センマイ
センマイは、牛の第三胃（葉胃：オマズム "omasum"）の俗称である。
概要[編集]
主に第二胃から入ってきた物を選別する場所で、小さいものは第四胃へ送り、大きい物は第二胃に返す働きをしている。また第一胃、第二胃のような反芻胃と違い、栄養吸収の機能も担っており、無機物イオンや有機酸などを主に吸収している。容積は4つの胃全体の10%と小さい。
食材[編集]
コリコリとした食感があり、焼肉や刺身として食用に供される。臭みは少ないが、発酵した食物が通る胃袋のため、完全な洗浄と簡単な下処理を終えてから出されることが多い。旨味は少ないが、栄養面では良質な蛋白質とともに、特に鉄分を多く含む。
独特の外観から、地域によっては「雑巾」と呼ばれる事もある。茹でたものを「センマイ刺し」として提供する店もあり、人気が高い。
関連項目[編集]
 | この項目は、動物に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています（Portal:生き物と自然／プロジェクト:生物）。 |
 | この項目は、食品・食文化に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています（Portal:食）。 |
| 典拠管理データベース: 国立図書館 |
|---|
