タイロッド・テイラー

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タイロッド・テイラー

Tyrod Talor
ボルチモア・レイブンズ No. 2

Tyrod Taylor.jpg
バージニア工科大学時代(2008年)
クォーターバック
生年月日:1989年8月3日(25歳)
出身地:アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国バージニア州ハンプトン
身長:6' 1" =約185.4cm 体重:217 lb =約98.4kg
NFLデビュー
2011年ボルチモア・レイブンズ
経歴
大学バージニア工科大学
NFLドラフト2011年 / 6巡目(全体の180番目)
 所属チーム:
通算成績
(2013年までの成績)
TD/INT     0/2
パス獲得ヤード     199ヤード
QBレイティング     47.2
ラン獲得ヤード     139ヤード
TDラン     1回
NFL.comよりの成績
受賞歴・記録

タイロッド・テイラー(Tyrod Taylor 1989年8月3日- )はバージニア州ハンプトン出身のアメリカンフットボール選手。現在NFLボルチモア・レイブンズに所属している。ポジションはクォーターバック

経歴[編集]

プロ入りまで[編集]

高校1年の時から先発QBを務め、3年間で34勝4敗、パスで5,144ヤードを投げて、44TD、ランでも2,546ヤードを走り56TDをあげた。またキックリターナー、セイフティとしてもプレーした。

2007年の高校卒業時に、Rivals.comからデュアルスリートQBとして1位[1]、Scout.comからQBとして4位と評価された[2]フロリダ大学バージニア工科大学からリクルーティングされた彼は、バージニア工科大学に進学した。

ボイシ州立大学戦でスクランブルするテイラー

1年次の2007年、9月8日のルイジアナ州立大学戦で初出場、パス18回中7回成功、62ヤード、ラン9回で44ヤードを走り、1TDランの成績をあげた。翌週のオハイオ大学戦から先発QBとして起用され[3]、パスで287ヤードを獲得、1TDをあげた。ボビー・ボウデンヘッドコーチ率いるフロリダ州立大学戦ではランで92ヤード、1TD、パス204ヤード、2TDパスをあげる活躍を見せ、20年ぶりの同大学に対する勝利に貢献した。10月13日のデューク大学戦の第2Qに足首を痛めて2試合に欠場し、ジョージア工科大学戦で復帰したものの、シーズンの残り試合では先発出場はしなかった。この年、パス134回中72回成功(成功率53.7%)、5TD、ランで429ヤード、6TDをあげた。

2年次の2008年は、当初練習生として迎えた。2戦目のファーマン大学戦でその年初出場、112ヤードを走り1TDをあげた。続くジョージア工科大学戦で先発QBに昇格した。10月25日のフロリダ州立大学戦の最初のプレーで、足首を痛めて、グレノンのリリーフを仰いだ。マイアミ大学戦では交代出場し、試合残り2分を切ってから第4ダウン3ヤードの場面で、QBサックされ、チームは14-16で敗れた。デューク大学戦では先発出場したが、前半だけで5ターンオーバーを与えてしまい、交代させられた。翌週のバージニア大学戦でも先発出場し、パス18回中12回成功、137ヤード、16回のランで137ヤードを走り、73ヤードのランも見せた。ボストンカレッジとのアトランティック・コースト・カンファレンス優勝戦でも先発出場し勝利、その試合のMVPに選ばれ、チームはオレンジボウルに出場した。

3年次の2009年には、チームをカンファレンス2位の9勝3敗に導いた。テネシー大学とのチックフィルAボウルにも勝利し10勝3敗でシーズンを終えた。チームは一時、全米ランク4位となったが、ジョージア工科大学、ノースカロライナ大学に連敗、AP通信USAトゥデイそれぞれから全米10位にランクされた。この年パス成功率56.0%、2311ヤード、13TD、5INTの成績を残した[4]

4年次の2010年には、開幕戦でボイシ州立大学相手に、ランで73ヤード、パス22回中15回成功、186ヤード、2TDをあげたが敗れ[5]ジェームズ・マディスン大学にも敗れ0勝2敗となったが、続く11試合に連勝した[6]。チームは10年ぶりにカンファレンスで8戦全勝、7シーズンで4度目となるACC優勝戦に出場、シャーロットで行われたフロリダ州立大学戦で44-33と勝利した。この年パス成功率59.7%で2743ヤード、24TD、5INTの成績をあげて、カンファレンス最優秀選手に選ばれた[6]。24TDパスは大学のシーズン記録となった。この年チームはジム・ハーボーヘッドコーチ、QBアンドリュー・ラックスタンフォード大学とオレンジボウルで対戦した[6]。テイラーはこの試合でパス222ヤードを投げたが、ランは22ヤードに終わり、敵陣35ヤード以内には、2回しかボールを進めることができず、12-40で敗れた[7]

2011年のEast–West Shrine Gameにも出場している。2月に行われたNFLドラフトコンバインでは、40ヤード走でQB最速の4秒51をマークした[8]

ボルチモア・レイブンズ[編集]

2011年のNFLドラフト6巡でボルチモア・レイブンズに指名された[4]。NFLではWRに転向するのではという見方もされていたが、同年5月、オジー・ニューサムGMは、QBとして育てていくことを明言した[9]

プレシーズン第2週のカンザスシティ・チーフス戦では、第4Qに2回のTDドライブを演出、逆転勝利に貢献した[10]。プレシーズン第3週では残り37秒にブランドン・ジョーンズへ9ヤードのTDパスを決めて逆転勝利、ジョー・フラッコの控えQBの座を射止めた。レギュラーシーズンでは、12月4日のクリーブランド・ブラウンズ戦で初出場した。12月18日の試合でプロ初のパスを成功させた。

2012年、プレシーズンゲーム最初の2試合、アトランタ・ファルコンズ戦、デトロイト・ライオンズでは合計パス39回中16回成功、129ヤード、タッチダウンなしに終わったが[11]、プレシーズン第3週のジャクソンビル・ジャガーズ戦では2TDパス、1TDランの活躍を見せた[12]

レイブンズがすでに地区優勝を決めた最終週、シンシナティ・ベンガルズ戦に交代出場し、スクランブルで28ヤードのランを見せた。さらにブーツレッグから1ヤードのTDランをあげたが、第4Qにエド・ディクソンへ投げたショートパスをカルロス・ダンラップに14ヤードのインターセプトされリターンTDを許した[13]。この試合でパス25回中15回施行、149ヤード、1インターセプト、QBレイティング60.2、9回のランで65ヤードを走った。試合終了後は、相手選手より、ロバート・グリフィン3世と比較したリスペクトも受けた[14]

2013年、シーズン開幕前、ケイレブ・ヘイニーとフラッコの控えQBの座を争い勝利、8月30日にヘイニーは解雇された[15]。第16週のニューイングランド・ペイトリオッツ戦では途中出場したが、スナップの際のファンブル、インターセプトで相手ディフェンスに2TDを許した[16]

脚注[編集]

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  1. ^ Tyrod Taylor”. Rivals.com (2007年). 2013年1月4日閲覧。
  2. ^ Profile”. Scout.com (2007年). 2013年1月4日閲覧。
  3. ^ Beamer announces quarterback change”. バージニア工科大学 (2007年9月10日). 2013年1月4日閲覧。
  4. ^ a b 2011 Draft Tracker”. スポーツ・イラストレイテッド (2011年). 2013年1月4日閲覧。
  5. ^ Boise State Broncos VS Virginia Tech Hokies”. ESPN (2010年9月6日). 2013年1月4日閲覧。
  6. ^ a b c Monday's college football bowl game: Stanford vs. Virginia Tech in the Orange Bowl”. ロサンゼルス・タイムズ (2011年1月2日). 2013年1月4日閲覧。
  7. ^ Andrew Luck dominates as Stanford runs away with Orange Bowl”. ESPN (2011年1月3日). 2013年1月4日閲覧。
  8. ^ コンバインの40ヤード走、QB最速はテイラー”. NFL JAPAN (2011年2月28日). 2013年1月4日閲覧。
  9. ^ レイブンズ6巡指名のテイラー、WR転向せずQBとしてNFLへ”. NFL JAPAN (2011年5月3日). 2013年1月4日閲覧。
  10. ^ Tyrod Taylor Rallies Ravens to Victory”. chiefswarpath.com (2011年8月). 2013年1月4日閲覧。
  11. ^ Garrett Downing (2012年8月24日). “Tyrod Taylor Has Best Showing Of Preseason”. ボルチモア・レイブンズ. 2013年1月4日閲覧。
  12. ^ レイブンズがジャガーズ圧倒、QBフラッコ中心に6TD”. NFL JAPAN (2012年8月24日). 2013年1月4日閲覧。
  13. ^ ともに主力温存、ベンガルズが3連勝でプレイオフへ”. NFL JAPAN (2012年12月31日). 2013年1月4日閲覧。
  14. ^ Aaron Williams (2012年12月30日). “Tyrod Taylor makes most of extended playing time”. ボルチモア・サン. 2013年1月4日閲覧。
  15. ^ Darin Gantt (2013年8月30日). “Ravens cut 11, including Caleb Hanie”. NBCスポーツ. 2013年9月28日閲覧。
  16. ^ ペイトリオッツ圧勝で地区5連覇、レイブンズは土俵際へ”. NFL JAPAN (2013年12月23日). 2013年12月23日閲覧。

外部リンク[編集]