日本とスリランカの関係

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Jump to navigation Jump to search
日本とスリランカの関係

日本

スリランカ

日本とスリランカの関係シンハラ語: ජපාන-ශ්‍රී ලංකා සබඳතා英語: Japan–Sri Lanka relations)は、日本スリランカ二国間関係を指す。

日本はコロンボに在スリランカ日本国大使館を置いている[1]。また、スリランカは東京都港区駐日本国スリランカ大使館を置いている[2]

歴史[編集]

日本とスリランカは、スリランカがイギリスから正式に独立した1948年から、4年後の1952年に正式な国交を樹立させた。また、国交樹立前の1951年に行われたサンフランシスコ講和会議には、セイロン代表としてジュニウス・リチャード・ジャヤワルダナ大統領が出席、「憎悪は憎悪によって止むことなく、によって止む(Hatred ceases not by hatred, but by love.[3]」という仏陀の言葉を引用、対日賠償請求権の放棄を明らかにすると共に、日本の国際社会復帰を求め、日本の国際社会復帰の道筋を作った[4]。また、昭和天皇が英国領時代にスリランカを訪問した1921年から60年後の1981年には、今上天皇(当時は皇太子)がスリランカを訪問している[4]

2012年には、国交樹立60周年を祝い記念硬貨が発行された[5][6]。2011年時点において、9,303人の在日スリランカ人が居住、在スリランカ日本人の数は882人となっている[7]

経済関係[編集]

1997年、スリランカはBIMSTEC英語版(多方面技術経済協力のためのベンガル湾イニシアティヴ)のメンバーとなった。BIMSTECには他にバングラデシュブータンインドネパールタイミャンマーが加盟している。BIMSTECは2000年以降減少している貿易額を増加させるため日本と自由貿易協定を結ぶことを目標としている。2007年までに、スリランカの総輸出額に占める日本への輸出額は2.4%に過ぎない。日本への主要輸出品目は紅茶ゴム魚介類貴石[8]、日本からの主要輸出品目は自動車繊維製品、鉄鋼などとなっている。2011年時点において、日本とスリランカの貿易額は967.8億円であり、日本はスリランカにとって第5位の輸入相手国、第10位の輸出相手国となっている[7]

  • 対スリランカ輸出額:751.6億円
  • 対スリランカ輸入額:216.2億円

また、日本はスリランカにとって中国インドにつぐ3位の経済援助国であり、2004年12月のスマトラ島沖地震によるインド洋大津波では緊急支援として80億円の無償資金協力を供与した他、中長期的支援として約100億円の円借款を供与している[7]。この他に無償資金協力によって1983年に完成したスリ・ジャヤワルダナプラ総合病院や1999年に完成したスリ・ジャヤワルダナプラ国立看護学校、1980年より開始されたコロンボ港再開発事業への支援などが日本の支援プロジェクトとして知られている[4]

外交使節[編集]

駐スリランカ(セイロン)日本大使・公使[編集]

駐日スリランカ(セイロン)大使[編集]

駐日セイロン大使


駐日スリランカ大使

脚注[編集]

  1. ^ Embassy of Japan in Sri Lanka”. 2009年7月21日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2013年6月8日閲覧。
  2. ^ Embassy of Sri Lanka in Japan”. 2013年6月8日閲覧。[リンク切れ]
  3. ^ SPEECH BY H.E. MR.SEIICHIRO OTSUKA, AMBASSADOR AT THE SEMINAR IN COMMEMORATION OF FIFTY YEARS OF BILATERAL RELATIONS BETWEEN SRI LANKA AND JAPAN”. 在日本国スリランカ大使館 (2002年4月25日). 2013年6月8日閲覧。
  4. ^ a b c 二国間関係 - (3)対日賠償請求権の放棄”. 在日本国スリランカ大使館. 2013年6月8日閲覧。
  5. ^ Sri Lanka and Japan Celebrate 60 Years of Diplomatic Relations”. 2013年6月8日閲覧。
  6. ^ "60th Anniversary of Sri Lanka – Japan Diplomatic Relations" Commemorative Sri Lankan 1,000 Rupee Silver Proof Coin”. 独立行政法人 造幣局. 2013年6月8日閲覧。
  7. ^ a b c 国名:スリランカ民主社会主義共和国 - 二国間関係”. 外務省. 2013年6月8日閲覧。
  8. ^ Sri Lanka should make better use of existing trade deals: experts”. Bilaterals.org (2007年9月11日). 2013年6月8日閲覧。
  9. ^ ‘Japanese Week’ : Celebrating 60 years of friendship | The Sunday Times Sri Lanka (英語) - 2016年3月6日
  10. ^ a b 全日本仏教会全仏通信 昭和38年11月号』 - 1963年10月25日
  11. ^ 日本の公文書では「テネクーン」と呼ばれることもある。例えば、日本国外務省『昭和44年版 わが外交の近況』など。
  12. ^ 信任状捧呈式(平成元年) - 宮内庁
  13. ^ C・マヘンドラン大使は、在任中の1992年3月に靖国神社を参拝している。水間政憲いまこそ日本人が知っておくべき「領土問題」の真実: 国益を守る「国家の盾」』、p.77
  14. ^ 外務省: 新任駐日スリランカ民主社会主義共和国大使の信任状捧呈について - 2005年9月12日
  15. ^ 外務省: 新任駐日スリランカ大使の信任状捧呈について - 2009年2月27日
  16. ^ 外務省: 新任駐日スリランカ国大使の信任状捧呈 - 2011年6月1日
  17. ^ 新任駐日スリランカ大使の信任状捧呈 | 外務省 - 2015年10月22日

関連項目[編集]

外部リンク[編集]