シボレー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内, 検索
シボレー・カマロ

シボレーは、ゼネラルモーターズ(GM)の乗用車のブランド Chevrolet の和名である。略称Chevy(シェビー)。アメリカ合衆国では大衆車とSUVミニバン、日本ではスポーティカーやSUVのブランドとして知られる。

Chevrolet は、英語発音: /ˌʃɛvrəˈleɪ/(シェヴラレイ)、フランス語発音: [ʃəvʁolɛ](シュヴロレ、シュヴォレ[1])であり、Chevy は、英語発音: /ˈʃɛvi/シェヴィ)。フランス語に由来する Chevrolet が英語圏の人には発音し難いため略称がついたとされる。

目次

[編集] 概要

創業者はスイス出身のレーシングドライバー、ルイ・シボレー (en:Louis Chevrolet) とGM設立に大きく関わったウィリアム・C・デュラントで、1911年に設立した。シボレーのエンブレムはそのデザインからボウタイ(蝶ネクタイ)とも呼ばれる。

シボレー・ベルエアー(1957年)

1920年代フォード・モデルTがベストセラーとなると、高級車に似せたより近代的なデザインと、豊富なカラーバリエーション(モデルTは黒1色)展開等で対抗し、実用本位だが旧態化したライバルを圧倒し、以来GMは規模面で常にフォードを凌駕する世界最大の自動車メーカーとなった。

その後第二次世界大戦1950年代の黄金期を経て、長らくGMのブランド階層の最底辺に位置しながら、ごく真っ当な基本設計と時流を的確に捉えたスタイル戦略でアメリカNo.1ブランドの地位を保っていた。1970年代に入ると、石油ショックの影響を受けて小型、軽量化を余儀なくされ、以後、ドイツのオペルや日本のいすゞスズキ、さらにはトヨタと連携して行く。

アメリカ合衆国以外の国では主にオペルブラジルメキシコなどの南アメリカ諸国)やホールデンで(ヨーロッパアジアなど)リバッジ車が生産され売られている。

韓国市場においては、2011年2月まで「GM大宇」ブランドで販売されていたが、同年3月より社名が韓国GMとなったことを受け、一部の車種を除いて本国同様シボレーブランドに切り替えられた。

[編集] 日本におけるシボレー

日本ではかつて、1927年日本ゼネラル・モータースが設立され、大阪に組立工場が建設されたことがあった(1941年に操業中止)。

1982年からはヤナセが輸入販売を開始し、シボレーブランドの日本での普及に大きく貢献した。
また1995年から2000年までトヨタ自動車がシボレー・キャバリエのOEM供給を受けてトヨタ・キャバリエとして販売していた。

シボレー・キャバリエ

2000年に、シボレー車の輸入権は日本ゼネラルモーターズ(現ゼネラルモーターズ・ジャパン・GMJ)の所有となった。ただし、近年はGMとスズキが販売提携を結んでいたため、スズキが2000年からMWOEM供給を、2001年からはGMとの共同開発車クルーズの生産をそれぞれ開始し、2003年からはコルベットを除くシボレー車の輸入権をGMJから取得してトレイルブレイザーアストロオプトラの取扱を行った。

しかし、2006年3月にGMがスズキの株式の大半を売却したのを機にスズキは事業の見直しを行い、スズキが保有するシボレー車の輸入権については2006年11月にゼネラルモーターズ・アジア・パシフィック・ジャパン(GMAPJ)へと移管すると発表した(資料)。アライアンスパートナーとしてのGMとスズキの両社間における戦略的業務提携関係はしばらくの間継続されたが、スズキが生産・販売しているクルーズは2008年で生産が終了し、残ったMWも2010年いっぱいで販売が終了した。

現在はGMAPJと三井物産がシボレーブランド車の輸入権を持っており、販売網はGMAPが展開するGMシボレー店三井物産(主に並行輸入をも手がける外車販売店等が代理店となっている)に加えヤナセの3系列。 GMAPJと三井物産では輸入車種が異なるが、ヤナセを含め多くの販売店がGMAP・三井物産それぞれが輸入した正規輸入車を取り扱っているものの、GMの日本おける戦略変更に伴い、三井物産での「ディストリビュータ契約」を2011年11月1日付をもってゼネラルモーターズ・ジャパンに譲渡される事になり、それまで輸入しているシボレーブランド車の全モデルも2011年モデル限りで終了する運びとなった[2]。 (クルーズ・MW・オプトラについては、ヤナセでの取扱いは極一部の販売店のみに留まっていた。)

近年ではシボレーのブランド名を冠した自転車が日本国内で販売されている[3]

[編集] 車種一覧

[編集] 現行車種

GMJ取扱車種
シボレー・コルベット
  • カマロ - 2009年秋より輸入再開。
  • コルベット - 2000年代の一時期、「コルベット」として輸入・販売されていたが、2009年より日本向けもシボレー・コルベットとして販売されている。
  • アベオ/ソニック - 北米および日本では「ソニック」、それ以外の地域では「アベオ」の車名で販売される。
  • キャプティバ
三井物産オートモーティブ旧取扱車種
シボレー・トラバース
日本未導入車種
シボレー・ボルト
シボレー・マリブ
シボレー・エクイノックス

[編集] 過去の生産車種

日本導入車種
シボレー・オプトラ
シボレー・トレイルブレイザー
日本未導入車種

[編集] コンセプトカー


[編集] 脚注

[ヘルプ]
  1. ^パリʁ音」で発音した場合
  2. ^ 同じGM車でもキャデラック・エスカレードに関してはGMJが引き続き導入し続ける。
  3. ^ ジック株式会社

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

個人用ツール
名前空間
変種
操作
案内
ヘルプ
ツールボックス
他の言語