人民日報

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
人民日報
Rénmín Rìbào
レンミンリーバオ
People's Daily
種類 日刊紙
サイズ ブランケット判

事業者 人民日報社
人民網股份有限公司
人民網日本株式会社
本社 中国北京市朝陽区金台西路2号
東京都目黒区三田1-2-17[1]
代表者 張健衣
創刊 1948年6月15日
言語 中国語
英語
日本語
フランス語
スペイン語
ロシア語
アラビア語
価格 1部 0.8
発行数 100万部超
ウェブサイト http://www.people.com.cn/
http://j.people.com.cn/
テンプレートを表示

人民日報(じんみんにっぽう)は、中国共産党中央委員会の機関紙。人民日報社発行。

概要[編集]

1948年6月15日、湖北省の党地方支部において創刊。翌1949年3月に本部を北京へ移転し、同年8月に党の公式機関紙となる。

1985年7月には国外向け版の発行もはじめ、中国語版に加えて、英語版、日本語版、フランス語版、スペイン語版、ロシア語版、アラビア語版の7か国語で配信されている。改革開放路線において市場原理が導入されると発行部数が落ちるものの、広告の掲載など紙面の変化が見られるようになった。

かつては発行部数1000万部以上あったが近年(2005年末)では100万部ほどに落ち込んでいる。党と政府の政策や思想を宣伝する機関紙としての性格からメディアとしての信頼性は低いと言われ、中国においてさえも「題名と発行日しか合っていない」と揶揄されることがある。一方、政府や党の公式見解や方針を知る上では、やはり重要な情報源であるとする見解も存在する。

第一面の最上部の題字「人民日報」は毛沢東揮毫による。

人民網」は1997年に人民日報のインターネット版として開設され、翌1998年に日本でも開設された。日本関係の版では、中国で発生したニュースを日本語で紹介する「日本語版」と、日本で発生したニュースを中国語で紹介する「日本版」があり、いずれも人民網日本株式会社が運営している。日本版は日本と日中関係を専門報道対象とする中国唯一のニュースサイトでもある。

人民網は携帯へのニュース配信を始めた初の外国メディアである。当初はDocomoだけの対応であったが、2008年初よりKDDIWillcomにも公式サイトが開設(現在softbank未対応)されており、中国のニュースを日本語で発行する「日文版」と日本のニュースを中国語で発行する「中文版」がある。これらは上記の日本語版と日本版に対応しており、毎日70本以上のニュースが届く。これらの大量のニュースから必要なものだけを、分野やキーワードを指定してメールで受け取るメールニュースや、日本の携帯では表示できない中国語漢字を画像で表示するなどが他の携帯サイトにはない特長である。また、2008年8月より一般からの投稿も可能になり、中華街情報なども掲載されるようになるなど、日本対応が進んできている。

人民日報と朝日新聞は提携関係にあり、朝日新聞のWebサイトではCNNやロイターと並んで人民日報の記事を特別コーナーにて常時掲載しているのに対し、人民日報のWebサイトでは朝日新聞の記事を常時掲載している。また、かつては元朝日新聞社北京支局長の秋岡家栄が日本代理人を務めていた。

読売新聞も海外特約メディアの一つであり、記事掲載やシンポジウム共催などで提携している。

創刊当初は縦書きであったが現在(20世紀後半~21世紀初頭)は横書きである。

2013年5月、翌2014年に落成予定の新社屋ビルが、中国のネットユーザーの間で「なんとも雄々しい形状である」との評判を呼び始め、外電を通じて世界中に報道される事態となった[2]。中国のネットユーザーが選ぶ「中国のトンデモ建築ベスト10」においても、長年1位を堅持してきた河北省ホテル「天子大酒店」[3]を、建設途上でありながらも同社新社屋ビルが追い抜き、1位に選出されるという珍事が発生している[4]

脚注[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]