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[[ビフィズス菌]]は[[母乳栄養]]の[[糞]]便に多く存在する。正常な母乳栄養児の[[フローラ]]はビフィズス菌が極めて優勢である。腸内のビフィズス菌を旺盛にするために乳糖が有効である<ref name=aikawa>相川清「ビフィズス菌の応用研究」『腸内細菌学雑誌』Vol. 12 (1999) No. 2。{{doi|10.11209/jim1997.12.73}}</ref>。 |
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ビフィズス菌の応用研究、相川 清、腸内細菌学雑誌 Vol. 12 (1999) No. 2 </ref>。 |
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食品に使用する際は、還元乳糖を多量摂取すると緩下作用(腹がゆるくなる)があるため、整腸作用がある[[デキストリン|還元難消化性デキストリン]]を併用することがある。 |
食品に使用する際は、還元乳糖を多量摂取すると緩下作用(腹がゆるくなる)があるため、整腸作用がある[[デキストリン|還元難消化性デキストリン]]を併用することがある。 |
2015年2月16日 (月) 16:37時点における版
ラクトース | |
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(2S,3R,4R,5S,6R)-6- (hydroxymethyl)-5-((2S,3R,4S,5R,6R)- 3,4,5-トリヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)テトラヒドロ- 2H-ピラン-2-イルオキシ)テトラヒドロ-2H-ピラン-2,3,4-トリオール | |
別称 乳糖 | |
識別情報 | |
CAS登録番号 | 63-42-3 |
特性 | |
化学式 | C12H22O11 |
モル質量 | 342.29648 g/mol |
外観 | 白色の固体 |
水への溶解度 | 0.216 g/mL |
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
ラクトース(Lactose)は乳糖とも呼ばれる、二糖類の低甘味度甘味料。ショ糖の0.4倍の甘味を有する。
概要
牛乳や人乳問わず哺乳類の乳汁に含まれている。また、植物ではレンギョウの花粉中に含まれていることが知られている。 β-ガラクトシダーゼによってガラクトースとグルコースに加水分解される。
ビフィズス菌は母乳栄養の糞便に多く存在する。正常な母乳栄養児のフローラはビフィズス菌が極めて優勢である。腸内のビフィズス菌を旺盛にするために乳糖が有効である[1]。
食品に使用する際は、還元乳糖を多量摂取すると緩下作用(腹がゆるくなる)があるため、整腸作用がある還元難消化性デキストリンを併用することがある。
化学構造
化学式C12H22O11、分子量342.3の二糖。
製法
乳漿(ホエイ)から作られ、D-ガラクトースとD-グルコースがβ-1,4ガラクシド結合したもの。
出典
- ^ 相川清「ビフィズス菌の応用研究」『腸内細菌学雑誌』Vol. 12 (1999) No. 2。doi:10.11209/jim1997.12.73