奥山清行

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おくやま きよゆき
奥山 清行
Ken Okuyama at TEDxTokyo 2010.jpg
TEDxTokyo 2010の講演にて
生誕 1959
日本の旗 日本山形県山形市
別名 Ken Okuyama(ケン・オクヤマ)
職業 インダストリアルデザイナー
著名な実績 ピニンファリーナ デザインディレクター他

奥山 清行(おくやま きよゆき、1959年 - )は、日本工業デザイナーカーデザイナー。日本以外では Ken Okuyamaケン・オクヤマ)の名前で活動している。

山形県山形市出身。イタリアピニンファリーナ社デザインディレクター(Creative Director[1])を経て2006年平成18年)9月に独立。現在、KEN OKUYAMA DESIGNのCEO[2]

アメリカ合衆国アートセンター・カレッジ・オブ・デザイン学部長・同校客員教授中華人民共和国中国中央美術学院客員教授、多摩美術大学客員教授、山形大学工学部客員教授、金沢美術工芸大学客員教授、名古屋芸術大学特別客員教授(2007・2009年度)、東北芸術工科大学大学院客員教授、イタリアピニンファリーナ社顧問(現在退任)、山形カロッツェリア研究会代表、グッドデザイン賞選考副委員長、ニュートンデザイン代表。2013年4月1日よりヤンマーホールディングス社外取締役に就任。

概要[編集]

ゼネラルモーターズのチーフデザイナー、ポルシェのシニアデザイナーを務めた後[3]1995年にイタリアのデザイン会社ピニンファリーナにいちデザイナーとして入社[4]1998年に日本人初の同社チーフデザイナーに就任し[4]フェラーリ・エンツォフェラーリマセラティ・クアトロポルテなどのカーデザインを担当した。特にエンツォフェラーリのデザインに関しては「イタリア人以外で初めてフェラーリをデザインした男」として話題となった[5]2004年に同社のデザインディレクターに就任した後[4]、「やりたいことを全てやったから」との理由で2006年にピニンファリーナを退社した。

カーデザインのほか、鉄道車両航空機農業機械船舶等のデザインも手掛ける。

現在はKEN OKUYAMA DESIGNのCEOを務め、山形に工場と店舗、東京の青山に店舗、ロスアンゼルスに事務所を構え、自動車、鉄道車両、農業機械家具ロボット化粧品眼鏡腕時計テーマパークのデザインも手掛ける。2008年(平成20年)から川崎重工業のデザインチームと組み、新幹線地下鉄、海外向けLRTのデザイン監修を行っている[6]。また「地元の伝統技術を活かして付加価値の高い商品を開発し海外に展開する」という概念の基、自身の出生地である山形での活動に力を入れており、自ら立ち上げた山形工房ブランドを中心に家具(天童木工)や照明急須等のデザインも手掛けている[7]。またKode7やKode9、kode57、kode0、ワンオフカーなどのKEN OKUYAMA DESIGN独自のスポーツカーを開発・製造・販売している[8]

来歴[編集]

代表作[編集]

自動車[編集]

その他多数

5代目マセラティ・クアトロポルテ(マイナーチェンジ前) 
シボレー・カマロ(4代目) 
KEN OKUYAMA DESIGN・Kode7 
KEN OKUYAMA DESIGN・Kode7 clubman 
KEN OKUYAMA DESIGN・Kode9 
KEN OKUYAMA DESIGN・Kode57 

鉄道車両[編集]

新幹線E6系電車 
新幹線E7系・W7系電車 
新幹線E3系電車(山形新幹線用の新塗装) 
とれいゆ 
JR東日本E235系電車 
JR東日本E353系電車 
TRAIN SUITE 四季島 
東京メトロ16000系電車 
東武500系電車「リバティ」 
長崎ロープウェイ 

農業機械[編集]

KEN OKUYAMA DESIGN ヤンマー・YT01 

家具[編集]

  • KEN OKUYAMA × Domicil [ドミシール]:ソファ 「DM-KOD9013」
  • KEN OKUYAMA × erba [エルバ]:ソファ「Truss トラス」

著作・出演[編集]

著書[編集]

  • 『フェラーリと鉄瓶-一本の線から生まれる「価値あるものづくり」』(PHP研究所,2007年)
  • 『伝統の逆襲 / 日本の技が世界ブランドになる日』(祥伝社,2007年)
  • 『人生を決めた15分 創造の1/10000』(ランダムハウス講談社,2008年)
  • 『ムーンショット デザイン幸福論』(武田ランダムハウスジャパン,2010年)
  • 『100年の価値をデザインする: 「本物のクリエイティブ力」をどう磨くか』(PHP研究所,2013年)

出演[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ NEWS: Ken Okuyama returns to Pininfarina as Creative Director
  2. ^ 公式プロフィール”. KEN OKUYAMA DESIGN. 2014年7月4日閲覧。
  3. ^ Ken Okuyama Eyes
  4. ^ a b c d e f 電子版 プロフェッショナル 仕事の流儀 奥山清行 新しいモノは「衝突」から生まれる NHK
  5. ^ イタリア人以外で初めてフェラーリをデザイン、奥山清行氏が語る“ものづくり”の未来 Business Media 誠
  6. ^ 『週刊東洋経済』2011年7月8日臨時増刊号P112インタビュー記事
  7. ^ K.O CASA KEN OKUYAMA DESIGN公式サイト
  8. ^ K.O CARS KEN OKUYAMA DESIGN公式サイト
  9. ^ 「山形カロッツェリアプロジェクト」に取り組む企業を金融面からサポート! 商工中金 2008年2008年3月27日
  10. ^ ヤンマー取締役に有名デザイナー イメージ刷新 47NEWS 2013年3月27日
  11. ^ 「フェラーリ風トラクター」ヤンマー開発 冷房も音楽も - 朝日新聞デジタル 2013年7月26日。
  12. ^ フェラーリ風トラクター ヤンマー、「カッコいい農業」イメージ - 朝日新聞デジタル 2013年7月26日。
  13. ^ 【東京モーターショー2013】ジローラモも絶賛のKEN OKUYAMAがカロッツエリアに参入!! autoblog 2013年11月24日
  14. ^ 日本のカロッツェリアKEN OKUYAMAでは心踊るスポーツカーなどを展示 Gigazine 2013年11月22日
  15. ^ KEN OKUYAMA DESIGN(ケンオクヤマデザイン)第44回東京モーターショーにて kode9 Spyderプロトタイプ、kode9プロダクションモデル、kode7シリーズIIの3モデルをワールドプレミア公開 KEN OKUYAMA DESIGN
  16. ^ 有田焼創業400年事業「ARITA 400project」2016年1月フランスの国際見本市「メゾン・エ・オブジェ」出展 日本のトップクリエーターと有田焼のものづくりを発信 KEN OKUYAMA DESIGN
  17. ^ ペブルビーチ 16】KEN OKUYAMAの「kode 57」…V12はフェラーリ製か Reseponse. 2016年9月6日
  18. ^ KEN OKUYAMAがワンオフのスーパーカー「kode57 Enji」を披露 WebCG 2016年10月22日
  19. ^ This Wild $1.5 Million Lamborghini Redesign Comes From Japan And Maybe The Future JALOPNIC 2017年8月19日
  20. ^ Суперкар Ken Okuyama kode 0-zero: секреты раскрыты Авторевю 2017年8月19日
  21. ^ 『ムーンショット デザイン幸福論』P.19
  22. ^ Ken Okuyama, creative director, Pininfarina S.p.A
  23. ^ FERRARI P4/5 BY PININFARINA: A DREAM COME TRUE
  24. ^ 奥山清行氏デザインの「Kode57」、後方へ跳ね上がるドアが注目の的に! autblog 2016年8月23日
  25. ^ 北陸路走る 伝統と未来 新幹線デザイン決定、中日新聞 2012年9月5日
  26. ^ KEN OKUYAMA DESIGN 2014.07.03
  27. ^ news 2014.02.05、KEN OKUYAMA DESIGN、2014年2月5日
  28. ^ HOME > DESIGN CONSULTING > WORKS > JR東日本 リゾートしらかみ「橅(ブナ)」
  29. ^ JR東日本 2013年6月4日
  30. ^ 2017年春、東武本線に新型特急車両「500系」を導入します!、東武鉄道プレスリリース 2015年4月22日
  31. ^ 【ビデオ】ケン・オクヤマと「Kode 0」が、ジェイ・レノの自動車番組に登場! autoblog 2017年11月26日

外部リンク[編集]