ビッグレッドファーム
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種類 | 有限会社 |
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本社所在地 |
日本 〒059-2425 北海道新冠郡新冠町字明和120-4 北緯42度26分6.4秒 東経142度24分49.9秒 / 北緯42.435111度 東経142.413861度座標: 北緯42度26分6.4秒 東経142度24分49.9秒 / 北緯42.435111度 東経142.413861度 |
設立 | 1982年 |
業種 | 水産・農林業 |
法人番号 | 3430002061762 |
事業内容 | 競走馬の生産・育成 |
代表者 |
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従業員数 | 104名 |
外部リンク |
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ビッグレッドファームは、北海道新冠郡新冠町明和にある競走馬(サラブレッド)の生産牧場である。代表者は岡田美佐子(岡田繁幸の妻)、場長(明和)は長田基洋。
馬主としては有限会社ビッグレッドファーム名義で登録されている。勝負服の柄は赤、緑格子、赤袖で、冠名は「コスモ」である(カームやヴリルなど一部冠名がない馬も存在する)。
歴史
[編集]- 1974年 - 静内郡静内町浦和(現日高郡新ひだか町)に牧場を開設する。
- 1989年 - ビッグレッドファーム真歌トレーニングパークを創業。
- 1998年 - 有限会社明和牧場の大部分を買収し、ビッグレッドファーム明和を開業。
- 2002年 - ビッグレッドファーム明和ヒルズを創業。
- 2003年 - 浦和から明和に生産拠点が移り明和で生産を開始する。
- 2006年 - 4月19日付けで有限会社ビッグレッドファームとして日本中央競馬会 (JRA) に馬主登録された。これまで岡田美佐子名義だった当時の所有68頭の所有権もビッグレッドファームに移動した。
- 2007年 - 12月に本州初となる関連施設のビッグレッドファーム鉾田トレーニングセンターが開場する。
本場以外の施設
[編集]関連施設
[編集]主な生産馬
[編集]太字はGI級競走を示す
静内町産
[編集]- カツルーキーオー(1979年北海道3歳ステークス)
- モガミナイン(1988年スプリングステークス)
- マイネルリマーク(1993年共同通信杯4歳ステークス)
- マイネルビンテージ(2000年京成杯)
- マイネルブライアン(2000年グランシャリオカップ、シリウスステークス、2003年群馬記念)
- マイネルブラウ(2003年小倉大賞典)
- マイネヌーヴェル(2003年フラワーカップ)
- マイネルアムンゼン(2003年エプソムカップ、2004年新潟大賞典、エプソムカップ)
- マイネルデュプレ(2004年共同通信杯)
新冠町産
[編集]- イクスキューズ(2007年クイーンカップ)
- マイネルチャールズ(2008年京成杯、弥生賞)
- マイネカンナ(2008年福島牝馬ステークス)
- マイネルアワグラス(2008年シリウスステークス)
- マイネルキッツ(2009年天皇賞(春)、2010年日経賞、2011年ステイヤーズステークス)
- マイネルネオス(2011年中山グランドジャンプ)
- コスモオオゾラ(2012年弥生賞)
- ドリームバレンチノ(2012年函館スプリントステークス、2013年シルクロードステークス、兵庫ゴールドトロフィー、2014年JBCスプリント)
- ウインマーレライ(2014年ラジオNIKKEI賞)
- ディアドムス(2014年全日本2歳優駿、北海道2歳優駿)
- ウインフルブルーム(2015年京都金杯)
- ウインプリメーラ(2016年京都金杯)
- マイネルミラノ(2016年函館記念)
- マイネルグリット(2019年小倉2歳ステークス)
- リンゴアメ(2020年函館2歳ステークス)
- ユーバーレーベン(2021年優駿牝馬)
- マイネルファンロン(2021年新潟記念)
- ゴールデンハインド(2023年フローラステークス)[1]
- マイネルグロン(2023年中山大障害、東京ハイジャンプ、2024年阪神スプリングジャンプ)
- コラソンビート(2023年京王杯2歳ステークス)[2]
- コスモキュランダ(2024年弥生賞ディープインパクト記念)
- コガネノソラ(2024年クイーンステークス)
主な所有馬
[編集]岡田美佐子名義の所有馬は、岡田繁幸のページを参照。*印は名義変更以前からの所有馬で成績は名義変更後の成績を表示。
- コスモフォーチュン*(北九州記念)
- コスモバルク*(シンガポール航空国際カップ)
- コスモプラチナ(マーメイドステークス)
- コスモネモシン(フェアリーステークス、新潟記念)
- コスモセンサー(アーリントンカップ)
- コスモヘレノス(ステイヤーズステークス)
- コスモメドウ(ダイヤモンドステークス)
- コスモファントム(中山金杯、中日新聞杯)
- コスモオオゾラ(弥生賞)
- コスモワイルド(オパールカップ)
- リンゴアメ(函館2歳ステークス)
- コスモキュランダ(弥生賞ディープインパクト記念)
- コガネノソラ(2024年クイーンステークス)
主な繋養馬
[編集]種牡馬
[編集]2024年度[3]
- ロージズインメイ(2006年 - )
- ゴールドシップ(2016年 - )
- ジョーカプチーノ(2016年 - )
- ダノンバラード(2019年 - )
- ウインブライト(2021年 - )
- ベンバトル(2022年 - )
- ダノンザキッド(2024年 - )
過去に繋養されていた種牡馬
[編集]- グランパズドリーム(1986年 - 1994年11月死亡)
- ダイナレター(1991年 - 2003年12月用途変更)
- ムービースター(1994年 - 2006年、岩手県の湯澤ファームへ)
- シルヴァーエンディング(1996年 - 2004年8月1日用途変更)
- バトルライン(2000年 - 2008年頃、湯澤ファームへ)
- マイネルラヴ(2000年 - 2012年6月9日死亡)
- メジロブライト(2003年 - 2004年5月16日死亡)
- アグネスデジタル(2004年 - 2020年、十勝軽種牡馬農業協同組合種馬所へ)
- ステイゴールド(2004年 - 2005年、2008年 - 2009年、2012年- 2013年、ブリーダーズ・スタリオン・ステーションと2年ごとに移動)
- ムタファーウエク(2005年 - 2010年頃)
- タイムパラドックス(2006年 - 2019年、うらかわ優駿ビレッジAERUへ)
- ゼンノエルシド(2006年 - 2007年、青森県の山内牧場へ)
- スパイキュール(2006年 - 2013年、韓国へ輸出)
- マイネルセレクト(2006年 - 2011年、韓国へ輸出)
- ロサード(2007年 - 2017年、ホーストラスト北海道へ)
- イーグルカフェ(2008年 - 2011年、マイネルセレクトと共に韓国へ輸出)
- メジロベイリー(2009年 - 2012年、青森県の東北牧場へ)
- コンデュイット(2010年 - 2015年、アイルランドへ輸出)
- ハイアーゲーム(2012年 - 2015年、橋本牧場へ)
- アイルハヴアナザー(2013年 - 2018年、アメリカ合衆国へ帰国)
- スウィフトカレント(2013年 - 2015年、青森県の太田ファームへ)
- グラスワンダー(2017年 - 2020年、明和牧場へ)
- ダノンシャンティ(2017年 - 2020年、ホーストラスト北海道へ)
繁殖牝馬
[編集]過去に繋養されていた繁殖牝馬
[編集]- ノーザンドライバー(2008年7月31日転売不明)
- スプライトパッサー(2006年8月26日転売不明)
- ヌエボトウショウ(2005年12月5日転売不明)
- マイネプリテンダー(1998年 - 2005年5月28日死亡)
- パールバーリー(2010年10月28日転売不明)
- マイネルミラノの母。
- サクセスストレイン(2013年コスモヴューファームに移動)
- ヴィーヴァヴォドカ(2017年5月23日転売不明)
- マイネヌーヴェル(2020年1月25日死亡)
- マイネソーサリス(2021年6月14日死亡)
- マイネサマンサ(2020年9月5日転売不明)
- マイネイサベル(2022年3月3日死亡)
なお、転売不明となっている元繁殖牝馬はパールバーリーを除き重賞レースを制しているにもかかわらず、功労馬繋養展示事業の対象馬にならなかった。その後の消息はいずれも不明。
功労馬など
[編集]過去に繋養されていた功労馬
[編集]- イブンベイ(1991年 - 2004年[注 2]、2007年 - 2012年)
- タカラカンナ(2000年 - 2017年 [注 3])
- マイネルマックス(2002年 - 2008年[注 4])
- マイネルジャパン(2004年 - 不明)
- アドマイヤマックス(2006年 - 2007年、2010年 - 2023年[注 5])