リブステーキ

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リブステーキ(Rib steak)またはコート・ド・ブッフ(côte de bœuf)は、肋骨付きのリブプライムカットを使ったビーフステーキである。アメリカ合衆国では、骨を除いたものはリブアイステーキと呼ぶが、アメリカ合衆国内の一部地域やその他の国では、しばしばこれらの言葉の意味は逆になる。「リブアイ」という言葉はもともと、リブステーキの骨のない中心部分が目に似ていることに由来する。また、骨の部分を5インチ以上残してフレンチトリムすることで、トマホークステーキとなる。これは、アメリカ先住民が使う斧であるトマホークに形が似ていることに由来する[1]

動物が生涯良く動かす筋肉であるため、ヒレステーキ等の他のステーキよりも風味が強いと言われている。脂肪が程よく入るため、異なる焼き具合にゆっくりとローストまたはグリルするのに適している。また、霜降りのために柔らかく、このことが選択される大きな要素となる[2][3]

関連項目[編集]

出典[編集]

  1. ^ What is a Tomahawk Ribeye Steak”. Ruth's Chris Steak House. 2022年9月9日閲覧。
  2. ^ Lusk, Jayson L. (2001年8月). “Regional Differences in Consumer Demand for Beef Rib-Eye Steak Attributes”. Mississippi State University Division of Agriculture, Forestry, and Veterinary Medicine. 2022年9月9日閲覧。
  3. ^ Reiman, Miranda (2012年1月12日). “Achieving the two important qualities in beef: marbling and tenderness”. www.farmanddairy.com. 2022年9月9日閲覧。