上明大寺町
上明大寺町 | |
---|---|
明大寺交番、愛知県道477号東大見岡崎線(東岡崎駅前通り) | |
北緯34度57分7.71秒 東経137度10分9.76秒 / 北緯34.9521417度 東経137.1693778度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 愛知県 |
市町村 | 岡崎市 |
地区 | 本庁地区 |
町名制定[1] | 1957年(昭和32年)11月15日 |
面積 | |
• 合計 | 0.030367754 km2 |
人口 | |
• 合計 | 35人 |
• 密度 | 1,200人/km2 |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
郵便番号 |
444-0861[4] |
市外局番 | 0564(岡崎MA)[5] |
ナンバープレート | 岡崎 |
上明大寺町(かみみょうだいじちょう)は、愛知県岡崎市の町名である。現行行政地名は上明大寺町1丁目及び上明大寺町2丁目。
地理
[編集]岡崎市のやや南西、名鉄名古屋本線 東岡崎駅の北東に位置する。
世帯数と人口
[編集]2019年(令和元年)5月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[3]。
町丁 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
上明大寺町 | 19世帯 | 35人 |
人口の変遷
[編集]国勢調査による人口の推移
1995年(平成7年) | 87人 | [6] | |
2000年(平成12年) | 81人 | [7] | |
2005年(平成17年) | 76人 | [8] | |
2010年(平成22年) | 79人 | [9] | |
2015年(平成27年) | 63人 | [10] |
学区
[編集]市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[11]。
番・番地等 | 小学校 | 中学校 | 高等学校普通科 |
---|---|---|---|
全域 | 岡崎市立三島小学校 | 岡崎市立竜海中学校 | 三河学区 |
歴史
[編集]みょうだいじむら 明大寺村 | |
---|---|
廃止日 | 1889年(明治22年)10月1日 |
廃止理由 |
新設合併 上六名村、下六名村、久後崎村 明大寺村、福島新田 → 三島村 |
現在の自治体 | 岡崎市 |
廃止時点のデータ | |
国 | 日本 |
地方 | 中部地方、東海地方 |
都道府県 | 愛知県 |
郡 | 額田郡 |
明大寺村役場 | |
所在地 | 愛知県額田郡明大寺村 |
ウィキプロジェクト |
額田郡明大寺村の一部を前身とする。明治時代初期には上明大寺村が存在していたが、1878年(明治11年)に合併し明大寺村の一部となっている。
沿革
[編集]東岡崎駅周辺地区整備事業ならびに北東街区有効活用事業
[編集]2008年(平成20年)3月、岡崎市は「東岡崎駅周辺地区整備事業」の一環として東岡崎駅交通結節点整備基本計画を発表。駅を橋上化し、北口に、西側デッキと東側デッキの2つの構造をもつペデストリアンデッキを建設するというものであった[12][13]。しかし地域住民や商店街の商人から、高架することにより圧迫感がある、駅前が暗くなるなどの意見が寄せられたため同計画は頓挫する[14]。
2014年(平成26年)8月28日、市は、新しく建設された名鉄名古屋本線 東岡崎駅の東改札口から北東方面に向かうペデストリアンデッキ[15]を建設すると発表した。「明大寺交通広場」と名付けた広場には徳川家康の銅像を設置する[16]。
市は明大寺交通広場に隣接する上明大寺町2丁目14番地の土地の再開発を目指し「北東街区有効活用事業」を計画。2016年(平成28年)3月28日に事業者募集を開始した[17]。
2017年(平成29年)2月24日、北東街区の整備事業予定者が、岡崎信用金庫と岡崎ニューグランドホテルの地元企業2社を含むSPC(特別目的会社)に決定した。SPCの事業計画では、市が有償で貸し出す北東街区6,559平方メートル(市有地5,507平方メートル、民間所有地1,052平方メートル)に、客室110室を備える9階建てのホテル、コンビニエンスストアやレストランなどが入居する平屋と3階建ての店舗棟2棟、立体駐車場などが整備される。立体駐車場の1階部分に1,400台分の駐輪場が確保されるほか、北東街区の北側に明代橋公園(900平方メートル)の整備も盛り込まれる。SPCが初期投資として示した設計・建設費は約30億円[18][19][17]。
2018年(平成30年)4月10日、北東街区有効活用事業の工事が起工[20]。
2019年(平成31年)4月、複合商業施設の名称が「オト リバーサイドテラス」に決定[21]。同施設は北店舗棟、南店舗棟、9階建てのビジネスホテル「グランドイン東岡崎」、駐車場の4棟で構成される[22]。
同年6月1日に自転車駐輪場が、8月1日に原付バイク用駐輪場が、8月4日に自動車駐車場が供用開始した[23]。9月8日にビジネスホテルが開業した[24][25]。11月2日に「オト リバーサイドテラス」がオープンし、東岡崎駅との間のペデストリアンデッキも通行可能となった[21][26]。徳川家康の銅像(銅像5.3メートル、台座4.2メートル)もあわせて公開された[27][28]。
施設
[編集]- オト リバーサイドテラス
- 愛知県信用保証協会:西三河支店
- 岡崎警察署:明大寺交番
ギャラリー
[編集]交通
[編集]- 岡崎市道
その他
[編集]日本郵便
[編集]脚注
[編集]- ^ a b 新編岡崎市史編さん委員会 1993, p. 643.
- ^ “愛知県岡崎市の町丁・字一覧”. 人口統計ラボ. 2019年5月19日閲覧。
- ^ a b “支所・町別人口・世帯集計表(各月1日現在)” (XLS). 岡崎市(統計ポータルサイト) (2019年5月1日). 2019年5月19日閲覧。
- ^ a b “郵便番号”. 日本郵便. 2019年5月19日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2019年5月19日閲覧。
- ^ 総務省統計局 (2014年3月28日). “平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2019年3月23日閲覧。
- ^ 総務省統計局 (2014年5月30日). “平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2019年3月23日閲覧。
- ^ 総務省統計局 (2014年6月27日). “平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2019年3月23日閲覧。
- ^ 総務省統計局 (2012年1月20日). “平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2019年3月23日閲覧。
- ^ 総務省統計局 (2017年1月27日). “平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2019年3月23日閲覧。
- ^ “岡崎市立小中学校通学区域”. 岡崎市 (2018年6月9日). 2019年5月19日閲覧。
- ^ “東岡崎駅交通結節点整備基本計画の概要” (PDF). 岡崎市役所 (2008年3月). 2019年5月19日閲覧。
- ^ “岡崎市議会 平成20年3月 定例会 03月04日-02号”. 岡崎市会議録検索システム. 2020年7月26日閲覧。
- ^ “岡崎市議会 平成26年6月 定例会 06月09日-10号”. 岡崎市会議録検索システム. 2020年7月26日閲覧。
- ^ “ペデストリアンデッキ概略設計図” (PDF). 岡崎市役所. 2019年5月26日閲覧。
- ^ 竹内雅紀 (2014年8月29日). “乙川リバーフロント整備計画概要発表 総事業費約100億円 岡崎市 人道橋は29年度完成予定”. 東海愛知新聞 2019年5月19日閲覧。
- ^ a b “東岡崎駅周辺地区整備北東街区有効活用事業募集要項(再募集)” (PDF). 岡崎市役所 (2016年10月7日). 2019年5月19日閲覧。
- ^ 今井亮 (2017年2月25日). “ホテル、店舗など4棟 岡崎の北東街区事業予定者決定 31年4月にオープンへ”. 東海愛知新聞 2019年5月19日閲覧。
- ^ “東岡崎駅周辺地区整備北東街区有効活用事業 事業計画書(2018年5月31日時点)” (PDF). 岡崎市役所. 2019年5月19日閲覧。
- ^ “北東街区有効活用事業”. 岡崎市役所. 2019年5月19日閲覧。
- ^ a b 横田沙貴 (2019年4月20日). “オト リバーサイドテラス 北東街区の複合施設の名称決まる”. 東海愛知新聞 2019年5月19日閲覧。
- ^ 細谷真里「北東街区『オト リバーサイドテラス』 壱番屋など13店出店」 『中日新聞』2019年8月1日付朝刊、西三河版、15面。
- ^ “RIVERSIDE LETTER 02” (PDF). 岡崎市役所. 2019年8月19日閲覧。
- ^ 横田沙貴 (2019年8月1日). “10月から順次オープン 東岡崎駅北東街区 複合商業施設に17店舗”. 東海愛知新聞 2019年8月19日閲覧。
- ^ “空中回廊に直結 あす グランドイン東岡崎オープン”. 東海愛知新聞. (2019年9月7日) 2019年9月26日閲覧。
- ^ “名古屋鉄道 東岡崎駅 ペデストリアンデッキ直結『グランド イン 東岡崎』~2019年9月OPEN予定~” (PDF). 岡崎ニューグランドホテル (2019年2月15日). 2019年5月19日閲覧。
- ^ “徳川家康公像完成”. 岡崎市役所 (2020年3月3日). 2021年6月22日閲覧。
- ^ “「若き家康公・騎馬像」完成!”. 内田康宏のブログ (2019年11月14日). 2021年6月22日閲覧。
- ^ “西三河支店の移転について” (PDF). 愛知県信用保証協会 (2019年4月24日). 2020年2月13日閲覧。
- ^ “郵便番号簿 2018年度版” (PDF). 日本郵便. 2019年5月18日閲覧。
参考資料
[編集]- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典 23 愛知県』角川書店、1989年3月8日。ISBN 4-04-001230-5。
- 有限会社平凡社地方資料センター 編『日本歴史地名大系第23巻 愛知県の地名』平凡社、1981年。ISBN 4-582-49023-9。
- 新編岡崎市史編さん委員会 編『新編岡崎市史 総集編 20』1993年。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]菅生町 明大寺町北側飛び地 |
菅生町 | 菅生町 | ||
明大寺本町 | 吹矢町 | |||
上明大寺町 | ||||
明大寺町 | 明大寺町 | 明大寺町 |