北京地下鉄

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
北京地下鉄
Beijing Subway logo.svg
基礎情報
所在地 中華人民共和国の旗中華人民共和国北京市
種別 地下鉄
路線数 18
駅数 318
運営
開業日 1969年10月1日
運営者 北京市地鉄運営有限公司
北京京港地鉄有限公司
仕様
路線総延長 442km
軌間 1,435mm
テンプレートを表示
北京地下鉄
各種表記
繁体字 北京地鐵
簡体字 北京地铁
拼音 Bĕijīng Dìtiĕ
発音: ベイジン ディーティエ
英文 Beijing Subway
テンプレートを表示
2015年の予定路線図

北京地下鉄(ペキンちかてつ、中文表記北京地铁英文表記Beijing Subway)は中華人民共和国首都北京市市街地の地下鉄および北京市街地と近郊を結ぶ交通機関である。

運営中の路線[編集]

現在以下の18路線を有する。なお、殆どの列車に日本でいうVIS(電光掲示板による案内表示)がある。路線によって表示方法は大きく異なる。

路線名 営業区間 営業キロ 開業日
1号線 蘋果園 - 四恵東 31.0km 1969年10月1日
2号線 環状線 23.1km 1969年10月1日
4号線 公益西橋 - 安河橋北 28.2km 2009年9月28日
5号線 天通苑北 - 宋家荘 27.6km 2007年10月7日
6号線 海淀五路居 - 42.8km 2012年12月30日
7号線 北京西駅 - 焦化廠 23.7km 2014年12月28日
8号線 朱辛荘 - 南鑼鼓巷 26.6km 2008年7月19日
9号線 国家図書館 - 郭公荘 16.5km 2011年12月31日
10号線 環状線 57.1km 2008年7月19日
13号線 西直門 - 東直門 40.9km 2002年9月28日
14号線 張郭荘 - 西局 12.4km 2013年5月5日
金台路 - 善各荘 14.8km 2014年12月28日
15号線 清華東路西口 - 俸伯 41.4km 2010年12月30日
八通線 四恵 - 土橋 18.9km 2003年12月27日
昌平線 西二旗 - 南邵 21.3km 2010年12月30日
大興線 公益西橋 - 天宮院 21.8km 2010年12月30日
房山線 郭公荘 - 蘇荘 21.4km 2010年12月30日
亦荘線 宋家荘 - 次渠 23.3km 2010年12月30日
機場線 東直門北京空港 → 東直門間 28.5km 2008年7月19日

路線図[編集]

2014年12月28日現在

Beijing-Subway.png


運賃[編集]

2014年12月28日以後、機場線を除き距離に応じた距離別運賃制となっている(それまでは、一律2元であった)。機場線は一律25元である。

2014年12月28日以後の運賃表

キロ程 運賃(人民元)
初乗り6km 3
6 - 12 km 4
12 - 22 km 5
22 - 32 km 6
32 - 52 km 7
52 - 72 km 8
72 - 92 km 9
92 - 112 km 10

現在の北京地下鉄の最長距離区間は88kmであるので、最高運賃は9となる。

2007年10月7日の5号線開通にあわせて定期券は廃止された。また、2008年6月9日より全線・全駅で一斉に自動改札機が導入された。

2006年5月より市政交通スマートカード(市政交通一卡通)とよばれるICカードが全面的に導入されている。これはJRのSuicaICOCAなどと同様に、カードを機械にかざすだけで運賃を支払うことができるもので、北京の地下鉄全線のほか、路線バス(トロリーバスも含む)全線、タクシー(2008年北京オリンピック開催までに全車両導入予定)、一部の高速道路の料金所や市内でのショッピング、駐車場、映画館、公園、公衆電話などでも使え、自動車の通行料等支払いシステムであるETCでも同じカードが使える。また、駐車場と地下鉄の料金支払いにICカードで連続して決済した場合は、駐車料金に1日分の上限(2元)が設けられるなど、パークアンドライドの特別割引が適用される。なお、地下鉄の駅では、日本と同じく、入口と出口の自動改札機に1回ずつタッチして、出口の改札機で料金が決済される。

初回購入時には20元のデポジットが必要で、残高のチャージは10元単位でおこなわれ(最高チャージ額は500元で、カード内残高の限度額は1000元)、カードが必要なくなったらデポジット・残高ともに手数料無料で返却できる。なお、スマートカードで市バスを利用する場合、運賃は5割引され、おもに北京の郊外で路線網もつ八方達のバスでは5割引のICカード運賃が適用される。

いままで切符は窓口での手渡しでの販売、改札ではその切符を手渡ししてでの入場であったが、2008年6月8日、従来の紙製の切符が廃止され、すべて自動改札に移行され[1]、カードを持っていない人は券売機及びフロントにて1度のみ使用できるICカードを購入しなければならない。

なお、スマートカードは2008年8月7日より天津市の公共交通ICカードであるシティカード(城市卡)とシステム統合され、いずれかの都市のカードで北京・天津両都市の公共交通等で利用・割引できるようになった。ただし、両都市を30分で結んでいる京津都市間鉄道ではまだ利用できないことや、日本のICカード相互利用とは異なり両都市の残高プールが別々になっている[2]といったことが注意すべき点として挙げられる。

2014年12月28日、北京市政交通カードを利用した際の割引が導入された。

沿革[編集]

北京の地下鉄路線網の変遷(2013年5月の開業路線まで)

北京地下鉄は中華人民共和国初の地下鉄システムである。1965年7月1日に建設が開始された。一説には毛沢東の指示で天安門下(長安路)に掘られていた防空壕兼食料備蓄庫を転用しているといわれる。

路線計画[編集]

北京では地下鉄道網の拡充がおこなわれている。現在、以下の各路線が建設中であり、2015年には総延長561kmになる予定である(駅名はすべて仮称)。北京市は2020年までに同市の地下鉄を計30路線、総延長約1050kmにするとの地下鉄整備計画を発表した[14]

Beijing-Subway-Plan.png


脚注[編集]

[ヘルプ]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]