備は設置されていない[12]

のりば

番線 路線 行先
1 日本海ひすいライン直通 糸魚川直江津方面
2 あいの風とやま鉄道線 魚津富山方面

到着メロディ

2017年(平成29年)3月の新旅客案内システム導入に伴い、地元の伝統芸能・鹿島神社稚児舞のメロディをアレンジした「城の越しから」が到着メロディとして使用開始された[17][18]

利用状況

「富山県統計年鑑」及びあいの風とやま鉄道発表資料によると、近年の1日平均乗車人員は以下の通りである[19][20]

年度 1日平均
乗車人員
1995年 62
1996年 62
1997年 60
1998年 55
1999年 51
2000年 47
2001年 48
2002年 42
2003年 40
2004年 41
2005年 45
2006年 43
2007年 44
2008年 38
2009年 38
2010年 34
2011年 39
2012年 38
2013年 35
2014年 29[備考 1]
2015年 67
2016年 68
2017年 50
2018年 82
備考
  1. ^ 2014年度は2015年3月13日までの計347日間を集計したデータ。

駅周辺

海が近い。宿泊施設や温泉もある。鱈汁を出す料理店が数多くある。

隣の駅

あいの風とやま鉄道
あいの風とやま鉄道線(日本海ひすいライン直通含む)
泊駅 - 越中宮崎駅 - 市振駅

脚注

  1. ^ 祝「あいのトキめき駅」 朝日・泊駅、1周年で看板除幕 - 2016年(平成28年)3月21日、北日本新聞
  2. ^ 成田有佳、青山郁子、大東祐紀、大原一城(2015年3月15日). “北陸新幹線:思い乗せて出発進行”. 毎日新聞 (毎日新聞社)
  3. ^ a b 石野哲、『停車場変遷大事典 国鉄・JR編II』、1998年(平成10年)10月、JTB
  4. ^ a b 昭和32年日本国有鉄道公示第441号(『官報』、1957年(昭和32年)11月13日、大蔵省印刷局)
  5. ^ a b c 日本国有鉄道編、『日本国有鉄道百年史年表』、1972年(昭和47年)10月、日本国有鉄道
  6. ^ 昭和47年日本国有鉄道公示第261号(『官報』、1972年(昭和47年)10月2日、大蔵省印刷局)
  7. ^ 「県民の足」新たな船出 あいの風鉄道も開業 - 2015年(平成27年)3月15日、北日本新聞
  8. ^ a b c "ICカードサービス開始日について" (Press release). あいの風とやま鉄道株式会社. 30 January 2015. 2015年7月10日閲覧
  9. ^ 無人駅への自動券売機新設について - 2018年(平成30年)12月3日、あいの風とやま鉄道
  10. ^ a b c d 郡司武編、『週刊朝日百科 JR全駅・全車両基地』43号、2013年(平成25年)6月、朝日新聞出版
  11. ^ 金沢支社エリア - 2009年(平成21年)5月11日、西日本旅客鉄道
  12. ^ a b あいの風とやま鉄道 利用の手引き - あいの風とやま鉄道(2015年3月16日閲覧)
  13. ^ 夏のヒスイ海岸を満喫しよう! - 2017年(平成29年)7月3日、朝日町観光協会
  14. ^ 開業ダイヤの概要が決まりました (PDF) - あいの風とやま鉄道 2014年12月19日
  15. ^ 平成27年3月開業ダイヤについて (PDF) - えちごトキめき鉄道 2014年12月19日
  16. ^ 2017年4月14日までは石動駅までのあいの風とやま鉄道線内だった。
  17. ^ あいの風とやま鉄道 (2016年12月14日). “新指令システム稼動に伴う利便性の向上について”. 富山県. 2016年12月30日閲覧。
  18. ^ あいの風とやま鉄道 (2016年12月14日). “各駅の到着メロディの制作状況等について”. 富山県. 2016年12月30日閲覧。
  19. ^ 統計年鑑 - 富山県
  20. ^ "2018年度 あいの風とやま鉄道 利用状況等" (PDF) (Press release). あいの風とやま鉄道. 14 June 2019. 2019年6月27日閲覧
  21. ^ 北日本新聞 2018年10月21日付24面『海を一望 観光の拠点に 朝日 ヒスイテラス完成』より。

関連項目

外部リンク