ブライアン・ホイヤー

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ブライアン・ホイヤー

Bryan Hoyer
クリーブランド・ブラウンズ

Brian Hoyer.JPG
ニューイングランド・ペイトリオッツ時代のホイヤー
クォーターバック
生年月日:1985年10月13日(28歳)
出身地:アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国オハイオ州ノースオルムステッド
身長:6' 2" =約188cm 体重:215 lb =約97.5kg
NFLデビュー
2009年ニューイングランド・ペイトリオッツ
経歴
大学ミシガン州立大学
ドラフト外(2009年
 所属チーム:
通算成績
(2012年までの成績)
TD/INT     2/3
パス獲得ヤード     616ヤード
QBレイティング     72.2
NFL.comよりの成績
受賞歴・記録

ブライアン・ホイヤー(Brian Hoyer 1985年10月13日- )はオハイオ州ノースオルムステッド出身のアメリカンフットボール選手。現在NFLクリーブランド・ブラウンズに所属している。ポジションはクォーターバック

経歴[編集]

プロ入りまで[編集]

ニューイングランド・ペイトリオッツのQBを務めたブライアン・ダウリングと同じ高校に入学、アメリカンフットボールの他に野球で投手内野手外野手を務めた。2年次の2002年には8勝1敗、防御率1.99の成績をあげて、オハイオ州ディビジョンI選手権では、6回を投げて2失点、勝利投手となった。

アメリカンフットボールでは2年間先発QBとして16勝7敗、2002年には、パス263回中131回を成功(成功率49.8%)、2,131ヤード、18TD、12INTの成績を残した。2003年には、パス412回中258回成功、5,570ヤード、45TD、15INTの成績で11勝1敗の成績を残し、AP通信よりオハイオ州のディビジョンIオールチームに選ばれた。2004年にはオハイオ・オールスタークラシックと、7月24日に行われたオハイオ州とペンシルベニア州の高校生の間で行われるBig 33 Football Classicに出場した。

大学時代のホイヤー(7)

ミシガン州立大学に進学した彼は、2004年は練習生として過ごし、2005年には5試合に出場し、パス23回中15回成功、167ヤード、2TDをあげた。イリノイ大学戦ではドリュー・スタントンと合計7TDパスをあげた。これはビッグ・テン・カンファレンスタイ記録となった。2006年には8試合に出場し、パス144回中82回成功、863ヤード、4TD、3INTの成績を残した。

2007年、パス376回中223回成功(パス成功率59.3%)、2,725ヤード、20TD、11INTの成績でビッグ・テン・カンファレンスのオールチームに選ばれた。2008年シーズン開幕前には、ジョニー・ユナイタス・ゴールデンアーム賞の候補者26人の中に選ばれた[1]

3,4年の2年間でパス5,100ヤード、29TDをあげたが20インターセプトも喫した[2]

ニューイングランド・ペイトリオッツ[編集]

2009年、ドラフトコンバインに招待されスカウトの評価を高めたが[3]NFLドラフトで指名されることはなく、ドラフト直後の4月30日にドラフト外フリーエージェントでニューイングランド・ペイトリオッツと契約を結んだ[4]

プレシーズンのシンシナティ・ベンガルズ戦でプロデビュー、パス19回中11回成功、112ヤードを獲得した。ニューヨーク・ジャイアンツとのプレシーズン最終戦では第1Qに一時0-21とリードされたが、パス25回中18回成功、242ヤード、1TDをあげて、38-27と逆転勝利した[5]。プレシーズン合計で、パス44回中29回成功、354ヤード、1TD、QBレイティング98.1の成績を残した。

トレーニングキャンプでは、マット・グティエレスケビン・オコネルアンドリュー・ウォルターと4人でトム・ブレイディの控えQBの座を争ったが、彼以外の3人はカットされ、ホイヤーだけが開幕ロースターに残った[6]。 10月18日のテネシー・タイタンズ戦の後半で初出場、最初のドライブでパス5回全て成功、35ヤードを獲得、最後は1ヤードのTDランで締めくくった。この試合でチームはチーム記録となる59-0で勝利した。最終週のヒューストン・テキサンズ戦では自陣1ヤードからの厳しい状況でブレイディと交代出場した[7]

2010年、プレシーズンを唯一の控えQBとして迎えた彼は、パス57回中32回成功、471ヤード、3TD、1INTの成績を残した。レギュラーシーズンでは14-34で敗れたクリーブランド・ブラウンズ戦の終盤出場し、プロ初のインターセプトを喫した。第17週のマイアミ・ドルフィンズ戦で、チームが31-0とリードしてから登場し、プロ初のTDパスとなるブランドン・テイトへの42ヤードのパスを決めた[8]

2011年、ペイトリオッツがドラフトでライアン・マレットを獲得したが、第2QBの座を維持し、プレシーズンではパス42回中25回成功、1TDをあげた。レギュラーシーズンでは最終週に1回しかパスを投げなかったが、これはロブ・グロンカウスキーへの22ヤードのTDパスとなり、グロンカウスキーはタイトエンドのシーズンレシーブヤードNFL記録を更新した[9]

2012年のプレシーズン第2週のフィラデルフィア・イーグルス戦では、控えQBの座を争うライアン・マレットがパス試投1回あたり5.5ヤード獲得したのに対して、パス17回中わずか5回成功、55ヤード獲得と、1回あたり3.2ヤードしか獲得できなかった[10]。8月31日、ニューイングランド・ペイトリオッツを解雇された[11]

ピッツバーグ・スティーラーズ[編集]

11月20日、ベン・ロスリスバーガーバイロン・レフトウィッチが負傷したことから、ピッツバーグ・スティーラーズのワークアウトにマイク・カフカとともに参加、契約を勝ち取った[12]。 第12週のクリーブランド・ブラウンズ、第13週のボルチモア・レイブンズ戦でチャーリー・バッチの控えQBとして登録されたが、出場機会はなく、12月8日にウェーバーされた[13]

アリゾナ・カージナルス[編集]

12月10日、アリゾナ・カージナルスと契約[14]、第16週のシカゴ・ベアーズ戦では、先発したライアン・リンドリーと交代出場、パス19回中11回成功、105ヤード、1INTの成績を残した[15]。12月26日、ケン・ウィゼンハントヘッドコーチより最終週のサンフランシスコ・フォーティナイナーズ戦の先発QBに指名された[16]。この試合でパス34回中19回成功、225ヤード、1TD、1INTを記録した[17]。シーズンオフには、カージナルスからドラフト2巡目相当のテンダーオファーがなされた[18]

クリーブランド・ブラウンズ[編集]

2013年5月13日、カージナルスから解雇され[19]、5月16日、クリーブランド・ブラウンズと2年契約を結んだ[20]。第3週のミネソタ・バイキングス戦より、前週の試合で親指を負傷したブランドン・ウィーデンに代わって先発QBとなり[21]、321ヤードを獲得、3タッチダウン、3インターセプトの成績をあげ、チームは31-27で勝利した。この勝利に対して元ブラウンズのQBブライアン・サイプと重ね合わせて見る意見が出ている[22]。10月3日のバッファロー・ビルズ戦の第1Qに右ひざの靱帯を断裂、シーズン絶望となった[23]

脚注[編集]

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  1. ^ Hoyer Listed Among Top Preseason Candidates For Unitas Golden Arm Award”. ミシガン州立大学スパルタンズ (2008年6月28日). 2013年1月5日閲覧。
  2. ^ 第2、第3のブレイディは? QBは下位指名にも隠れた逸材”. NFL JAPAN (2009年4月7日). 2013年1月2日閲覧。
  3. ^ 【コンバイン】ドラフト上位指名へ赤丸急上昇中のQB2人”. NFL JAPAN (2009年2月23日). 2013年1月2日閲覧。
  4. ^ Brian Hoyer”. ニューイングランド・ペイトリオッツ. 2013年1月5日閲覧。
  5. ^ ペイトリオッツ、ブレイディ欠場も強敵相手に収穫あり”. NFL JAPAN (2009年9月4日). 2013年1月2日閲覧。
  6. ^ ペイトリオッツ、ベテラン放出でQB陣2人に”. NFL JAPAN (2009年9月5日). 2013年1月2日閲覧。
  7. ^ Chad Finn (2010年1月4日). “More from Brady”. 2013年1月2日閲覧。
  8. ^ Tony Santorsa (2011年1月3日). “Quality Backup: New England Patriots' QB Brian Hoyer Plays Well In Relief”. bleacherreport.com. 2013年1月5日閲覧。
  9. ^ Mike Reiss (2012年1月1日). “Belichick wanted to give Gronk chance”. ESPN. 2013年1月2日閲覧。
  10. ^ David Barbour (2012年8月21日). “QBs Ryan Mallett, Brian Hoyer fail to impress in second preseason game (Photos)”. examiner.com. 2013年1月5日閲覧。
  11. ^ 注目すべきロースターカットの動きとは”. NFL JAPAN (2012年9月1日). 2013年1月2日閲覧。
  12. ^ スティーラーズ、WRバレス、QBホイヤーと契約”. アメフトNewsJapan (2012年11月20日). 2013年1月2日閲覧。
  13. ^ 12月8日発表のNFL選手契約”. アメフトNewsJapan (2012年12月8日). 2013年1月2日閲覧。
  14. ^ 12月10日発表のNFL選手契約”. アメフトNewsJapan (2012年12月10日). 2013年1月2日閲覧。
  15. ^ ベアーズ守備陣が奮闘、プレイオフへ生き残り”. NFL JAPAN (2012年12月24日). 2013年1月2日閲覧。
  16. ^ QB不安のカーディナルス、最終戦はホイヤー初先発”. NFL JAPAN (2012年12月27日). 2013年1月2日閲覧。
  17. ^ 49ersが地区連覇、プレイオフ第2シード獲得”. NFL JAPAN (2012年12月31日). 2013年1月2日閲覧。
  18. ^ スティーラーズ、QBホイヤー獲得を狙っていた”. NFL JAPAN (2013年3月24日). 2013年4月14日閲覧。
  19. ^ Arizona Cardinals sign Kevin Minter, release Brian Hoyer”. azcentral.com (2013年5月13日). 2013年5月20日閲覧。
  20. ^ Gregg Rosenthal (2013年5月16日). “Brian Hoyer, Cleveland Browns reach 2-year contract”. nfl.com. 2013年5月20日閲覧。
  21. ^ Ryan Wilson (2013年9月18日). “Browns name Brian Hoyer starting QB vs. Vikings”. CBSスポーツ. 2013年9月25日閲覧。
  22. ^ Mike McLain (2013年9月23日). “Hoyer’s play similar to a former QB”. tribune-chronicle.com. 2013年9月25日閲覧。
  23. ^ ブラウンズに悪夢、QBホイアーはじん帯断裂で今季絶望”. NFL JAPAN (2013年10月5日). 2013年11月13日閲覧。

外部リンク[編集]