陸上自衛隊広報センター

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Jump to navigation Jump to search
Japanese Map symbol (Museum) w.svg 陸上自衛隊広報センター
陸上自衛隊広報センター.jpg
陸上自衛隊広報センターの位置(埼玉県内)
陸上自衛隊広報センター
陸上自衛隊広報センターの位置
施設情報
愛称 りっくんランド
専門分野 陸上自衛隊の防衛装備品展示などを通じた広報
事業主体 防衛省
管理運営 陸上自衛隊
延床面積 2,400m2
開館 2002年(平成14年)4月5日
所在地 351-0012
埼玉県朝霞市栄町四丁目6番地先
(正式住所・〒178-8501東京都練馬区大泉学園町九丁目4番)[1]
位置 北緯35度47分5.7秒 東経139度35分58.9秒 / 北緯35.784917度 東経139.599694度 / 35.784917; 139.599694
プロジェクト:GLAM

陸上自衛隊広報センター(りくじょうじえいたいこうほうセンター)は、埼玉県朝霞駐屯地にある陸上自衛隊博物館である。入館無料。陸上自衛隊について、歴史・組織・防衛装備等多角的な面から解説し、日本国民に対する広報活動を行っている。マスコットキャラクターの「りっくん」から名前をとった「りっくんランド」という愛称でも呼ばれている。なお、英語での公称は「Japan Ground Self-Defense Force Public Information Center」となっている。

概要[編集]

2002年4月浜松市航空自衛隊浜松広報館佐世保市にある海上自衛隊佐世保史料館に次いで開館した、陸上自衛隊最大の広報施設である。90式戦車89式小銃をはじめ、地下指揮所を再現するなど陸上自衛隊の装備類をほぼ網羅している。服装や装備品の体験コーナーや射撃シミュレータなども置かれ疑似体験ができる。オープンシアターでは通常の訓練風景や国際連合平和維持活動および災害派遣の様子を放送している。2010年7月23日に来館者100万人を達成した[2]

国道254号川越街道)に面した朝霞駐屯地の朝霞門から入ってすぐ右手にある。予約等は不要。館内には「ARMY SHOP SAKURA」という売店があり、菓子やグッズ等の土産品を購入できる。

民主党政権による有料化実験[編集]

2009年には行政刷新会議による事業仕分けにおいて、参議院議員蓮舫(当時行政刷新担当相)が入場料の有料化を提案[3][4]したことで話題となり、それまで1週間で2600人ほどだった来館者数が約1.8倍の4700人にまで増加、1日の来館者数が2000人を超える日も出るなど、注目を集めた[5][6]。先述の事業仕分けにおいて入場料を徴収するよう指摘されたことを受け、2010年11月1日より有料制を実施した[7]海上自衛隊佐世保史料館航空自衛隊浜松広報館との同時実施)が、有料化に伴い入場者数が激減したなどの理由から同実験は2011年2月1日付をもって終了し[8]、その後は入館無料。

施設および展示品[編集]

展示車両等は、用途廃止車両として全国の駐屯地等に保管展示されていたものである。展示車輌には試作車もあり、部隊配備されている量産車とは細部が異なっている。

屋内展示[編集]

屋内展示風景
偵察用オートバイ(現在展示されているものとは異なる。)
イベントホールでの音楽隊の演奏会

〔1階〕

〔2階〕

  • 陸上自衛隊の組織や役割及び歴史の展示
  • 研修室と会議室

屋外展示[編集]

屋外展示風景
屋外展示されている10式戦車の銘板

振武臺記念館[編集]

振武臺記念館

現在の朝霞駐屯地に1941年から終戦まで存在した旧陸軍予科士官学校(通称「振武臺(振武台)」)の史料を展示する記念館。

駐屯地構内で広報センターに隣接しており、広報センター経由で時間帯限定で見学が可能。

詳細[編集]

開館時間
10:00~17:00
休館日
月曜日及び第4火曜日(祝日の場合は翌日)
年末年始(12月28日 ~ 1月4日)
臨時休館日等は公式ウェブサイトを参照

駐車場[編集]

  • 普通車40台(無料)
  • バス5台(無料)
  • 臨時駐車場あり
  • バイク・原付・自転車用駐輪スペースあり(無料)

交通[編集]

和光市駅南口から東武バスウエストが「自衛隊朝霞門」行きのバスを運行しているが、朝夕のみで広報センター開館時間帯には運行されていない。)

脚注[編集]

[ヘルプ]
  1. ^ 広報センターが所在する朝霞門は埼玉県朝霞市栄町四丁目に面しているが、朝霞駐屯地は1区3市に跨っており、正式な住所は駐屯地司令部のある東京都練馬区大泉学園町九丁目になる。
  2. ^ 陸自センター、100万人達成 仕分け効果で入場者急増 - 47NEWS(よんななニュース)
  3. ^ “「事業仕分け」後半戦開始 53事業のうち19事業、約151億7,000万円を「廃止」と判断”. FNNニュース (フジニュースネットワーク). (2009年11月26日). https://web.archive.org/web/20091126062913/http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00167190.html 2014年3月20日閲覧。 
  4. ^ “行政刷新会議ワーキングチーム「事業仕分け」第3ワーキンググループ”. 内閣府行政刷新会議事務局. (2009年11月24日). http://www.cao.go.jp/sasshin/oshirase/h-kekka/pdf/nov24gijigaiyo/3-42.pdf 2014年3月20日閲覧。 
  5. ^ 仕分けで注目「りっくんランド」人気急上昇 陸自広報センター - MSN産経ニュース・2009年12月2日
  6. ^ 東京中日スポーツ・2009年12月31日付 15面
  7. ^ 防衛省・自衛隊:自衛隊の大規模広報施設に係る入場料の徴収に関する実験の実施について
  8. ^ “「蓮舫は的外れ!」防衛省“造反”で事業仕分け骨抜き”. ZAKZAK (夕刊フジ). (2011年2月1日). https://web.archive.org/web/20110204004431/http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20110201/plt1102011553002-n1.htm 2014年3月20日閲覧。 
  9. ^ 日本原駐屯地にゲートガードとして展示されていたものをレストアして移管したものである。
  10. ^ 試作車だがイラク派遣仕様と同じ日の丸と国名の表記とワイヤーカッターが追加されている。
  11. ^ 試作車だがイラク派遣仕様に近い改修(同一ではない)が施されている。
  12. ^ 2011年春より展示。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]