トーク・トゥ・ハー

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トーク・トゥ・ハー
Hable con ella
監督 ペドロ・アルモドバル
脚本 ペドロ・アルモドバル
製作 エステル・ガルシアスペイン語版
製作総指揮 アグスティン・アルモドバルスペイン語版
出演者 ハビエル・カマラ
ダリオ・グランディネッティ
レオノール・ワトリング
ロサリオ・フローリススペイン語版
ジェラルディン・チャップリン
音楽 アルベルト・イグレシアス
撮影 ハビエル・アギーレサロベ
編集 ホセ・サルセドスペイン語版
製作会社 エル・デセオスペイン語版
配給 スペインの旗 Warner Sogefilms
日本の旗 ギャガ・コミュニケーションズ
公開 スペインの旗 2002年3月15日
日本の旗 2003年6月28日
上映時間 113分
製作国 スペインの旗 スペイン
言語 スペイン語
興行収入 世界の旗 $51,001,550[1]
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トーク・トゥ・ハー』(原題:Hable con ella, 英題:Talk to Her)は、2002年スペインコメディドラマ映画。監督・脚本はペドロ・アルモドバル、出演はハビエル・カマラダリオ・グランディネッティなど。それぞれに愛する女性が昏睡状態にある2人の男性の姿を通して愛の奇跡を切なく描いている[2]

第75回アカデミー賞でペドロ・アルモドバルが脚本賞を受賞している[3]

ストーリー[編集]

キャスト[編集]

※括弧内の日本語名はDVDの日本語吹替を担当した声優

ドイツの舞踏家であるピナ・バウシュとブラジル音楽界のトップスターであるカエターノ・ヴェローゾが、それぞれダンサー役と歌手役で特別出演している[2]

スタッフ[編集]

作品の評価[編集]

映画批評家によるレビュー[編集]

Rotten Tomatoesによれば、批評家の一致した見解は「ペドロ・アルモドバルからのもう1つの見事な、思いやりのある作品」であり、135件の評論のうち高評価は91%にあたる123件で、平均点は10点満点中8.1点となっている[4]Metacriticによれば、34件の評論のうち、高評価は31件、賛否混在は3件、低評価はなく、平均点は100点満点中86点となっている[5]

受賞歴[編集]

部門 対象 結果
第75回アカデミー賞[3] 監督賞 ペドロ・アルモドバル ノミネート
脚本賞 ペドロ・アルモドバル 受賞
第60回ゴールデングローブ賞[6] 外国語映画賞 受賞
第15回ヨーロッパ映画賞英語版[7] 作品賞 受賞
監督賞 ペドロ・アルモドバル
脚本賞 ペドロ・アルモドバル
男優賞 ハビエル・カマラ ノミネート
撮影賞 ハビエル・アギーレサロベ
観客賞(監督賞)英語版 ペドロ・アルモドバル 受賞
観客賞(男優賞)英語版 ハビエル・カマラ

出典[編集]

  1. ^ Talk to Her” (英語). Box Office Mojo. 2021年9月5日閲覧。
  2. ^ a b トーク・トゥ・ハー”. WOWOW. 2021年9月5日閲覧。
  3. ^ a b 2002年 第75回 アカデミー賞”. allcinema. 2021年9月5日閲覧。
  4. ^ Talk to Her” (英語). Rotten Tomatoes. 2021年9月5日閲覧。
  5. ^ Talk to Her Reviews” (英語). Metacritic. 2021年9月5日閲覧。
  6. ^ 2002年 第60回 ゴールデン・グローブ”. allcinema. 2021年9月5日閲覧。
  7. ^ 2002年 第15回 ヨーロッパ映画賞”. allcinema. 2021年9月5日閲覧。

外部リンク[編集]