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山本有真

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
山本 有真
Yuma Yamamoto
Portal:陸上競技
日体大記録会
1500m 山本有真04組出走
(2024年4月27日 第313回 日本体育大学長距離競技会)
選手情報
フルネーム 山本 有真
ラテン文字 Yuma Yamamoto
国籍 日本の旗 日本
競技 陸上競技
種目 中距離走長距離走
所属 積水化学駅伝部
大学 名城大学
生年月日 (2000-05-01) 2000年5月1日(24歳)
出身地 愛知県
800m 2分12秒31
1500m 4分17秒17
3000m 8分52秒19
5000m 15分16秒71
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山本 有真(やまもと ゆま、2000年5月1日 - )は、日本陸上競技選手、中距離走長距離走

経歴

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愛知県豊田市立前林中学校、私立光ヶ丘女子高等学校卒業。名城大学人間学部人間学科に在学し女子駅伝部に所属。

前林中では全国大会の出場はなく、光ヶ丘女子高校2年次の山形インターハイ800m[1]が全国大会初出場である。その後、高3の三重インターハイでも予選を勝ち抜き1500m、3000mの出場権を獲得する[2]。駅伝メンバーとしては、高2・高3の全国高校駅伝に出場し、高3の全国女子駅伝で6区を走り愛知県チームの優勝に貢献した。

名城大学では1年生ながら同期の小林成美荒井優奈とともにチームの主力メンバーとなり、上級生の加世田梨花和田有菜髙松智美ムセンビとともに各種大会で活躍した。日本インカレでは1500mで3位になった。チームの目標である全日本大学女子駅伝大学女子選抜(富士山女子)駅伝ではともに区間賞を獲得してチームの優勝に貢献した。特に富士山女子駅伝4区では区間新記録を出しチームの序盤の遅れを取り戻した。

4年時の日本インカレ5000mで同大会初優勝。愛知県代表として出場した国体成年女子5000mでは、当時日本記録保持者で彼女と同い年の廣中璃梨佳(長崎県代表)を抑え、日本学生歴代2位(日本人では歴代1位)となる15分16秒71の大会新記録で優勝した。

愛知県の女子中学・高校生ランナーにとってはオリンピック選手鈴木亜由子(日本郵政グループ)が憧れや目標になっている。全国的に有名になるきっかけとなった2019年の全国女子駅伝では、「鈴木亜由子さんにハイタッチをしてもらったおかげで好走ができた」ということを語っている。

卒業後は積水化学に所属し競技を継続している。

2024年パリオリンピックの陸上競技女子5000メートルの予選1組に出場し、15分43秒67のタイムで17着となり決勝には進めなかった[3]

主な記録

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大会 種目 順位 備考
2017年 全国高校駅伝女子 2区 区間18位 光ヶ丘女子11位[4]
2018年 全国高校駅伝女子 2区 区間13位 光ヶ丘女子20位[5]
2019年 全国女子駅伝 6区 6位 愛知県優勝[6]
クロスカントリー日本選手権 U20 6km 51位[7]
日本インカレ 1500m 3位[8]
日本インカレ 5000m 5位[9]
全日本大学女子(杜の都)駅伝 4区 区間賞 名城大学優勝[10]
大学女子選抜(富士山女子)駅伝 4区 区間賞/区間新 名城大学優勝[11]
2020年 全日本大学女子(杜の都)駅伝 2区 区間2位 名城大学優勝[12]
大学女子選抜(富士山女子)駅伝 4区 区間賞/区間タイ 名城大学優勝[13]
2021年 GPシリーズ木南記念 1500m 7位[14]
GPシリーズDenka Athletics Challenge Cup 1500m 6位[15]
第105回日本選手権 1500m 6位[16]
日本インカレ 1500m 2位[17]
日本インカレ 5000m 8位[18]
全日本大学女子(杜の都)駅伝 1区 区間賞 名城大学優勝[19]
大学女子選抜(富士山女子)駅伝 4区 区間賞 名城大学優勝[20]
2022年 全国女子駅伝 2区 区間11位 愛知県7位
全日本大学女子(杜の都)駅伝 3区 区間賞 名城大学優勝
大学女子選抜(富士山女子)駅伝 5区 区間賞 名城大学優勝
2023年 全国女子駅伝 1区 区間2位 愛知県8位
第107回日本選手権 5000m 8位
全日本実業団女子(クイーンズ)駅伝 2区 区間賞 積水化学優勝
2024年 全国女子駅伝 2区 区間2位 愛知県19位
第108回日本選手権 5000m 2位

脚注

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  1. ^ リザルト”. jaaf. 2020年2月16日閲覧。
  2. ^ 東海大会リザルト”. jaaf. 2020年2月16日閲覧。
  3. ^ “陸上 女子5000m 田中希実など日本勢3人 決勝に進めず パリ五輪”. NHK. https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240803/k10014535271000.html 2024年8月2日閲覧。 
  4. ^ リザルト”. jaaf. 2020年2月16日閲覧。
  5. ^ リザルト”. jaaf. 2020年2月16日閲覧。
  6. ^ リザルト”. jaaf. 2020年2月8日閲覧。
  7. ^ リザルト”. jaaf. 2020年2月8日閲覧。
  8. ^ リザルト”. iuau. 2020年2月11日閲覧。
  9. ^ リザルト”. iuau. 2020年2月11日閲覧。
  10. ^ 総合成績”. iuau. 2020年2月9日閲覧。
  11. ^ 大会結果”. iuau. 2020年2月9日閲覧。
  12. ^ 総合成績”. iuau. 2021年1月11日閲覧。
  13. ^ 大会結果”. iuau. 2021年1月11日閲覧。
  14. ^ 総合成績”. jaaf. 2021年6月1日閲覧。
  15. ^ リザルト”. iaaf. 2021年6月6日閲覧。
  16. ^ リザルト”. iaaf. 2021年6月28日閲覧。
  17. ^ リザルト”. iuau. 2021年9月19日閲覧。
  18. ^ リザルト”. iuau. 2021年9月19日閲覧。
  19. ^ 大会結果”. iuau. 2021年10月31日閲覧。
  20. ^ 大会結果”. iuau. 2021年12月31日閲覧。

外部リンク

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