日本とノルウェーの関係
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日本とノルウェーの関係(にほんとノルウェーのかんけい、ノルウェー語: Forholdet mellom Japan og Norge、英語: Japan–Norway relations)では、日本とノルウェーの二国間関係について述べる。「日本」ノルウェーの漢字表記「諾威」のそれぞれの頭文字から日諾関係とも。駐日ノルウェー大使館は2023年6月現在東京都港区芝公園に仮移転しており[1]、在ノルウェー日本国大使館はオスロホーコン7世門通り沿いに所在している[2]。
歴史
[編集]日本とノルウェーとの間の最初の条約は、ノルウェーがスウェーデンと同君連合していた頃の1868年11月11日に調印された日本・スウェーデン=ノルウェー修好通商航海条約である[3]。その後、ノルウェーは1905年6月7日にスウェーデンとの連合を解消するが、日本は同年11月にノルウェーの独立を承認し、二国間関係を樹立する[4]。 第二次世界大戦中や戦後の一時期に二国間関係は断絶するが、サンフランシスコ平和条約締結後に国交を回復した[5]。2005年には日本とノルウェーの国交樹立100周年を記念した様々な行事が行われるなど[6]、良好な関係が続いている。
貿易
[編集]日本からノルウェーへの主な輸出品は自動車、管や管用継手、建設用機械、鉱山用機械などで[7]、輸出額は2016年現在1,070億円である[4]。一方、ノルウェーからの主な輸入品は魚介類、石油製品、船舶類などで[7]、輸入額は2016年現在1,910億円である[4]。
外交使節
[編集]在ノルウェー日本大使・公使
[編集]駐日ノルウェー大使
[編集]この節の加筆が望まれています。 |
- クリスティアン・ベルグ=ニールセン(1972~1976年、信任状捧呈は10月9日[8])
- アーリング・リーメスタッド(2014~2018年、信任状捧呈は9月26日[9])
- シグネ・ブルーデセット(2018~2019年、信任状捧呈は10月10日[10])
- インガ・M・W・ニーハマル(2019年~2023年、信任状捧呈は9月19日[11])
- (臨時代理大使)リーネ・クリスティン・アウネ(2023年)
- クリスティン・イグルム(2023年~、信任状捧呈は10月12日[12])
在留人口
[編集]在ノルウェー日本人数は2016年10月現在1,123人、在日ノルウェー人数は2016年12月現在424人である[4]。
脚注
[編集]- ^ “駐日ノルウェー大使館”. 駐日ノルウェー大使館. 2021年11月7日閲覧。
- ^ “住所・開館時間”. 在ノルウェー日本国大使館. 2021年11月8日閲覧。
- ^ “大日本國瑞典國條約書(日本國瑞典那耳囘國修好通商及ヒ航海條約,日本国瑞典那耳回国修好通商及び航海条約,日本・スウェーデン=ノルウェー修好通商航海条約)”. 政策研究大学院大学・東京大学東洋文化研究所. 2021年11月8日閲覧。
- ^ a b c d “Japan-Norway Relations”. 外務省. 2021年11月8日閲覧。
- ^ Japan, An Illustrated Encyclopedia. Kodansha Ltd.. (1993). pp. 1116. ISBN 4-06-205938-X
- ^ “2005年日・ノルウェー国交樹立100周年”. 外務省. 2021年11月8日閲覧。
- ^ a b “ノルウェーの農林水産業概況”. 農林水産省 (2020年). 2021年11月8日閲覧。
- ^ 外務省情報文化局『外務省公表集(昭和四十七年)』「六、儀典関係」「30 新任駐日ノールウェー大使の信任状捧呈について」
- ^ “新任駐日ノルウェー王国大使の信任状捧呈”. 外務省 (2014年9月26日). 2021年11月8日閲覧。
- ^ “駐日ノルウェー大使の信任状捧呈”. 外務省 (2018年10月10日). 2021年11月8日閲覧。
- ^ “駐日ノルウェー大使の信任状捧呈”. 外務省 (2019年9月19日). 2021年11月8日閲覧。
- ^ “駐日ノルウェー大使の信任状捧呈”. 外務省 (2023年10月12日). 2023年10月19日閲覧。