大山暁史
オリックス・バファローズ #69 | |
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2015年5月5日 神戸第二サブ球場にて
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基本情報 | |
国籍 | ![]() |
出身地 | 大分県別府市 |
生年月日 | 1988年10月6日(29歳) |
身長 体重 |
168 cm 69 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 左投左打 |
ポジション | 投手 |
プロ入り | 2013年 ドラフト8位 |
初出場 | 2014年3月30日 |
年俸 | 1,600万円(2018年)[1] |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
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大山 暁史(おおやま さとし、1988年10月6日 - )は、大分県別府市出身のプロ野球選手(投手)。左投左打。オリックス・バファローズ所属。
経歴[編集]
プロ入り前[編集]
別府青山高等学校では、2年夏に控え投手として、第87回全国高等学校野球選手権大会に出場。同校の春夏通算甲子園初出場メンバーとなった。迎えた甲子園では1回戦で加藤政義を擁する東北高校に敗退、大山自身も救援で甲子園のマウンドを経験するも3回4失点に終わった[2]。
亜細亜大学では1年次のリーグ戦からリリーフとして登板したが、2学年下の東浜巨の控えに甘んじた。大学通算21試合、1勝5敗。
セガサミー入社後に大きく成長。2011年、ルーキーながら主戦投手として活躍し、第1回JABA関東選手権最優秀選手賞を獲得[3]。2012年には巨人とのプロ・アマ交流戦で5回無失点と好投するなど、同年ドラフトの上位候補に挙げられ[4]、大山自身も指名を信じていたが[5]、結果は指名漏れに終わった。チームメイトの赤堀大智と宮崎敏郎がプロ入りを決める中での指名漏れに一時は大きくモチベーションを落としたが[5]、2013年は浦野博司との切磋琢磨等を通じて精神的に成長し[5][6]、同年の2013年度ドラフト会議でオリックス・バファローズから8位指名を獲得した[7]。
プロ入り後[編集]
2014年、オープン戦から左の中継ぎとして起用され、ルーキーでは東明大貴と共に開幕一軍に名を連ねた。3月30日の対北海道日本ハムファイターズ戦でプロ初登板を果たすものの、その1試合の登板だけでシーズン終了を迎えた。
2015年、二軍では前年の39試合を上回る49試合に登板したが、一軍での登板機会は無かった。シーズン終了後、背番号が「40」から「69」へ変更となった[8]。
2016年、2年ぶりに開幕一軍に名を連ね、3月26日の埼玉西武ライオンズ戦(西武プリンスドーム)で6番手として2年ぶりの一軍登板を果たすなど3試合に登板した。
2017年は、開幕を二軍で迎えるが5月6日にシーズン初昇格し、主に左のワンポイントとして登板。6月7日に二軍降格となるが6月23日に再び一軍登録される。8月5日の日本ハム戦では、3-4と1点ビハインドの6回裏1死2・3塁の場面で金田和之の後を受け3番手で救援登板。中島卓也を捕ゴロ挟殺、西川遥輝を投ゴロに打ち取って無失点で切り抜け、直後の7回表に味方がステフェン・ロメロの本塁打などで3点を奪って逆転しそのまま勝利したことで、プロ初勝利を記録した。
選手としての特徴[編集]
168cmと小柄な体格ながら、スリークォーターからの最速149km/hの直球が武器。投球のテンポの良さも持ち味である[7][9]。変化球はスライダー・ツーシームを有する[7]。
詳細情報[編集]
年度別投手成績[編集]
年 度 |
球 団 |
登 板 |
先 発 |
完 投 |
完 封 |
無 四 球 |
勝 利 |
敗 戦 |
セ 丨 ブ |
ホ 丨 ル ド |
勝 率 |
打 者 |
投 球 回 |
被 安 打 |
被 本 塁 打 |
与 四 球 |
敬 遠 |
与 死 球 |
奪 三 振 |
暴 投 |
ボ 丨 ク |
失 点 |
自 責 点 |
防 御 率 |
W H I P |
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2014 | オリックス | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- | 2 | 0.2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0.00 | 0.00 |
2016 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- | 27 | 4.1 | 6 | 0 | 5 | 0 | 2 | 2 | 0 | 0 | 8 | 1 | 2.08 | 2.54 | |
2017 | 32 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 6 | 1.000 | 110 | 26.0 | 21 | 0 | 11 | 0 | 1 | 30 | 0 | 0 | 12 | 10 | 3.46 | 1.23 | |
通算:3年 | 36 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 6 | 1.000 | 139 | 31.0 | 27 | 0 | 16 | 0 | 3 | 32 | 0 | 0 | 20 | 11 | 3.19 | 1.39 |
- 2017年度シーズン終了時
- 各年度の太字はリーグ最高
記録[編集]
- 初登板:2014年3月30日、対北海道日本ハムファイターズ3回戦(札幌ドーム)、8回裏に6番手で救援登板、2/3回無失点
- 初奪三振:2016年3月26日、対埼玉西武ライオンズ2回戦(西武プリンスドーム)、8回裏に栗山巧から見逃し三振
- 初ホールド:2017年5月18日、対福岡ソフトバンクホークス11回戦(ほっともっとフィールド神戸)、6回裏に2番手で救援登板、1/3回無失点
- 初勝利:2017年8月5日、対北海道日本ハムファイターズ15回戦(札幌ドーム)、6回裏に3番手で救援登板、2/3回無失点
背番号[編集]
- 40 (2014年 - 2015年)
- 69 (2016年 - )
脚注[編集]
- ^ オリックス - 契約更改 - プロ野球.日刊スポーツ.2016年12月1日閲覧。
- ^ “第87回全国高校野球選手権大会 全国大会試合結果”. asahi.com. 2014年3月31日閲覧。
- ^ “ニュース詳細”. SEGA SAMMY BASEBALL. 2014年3月31日閲覧。
- ^ “ドラフト候補大山暁史が巨人を5回零封”. nikkansports.com. 2014年3月31日閲覧。
- ^ a b c “オリックス8位・大山暁史「自分を変えてくれた2度のドラフト」”. SPORTS COMMUNICATIONS. 2014年3月31日閲覧。
- ^ “野球部メンバー紹介”. SEGA SAMMY BASEBALL. 2014年3月31日閲覧。
- ^ a b c “2013年度ドラフト会議 契約交渉権獲得選手”. オリックス・バファローズオフィシャルサイト. 2014年3月31日閲覧。
- ^ “背番号の変更について”. オリックス・バファローズオフィシャルサイト (2015年12月22日). 2015年12月22日閲覧。
- ^ “オリックス - 2013年指名選手”. SANSPO.COM. 2014年3月31日閲覧。
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- 個人年度別成績 大山暁史 - NPB.jp 日本野球機構
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