東明大貴

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東明 大貴
オリックス・バファローズ #26
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 岐阜県岐阜市
生年月日 (1989-06-15) 1989年6月15日(29歳)
身長
体重
178 cm
77 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 2013年 ドラフト2位
初出場 2014年3月29日
年俸 2,550万円(2018年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

東明 大貴(とうめい だいき、1989年6月15日 - )は、岐阜県岐阜市出身のプロ野球選手投手)。右投右打。オリックス・バファローズ所属。

経歴[編集]

プロ入り前[編集]

小学生時代に地元の厚見スポーツ少年団に所属したが、チームは6年間に3回しか勝てなかった。厚見中学校で軟式野球部に所属した後に、富田高へ進学。1年の秋からエースになったが、高校時代は地方大会で一度も初戦を突破できなかった。

一般入試で桐蔭横浜大学へ進学すると、1年春のリーグ戦から出場。この頃から球速を大きく伸ばすなど急成長し、同年秋のリーグ戦でベストプレーヤー賞を獲得する活躍でチームの3位躍進に大きく貢献した。2年春には同校のリーグ戦初優勝、大学選手権大会出場に貢献する活躍を見せたが、怪我で登板機会はなし。3年春にはリーグMVP、最優秀投手賞を獲得する活躍で再び大学選手権に出場。1回戦の愛知学院大学戦で浦野博司との投げ合いを制し、勝利。続く慶應義塾大学戦でも先発。福谷浩司と投げ合いを演じ、7回1アウトまでノーヒットのピッチングをしていたが、終盤に捕まり勝利を逃した。4年秋に二度目のリーグMVPを獲得する活躍で神宮大会代表決定戦に進出。代表決定戦で東海大学と対戦。菅野智之との投げ合いを制し、代表決定戦に勝利。明治神宮大会の出場を果たしたが、初戦で敗れた。その後プロ志望届を提出したが、指名漏れとなった。大学通算成績は52試合登板、30勝11敗、投球回数371回2分の3、234奪三振、防御率1.86。ベストナイン4度受賞。

大学卒業後に社会人野球富士重工業へ入社。1年目の第83回都市対抗野球大会予選ではチームを北関東第1代表に導く活躍でMVPを受賞、第83回都市対抗野球大会に出場(ただし勝ち星は挙げられず)。2年目はJABA静岡大会で準優勝して敢闘賞を受賞したものの、第84回都市対抗野球大会予選で敗退。日立製作所の補強選手として第84回都市対抗野球大会に出場した。

2013年のプロ野球ドラフト会議で、オリックス・バファローズから2巡目で指名。契約金8,000万円、年俸1,200万円(金額は推定)という条件で入団した。背番号は26

2013年夏からはコーチに復帰した阿部次男による指導の下で、ドラフト指名直後に行われた第39回社会人野球日本選手権大会の1回戦(対JR九州戦)・準決勝(対三菱重工広島戦)で完封勝ちを収めるなど、同大会では通算20回2/3を投げて無失点に抑えている[2]

プロ入り後[編集]

2014年、同期入団の吉田一将大山暁史とともに、春季キャンプから一軍に帯同[3]。オープン戦でも好投を続けた結果、救援要員として、大山と共に開幕を一軍で迎えた。オリックスで複数の新人投手が開幕一軍入りを果たしたのは、2004年歌藤達夫野村宏之以来10年振りであった[4]3月28日に、北海道日本ハムファイターズとの開幕戦(札幌ドーム)で、同点の延長12回裏に7番手投手として一軍デビュー。打者2人に1被安打1与四球で満塁のピンチを招いた末に、小谷野栄一にサヨナラ安打を許したため、チームは2年連続開幕戦でサヨナラ負け(2リーグ分立後のNPB史上初の記録)を喫した[5]。一軍5試合目の登板であった4月17日の対日本ハム戦(ほっともっとフィールド神戸)では、4回表から6回表までの救援によって、プロ入り初勝利を挙げた[6]。ちなみに当日は、又吉克樹中日ドラゴンズ)と豊田拓矢埼玉西武ライオンズ)も一軍公式戦でプロ初勝利を記録。NPBの一軍公式戦で、3人の新人投手が同じ日に初勝利を挙げた事例は59年振りであった[7]。なお、東明自身は、5月下旬から先発要員に転向[8]阪神甲子園球場での人生初登板になった6月7日の対阪神タイガース戦で、先発初勝利を挙げている[9]。一軍公式戦では、7月に5敗を喫した一方で、8月に先発登板3試合で3勝を記録。シーズン通算では、同期の吉田一将と並んで5勝を挙げた。

2015年、公式戦の開幕直後から、一軍先発陣の一角に定着した。前半戦は体調不良などの影響で3勝にとどまった[10]が、8月中旬から4連勝[11]9月9日の対西武戦(西武プリンスドーム)では、プロ入り後初の10勝目を被安打2のプロ初完投・初完封勝利で記録する[12]とともに、連勝を5に伸ばした。結局、シーズン通算では10勝8敗、防御率3.35という成績を残した。

2016年、一軍公式戦へのシーズン初登板であった3月30日の対日本ハム戦(札幌ドーム)に、先発投手としてシーズン初勝利を挙げた[13]。以降の登板では、「四球から失点を招く」というパターンで勝ち星を上乗せできず、前半戦だけで7敗を喫した[14]。シーズン中には、中継ぎ要員への転向や二軍での調整[15]を経験。8月9日の対福岡ソフトバンクホークス戦(京セラドーム大阪)では、先発投手・西勇輝の故障による緊急降板を受けての救援ながら、3回を無失点に抑えてプロ初ホールドを記録した[16]。後に西の戦線離脱で先発要員に復帰した[17]が、前述のパターンを脱するまでに至らず、一軍監督の福良淳一からは再三にわたって「負ける投手の典型」との苦言を呈された[18]。一軍公式戦では前述の1勝を挙げた後に、10連敗でシーズンを終了[19]。終了後の11月8日に、右肘関節のクリーニング手術を受けた[20]

2017年は3試合の登板に留まった。8月25日に右肘のクリーニング手術を受けた[21]

2018年9月12日の西武戦に登板し、5回を無失点に抑え勝ち投手となる。2016年3月30日以来、2年振りの白星を挙げた。

選手としての特徴[編集]

  • 最速153kmのストレートを誇る。

詳細情報[編集]

年度別投手成績[編集]





















































W
H
I
P
2014 オリックス 26 16 0 0 0 5 7 0 0 .417 437 99.2 93 11 45 1 4 80 2 0 44 42 3.79 1.38
2015 25 25 2 1 0 10 8 0 0 .556 663 161.1 148 16 41 2 5 118 3 1 61 60 3.35 1.17
2016 24 19 0 0 0 1 10 0 1 .091 567 122.0 157 13 54 2 3 100 5 0 70 67 4.94 1.73
2017 3 3 0 0 0 0 0 0 0 ---- 57 13.0 13 2 5 0 0 5 0 0 6 6 4.15 1.38
NPB:4年 78 63 2 1 0 16 25 0 1 .390 1724 396.0 411 42 145 5 12 303 10 1 181 175 3.98 1.40
  • 2017年度シーズン終了時

記録[編集]

投手記録
打撃記録

背番号[編集]

  • 26 (2014年 - )

登場曲[編集]

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ 小谷野栄一からサヨナラ安打を打たれる。

出典[編集]

  1. ^ オリックス - 契約更改 - プロ野球.日刊スポーツ.2018年6月1日閲覧。
  2. ^ オリックス2位東明、無失点も涙/社会人野球(『日刊スポーツ2013年11月8日付記事)
  3. ^ 【オリックス】吉田一将「イメージ通り」ニッカンスポーツ2014年1月25日配信
  4. ^ オリックス新人投手の東明と大山が開幕1軍入りニッカンスポーツ2014年3月25日敗尾新
  5. ^ オリックス 開幕戦2年連続サヨナラ負け 2リーグ制後初の屈辱スポーツニッポン2014年3月29日配信
  6. ^ オリックス新人東明が5度目登板でプロ初勝利ニッカンスポーツ2014年4月17日配信
  7. ^ 59年ぶり大記録 新人3投手同時初勝利日刊スポーツ2014年4月18日配信
  8. ^ オリックス東明、初先発は4回途中3失点日刊スポーツ2014年5月22日配信
  9. ^ オリ東明、憧れの初甲子園で2勝目ニッカンスポーツ2014年5月29日配信)
  10. ^ オリックス東明復帰3勝目「攻めの投球できた」日刊スポーツ2015年7月9日配信
  11. ^ オリックス東明、自身4連勝でプロ初2桁勝利に王手日刊スポーツ2015年9月3日配信
  12. ^ オリックス東明「割り切って」プロ初完封&初10勝日刊スポーツ2015年9月9日配信
  13. ^ オリックス東明福良監督、先発東明に「粘ってくれた」日刊スポーツ2016年3月31日配信
  14. ^ オリックス東明7敗目「立ち上がりがすべて」日刊スポーツ2016年7月6日配信
  15. ^ オリックス 山﨑福、東明ら4選手を抹消日刊スポーツ2016年5月12日配信
  16. ^ 福良監督「よく頑張った」3回無失点の東明称賛日刊スポーツ2016年8月9日配信
  17. ^ オリックス東明が先発復帰 まだ1勝、早く2勝目を日刊スポーツ2016年8月16日配信
  18. ^ 福良監督、東明の失点は同じ「負ける投手の典型」日刊スポーツ2016年8月24日配信
  19. ^ オリックス痛い2押し出し 今日敗れれば単独最下位日刊スポーツ2016年9月27日配信
  20. ^ オリックス東明が右肘関節クリーニング手術日刊スポーツ2016年11月8日配信
  21. ^ “オリックス東明大貴きょう右肘手術 今季の登板絶望 - 野球 : 日刊スポーツ” (日本語). nikkansports.com. https://www.nikkansports.com/baseball/news/1877145.html 2018年9月13日閲覧。 
  22. ^ オリックス東明、初先発は4回途中3失点(『日刊スポーツ』2014年5月21日付記事)

関連項目[編集]

外部リンク[編集]