シモーナ・デ・シルベストロ
| シモーナ・デ・シルベストロ Simona de Silvestro |
|
|---|---|
2010年5月
|
|
| 基本情報 | |
| 国籍 | |
| 生年月日 | 1988年9月1日(24歳) |
| 出身地 | スイス、トゥーン |
| 2013年IZOD インディカー・シリーズ | |
| デビュー | 2010 |
| 所属 | KVレーシング |
| 車番 | 78 |
| 出走回数 | 35 |
| 優勝回数 | 0 |
| ポールポジション | 0 |
| ファステストラップ | 1 |
| シリーズ最高順位 | 19位(2010) |
| 過去参加シリーズ | |
| 2007-2009 2006 2005 |
アトランティック・チャンピオンシップ フォーミュラ・BMW USA フォーミュラ・ルノー2.0イタリア |
| 受賞 | |
| 2010年 | トニー・レナ ライジングスター・アウォード |
シモーナ・デ・シルベストロ(Simona de Silvestro, 1988年9月1日 - )はスイスの女性レーシングドライバー。苗字はシルベストと表記されることもある。現在はKVレーシングから IZOD インディカー・シリーズに参戦している。ニックネームは「鋼鉄の処女 The Iron Maiden」[1]。
目次 |
経歴[編集]
デ・シルベストロは2002年にカートでデビューし、2004年まで継続した。その後2005年にイタリア・フォーミュラ・ルノーに参戦しシリーズ20位となる。2006年にアメリカ合衆国に渡り、その年のフォーミュラBMW USAでシリーズ4位となった。
2007年、ウォーカー・レーシングからアトランティック・チャンピオンシップに参戦、2008年にはニューマン・ワックス・レーシングに移籍し、開幕戦のロングビーチで優勝した。彼女の優勝は女性ドライバーとして二人目で、チームにとっては初の勝利であった[2]。2009年にはチーム・スターゲート・ワールドに移籍、4勝を挙げてシーズンの大半をリードした。結局最終戦のラグナ・セカでファーストラップの後にリタイアし、シリーズ3位でシーズンを終えた。
デ・シルベストロは2009年12月8日、9日にセブリング・インターナショナル・レースウェイで、HVMレーシングとチーム・スターゲート・ワールドが共同で行ったインディカーのテストに参加した[3]。彼女は2010年のインディカー・シリーズにHVMレーシングから参戦することが決定した[4]。2010年5月22日、インディ500の予選で22位となる。決勝では14位に入り、ルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得した。6月5日、テキサス・モーター・スピードウェイで行われたファイアストン550で炎上クラッシュし、右手に火傷を負う。HVMレーシングはインディカー・シリーズの安全担当オフィシャルに対して、事故への対応が不十分だったとして強く批判した[5]。
彼女は結局シリーズ19位となり、ルーキーでは2番目の成績であった。
2011[編集]
2011年シーズンは開幕戦で4位、第2戦で9位と好調な滑り出しであったが、続くロングビーチは不調で18位からスタート、20位でフィニッシュした。第4戦のサンパウロ・インディ300ではエリオ・カストロネベスと接触、レースは雨で翌朝まで延期されたが、9ラップ遅れとなった。彼女は13位でスタートし20位でフィニッシュしたものの、ファステストラップをたたき出した。
2011年のインディ500では5月19日の練習走行中に宙を舞う大クラッシュに見舞われ、再び右手に火傷を負ったものの奇跡的に無事だった[6]。5月21日のタイムトライアルではバックアップカーを使用し、平均224.392mphで予選24位となった。
ミルウォーキー・マイル予選でのクラッシュの後、デ・シルベストロは決勝に出場したが、レース後にめまいと視力の低下を訴えた。次戦のアイオワではめまいが止まなかったため欠場することとなった[7]。
この年はレース外でもアクシデントがあり、ビザのトラブルでアメリカへの入国を拒否されたため、第13戦のソノマを欠場した。2011年は結局シリーズ20位という結果であった。
2012[編集]
引き続きHVMレーシングより参戦。エンジンをジャッド製ロータスエンジンに変更。 しかし、このロータスエンジンに競争力が全く無く、苦しいシーズンとなってしまう。他チームが他のエンジンにシーズン途中でスイッチする中、供給枠からあぶれたチームは唯一ロータスエンジンでフル参戦を続けた。インディ500ではあまりにも遅すぎるためジャン・アレジとともにレース中に失格処分を下される屈辱を味わうなど、散々なシーズンとなった。
2013[編集]
KVレーシング・テクノロジーに移籍、ベテラントニー・カナーンとコンビを組むことになった。
記録[編集]
| 年 | シリーズ | チーム | 車番 | 出走数 | 優勝回数 | ポールポジション | ファステストラップ | ポイント | 順位 |
| 2005 | フォーミュラ・ルノー2.0イタリア | クラム・コンペティション | 17 | 0 | 0 | 0 | 16 | 20位 | |
| 2006 | フォーミュラ・BMW USA | ユーロインターナショナル | 14 | 1 | 0 | 2 | 113 | 4位 | |
| 2007 | チャンプカー・アトランティック | ウォーカー・レーシング | 5 | 12 | 0 | 0 | 0 | 69 | 19位 |
| 2008 | アトランティック・チャンピオンシップ | ニューマン・ワックス・レーシング | 34 | 11 | 1 | 0 | 0 | 167 | 8位 |
| 2009 | アトランティック・チャンピオンシップ | チーム・スターゲート・ワールド | 78 | 12 | 4 | 4 | 1 | 176 | 3位 |
| 2010 | IZOD インディカー・シリーズ | HVMレーシング | 78 | 17 | 0 | 0 | 0 | 242 | 19位 |
| 2011 | IZOD インディカー・シリーズ | HVMレーシング | 78 | 15 | 0 | 0 | 1 | 225 | 20位 |
アメリカン・オープンホイール[編集]
(key) (太字はポールポジション、斜体はファステストラップ)
アトランティック・チャンピオンシップ[編集]
| 年 | チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 順位 | ポイント |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2007 | ウォーカー・レーシング | LVG 17 |
LBH 28 |
HOU 15 |
POR1 16 |
POR2 16 |
CLE 11 |
MTT 7 |
TOR 18 |
EDM1 13 |
EDM2 22 |
SJO 10 |
ROA 22 |
19位 | 69 |
| 2008 | ニューマン・ワックス・レーシング | LBH 1 |
LS 10 |
MTT 9 |
EDM1 8 |
EDM2 19 |
ROA1 9 |
ROA2 18 |
TRR 4 |
NJ 11 |
UTA 5 |
ATL 4 |
8位 | 167 | |
| 2009 | チーム・スターゲート・ワールド | SEB 5 |
UTA 1 |
NJ1 2 |
NJ2 1 |
LIM 1 |
ACC1 3 |
ACC2 2 |
MDO 2 |
TRR 1 |
MOS 10 |
ATL 2 |
LS 10 |
3位 | 176 |
| 年 | チーム | 出走数 | ポールポジション | 勝利数 | 表彰台 (勝利以外)** |
トップ10 (表彰台以外)*** |
チャンピオン獲得数 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 3 | 3 | 35 | 4 | 5 | 5 | 10 | 0 |
- ** 表彰台(勝利以外):2位または3位
- *** トップ10
(表彰台以外):4位から10位まで
インディカー[編集]
| 年 | チーム | シャシー | エンジン | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 順位 | ポイント |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2010 | HVMレーシング | ダラーラ | ホンダ | SAO 16 |
STP 16 |
ALA 21 |
LBH 17 |
KAN 21 |
INDY 14 |
TXS 24 |
IOW 21 |
WGL 24 |
TOR 9 |
EDM 22 |
MDO 8 |
SNM 13 |
CHI 23 |
KTY 25 |
MOT 23 |
HMS 23 |
19位 | 242 | |
| 2011 | HVMレーシング | ダラーラ | ホンダ | STP 4 |
ALA 9 |
LBH 20 |
SAO 20 |
INDY 31 |
TXS1 26 |
TXS2 27 |
MIL 25 |
IOW DNS |
TOR 10 |
EDM 24 |
MDO 12 |
NHM 16 |
SNM | BAL 12 |
MOT 14 |
KTY 25 |
LVS1 C |
20位 | 225 |
| 2012 | ロータス-HVMレーシング | ダラーラ・DW12 | ロータス | STP 24 |
ALA 20 |
LBH 20 |
SAO 24 |
INDY 32 |
DET 14 |
TXS | MIL | IOW | TOR | EDM | MDO | CHN | SNM | BAL | FON | 25位* | 77* |
- 1 ラスベガス・インディ300はダン・ウェルドンが死亡することになった11ラップ目の15台を巻き込むクラッシュの後、中止された。
* 現在進行中
| 年 | チーム | 出走数 | ポールポジション | 勝利数 | 表彰台 (勝利以外)** |
トップ10 (表彰台以外)*** |
インディ500勝利数 | チャンピオン獲得数 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 3 | 1 | 38 | 0 | 0 | 0 | 5 | 0 | 0 |
- ** 表彰台(勝利以外):2位または3位
- *** トップ10
(表彰台以外):4位から10位まで
インディ500[編集]
| 年 | シャシー | エンジン | スタート | フィニッシュ | チーム |
|---|---|---|---|---|---|
| 2010 | ダラーラ | ホンダ | 22 | 14 | HVMレーシング |
| 2011 | ダラーラ | ホンダ | 24 | 31 | HVMレーシング |
| 2012 | ダラーラ・DW12 | ロータス | 32 | 32 | ロータス-HVMレーシング |
参照[編集]
- ^ Pruett, Marshall (2011年6月21日). “INDYCAR: Milwaukee Rewind”. speedtv.com. 2011年7月9日閲覧。
- ^ ATLANTIC: de Silvestro Becomes Second Winning Woman, speedtv.com, April 20, 2008
- ^ “HVM Racing Testing De Silvestro at Sebring”. HVM Racing Press Release (HVM Racing). (2009年12月7日). オリジナルの2009年12月13日時点によるアーカイブ。 2009年12月7日閲覧。
- ^ FMotorsports Kaigai(IRL:デ・シルベストロ、HVMからのフル参戦が決定)
- ^ HVM criticises safety crew over fire
- ^ “De Silvestro in massive Indy crash”. racer.com (2011年5月19日). 2011年7月9日閲覧。
- ^ De Silvestro, Simona (2011年6月30日). “Auto Racing - In The Cockpit: Simona De Silvestro, Iowa”. auto-racing.speedtv.com. 2011年7月9日閲覧。
外部リンク[編集]
- Official website
- Simona de Silvestro career statistics at Driver Database
- IndyCar Driver Page
- IndyCar 11 in '11 video A
- インディカー・シリーズ2010(シモーナ・デ・シルベストロ)
- Indy-Fan.com(シモーナ・デ・シルベストロ)
| 受賞や功績 | ||
|---|---|---|
| 先代: アレックス・タグリアーニ |
インディ500 ルーキー・オブ・ザ・イヤー 2010 |
次代: J.R.ヒルデブランド |