「ファニーとアレクサンデル」の版間の差分
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:終演後、オスカルの母である元女優ヘレナの指揮の元、クリスマスパーティーが開かれる。パーティーが終わった後、ヘレナは元愛人のイサクに息子たちの話をする。 |
:終演後、オスカルの母である元女優ヘレナの指揮の元、クリスマスパーティーが開かれる。パーティーが終わった後、ヘレナは元愛人のイサクに息子たちの話をする。 |
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;第二部・亡霊 |
;第二部・亡霊 |
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:年が明けた後、オスカルが2月に上演される予定の『ハムレット』のリハーサル中に急死する。ヴェルゲルス主教による葬儀が行われる中、霊感のあるアレクサンデルは父の亡霊を目にする。 |
:年が明けた後、オスカルが2月に上演される予定の『[[ハムレット]]』のリハーサル中に急死する。ヴェルゲルス主教による葬儀が行われる中、霊感のあるアレクサンデルは父の亡霊を目にする。 |
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;第三部・崩壊 |
;第三部・崩壊 |
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:エミリーは夫の遺言で劇場を切り盛りすることとなったが、1年後に劇場経営から身を引く。それからして、エミリーはヴェルゲルス主教をアレクサンドルに話す。その後、アレクサンドルは妹ともに住み慣れた家を離れ、主教館に引っ越す。だが、主教の母ブレンダをはじめとするヴェルゲルス主教の家族は皆暗い雰囲気を漂わせていた上、主教本人から質素な生活を強いられる。 |
:エミリーは夫の遺言で劇場を切り盛りすることとなったが、1年後に劇場経営から身を引く。それからして、エミリーはヴェルゲルス主教をアレクサンドルに話す。その後、アレクサンドルは妹ともに住み慣れた家を離れ、主教館に引っ越す。だが、主教の母ブレンダをはじめとするヴェルゲルス主教の家族は皆暗い雰囲気を漂わせていた上、主教本人から質素な生活を強いられる。 |
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:嫁から事情を聞いたヘレナはイサクに連絡し、彼の計らいでアレクサンドルらはイサクの家に避難する。その後、主教の家にオスカルの弟であるカールとグスタヴが訪れたことにより、妻が離婚を希望していたことを知る。エミリーは眠れなくなった主教から話を聞いた後、彼に睡眠薬入りの飲み物を飲ませる。その時、主教の叔母エルサの部屋のランプが倒れ、主教館が全焼する。エルサは寝たきりだったため逃げることができず焼死する。また、主教も逃げ遅れる形で焼死する。 |
:嫁から事情を聞いたヘレナはイサクに連絡し、彼の計らいでアレクサンドルらはイサクの家に避難する。その後、主教の家にオスカルの弟であるカールとグスタヴが訪れたことにより、妻が離婚を希望していたことを知る。エミリーは眠れなくなった主教から話を聞いた後、彼に睡眠薬入りの飲み物を飲ませる。その時、主教の叔母エルサの部屋のランプが倒れ、主教館が全焼する。エルサは寝たきりだったため逃げることができず焼死する。また、主教も逃げ遅れる形で焼死する。 |
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;エピローグ |
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:エミリーは久しぶりに劇場を訪れた、ヘレナにストリンドベ |
:エミリーは久しぶりに劇場を訪れた、ヘレナに[[ヨハン・アウグスト・ストリンドベリ]]の新作『夢の戯れ』の上演を持ち掛ける。そのころ、アレクサンデルは主教の亡霊を目撃する。 |
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== キャスト == |
== キャスト == |
2021年6月20日 (日) 07:26時点における版
ファニーとアレクサンデル | |
---|---|
Fanny och Alexander | |
監督 | イングマール・ベルイマン |
脚本 | イングマール・ベルイマン |
製作 | ヨルン・ドンナー |
出演者 |
グン・ヴォールグレーン エヴァ・フレーリング |
音楽 | ダニエル・ベル |
撮影 | スヴェン・ニクヴィスト |
配給 |
Sandrew Film&Teater ゴーモン Embassy 東宝東和 |
公開 |
1982年12月17日 1983年3月9日 1983年6月17日 1983年10月8日 1985年7月6日 |
上映時間 | 311分 |
製作国 |
スウェーデン フランス 西ドイツ |
言語 |
スウェーデン語 ドイツ語 イディッシュ語 英語 |
『ファニーとアレクサンデル』(スウェーデン語: Fanny och Alexander、英語: Fanny and Alexander)は、1982年のスウェーデン映画。
第56回アカデミー賞において外国語映画賞[1]、撮影賞、美術賞、衣装デザイン賞を受賞した。
ストーリー
本作の物語はアレクサンデルの視点を通して描かれている。
- プロローグ
- 少年アレクサンデル・エクダールが人形遊びに興じる。
- 第一部・エクダール家のクリスマス
- 1907年のクリスマスイブ、俳優兼劇場主のオスカルは、妻である女優のエミリー、実子のアレクサンデルとファニーとともに、スウェーデンの地方都市ウプサラにてキリスト降誕劇を上演する。
- 終演後、オスカルの母である元女優ヘレナの指揮の元、クリスマスパーティーが開かれる。パーティーが終わった後、ヘレナは元愛人のイサクに息子たちの話をする。
- 第二部・亡霊
- 年が明けた後、オスカルが2月に上演される予定の『ハムレット』のリハーサル中に急死する。ヴェルゲルス主教による葬儀が行われる中、霊感のあるアレクサンデルは父の亡霊を目にする。
- 第三部・崩壊
- エミリーは夫の遺言で劇場を切り盛りすることとなったが、1年後に劇場経営から身を引く。それからして、エミリーはヴェルゲルス主教をアレクサンドルに話す。その後、アレクサンドルは妹ともに住み慣れた家を離れ、主教館に引っ越す。だが、主教の母ブレンダをはじめとするヴェルゲルス主教の家族は皆暗い雰囲気を漂わせていた上、主教本人から質素な生活を強いられる。
- 第四部・夏の出来事
- 主教との結婚から1年後、エミリーはヘレナのいる別荘へ逃げ込む。一方、アレクサンデルは屋根裏部屋に軟禁され、主教の娘たちの亡霊と遭遇する。
- 第五部・悪魔たち
- 嫁から事情を聞いたヘレナはイサクに連絡し、彼の計らいでアレクサンドルらはイサクの家に避難する。その後、主教の家にオスカルの弟であるカールとグスタヴが訪れたことにより、妻が離婚を希望していたことを知る。エミリーは眠れなくなった主教から話を聞いた後、彼に睡眠薬入りの飲み物を飲ませる。その時、主教の叔母エルサの部屋のランプが倒れ、主教館が全焼する。エルサは寝たきりだったため逃げることができず焼死する。また、主教も逃げ遅れる形で焼死する。
- エピローグ
- エミリーは久しぶりに劇場を訪れた、ヘレナにヨハン・アウグスト・ストリンドベリの新作『夢の戯れ』の上演を持ち掛ける。そのころ、アレクサンデルは主教の亡霊を目撃する。
キャスト
役名 | 俳優 | 日本語吹き替え | 役柄 |
---|---|---|---|
アレクサンデル・エクダール | バッティル・ギューヴェ | 浪川大輔 | 主人公の少年。 霊感が強く繊細。 |
ファニー・エクダール | ペルニラ・アルヴィーン | アレクサンデルの妹。 | |
エミリー・エクダール | エヴァ・フレーリング | 鈴木弘子 | アレクサンデルの母。舞台女優。 |
オスカル・エクダール | アラン・エドワール | 前田昌明 | アレクサンデルの父。 繁栄する劇場を営む舞台俳優。 誇り高く優しい。 |
エドヴァルド・ヴェルゲルス | ヤン・マルムシェー | 寺田農 | 主教。厳格でサディスト。 |
ヘレナ | グン・ヴォールグレーン | 藤波京子 | オスカルの母。 スウェーデンを 代表する元舞台女優。 |
イサク・ヤコビ | エルランド・ヨセフソン | 宮内幸平 | ヘレナの昔の愛人。 骨董商人。ユダヤ人。 |
アーロン | マッツ・ベルイマン | イサクの甥。人形美術家。 | |
イスマエル | スティーナ・エクブラッド | アーロンの弟。 狂人という事で監禁中。 中世的で浮世離れしてる。 | |
カール | ボリエ・アールステット | 石田太郎 | ヘレナの次男でオスカルの弟。 大学教授だが家計は苦しい。 アルコール依存者。 気性が激しい。 |
リディア・エクダール | クリスティーナ・ショリン | 少し鈍感で夫カールに よく罵られるが夫を愛する。 ドイツ人。 | |
グスタフ・アドルフ・エグダール | ヤール・キューレ | 永井一郎 | ヘレナの三男でオスカルの弟。 地元で一番のケーキ屋[2]を営む。 エクダール家の料理担当。 |
アルマ・アドルフ・エクダール | モナ・マルム | グスタフの妻。 | |
マイ | ペルニラ・アウグスト | エクダール家のメイドで ベビーシッター。アルマ 公認のグスタフの愛人。 若く小悪魔的魅力を持つ。 | |
エルサ | ハンス・ヘンリック・レールフェルト | エドヴァルドの叔母。 病気で寝たきり。 | |
ブレンダ・ヴェルゲルス | アリアンヌ・アミノフ | エドヴァルドの母。 | |
ヘンリエッタ・ヴェルゲルス | カースティン・ティーデリウス | エドヴァルドの妹。 | |
ユスティナ | ハリエット・アンデルセン | ヴェルゲルス家のメイド。 | |
エヴァ | アンジェリカ・ウォールグレン | グスタフとアルマの娘。 | |
ポーリーヌ | リンダ・クリューガー | 亡霊。エドヴァルドの娘。 | |
エスメラルダ | ペニッラ・ヴァールグレーン | 亡霊。ポーリーヌの妹。 | |
ヴェガ | マジリス・グランランド | 世話係としてヘレナに長く仕える。 | |
エステル | スベア・ホルスト | 世話係としてヘレナに長く仕える。 | |
ローザ | レナ・オリン | エクダール家の若い メイドでベビーシッター。 | |
ハンナ | アンナ・ベルイマン | エクダール家の劇場の劇団員。 | |
フィリップ・ランダール | グンナール・ビョルンストランド | エクダール家の劇場の劇団員。 | |
ラース・オウェ・カールズベルイ | エクダール家の劇場の劇団員。 合唱のソロパート担当。 | ||
ピーター・ストーメア |
スタッフ
- 監督:イングマール・ベルイマン
- 製作:ヨルン・ドンナー
- 脚本:イングマール・ベルイマン
- 撮影:スヴェン・ニクヴィスト
- 音楽:ダニエル・ベル
主な受賞
- アカデミー賞:外国語映画賞[1]、撮影賞、美術賞、衣装デザイン賞
- ゴールデングローブ賞:外国語映画賞
- 英国アカデミー賞:外国語映画賞
- セザール賞:外国語映画賞
- ロサンゼルス映画批評家協会賞:外国語映画賞、撮影賞
- ニューヨーク映画批評家協会賞:外国語映画賞、撮影賞
- ヴェネツィア国際映画祭:国際評論家賞
脚注
外部リンク
- ファニーとアレクサンデル - allcinema
- ファニーとアレクサンデル - KINENOTE
- ファニーとアレクサンデル - IMDb(英語) (188分版)
- ファニーとアレクサンデル - IMDb(英語) (312分版)
- アカデミー外国語映画賞「ファニーとアレクサンデル」受賞映像 - YouTube - Oscars公式
- 出席:イングリッド・フォン・ローゼン(ベルイマン夫人)、ヨルン・ドンナー(プロデューサー)
- ファニーとアレクサンデル - オールムービー(英語)
- ファニーとアレクサンデル - Box Office Mojo(英語)
- ファニーとアレクサンデル - Rotten Tomatoes(英語)