「アメリカ合衆国の国旗」の版間の差分
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[[ファイル:Inauguration-01-20-2009.jpg|right|thumb|[[2009年バラク・オバマ大統領就任式|バラク・オバマ大統領就任式]]で掲揚された過去の星条旗<br>(2009年1月20日、[[ワシントンD.C.]]・[[アメリカ合衆国議会議事堂|米国議会議事堂]])]] |
[[ファイル:Inauguration-01-20-2009.jpg|right|thumb|[[2009年バラク・オバマ大統領就任式|バラク・オバマ大統領就任式]]で掲揚された過去の星条旗<br>(2009年1月20日、[[ワシントンD.C.]]・[[アメリカ合衆国議会議事堂|米国議会議事堂]])]] |
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[[ファイル:US historical flags-United States of America.jpg|right|thumb|歴代の国旗]] |
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⚫ | 星条旗は[[アメリカ独立戦争|独立戦争]]時に[[フィラデルフィア]]で[[ベッツィー・ロス]]という女性が裁縫したものが始まりだと言われている。星は独立時の13個から、連邦に[[アメリカ合衆国の州|州]]が加わるたびに増やされて現在に至っており、その度に、次の[[独立記念日 (アメリカ合衆国)|独立記念日]]に配置が変更される(初期を除く)。このため星条旗は世界で最も変更回数の多い国旗だが、現在の「50星」デザインは[[ハワイ州|ハワイ]]が州に昇格した翌年の1960年から続いており、[[2007年]][[7月4日]]にはこれまでの「48星」の47年間を抜いて最も長い期間使われているデザインとなった。 |
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⚫ | 星条旗は、[[アメリカ独立戦争|独立戦争]]時に[[フィラデルフィア]]で[[ベッツィー・ロス]]という女性が裁縫したものが始まりだと言われている。星は独立時の13個から、連邦に[[アメリカ合衆国の州|州]]が加わるたびに増やされて現在に至っており、その度に、次の[[独立記念日 (アメリカ合衆国)|独立記念日]]に配置が変更される(初期を除く)。このため、星条旗は世界で最も変更回数の多い国旗だが、現在の「50星」デザインは[[ハワイ州|ハワイ]]が州に昇格した翌年の1960年から続いており、[[2007年]][[7月4日]]にはこれまでの「48星」の47年間を抜いて最も長い期間使われているデザインとなった。 |
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この「星と縞、赤・白・青」の組み合わせは、アメリカ合衆国をイメージするあらゆるシンボルに使用されている。 |
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なお、[[星条旗 (国歌)|アメリカ合衆国の国歌]] |
この「星と条、赤・白・青」の組み合わせは、アメリカ合衆国をイメージするあらゆるシンボルに使用されている。 |
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なお、[[星条旗 (国歌)|アメリカ合衆国の国歌]]も日本語では「星条旗」と訳されるが、原題は「{{lang|en|The Star-Spangled Banner}}」(「星で飾られた旗」の意)であり、合衆国旗を意味する言葉ではあるが、厳密には「条」の意味が含まれていない。 |
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US Sons OfLiberty 9Stripes Flag.svg|{{FIAV|historical|}}植民地時代の旗(1765年) |
US Sons OfLiberty 9Stripes Flag.svg|{{FIAV|historical|}}植民地時代の旗(1765年) |
2016年9月14日 (水) 10:17時点における版
用途及び属性 | ? |
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縦横比 | 10:19 |
制定日 | 1960年7月4日 |
使用色 |
アメリカ合衆国の国旗は、一般に星条旗(せいじょうき、the Stars and Stripes)と呼ばれる。正式名は合衆国旗(がっしゅうこくき、Flag of the United States)。古き栄光(Old Glory)の別名もある。
意匠と意味
白線と赤線の組み合わせの13本の横縞(赤7本と白6本、したがって上下縁は赤)、四角に区切った左上部(カントン)は青地に50の白い星が配置されている。
白は purity(純粋)とinnocence(純潔),赤は hardiness(たくましさ)とvalor(勇気),青はvigilance(戒心)とperseverance(忍耐)とjustice(正義)を表す[1]。また縞模様は独立当時の13の入植地を表し、星は現在の州を表している。
現在のデザインは27代目であり、すなわち今までに26回デザインが更新されたことがある。
歴史
星条旗は、独立戦争時にフィラデルフィアでベッツィー・ロスという女性が裁縫したものが始まりだと言われている。星は独立時の13個から、連邦に州が加わるたびに増やされて現在に至っており、その度に、次の独立記念日に配置が変更される(初期を除く)。このため、星条旗は世界で最も変更回数の多い国旗だが、現在の「50星」デザインはハワイが州に昇格した翌年の1960年から続いており、2007年7月4日にはこれまでの「48星」の47年間を抜いて最も長い期間使われているデザインとなった。
当初は星の数と共に条(すじ)の本数も増やされていたが、条の本数が多くなるに従って不恰好で見づらくなった(遠目からはピンクに見えるようになった)ため、発足時の13本に直したという経緯がある(下表の15星旗では縞は15本だが、20星旗は13本に直されている)。
この「星と条、赤・白・青」の組み合わせは、アメリカ合衆国をイメージするあらゆるシンボルに使用されている。
なお、アメリカ合衆国の国歌も日本語では「星条旗」と訳されるが、原題は「The Star-Spangled Banner」(「星で飾られた旗」の意)であり、合衆国旗を意味する言葉ではあるが、厳密には「条」の意味が含まれていない。
デザインの変遷
以下の表に、アメリカ合衆国の27の国旗を示す。星の配置は「一般的」なものである(多くはアメリカ海軍と関係している)。1912年10月29日に、ウィリアム・タフト大統領が、48星旗を発表するまで、公式な星の配置はなかった。さらに、旗の正確な色も1934年[2]まで決まっていなかった。その後定められたことにより以前の国旗にも適用された。また上記の通り公式ではなかったものの慣例上の一般的な配置は決まっていた。それら慣例により事実上正式であったものを表に記す。
重要な非標準配置
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?独立当時の旗(別の仕様)
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?独立当時の旗(別の仕様)
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?独立当時の旗(別の仕様)
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?縞は15本の国旗(別の仕様)
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?20つ星の国旗(別の仕様)
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?26つ星の国旗(別の仕様)
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?29つ星の国旗(別の仕様)
南北戦争時代の旗
向き
縦掲揚
国旗を縦に掲揚する際はそのまま「時計回りに90度まわして」掲げるというのが国際的なルールだが、星条旗は例外で、カントンが常に左上にくるよう「時計回りに90度まわしてから裏返す」のが正式な掲げ方である。
国旗の誤掲揚は国際儀礼上の非礼とされるため儀典担当者は神経を使うが、合衆国旗の誤掲揚は最も頻繁におこる失態のひとつとなっている。
衣服
ワールド・ベースボール・クラシックやオリンピックアメリカ代表のユニフォーム右袖につけられた合衆国旗は、カントンが右上にくる配置になっていた。合衆国旗の配置のもう一つの原則に、カントンは常にポール側になければならず、必然的に風上側にあることになる。着衣の場合、風を前から受けると想定してデザインするため、右袖につけた合衆国旗は必然的にカントンが右上、つまりは風にたなびいたように通常掲揚する場合と裏返しに配置されている。これはアメリカ軍の軍服でも同様である[4]。
他の国旗への影響
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参考
- ^ [1]
- ^ (For alternate versions of the flag of the United States, see the Stars of the U.S. Flag page at the "Flags of the World" website.)
- ^ Leepson, Marc. (2005). Flag: An American Biography. New York: St. Martin's Press. p. 16.
- ^ ベースボールマガジン社『週刊ベースボール』2008年9月22日号 「ベースボール意匠学 右袖の星条旗のナゾ」62ページ